User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
シーンメモリー
V5.8 リファレンスマニュアル
112
PREVIEW モードを使う
PREVIEW モードとは、カレントシーンの信号処理には影響を与えずに、メモリーにストアされたシー
ンの設定値を確認 / 変更するためのモードです。このモードでシーンをリコールすると、新規にリコー
ルしたシーンの設定値が CL シリーズのパネル上に表示されますが、カレントシーンの信号処理はリ
コール前のままとなります。また、設定を修正しシーンを新規 / 上書きでストアしても、カレントシーン
の信号処理はリコール前のままです。本番中に、次にリコールする予定のシーンの内容を確認したり、一
部を修正したあとでストアしておきたい場合などに便利です。
NOTE
・ PREVIEW モードは、シーンメモリーに含まれるすべてのパラメーターと、INPUTPATCH/
OUTPUTPATCH ファンクションに含まれるすべてのパラメーター、および HA のパラメー
ターに対して有効です。
・ PREVIEW モードでも、RECALLSAFE や FOCUSRECALL は有効です。
PREVIEW モードでの各機能について
下記のソフトウェアや外部からの操作に対しては、カレントシーンが変わります。
・ CLEditor
・ StageMix
・ MIDIRx
・ GPIIN
同様にカレントシーンの変更に対して、下記のソフトウェアや外部へ通知が行なわれます。
・ CLEditor
・ StageMix
・ MIDITx
・ GPIOUT
METER はカレントシーンの信号処理の状態を示します。
PLAYBACKLINK はカレントシーンの RECALL に対して働きます。
カスケード接続の挙動はリーダー/ フォロワー共に独立に動作します。PREVIEW モード中はリンク
しません。
PREVIEW モードでは下記の機能が動作しません。
・ CLEditor との同期
・ ユーザーの切り替え
・ USERLEVEL の変更
・ LOAD/SAVE 機能
・ CUE の変更
・ USERDEFINEDKEYS 動作
・ USERDEFINEDKNOBS 動作
・ モニター(MONITOR、CUE、OSCILLATOR、TALKBACK) の変更、表示
・ NuendoLive の設定変更、表示
・ レコーダーの変更、表示
・ DANTESETUP や DANTEPATCH の変更
・ FADETIME
・ EFFECTFREEZE の PLAY/REC
・ EFFECT の MIDICLOCK、タップテンポ
・ PREMIUMEFFECT の内部 METER(DynamicEQ、Portico5043 の GR、Opt-2A、U76、Buss
Comp369 の VU)
また下記動作中は PREVIEW モードに入れません。
・ Scene や EQ などの Paste 中
・ GlobalPaste 実行中
・ CLEditor との同期中
・ ファイルの Save/Load 中
NOTE
StageMix で表示されるシーンタイトルは、PREVIEW モード中に操作された CL シリーズのス
トア時のタイトルに変更されます。
手順
1. [PREVIEW] キーを押す。または SCENELISTウィンドウ内の PREVIEWボタンを押す。
2. SCENEMEMORYセクションの[INC]/[DEC]キー、マルチファンクションノブを使ってSCENE
LIST画面の SCENESELECTノブを操作し、リコール元となるシーン番号を選択する。
3. SCENEMEMORY[RECALL]キーを押す。またはSCENELIST画面のRECALLSCENEボタン
を押す。リコールを実行するには OK ボタンを押す。
4. 必要に応じて、パネル上の操作子を使って、設定値を変更する。
5. 手順 4の設定内容をストアしたい場合は、ストア先のシーン番号を選び、SCENEMEMORY
[STORE] キーを押す。または SCENELIST画面の SCENESTOREボタンを押す。
6. シーンの設定値を確認 /変更できたら、[PREVIEW] キーを押す。または SCENELISTウィンドウ
内の PREVIEWボタンを押す。