このリファレンスマニュアルの使い方 CL5/CL3/CL1 リファレンスマニュアル ( 本書 ) は、 用語の検 索機能やリンク機能を活用できます。 用語の検索 用語を検索するときは、本書を表示しているソフトウェアの機 能を使います。 Adobe Reader を使っているときは、 検索バーに用語を入力し てコンピューターキーボードの キーを押すと、入力 した用語を検索します。 前の画面 / 次の画面を表示する Adobe Reader を使っているときは、 前の画面 / 次の画面を表 示できます。ページのリンクでページを移動したあとに、 前の画 面に戻りたいときに便利です。 リファレンスマニュアル 機能ツリー図を使う 4 ページ以降に、CL シリーズの機能ツリー図が掲載されていま す。ディスプレイに表示されている画面や機能の説明ページを さがすときに、 この機能ツリー図を活用してください。 JA
目 目 次 EQ/ ダイナミクス............................................................................... 58 次 このリファレンスマニュアルの使い方 .................................................................................... 1 EQ を使う ................................................................................................................................ 58 ダイナミクスを使う................................................................................................................ 61 EQ/ ダイナミクスのライブラリーを操作する .............
目 AUTOMIXER について ...................................................................................................... 内蔵エフェクトを操作する ................................................................................................. エフェクトとテンポの同期 ................................................................................................. プレミアムラックを操作する.............................................................................................. グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / プレミアムラックの ライブラリーを操作する ........
機能ツリー図 機能ツリー図 CHANNEL PARAMETER TO STEREO/MONO ( ) 内のページは取扱説明書 ( 冊子 ) のページ番号です。 Main SELECTED CHANNEL OVERVIEW FUNCTION ACCESS AREA I/O DEVICE 6 13 51 I/O 156 8ch 51 AMP 159 CH1-48 52 WIRELESS 160 CH49-72/ST IN 52 EXTERNAL HA 163 OUTPUT 52 SURROUND 44 (18) EXTERNAL HA RACK 162 EXTERNAL HA EDIT 162 EXTERNAL HA PORT SELECT 163 LIBRARY CHANNEL PARAMETER PATCH/NAME GAIN/PATCH 1ch 18, 28, 50 29 29 CHANNEL LIBRARY 48 MONITOR EQ LIBRARY 64 MONITOR DYNAMICS LIBRARY 64 GEQ/P
機能ツリー図 SETUP WORD CLOCK/SLOT SETUP CASCADE IN/OUT PATCH OUTPUT PORT MIDI/GPI PATCH 218 PORT SELECT 23, 25, 106, 113, 155, 222 CH SELECT 20, 126, 174, 209 221, 222 56 165, 237 MIDI SETUP 166 Others PROGRAM CHANGE 168 CONFIRMATION 196 CONTROL CHANGE 171 SOFT KEYBORD (21) GPI 238 LOGIN 191 FADER START 241 BUS SETUP 223 CONSOLE LOCK 210 DATE/TIME 225 NETWORK 226 DANTE SETUP 226 SCENE Startup Menu MODE SELECT 245 INITIALIZE ALL MEMORIES 245 INITIALIZE CURRENT MEMORIES 245
セレクテッドチャンネルセクション ・ ほかの画面が表示されているときでも、[SEL] キーで選ばれている チャンネルを、 セレクテッドチャンネルセクションのノブで設定でき ます。この場合は、 ノブを操作したときにそのパラメーターの値を示 すウィンドウが画面に表示されます。 セレクテッドチャンネルセクション ディスプレイ左側に配置されたセレクテッドチャンネルセクションは、従来のアナログミキサーのチャ ンネルモジュールに相当する部分で、現在選ばれているチャンネルの主要なパラメーターは、 パネル上 のノブを使って設定できます。 このセクションでは、最後に [SEL] キーで選択したチャンネルが操作の対象になります。 ST IN チャン ネル、STEREO チャンネルをひとつのチャンネルストリップに割り当てた場合は、 L/R チャンネルの どちらか一方のみが選択され、主要なパラメーターは連動します。 セレクテッドチャンネルセクションでの操作 セレクテッドチャンネルセクションでの操作は以下の手順で行ないます。 手順 1.
