User Manual

トークバック / オシレーター
リファレンスマニュアル
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トークバック / オシレーター
トークバックとは、TALKBACK 端子に接続されたマイクの信号を任意のバスに送り出す機能です。
にオペレーターからの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。必要ならば、I/O デバイ
INPUT 端子や本体の OMNIIN 端子に接続されたマイクをトークバックに併用することもできま
す。
また、CL シリーズにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されて
り、外部機器のチェックや会場の特性をテストするのに利用できます。
トークバック / オシレーターの信号の流れは、次の図のとおりです。
トークバックを利用する
任意の入力用端子に入力された信号を、意のバスに送り出します。
NOTE
HA のゲインを +17dB +18dB の間で変化させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替
わります。
ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子に接続されている機器の Hot Cold 間の出力イン
ピーダンスに差がある場合にはノイズが発生することがあります。
USERDEFINED キーにトークバックのオン / オフや ASSIGN の変更を割り当てることも可
能です。の場合、ラッチ動作とアンラッチ動作 ( キーを押している間だけオンになる ) 選択
できます ( P.197)。
トークバックがオンのときに、トークバックディマーを使ってトークバック以外のモニターレ
ベルを下げることもできます ( P.105)。
手順
1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。
2. MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。
3. フロントパネルのTALKBACK端子にマイクを接続し、TALKBACKGAINノブを回してマイクの
入力感度を調節する。
4. TALKBACK 画面にある ASSIGN フィールドのボタンを押して、トークバックの信号の送り先と
なるバスを選ぶ ( 複数選択可 )。
5. トークバックを有効にするには、TALKBACKON ボタンを押してオンにする。
MONITOR 画面