User Manual

グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェク /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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7 PASTE ボタン
このボタンを押すと、バッファーメモリーにコピーされている設定値が、現在の EQ にペーストさ
れます。バッファーメモリーに有効なデータがコピーされていないときは何も起きません
8 COMPARE ボタン
このボタンを押すと、現在の EQ の設定値とバッファーメモリーのデータが入れ替わります。バッ
ファーメモリーに有効なデータがコピーされていないときは、何も起きません。
9 RACKLINK ボタン
このボタンを押すと、隣り合った PEQ どうしをリンクさせる RACKLINK 画面が表示されます。
8BandPEQ の場合は、同じラック内の PEQ(A) PEQ(B) がリンクします
GEQx→y タン (「x」「y」はラック番号、またはラック番号と AB のアルファベット)
x のパラメーターを y にコピーしてからリンクします。
GEQy→x タン
y のパラメーターを xにコピーしてからリンクします。
RESETBOTH ボタン
両方のパラメーターを初期化してからリンクします。
・CANCEL
リンクを中止して画面を閉じます。
NOTE
RACKLINK ボタンは、リンクが可能な場合にのみ表示されます。RACK をリンクさせると、
GEQ フィールドにリンク状態を表わすマークが表示されます。
0 PEQON/OFF タン
現在選ばれている PEQ のオン / オフを切り替えます。
A PEQFLAT ボタン
このボタンを押すと、PEQ のすべてのバンドの GAIN パラメーターが 0dB にリセットされま
す。
HPF、LPF、およびノッチフィルターの ON タンはすべてオフになります。
上記以外のパラメーターの値はリセットされず、保持されます。
B PEQIN/OUT レベルメータ
PEQ 通過前と通過後のピークレベルが表示されます。
C ラック切り替えタブ
GEQ1 8、GEQ9 16 または EFFECT1 8 を切り替えます。8BandPEQ をマウントし
たラックのタブは、xA、xB のよう 2 つに分割されます (x はラック番号 )。
NOTE
ボタンの操作方法については、取扱説明書(別紙)の「ツールボタンを使用する」をご参照くだ
さい。
D RTA ボタン
これを ON にすると、周波数特性グラフが EQ の下地に薄くオーバーレイ表示します。
E HOLD ボタン
RTA 表示しているグラフが保持されます。
F EQ タイプ切り替えボタン
EQ のタイプを PRECISE、AGGRESSIVE、SMOOTH、LEGACY に切り替えます。
選択できる EQ のタイプは以下のとおりです。
PRECISE
「正確性」と「コントローラビリティ」を追求した EQ です。
狙ったポイントを正確に調整でき、様々な音づくりへの要求に柔軟に応えます。
Low/Highのシェルビングフィルターには「Q」パラメーターを持たせ、肩特性の調
整を可能にしています。
AGGRESSIVE
「音楽的で、効きが良い」という特長を持った EQ です。
積極的な音色作りが可能で、アーティスティックな表現ツールとして大きな威力を発
揮します。
SMOOTH
「なめらかな音質」を主眼に置いた EQ です。
原音の持つ雰囲気を大きく壊すことなく、自然なサウンド作りが可能です。
LEGACY
PM1D PM5D をはじめ、歴代のヤマハデジタルミキサーに搭載されている標準
なEQで
EQ グラフの左横で、TYPEI( 従来のヤマハデジタルミキサーのアルゴリズム ) また
TYPEII( バンド間の干渉が少ないアルゴリズム ) の切り替えができます。