セレクテッドチャンネルセクション 送り先のバスがモノラル ×2 のとき SELECTED CHANNEL VIEW 画面 1 2 3 1 SEND ノブ 対応するバスへのセンドレベルを調節します。 2 PRE インジケーター 対応するバスのタイプが表示されます。タイプが VARI [PRE EQ] または VARI [PRE FADER] の場合、 MIX SEND 8ch 画面で PRE ボタンを ON にすると表示されます。 3 ON ボタン 対応するバスへのセンドのオン / オフを切り替えます。 送り先のバスがステレオのとき 1 2 ■ SEND フィールド 3 1 チャンネルから MIX/MATRIX バスへのセンドレベルやプリ / ポストが表示 されます。また、センドのオン / オフを切り替えます。SEND フィールドのノ ブやボタンは、奇数 - 偶数の順に並んだ 2 つのバスのタイプがモノラル ×2 かステレオかに応じて表示や機能が異なります。 1 SEND/PAN ノブ 右側のノブで奇数 - 偶数の順に並んだ 2 つのバスへのセンドレベル、 左側のノブでパン / バラン スを
セレクテッドチャンネルセクション ■ GAIN/PATCH フィールド ■ PAN/BALANCE フィールド HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。 また、HA の動作状態が表示さ れます。 STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ切り替えやパン / バランスの設定を行ないます。 1 GAIN ノブ 1 HA のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。 3 このフィールドの表示や機能は、 選択されているチャンネルの種類に応じて異なります。 4 インプットチャンネル /MIX チャンネル選択時 1 TO STEREO PAN ノブ ノブを押すと GAIN/PATCH 1ch 画面が表示されます。 2 G.C.
セレクテッドチャンネルセクション サラウンドモード時(MIX1 〜 MIX6) 3 DOWN MIX このフィールドを押すと、TO STEREO/MONO 画面が 表示されます。 ダウンミックス係数と L/R ボタンの設定を表示します。 ■ EQ パラメーターフィールド 4 バンド EQ のパラメーターを設定します。各ノブを押すと、 HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 3 1 Q ノブ バンドごとのキューが表示されます。 HIGH バンドのフィルタータイプとして LPF または H.SHELF ( ハイシェルビング ) が選ばれているとき、または LOW バンドで L.
セレクテッドチャンネルセクション ■ EQ グラフフィールド ■ INSERT フィールド EQ の大まかな特性が表示されます。このフィールドを押すと、アッテネーター、HPF、EQ の設定を行 なう HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 インサートに関する設定を行ないます。 1 1 ポップアップボタン 2 このボタンを押すと、 INSERT/DIRECT OUT 1ch 画面が 表示されます。 2 ON ボタン 3 4 インサートのオン / オフを切り替えます。 3 RACK EDIT ボタン エフェクトやプレミアムラックがインサートされているときに表示されます。押すと、インサート されたラックのエディット画面が表示されます。 ■ DYNAMICS1/DYNAMICS2 フィールド 4 IN インジケーター ダイナミクス 1/2 のパラメーターを設定します。 1 インサートインパッチにポートが割り当てられているときに表示されます。インサートインに信 号が送られると点灯します。 2 ■ DIRECT OUT フィールド ダイレクトアウトに関する設定を行ないます。
セレクテッドチャンネルセクション ミュートグループ選択時 ■ FADER フィールド チャンネルのオン / オフ、レベルに関する設定を行ないます。 4 ミュートグループ選択ボタン 2 1 フェーダー 現在のレベルがフェーダーで表示されます。 NOTE レベルはパネル上のフェーダーで設定します。 2 レベル表示 5 チャンネルが所属するミュートグループを選びます。 1 ミュートグループにディマーレベルが設定されているときは、 ボタンがオレンジになります。 3 5 SAFE ボタン 現在のレベルの設定値が表示されます。チャンネル内のどこ かの位置でクリップすると、ΣCLIP インジケーターが点灯し ます。 6 4 そのチャンネルをミュートグループから一時的に解除します。 6 DCA グループ表示インジケーター 3 ON ボタン 選択チャンネルが所属している DCA グループが表示されます。 チャンネルのオン / オフを切り替えます。パネル上の [ON] キーと連動します。 NOTE CL V2.
