User Manual
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ
リファレンスマニュアル
160
WIRELESSをリモート操作する
Dante端子に接続したWIRELESSをリモート操作します。
I/ODEVICE画面(WIRELESSページ)
1
表示切り替えボタン
このボタンを押すと、対応するI/Oデバイスが表示されます。
このボタンの下に表示されるVIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATEについては、P.154 の①
「I/O デバイスリスト」をご参照ください。
2 ID/機種名表示
I/OデバイスのID番号、機種名、バージョンを表示します。
3 DANTESETUPボタン
このボタンを押すと、オーディオネットワークの設定を行なうDANTESETUP画面が表示され
ます。
外部ヘッドアンプを利用する
スロット経由のヘッドアンプコントロールに対応した I/O カード (MY16-ES64 など ) を CL シリー
ズのスロットに装着すると、外部ヘッドアンプ ( ヤマハ SB168-ES や AD8HR) のファンタム電源
(+48V) のオン / オフ、ゲイン、HPF などのパラメーターを CL シリーズからリモートコントロールで
きます。
I/O カードの設定については、I/O カードの取扱説明書をご参照ください。
CL シリーズと AD8HR の接続
CL シリーズを使用して AD8HR をリモート操作するには、まず EtherSound カード MY16-ES64
を CL シリーズのスロット 1 に装着して、イーサネットケーブルで NAI48-ES と接続します。次に、
NAI48-ES の HAREMOTE 端子と AD8HR の HAREMOTE1 端子を RS422D-sub9 ピンの
ケーブルを使って接続します。この接続により CL シリーズから AD8HR のリモート操作ができます。
AD8HR に入力されたオーディオ信号を CL シリーズに送るには、AD8HR の DIGITALOUTA( ま
たは B) と NAI48-ES の AES/EBU 端子を D-sub25 ピン AES/EBU ケーブルを使って接続しま
す。NAI48-ES から CL シリーズへは MY16-ES64 経由で信号が送受信されます。
また、「デイジーチェーン」と呼ばれる接続方法を使って、複数の AD8HR を同時にリモート操作するこ
ともできます。これを行なうには、AD8HR の HAREMOTE2 端子を、2 台目の AD8HR の HA
REMOTE1 端子に接続します。NAI48-ES を使った場合、最大 6 台の AD8HR を接続できます。この
とき AD8HR のオーディオ信号を CL シリーズに入力するには、CL シリーズのスロットが 1 つに対
して 16 チャンネルまでの入力のため、CL シリーズに MY16-EX を 2 枚装着して、3 台目以降の
AD8HR と 2 台ずつ AES/EBU 端子と D-sub25 ピン AES/EBU ケーブルを使って接続します。
手順
1. I/ODEVICE画面上部のWIRELESSタブを押す。
2. I/ODEVICE画面(WIRELESSページ)で、表示されたI/Oデバイスを押す。
3. OUTPUTPATCH画面で、必要に応じて出力ポートの設定をする。
設定は「I/O デバイスのパッチ」の手順 7( → P.154) 以降をご参照ください。
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