User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
V5.8 リファレンスマニュアル
140
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /
PREMIUMRACK
ここでは内蔵のグラフィック EQ とパラメトリック EQ、エフェクト、PREMIUMRACK の操作方法に
ついて説明します。
バーチャルラックについて
CL シリーズでは、内蔵のグラフィック EQ( 以下「GEQ」) やパラメトリック EQ( 以下「PEQ」)、エフェ
クトと、プロセッサーを使って信号を加工できます。GEQ は、31 バンド ( 帯域 ) を自由に操作できる
31BandGEQ と、31 バンドのうち任意の 15 バンドを操作できる Flex15GEQ の 2 つのタイプが
利用できます。PEQ は、8 バンド ( 帯域 ) を自由に操作でき、さらに HPF と LPF と 3 つの NOTCH
フィルターを搭載した 8BandPEQ が利用できます。
また、エフェクトでは 54 種類のエフェクトタイプが利用できます。また、アナログ回路を部品レベルで
忠実に再現する VCM テクノロジーにより、至高のアナログサウンドを実現した PREMIUMRACK で
は、9 種類のプロセッサーを利用できます。
GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK を利用する場合は、それぞれのバーチャルラックに
GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK をマウント ( 設置 ) し、それぞれのラックの入出力を任意
の信号経路にパッチします。つまり、あたかも実際のラックにシグナルプロセッサーやエフェクターを
設置し、パッチコードを使って配線するような感覚で操作できます。GEQ/PEQ は 1 〜 16 の 16
ラックと EFFECT、EFFECT ラックは 1 〜 8 の 8 ラック、PREMIUM ラックは 1 〜 8 の 8 ラック
にマウントできます。
各ラックの入力と出力は、それぞれ最大 2 チャンネルが利用できます ( ただし、GEQ の
「31BandGEQ」をラックにマウントしたときは、入力 / 出力とも常に 1 チャンネルになります )。
バーチャルラックの信号の流れは次の図のとおりです。
NOTE
・ CL シリーズでは、GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK 用のバーチャルラック以外に、
I/O デバイス (R シリーズなど ) や外部ヘッドアンプ ( ヤマハ AD8HR や SB168-ES など ) を
マウントするためのラックが利用できます。詳しくは「I/O デバイスと外部ヘッドアンプ」
( → P.173) をご参照ください。
・ CLV1.7 以降では、EFFECT ポップアップ画面、GEQ ポップアップ画面、PREMIUMRACK
ポップアップ画面にて、[SEL] キーでチャンネルの切り替えができます。
EFFECT ポップアップ画面にて、エフェクトのパラメーターを操作中にトップパネルの [SEL]
キーを押すと、そのチャンネルにインサートされているエフェクトに画面が変わります。GEQ
ポップアップ画面、PREMIUMRACK ポップアップ画面も同様です。また、EFFECT ポップアッ
プ画面から GEQ ポップアップ画面や PREMIUMRACK ポップアップ画面への切り替えなど
も可能です。また、操作対象のチャンネルに連動して、下記の項目が変わります。
・ ファンクションアクセスエリアの選択チャンネル表示
・ 同期している CLEditor の操作チャンネル
切り替わったチャンネルにインサートの設定がされていない場合は、通知するダイアログが表
示されます。
MATRIX INSERT 1,2 IN 1-6,7-8(CUE B L,R)
MATRIX 1-6,7-8
(CUE B L,R)
MATRIX 1-6,7-8
(CUE B L,R)