User Manual
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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・ 録音をし直したり、エフェクトを切り替えたり、本体の電源を切ると、サンプリングされた内容
は消去されます。
EFFECTEDIT画面(FREEZE選択時)
エフェクトタイプ「FREEZE」が選ばれているときは、特殊パラメーターフィールドに PLAY ボタン、
REC ボタン、プログレスバーが表示されます。
1 PLAY ボタン
2 REC ボタン
3 プログレスバー
NOTE
エフェクトタイプを切り替える代わりに、エフェクトライブラリーからエフェクトタイプ
「FREEZE」を使用する設定をリコールすることもできます。
プレミアムラックを操作する
CL シリーズには、グラフィック EQ と内蔵エフェクトに加えて、厳選されたビンテージアナログプロ
セッサーを忠実にエミュレートしたプロセッサーや、新開発のプロセッサー群を使える「プレミアム
ラック」があります。アナログ回路を部品レベルで忠実に再現し、さらに入念にチューニングを施した
「VCM テクノロジー」を使って、デジタル領域でアナログを凌駕する音作りを実現します。
プレミアムラックには、8 種類のタイプが用意されています。
プレミアムラックを操作する
ラックの入出力のパッチを設定する方法は、エフェクトラックと同じです。( → P.148)
NOTE
・
ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 5、6 と同じ要領でプロセッサー
の R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててください。
・ パラメーターの操作方法については、次の「プレミアムラックのパラメーターを操作する」をご
参照ください。
・ プロセッサーの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、デジタルゲインやプロセッサーの
パラメーターを調節してください。
名前 概要
Portico5033 RND 社アナログ 5 バンド EQ のモデリング
Portico5043 RND 社アナログコンプレッサー / リミッターのモデリング
U76 代表的なビンテージコンプレッサー / リミッターのモデリング
Opt-2A 代表的な真空管 ( 光学式 ) コンプレッサーのモデリング
EQ-1A 代表的な真空管パッシブ型のビンテージ EQ のモデリング
DynamicEQ
動的にゲインが変化して、入力レベルに合わせてカット量やブースト量をコントロールでき
る新開発の EQ
BussComp369 1970 年代に作られたディスクリート回路方式のコンプレッサー / リミッターのモデリング
MBC4 直感的に操作できる 4 バンドのマルチバンドコンプレッサー
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手順
1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。
2. VIRTUALRACK 画面上部の PREMIUM タブを押す。
3. PREMIUMRACK フィールドで、マウントするラックのラックマウントボタンを押す。
4. PREMIUMRACKMOUNTER 画面の MODULESELECT フィールドで、マウントするプロセッ
サーとマウント方法を選び、OK ボタンを押す。
5. INPUTPATCHL ボタンを押して、CHSELECT 画面を表示させ、入力元を選ぶ。
6. OUTPUTPATCHLボタンを押して、CHSELECT画面を表示させ、出力先として同じチャンネル
のインサートインを選ぶ。
7. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、エフェクトをインサートしたチャンネル
を選ぶ。
8. OVERVIEW 画面の INSERT/DIRECTOUT フィールドを押す。
9. INSERT/DIRECTOUT ポップ画面で、プロセッサーを挿入したチャンネルの INSERTON/OFF
ボタンをオンにする。
10. プロセッサーのパラメーターを調節する。
11. 手順6でラックの出力先に選択したチャンネルのフェーダーを操作して、適切なレベルに調節する。
PREMIUMRACKMOUNTER 画面VIRTUALRACK 画面
(PREMIUMRACK フィールド )