User Manual
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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3 FADERASSIGN フィールド
Centralogic セクションのフェーダーを使って操作する帯域を選びます。FADERASSIGN
フィールドの各ボタンは、次の帯域に対応しています。
ボタンを押すと、画面上の選ばれた帯域のフェーダーが白く変わり、対応する Centralogic セク
ションのフェーダーの番号が表示されます。Centralogic セクションのフェーダーを使って操作
できるようになります。
NOTE
上記の操作は、Centralogic セクションがロックされた状態でも行なえます。FADERASSIGN
フィールドのボタンをオフにすると、ロックされた状態に戻ります。
4 ツールボタン
現在表示されている 31BandGEQ の設定を、ほかのラックの GEQ にコピーしたり、初期化した
りします。ツールボタンの操作方法については取扱説明書 ( 別紙 )の「ツールボタンを使用する」
をご参照ください。
NOTE
・ 使用しているバンド数が 15 バンド以下の 31BandGEQ のみ、Flex15GEQ にコピーできます。
・ GEQ の設定は、専用のライブラリーを使っていつでもストア / リコールが行なえます。
Flex15GEQ を操作する
Centralogic セクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って、Flex15GEQ を操作します。
Flex15GEQ がマウントされたラックは、VIRTUALRACK 画面に GEQ2 台分 (A/B) の情報が表示
されます。
NOTE
Flex15GEQ をマウントすると、1 つのラックにモノラルの 31 バンド GEQ が 2 台搭載されま
す。ただし、調節できるバンドの数は、1 台につき最大 15 バンドに制限されています。
NOTE
・ フェーダーを少しでも上下させると、[ON] キーが点灯します。これは、その帯域が変更された
ことを表わします。
・ ブースト / カットした任意のバンドを素早くフラットに戻すには、Centralogic セクションの
対応する [ON] キーを押して消灯させます。
・ CLV2.0 以降では、もう一度 [ON] キーを押すと変更した値に戻り、比較が容易になりました。
ただし、[ON] キーを消灯させた状態で別の周波数に対応するフェーダーの [ON] キーを押した
場合、変更した値はキャンセルされ ±0dB に戻ります。
・ ディスプレイの表示がほかの画面に切り替わると、Centralogic セクションのフェーダーの割
り当てが強制的に解除されます。ただし、再度同じラックを表示させたときに、以前操作してい
た帯域が自動的にフェーダーに割り当てられます。
・ GEQEDIT 画面を閉じると、自動的に FADERASSIGN フィールドのボタンがオフになりま
す。
GEQEDIT 画面 (Flex15GEQ)
画面は 31 バンド GEQ と同じですが、「AVAILABLEBANDS」に現在の GEQ で操作できる残
りのバンド数 ( 最大 15) がリアルタイムに表示されます。
ラック切り替えタブでは、Flex15GEQ をマウントしたラックのタブが、xA、xB のように 2 つに
分割されます (x はラック番号 )。
20-100 20.0Hz 〜 100Hz の 8 バンド
63-315 63.0Hz 〜 315Hz の 8 バンド
200-1k 200Hz 〜 1.00kHz の 8 バンド
630-3.15k 630Hz 〜 3.15kHz の 8 バンド
2k-10k 2.00kHz 〜 10.0kHz の 8 バンド
4k-20k 4.00kHz 〜 20.0kHz の 8 バンド
手順
1. Flex15GEQ がマウントされたラックのラックコンテナを押す。
2. GEQON/OFF ボタンを押して Flex15GEQ をオンにする。
3. FADERASSIGN フィールドの各ボタンを押して、操作する帯域を選ぶ。
4. Centralogic セクションのフェーダーで、選んだ帯域を調節する。
5. 操作が終わったら、FADERASSIGN フィールドのボタンをオフにする。