User Manual

MIDI
リファレンスマニュアル
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2 DESTINATION フィールド
リコールするシーン / ライブラリーを選択します。TYPE フィールドで EFFECT または各プ
ミアムラックを選んだときはラックナンバーが表示されます。SCENE のときは --- 表示され、
このフィールドを使用しません。
3 LIBRARYNUMBER/LIBRARYTITLE フィールド
どのライブラリーをリコールするかを選択します。
TYPE フィールドで SCENE または EFFECT を選んだときは LIBRARYTITLE が、PREMIUM
RACK を選んだときは LIBRARYNUMBER がそれぞれ表示されます。
4 OK ボタン
設定した内容を確定して、画面を閉じます。
コントロールチェンジでパラメーターを操作する
CL シリーズでは、MIDI コントロールチェンジメッセージを使って特定のイベン ( フェーダー/
ブの操作、[ON] キーのオン / オフ切り替えなど ) を制御できますフェーダーやキーの操作を MIDI
シーケンサーなどの外部機器に記録しておき、あとからそれを再生するといった目的に利用できます。
コントロールチェンジを使ってイベントを操作するには、次の 2 つの方法があります。
コントロールチェンジを使う
一般的なコントロールチェンジ ( コントロールナンバー1 31、33 95、102 119) を使用
る方法です。それぞれのコントロールナンバーに割り当てるイベントは自由に指定できます。
NRPN(NonRegisteredParameterNumber) を使う
NRPN 呼ばれる特殊なメッセージを使用する方法です。
NRPN は、コントロールナンバー99 98 のコントロールチェンジを使って、それぞれパラメー
ター番号の MSB( 最上位番号 ) LSB( 最下位番号 ) を指定し、その直後に送られるコントロール
#6( または #6 #38) のコントロールチェンジを使ってパラメーターの値を変更します。
なお、それぞれの MSB LSB の組み合わせに割り当てられているイベントはあらかじめ定義されて
おり、変更はできません。
NOTE
NRPN に割り当てられているイベントの内容については、巻末のデータリストをご参照くださ
い。
NOTE
コントロールナンバーへのイベントの割り当ては、シーンとしてではなく、システム全体の設
定として保存されます。
手順
1. CL シリーズと外部機器を接続する。
2. MIDIの基本設定(P.183)を参考に、コントロールチェンジを送受信するポートとMIDIチャン
ネルを選ぶ。
3. MIDI/GPI 画面の CONTROLCHANGE タブを押す。
4. コントロールチェンジの送受信モードや送受信のオン / オフやエコー出力の設定を行なう。
5. コントロールナンバーごとのイベントの割り当てを変更するには、リスト内の該当するイベントを
押して、イベントの種類とリコールの対象となるシーン / イブラリーを選ぶ。
MIDI/GPI 画面
(CONTROLCHANGE ページ )