User Manual

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セットアップ
V5.8 リファレンスマニュアル
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GPI( 汎用インターフェース ) を使う
リアパネルにある GPI 端子は、GPI(GeneralPurposeInterface) の入出力端子として利用できま
す。この端子では、5 系統の GPIIN ポートと 5 系統の GPIOUT ポートが利用できます。たとえば、
部スイッチなどを使って CL シリーズ内部のパラメーターやシーンの切り替えを操作したり、逆に CL
シリーズ側の操作やシーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信したりできます。
シーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信する方法については、シーンリコール
に連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPIOUT)( P.109) をご参照ください。
GPIIN を使う
GPI 端子の GPIIN ートを利用して、外部から CL シリーズのパラメーターを操作します。とえば、
外部スイッチを使って CL シリーズのトークバックのオン / オフ切り替えやタップテンポ機能などを
操作したり、シーンを切り替えたりできます。
NOTE
ラッチ動作では、外部スイッチからのトリガーが入力されるたびに、アクティブ / 非アクティ
ブが切り替わります。この場合、外部スイッチにはノンロックタイプをおすすめします。
アンラッチ動作では、外部スイッチからの信号がハイレベルまたはローレベルの間だけ、アク
ティブに切り替わります。この場合、外部スイッチは使用目的によりノンロックタイプまたは
ロックタイプをお使いください。
MIDI/GPI 面の GPI ページの設定は、すべてのシーンに共通です。また、SETUP データとし
て保存できます。
MIDI/GPI 画面 (GPI ページ )
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GPIIN ステータスインジケーター
GPIIN ポートに入力されている電圧の状態が表示されます。
2 POLARITYMODE 選択ボタン
GPIIN ポートの極性を選びます。
...................( ローアクティブ ) オン / オフ切り替え式のパラメーターを操作する場合
は、スイッチが接地したときにアクティブになります。
...................( ハイアクティブ ) オン / オフ切り替え式のパラメーターを操作する場合
は、スイッチがオープンされたとき、またはハイレベルの電圧が入力された
ときにアクティブになります
手順
1. CL シリーズの GPI 端子に外部機器を接続する。
2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。
3. SETUP 面の MIDI/GPI ボタンを押す。
4. MIDI/GPI 画面の GPI タブを押す。
5. 使用する外部機器の仕様に従ってポートごとに POLARITYMODE を設定する。
6. 操作したい機能やパラメーターを設定するには、GPIINSETUP ボタンを押す。
7. GPIINSETUP 画面の各フィールドで、機能とパラメーターを選びOK ボタンを押す。
SETUP 画面 MIDI/GPI 画面
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