User Manual

セットアップ
リファレンスマニュアル
227
4 CANCEL ボタン
CONSOLEID SECONDARYPORT を変更する途中に、ボタンを押して設定を無効にしま
す。
5 APPLY ボタン
CONSOLEID SECONDARYPORT を変更した場合に、ボタンを押して設定を有効にしま
す。
6 BIT 選択ボタン
オーディオのビットレートを 24 ビット 32 ビットから選択します。
24bit ...............R リーズなどとデータを送受信するときに使用します。通常、CL シリーズの
システムではこの設定で使用します。
32bit ...............25bit 以上でデータが送受信される場合 ( スケード、ゲインコンペンセー
ション使用時 ) に有利ですが、データ通信量は 24bit 時よりも 20 30%
ど増加します。
7 LATENCY 選択ボタン
Dante オーディオネットワークのレイテンシーを 0.25ms/0.5ms/1.0ms/2.0ms/5.0ms
から選択します。
接続方法や規模によってレイテンシーの設定は変わります。詳しくはDante オーディオネット
ワークのレイテンシーを設定する( →P.228) をご参照ください。
8 DANTEPATCHBY 選択ボタン
THISCONSOLE ボタンが選ばれているときは、DANTEINPUTPATCH DANTE
OUTPUTPATCH CL シリーズから変更できます。
DANTECONTROLLER ボタンが選ばれているときは、DANTE のパッチを操作できません。
ネットワーク上にあるほかの CL/QL シリーズの DANTEPATCHBY 択ボタンの状態にかか
わらず、これらのボタンを操作できます
9 PREFERREDMASTER ボタン
ON にすると、Dante オーディオネットワーク内でマスターになる優先順位が上がります。
OFF にすると、Dante オーディオネットワーク内でマスターになる優先順位が下がります。
ON に設定している CL が1台の場合、その CL がマスターになります。
ON に設定している CL が複数いる場合、その内どれか1台がマスターになります。
全ての CL OFF に設定されている場合、I/O デバイスを含んだ全ての Dante デバイスの中の
どれか1台がマスターになります。
NOTE
I/O デバイスと共通の設 (BIT/LATENCY/W.CLOCK) は、CONSOLEID #1 に設定された
CL シリーズのものが反映されます。
DANTEPATCHBY 選択ボタンの DANTECONTROLLER ボタンが選ばれているとき、Dante
のパッチや関連情報を変更しようとすると、画面の下部に ThisOperationisNotAllowed.
というメッセージが表示されます。
下記の状態で CL 設定ファイ ( 拡張子 .CLF) をロードしたとき、DANTE パッチ情報が機器に
反映されます。それ以外は反映されず現状を維持します。
SAVE/LOAD 画面 P.211 WITHDANTESETUPANDI/ODEVICE ボタンがオ
CONSOLEID 選択ボタンで #1、#2、#3、#4 ボタンのいずれかがオン
DANTEPATCHBY 選択ボタン THISCONSOLE ボタンがオン
CLV2.03 以降では、Dante オーディオネットワーク設定も含めて初期化およびファームウェ
アアップデートしたときに、PreferredMaster の設定がオンになります。この設定は、コンソー
ル本体の設定変更や再起動では変わらず、要に応じて DanteController でオフにすることが
できます。この初期設定により、CL QL のワードクロック設定を Dante 以外に変更した場
合、そのコンソールが優先的に Dante ネットワークのクロックマスターとなりクロック同期エ
ラーを防ぐことができます。また、常時起動させる機器の PreferredMaster のみを Dante
Controller オン ( 他をすべてオフ ) にして、マスターを明示的に指定することもできます。