User Manual

EQ/ ダイナミクス
リファレンスマニュアル
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4 EQ タイプ切り替えボタン
EQ タイプを PRECISE、AGGRESSIVE、SMOOTH、LEGACY に切り替えます。
選択できる EQ のタイプは以下のとおりです。
5 ATT ノブ
EQ 過前のアッテネーターの値が表示されます。[TOUCHANDTURN] ノブで調節できます。
6 タブ
画面に表示させるチャンネルを切り替えます。
7 EQ グラフ
EQ フィルターのパラメーターの設定値が表示されます。
8 RTA ボタン
これを ON にすると、EQ 処理した入力信号を周波数解析した特性グラフが、EQ の周波数特性グ
ラフの下に薄く重ねて表示されます。
9 HOLD ボタン
RTA を表示しているグラフが保持されます。
0 LIBRARY ボタン
押すと、EQ ライブラリー画面が表示されます。
A DEFAULT ボタン
押すと、EQ/ フィルターの各パラメーターが初期設定値にリセットされます。
B COPY ボタン
EQ 各パラメーターの設定値が、バッファーメモリーにコピーされます。
C PASTE ボタン
押すと、バッファーメモリーにコピーされている設定値が、現在の EQ にペーストされます。バッ
ファーメモリーに有効なデータがコピーされていないときは、何も起きません。
D COMPARE ボタン
押すと、在の EQ の設定値とバッファーメモリーのデータが入れ替わります。バッファーメモ
リーに有効なデータがコピーされていないときは、何も起きません。
NOTE
?
Dのボタンの操作方法については、取扱説明書(別紙)「ツールボタンを使用する」をご
照ください。
E EQFLAT タン
押すと、EQ のすべてのバンドの GAIN ラメーターが 0dB にリセットされます。
F HIGHSHELVINGON/OFF タン
オンにすると、HIGH バンドがシェルビングタイプに切り替わります。
G LPFON/OFF ボタ
オンにすると、HIGH バンドがローパスフィルターに切り替わります。
H EQON/OFF ボタン
EQ のオ / オフを切り替えます。
I EQIN/OUT レベルメーター
EQ 通過前と通過後のピークレベルが表示されます。ステレオのチャンネルの場合は、L/R の両方
のチャンネルのメーターが表示されます。
J EQ パラメーター設定ノブ
LOW、LOWMID、HIGHMID、HIGH の各バンドの Q、FREQUENCY、GAIN パラメーター、
BYPASS ボタンが表示されます。[TOUCHANDTURN] ノブを使って調節できます。
NOTE
LOW バンドでシェルビングタイプが選ばれているとき、またはアウトプットチャンネルで
HPF 選ばれているときは、LOW バンドの Q パラメーターは表示されません。
HIGH バンドでシェルビングタイプが選ばれているとき、または LPF が選ばれているときは、
HIGH バンドの Q パラメーターは表示されません
BYPASS ボタンがオンの場合、当するバンドの Q、FREQUENCY、GAIN ノブの色がグレーに
変わります。
K HPFON/OFF ボタン ( ンプットチャンネルのみ )
HPF のオン / オフを切り替えます。
NOTE
インプット系チャンネルでは、4 バンド EQ と独立したハイパスフィルターを使用できます。
HPFON/OFF ボタンをオンにしてHPFFREQUENCY ノブでカットオフ周波数を調節しま
す。
L HPFFREQUENCY ノブ ( インプットチャンネルの )
HPF のカットオフ周波数が表示されます。[TOUCHANDTURN] ノブで調節できます。
PRECISE
「正確性」と「コントローラビリティ」を追求した EQ です。
狙ったポイントを正確に調整でき、様々な音づくりへの要求に柔軟に応えます。
Low/Highのシェルビングフィルターには「Q」パラメーターを持たせ、肩特性の調
整を可能にしています。
AGGRESSIVE
「音楽的で、効きが良い」という特長を持った EQ です。
積極的な音色作りが可能で、アーティスティックな表現ツールとして大きな威力を発
揮します。
SMOOTH
「なめらかな音質」を主眼に置いた EQ です。
原音の持つ雰囲気を大きく壊すことなく、自然なサウンド作りが可能です。
LEGACY
PM1D PM5D をはじめ、歴代のヤマハデジタルミキサーに搭載されている標準
なEQで
EQ グラフの左横で、TYPEI( 従来のヤマハデジタルミキサーのアルゴリズム ) また
TYPEII( バンド間の干渉が少ないアルゴリズム ) の切り替えができます。