Centralogic セクション Centralogic セクション Centralogic セクションでの操作 タッチスクリーン下部に配置された Centralogic セクションでは、 8 チャンネル単位でインプット系 チャンネル、アウトプット系チャンネル、DCA グループを呼び出して同時に操作できます。バンクセレ クトキーをどれか押すと、そのキーに対応するチャンネル /DCA グループが Centralogic セクション に割り当てられ、 Centralogic セクションのフェーダー/[ON] キー/[CUE] キーを使って操作できま す。 手順 1. Centralogicセクションのバンクセレクトキーを使って、操作するチャンネル/DCAグループを選 ぶ。 2. Centralogic セクションのフェーダー/[ON] キーを使って、選択した最大 8 チャンネルのレベル、 オン / オフを操作する。 3.
Centralogic セクション ■ GAIN/PATCH フィールド OVERVIEW 画面 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。また、 HA の動作状態が表示さ れます。 このフィールドの表示 / 機能は、 選択されているチャンネルの種類によって変わります。 HA にパッチされている場合 2 3 4 1 1 GAIN ノブ HA のアナログゲインを設定します。 ・ このフィールドを押すと、GAIN ノブが Centralogic セクションのマルチファンクションノブ に割り当てられ、ノブでゲインを調節できます。ゲインコンペンセーションがオンのときは、 オーディオネットワークに出力される信号レベルを示すインジケーターが表示されます。 ・ マルチファンクションノブに割り当てられているときに押すと、GAIN/PATCH 8ch 画面が表 示されます。 2 OVER インジケーター 入力ポートやラック出力の信号がフルスケールを超えたときに点灯します。このインジケーター は、インプットチャンネルが選択されているときのみに表示されます。 3 +48V インジ
Centralogic セクション ■ DYNAMICS1/2 フィールド : スロットにパッチされている場合 ダイナミクス 1/2 のスレッショルド値とメーターが表示されます。 こ のフィールドを押すと、DYNAMICS1/2 の 1ch 画面が表示されま す。 スロット名が表示されます。 : ラックに接続されている場合 NOTE パッチとモジュールが表示されます。 DCA、モニターが選択されているとき、このフィールドには何 も表示されません。 : アウトプットに接続されている場合 パッチのみが表示されます。 ■ SEND フィールド 16 バス分のセンドレベル、センドのオン / オフ、 プリ / ポストの設定が表示さ れます。 ■ INPUT DELAY フィールド ( インプットチャンネルのみ ) 送り先の 16 バスは、セレクテッドチャンネルセクションの [MIX 1-16] キー/ [MIX 17-24/MATRIX] キーで選びます。 インプットチャンネルのディレイの状態が表示されます。このフィールドを押すと INPUT DELAY 8ch 画面が表示されます。 バスごと
Centralogic セクション 送り先のバスが FIXED のとき ■ DCA グループフィールド ノブの代わりにバスごとの SEND ON/OFF ボタンが表示されます。 チャンネルが所属する DCA グループ (1 〜 16) が 1 段目と 2 段目に表示されます。 このフィールドを押すと、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が表示されます。 ■ ミュートグループフィールド ■ TO STEREO/MONO フィールド チャンネルが所属するミュートグループ (1 〜 8) が 3 段目に表示されます。また、そのチャンネルが ミュートグループから一時的に解除されているかを表わす S(Safe) も表示されます。ミュートグルー プにディマーレベルが設定されているときは、 文字色が赤からオレンジになります。 STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ状態やパン / バランスの設定が表示されます。 このフィールドは、選択されているチャンネルに応じて表示が変わります。 このフィールドを押すと、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が表
