User Manual

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グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
V5.8 リファレンスマニュアル
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グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /
PREMIUMRACK
ここでは内蔵のグラフィッ EQ とパラメトリッ EQ、エフェクト、PREMIUMRACK の操作方法
ついて説明します。
バーチャルラックについて
CL シリーズでは、内蔵のグラフィック EQ( 以下「GEQ」) やパラメトリック EQ( 以下「PEQ)、エフェ
クトと、プロセッサーを使って信号を加工できます。GEQ は、31 バンド ( 帯域 ) を自由に操作できる
31BandGEQ と、31 バンドのうち任意の 15 バンドを操作できる Flex15GEQ 2 つのタイプが
利用できます。PEQ は、8 バンド ( 帯域 ) を自由に操作でき、さらに HPF LPF 3 つの NOTCH
フィルターを搭載した 8BandPEQ が利用できます。
また、エフェクトでは 54 種類のエフェクトタイプが利用できます。また、アナログ回路を部品レベルで
忠実に再現する VCM テクノロジーにより、至高のアナログサウンドを実現した PREMIUMRACK
は、9 種類のプロセッサーを利用できます。
GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK を利用する場合は、それぞれのバーチャルラックに
GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK をマウント ( 設置 ) し、それぞれのラックの入出力を任意
の信号経路にパッチします。つまり、あたかも実際のラックにシグナルプロセッサーやエフェクターを
設置し、パッチコードを使って配線するような感覚で操作できます。GEQ/PEQ 1 16 16
ラックと EFFECT、EFFECT ラックは 1 8 8 ラック、PREMIUM ラック 1 8 8 ラック
にマウントできます。
各ラックの入力と出力は、それぞれ最大 2 チャンネルが利用できます ( だし、GEQ
「31BandGEQ」をラックにマウントしたときは、入力 / 出力とも常に 1 チャンネルになります )。
バーチャルラックの信号の流れは次の図のとおりです。
NOTE
CL シリーズでは、GEQ/PEQ/ エフェクト /PREMIUMRACK 用のバーチャルラック以外に、
I/O デバイス (R シリーズなど ) や外部ヘッドアンプ ( ヤマハ AD8HR SB168-ES など )
マウントするためのラックが利用できます。詳しくI/O デバイスと外部ヘッドアンプ
( P.173) をご参照ください。
CLV1.7 以降では、EFFECT ポップアップ画面、GEQ ポップアップ画面、PREMIUMRACK
ポップアップ画面にて、[SEL] キーでチャンネルの切り替えができます。
EFFECT ポップアップ画面にて、エフェクトのパラメーターを操作中にトップパネルの [SEL]
キーを押すと、そのチャンネルにインサートされているエフェクトに画面が変わります。GEQ
ポップアップ画面、PREMIUMRACK ポップアップ画面も同様です。また、EFFECT ポップアッ
プ画面から GEQ ップアップ画面や PREMIUMRACK ポップアップ画面への切り替えなど
も可能です。また、操作対象のチャンネルに連動して、下記の項目が変わります。
ファンクションアクセスエリアの選択チャンネル表示
同期している CLEditor の操作チャンネル
切り替わったチャンネルにインサートの設定がされていない場合は、通知するダイアログが表
示されます。
MATRIX INSERT 1,2 IN 1-6,7-8(CUE B L,R)
MATRIX 1-6,7-8
(CUE B L,R)
MATRIX 1-6,7-8
(CUE B L,R)