User Manual

インプット系チャンネル
リファレンスマニュアル
43
セレクテッドチャンネルセクションを使う
セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って、特定のインプット系チャンネルからすべての
MIX/MATRIX バスに送られる信号のセンドレベルを調節します。
NOTE
特定の MIX/MATRIX バスに送られる信号をモニターするには、Centralogic セクションのバン
クセレクトキーを使って対応す MIX/MATRIX チャンネルを呼び出し、Centralogic セクショ
ンの対応する [CUE] キーを押します。
MIX バスにはセンドレベルが固定の FIXED タイプと、センドレベルが可変の VARI タイプとがあり
ます。MATRIX バスは VARI タイプのみです。奇数 / 偶数の順に並んだ 2 統の MIX バス単位で、
FIXED イプと VARI タイプを切り替えることができます。切り替えは、SETUP ボタン→ BUS
SETUP タンで表示される BUSSETUP 画面で行ないます。
MIX バスが FIXED タイプの場合
TOMIXSENDLEVEL ノブの代わりに灰色の円が表示され、センドレベルの調節はできません。
MIX バスが VARI タイプ /MATRIX バスの場合
TOMIXSENDLEVEL ノブがセレクテッドチャンネルセクションの対応するノブと同じ色で表
示されます。この場合は、レクテッドチャンネルセクションの対応するノブを使ってセンドレベ
ルを調節できます。
MIX/MATRIX バスがステレオバスの場合
奇数 / 偶数の番号順に並んだ 2 系統 MIX/MATRIX バスの主要なパラメーターを連動でき
す。送り先 MIX/MATRIX バスがステレオに設定されているときは、2 つ並んだ TOMIX/
MATRIXSENDLEVEL ノブのうち、左側のノブが TOMIX/MATRIXPAN ノブ (TO
STEREO/MONO 画面で BALANCE モードを選んでいるときは BALANCE ノブ ) として機能
します。
NOTE
MONO チャンネルでは右側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バスに共通のセンドレベル、
側のノブで 2 系統 MIX/MATRIX バス間の定位を設定します。左側の TOMIX/MATRIX
SENDLEVEL ノブを左に回すほど奇数番号の MIX/MATRIX バス、右に回すほど偶数番号の
MIX/MATRIX バスに送られる信号の量が増えます。
STEREO チャンネルでは、TOSTEREO/MONO 面で BALANCE モードを選んでいる場合
は、右側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バスに共通のセンドレベル、左側のノブで 2 系統の
MIX/MATRIX バスに送られる左右の信号の音量バランスを設定します。左側の TOMIX/
MATRIXSENDLEVEL ノブを左に回すほど L チャンネルから奇数番号の MIX/MATRIX バス
に送られる信号の量が増え、右に回すほど R チャンネルから偶数番号の MIX/MATRIX バスに
送られる信号の量が増えます。TOSTEREO/MONO 画面で PAN モードを選んでいるときは、
左側のノブは PAN ノブとして機能します。右側のノブは、BALANCE モードと同じです。
手順
1. 信号を送る MIX/MATRIX バスに出力ポートを割り当て、対応する出力ポートにモニターシステム
や外部エフェクトプロセッサーなどを接続する。
2. トップパネルの [SEL] キーを使って、MIX/MATRIX バスに信号を送るインプット系チャンネルを
選ぶ。
3. セレクテッドチャンネルセクションのいずれかのノブを押す。
4. SELECTEDCHANNELVIEW 画面の SEND フィールドにある ON ボタンをオンにする。
5. 送り先の MIX バスに対応する TOMIX/MATRIXSENDON/OFF ボタンをオンにする。
6. セレクテッドチャンネルセクションの MIX/MATRIXSENDLEVEL ノブを使って、MIX/
MATRIX バスへのセンドレベルを調節する。
SELECTEDCHANNEL
VIEW 画面