入出力のパッチング 入出力のパッチング 出力ポート ( 端子 / ポート ) アウトプット系チャンネル SLOT3(3) MONO インプットパッチ / アウトプットパッチの変更方法、およびインサート接続やダイレクト出力の操作方 法について説明します。 SLOT3(4) 〜 (5) MONITOR L/R SLOT3(6) MONITOR C CL シリーズが初期状態のとき、それぞれのインプット系チャンネルには次の入力ポート ( 端子 / ポー ト ) がパッチされています。 SLOT3(7) 〜 (8) CUE L/R SLOT3(9) 〜 (16) NO ASSIGN CL5 の場合 OMNI OUT1 〜 OMNI OUT6 MIX1 〜 6 OMNI OUT7 〜 OMNI OUT8 STEREO L/R MIX17、MIX18、MIX19、MIX20、MIX21、MIX22、MIX23、 MIX24 インプット系チャンネル 入力ポート ( 端子 / ポート ) CH1 〜 48 DANTE1 〜 48 FX1L(A)、FX2L(A)、FX3L(A)、
入出力のパッチング 入力のパッチング インプットパッチを変更する CL シリーズと I/O デバイスのパッチには、Dante オーディオネットワークとのパッチと、 CL シリー ズ内部のミキサーへのパッチの 2 つがあります。 手順 Dante オーディオネットワークとのパッチを行なう DANTE INPUT PATCH 画面では、CL シリーズ の入力と I/O デバイスの入力とをパッチします。Dante オーディオネットワークから CL シリーズへ は 64 チャンネル入力できます。最大 512 チャンネル ( 理論値 ) ある Dante オーディオネットワー クの信号から、64 チャンネルを選びます。64 チャンネルの範囲内で、CL シリーズで操作したい I/O デバイスを選んでパッチします。 1. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを押して、操作するインプット系チャンネルを選ぶ。 2. OVERVIEW 画面のチャンネル番号 / チャンネル名のフィールドを押す。 3.
入出力のパッチング ・ EFFECT RACK ........FX1L(A) 〜 FX8R(B) PATCH/NAME 画面 2 3 ・ PREMIUM RACK ....PR1L(A) 〜 PR2R(B) 7 5 ポート選択ボタン 現在選択されているチャンネルに割り当てる入力ポートを選択します。 6 タブ 1 項目を切り替えます。 7 閉じるボタン 画面を閉じます。 5 アウトプットパッチを変更する パッチを変更するには、アウトプット系チャンネルごとに出力先となる出力ポートを選択する方法と、 出力ポートごとに出力元となるアウトプット系チャンネルを選択する方法があります。 4 アウトプット系チャンネルごとの出力ポートを選択する 手順 1. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを押して、アウトプット系チャンネルを選ぶ。 6 2. OVERVIEW 画面のチャンネル番号 / チャンネル名のフィールドを押す。 3.
入出力のパッチング 7 ポート選択ボタン PATCH/NAME 画面 3 4 カテゴリーの中から、 パッチするポートを選択します。選択を解除するときは、もう一度ボタンを 押します。 5 9 8 タブ 項目を切り替えます。 1 9 閉じるボタン 画面を閉じます。 出力ポートごとにアウトプット系チャンネルを選択する 2 7 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 6 3. OUTPUT PORT 画面下部のタブで、操作する出力ポートを選ぶ。 4. 操作するポートのチャンネル選択ボタンを押す。 5.
入出力のパッチング 3 CLOSE ボタン CH SELECT 画面 画面を閉じます。 チャンネルに外部機器をインサート接続する INPUT、MIX、MATRIX、STEREO、MONO の各チャンネルの信号経路に、エフェクトプロセッサーな どの外部機器をインサート接続できます。このとき、インサートに使用する入出力ポートの種類や、 イン サートアウト / インの位置は、チャンネルごとに指定できます。 手順 2 1. OMNI IN/OUT 端子やスロット 1 〜 3 の I/O カードに外部機器を接続する。 1 2. Centralogicセクションのバンクセレクトキーを使って、入力ソースを割り当てたいチャンネルを選ぶ。 3. INSERT/DIRECT OUT フィールドを押す。 4. INSERT OUT ボタンまたは INSERT IN ボタンを押す。 3 5. 出力ポートまたは入力ポートを選ぶ。 6.
