User Manual
グルーピング / リンク
V2.0 追補マニュアル
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ミュートグループの機能追加
ミュートグループでミュート中に一時解除ができるようになりました。
チャンネルが所属するいずれかのミュートグループマスターボタンがオンのときに、そのチャンネルの
[ON] キーをオンにすると、ミュートを一時的に解除できます。ただし、PREVIEW モードではミュート
中の操作が無効となります。
チャンネルリンクの機能追加
チャンネルリンクされているチャンネルにおいて、リコールセーフの対象パラメーターが連動するよう
になりました。
選択したチャンネルのリコールセーフの対象パラメーターを RECALLSAFEMODE 画面で設定して
いる場合、リンクされている他のチャンネルに対してパラメーター設定が連動します。
チャンネルジョブの機能追加
MIX/MATRIX バスに送られる信号から特定チャンネルの信号だけを抜くミックスマイナス機能に対
応しました。これを利用すれば、演奏者やアナウンサー用のモニター信号として、本人の音声だけを抜い
た信号を素早く送ることができます。
NOTE
ミックスマイナスは、いわゆるモードを切り替えるような操作ではなく、設定を素早く行なう
ためのショートカットです。このため、実行した後でも画面の各パラメーターは自由に変更で
きます。
■ ミックスマイナス操作
1. [SEL] キーを押しながら、SELECTEDCHANNEL セクショ
ンの MIX ノブや MATRIX ノブを押します。
2. MIXMINUS ポップアップ画面が開きます。
HINT
MIXMINUS ポップアップ画面は、ファンクションアクセスエリアの CHJOB ボタン→
MIX MINUS ボタンから開くこともできます。
3. カットするインプットチャンネルを追加する場合は、[SEL] キーを押します。
4. 必要に応じて、DESTINATION フィールドでバスを選択します。
NOTE
バスタイプが FIXED になっているバスは選択できません。
5. OK ボタンを押すと、以下のようにパラメーターが設定されます。
・ 選択したインプットチャンネルから送られる信号のセンドレベルが、−∞ dB まで下がります。
・ 選択した以外のすべてのインプットチャンネルから送られる信号のセンドレベルは、ノミナル
レベル(0.0dB)に設定されます。
・ また、送り先のバスへのセンドがオンになり、センドポイントは POST に切り替わります。
NOTE
ステレオインプットチャンネルは、両方のチャンネルから送られる信号のセンドレベルが
−∞ dB となります。