User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
セットアップ
V5.8 リファレンスマニュアル
264
7 LATENCY 選択ボタン
Dante オーディオネットワークのレイテンシーを 0.25ms/0.5ms/1.0ms/2.0ms/5.0ms
から選択します。
接続方法や規模によってレイテンシーの設定は変わります。詳しくは「Dante オーディオネット
ワークのレイテンシーを設定する」( →P.267) をご参照ください。
8 DANTEPATCHBY 選択ボタン
THISCONSOLE ボタンが選ばれているときは、DANTEINPUTPATCH や DANTE
OUTPUTPATCH を CL シリーズから変更できます。
DANTECONTROLLER ボタンが選ばれているときは、DANTE のパッチを操作できません。
ネットワーク上にあるほかの CL/QL シリーズの DANTEPATCHBY 選択ボタンの状態にかか
わらず、これらのボタンを操作できます。
9 PREFERREDLEADER ボタン
ON にすると、Dante オーディオネットワーク内でリーダーになる優先順位が上がります。
OFF にすると、Dante オーディオネットワーク内でリーダーになる優先順位が下がります。
・ ON に設定している CL が1台の場合、その CL がリーダーになります。
・ ON に設定している CL が複数いる場合、その内どれか1台がリーダーになります。
・ 全ての CL が OFF に設定されている場合、I/O デバイスを含んだ全ての Dante デバイスの中の
どれか1台がリーダーになります。
NOTE
・ I/O デバイスと共通の設定 (BIT/LATENCY/W.CLOCK) は、CONSOLEID が #1 に設定された
CL シリーズのものが反映されます。
・ DANTEPATCHBY 選択ボタンの DANTECONTROLLER ボタンが選ばれているとき、Dante
のパッチや関連情報を変更しようとすると、画面の下部に ThisOperationisNotAllowed.
というメッセージが表示されます。
・ 下記の状態で CL 設定ファイル ( 拡張子 .CLF) をロードしたとき、DANTE パッチ情報が機器に
反映されます。それ以外は反映されず現状を維持します。
・ SAVE/LOAD 画面(→ P.245)で WITHDANTESETUPANDI/ODEVICE ボタンがオン
・ CONSOLEID 選択ボタンで #1、#2、#3、#4 ボタンのいずれかがオン
・ DANTEPATCHBY 選択ボタンの THISCONSOLE ボタンがオン
・ CLV2.03 以降では、Dante オーディオネットワーク設定も含めて初期化およびファームウェ
アアップデートしたときに、PreferredLeader の設定がオンになります。この設定は、コンソー
ル本体の設定変更や再起動では変わらず、必要に応じて DanteController でオフにすることが
できます。この初期設定により、CL や QL のワードクロック設定を Dante 以外に変更した場
合、そのコンソールが優先的に Dante ネットワークのクロックリーダーとなりクロック同期エ
ラーを防ぐことができます。また、常時起動させる機器の PreferredLeader のみを Dante
Controller でオン ( 他をすべてオフ ) にして、リーダーを明示的に指定することもできます。
DanteDeviceLock
DanteDeviceLock とは、ネットワーク上の他のコンピューターから Dante 機器の Dante オー
ディオネットワーク設定の変更を防止する機能です。DanteDeviceLock は DanteController から
設定します。
CL 本体の DanteDeviceLock がオンの場合、以下のパラメーターは変更ができません。
・ CONSOLEID
・ SECONDARYPORT
・ BIT
・ LATENCY(ms)
・ PREFERREDLEADER
CL 本体の DanteDeviceLock がオンになると、DANTESETUP 画面左上の DANTEDEVICE
LOCKED インジケーターが赤色に点灯します。
パラメーターを変更しようとすると、画面下部に以下のメッセージが表示されます。