User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
MIDI
V5.8 リファレンスマニュアル
195
MIDI
ここでは、外部機器から CL シリーズに MIDI メッセージを送って CL シリーズのパラメーターを操作
したり、逆に CL シリーズの操作に応じて MIDI メッセージを外部機器に出力したりする方法について
説明します。
次の図は、MIDIIN/OUT 端子を使って MIDI メッセージの送受信を行なう場合の接続例です。
CL シリーズの MIDI について
CL シリーズでは、MIDI を使って以下の操作が行なえます。
■ プログラムチェンジの送受信
CL シリーズ上で特定のイベント ( シーン / エフェクトライブラリーのリコール操作 ) を実行したとき
に、対応するナンバーのプログラムチェンジメッセージを外部機器に送信できます。また、外部機器から
プログラムチェンジメッセージを受信したときに、対応するイベントを実行できます。
■ コントロールチェンジの送受信
CL シリーズで特定のイベント ( フェーダー/ ノブ、キーの操作 ) を実行したときに、対応するコント
ロールチェンジメッセージを外部機器に送信できます。また外部機器からコントロールチェンジメッ
セージを受信したときに、対応するイベントを実行できます。この機能を利用すれば、フェーダーやキー
の操作を MIDI シーケンサーなどの外部機器に記録しておき、あとからそれを再生できます。
■ パラメーターチェンジ (SysEx) の送受信
CL シリーズで特定のイベント ( フェーダー/ ノブ、キーの操作、システム設定やユーザー設定の変更 )
を実行したときに、「パラメーターチェンジ」と呼ばれる SysEx( システムエクスクルーシブ ) メッ
セージを外部機器に送信できます。また外部機器からパラメーターチェンジを受信したときに、対応す
るイベントを実行できます。
CL シリーズの操作を MIDI シーケンサーなどの外部機器に記録 / 再生したり、システム設定やユー
ザー設定を変更したときに、もう 1 台の CL シリーズを同期させる目的に利用できます。
NOTE
MIDI メッセージの送受信に使用するポートは、リアパネルの MIDIIN/OUT 端子、スロット 1
に装着された I/O カードの中から選択できます。選択したポートは、上記のすべての機能に共
通です。
MIDI の基本設定
CL シリーズが送受信する MIDI メッセージの種類、使用する MIDI ポート、MIDI チャンネルなどを選
択します。
NOTE
・ プログラムチェンジの操作方法については、次の「プログラムチェンジでシーン / ライブラ
リーのリコールを操作する」( → P.198)をご参照ください。
・ コントロールチェンジの操作方法については、「コントロールチェンジでパラメーターを操作
する」( → P.200) をご参照ください。
CL5
MIDI OUTMIDI IN MIDI OUTMIDI IN
外部機器
手順
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。
2. SETUP 画面中央の MIDI/GPI ボタンを押す。
3. MIDI/GPI 画面の MIDISETUP タブを押す。
4. MIDISETUP ページの送信 (Tx) または受信 (Rx) のポート選択ボタンを押す。
5. ポート選択用の MIDISETUP画面で、MIDI メッセージの送信または受信を行なうポートの種類と
ポート番号を選び、OK ボタンを押す。
6. MIDISETUP ページのチャンネル選択ボタンを押す。
7. チャンネル選択用の MIDISETUP画面で、MIDI メッセージの送信または受信を行なうチャンネル
を選び、OK ボタンを押す。
8. MIDISETUP ページで、MIDI メッセージごとに送受信のオン / オフを選ぶ。
SETUP 画面 MIDI/GPI 画面
(MIDISETUP ページ )