入出力のパッチング ・ インサート数は INSERT OUT、 INSERT IN それぞれにおいて、制限数を超えた場合は左側に インジケーターが点灯します。 INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) 3 < 6 78 < 9 1 2 4 5 ■ INSERT フィールド インサートに関する設定を行ないます。 3 つのフィールドのいずれかを押して、インサートの位置を PRE EQ(EQ の直前 )、PRE FADER( フェーダーの直前 )、または POST ON([ON] キーの直後 ) から 選びます。 NOTE インサートにパッチする入出力ポートは、 ブロックごとに設定します。 1 INSERT OUT ボタン インサート 1 とインサート 2 で現在選ばれている出力ポートが表示されます。このボタンを押す と、PORT SELECT 画面が表示され、出力ポートを選択できます。 ・ 制限数を超えた場合、無効となるポートには取り消し線が表示されます。 ・ 制限数を超えた場合、ポートの優先順位は上記表のチャンネル単位ごとに下記のとおりです。 1 INSERT2 より INS
入出力のパッチング ■ INSERT IN HA フィールド INSERT/DIRECT OUT 画面 (8ch) インサートインに、HA を装備した入力ポートを選択した場合に表示されます。 6 +48V ボタン 1 インサート 1 とインサート 2 で現在選ばれている HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ を切り替えます。 2 7 A.
入出力のパッチング 3 CLOSE ボタン PORT SELECT 画面 画面を閉じます。 1ch または 8ch の INSERT/DIRECT OUT 画面にある INSERT OUT ボタンまたは INSERT IN ボ タンを押すと表示されます。 インサートに使用する入出力ポートを設定します。 INPUT チャンネルをダイレクト出力する INPUT チャンネルの信号は、 I/O デバイスの OUTPUT 端子、任意の OMNI OUT 端子、または任意の スロットの出力チャンネルからダイレクト出力できます。 手順 2 1. OMNI OUT 端子、OUTPUT 端子、またスロット 1 〜 3 の I/O カードに外部機器を接続する。 2. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、ダイレクト出力したい INPUT チャンネ 1 ルを選ぶ。 3. OVERVIEW 画面の INSERT/DIRECT OUT フィールドを押す。 4. INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押す。 5.
入出力のパッチング INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) INSERT/DIRECT OUT 画面 (8ch) 4 6 1 2 3 1 2 4 3 5 1 DIRECT ON ボタン ダイレクトアウトのオン / オフを切り替えます。ボタンの上部に現在設定されているダイレクト アウトポイントが表示されます。 1 DIRECT OUT フィールド ダイレクト出力に関する設定を行ないます。4 つのフィールドのいずれかを押して、ダイレクト出 力の位置を PRE HPF (HPF の直前 )、PRE EQ (EQ の直前 )、PRE FADER ( フェーダーの直前 )、 または POST ON ([ON] キーの直後 ) から選びます。 2 DIRECT OUT PATCH ボタン 現在選ばれているダイレクトアウトの出力ポートが表示されます。 このボタンを押すと、出力ポー トを選択する PORT SELECT 画面が表示されます。 2 DIRECT OUT PATCH ボタン 現在選ばれているダイレクトアウトの出力ポートが表示されます。このボタンを押すと、 出力ポー トを
入出力のパッチング PORT SELECT 画面 1ch または 8ch の INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押すと表示され ます。ダイレクト出力に使用する出力ポートを設定します。 2 1 3 1 カテゴリー選択リスト 出力ポートのカテゴリーを選択します。それぞれのカテゴリーは、次の出力ポートに対応していま す。 チャンネルの種類によって、表示されるカテゴリーは変わります。 ・ OMNI/REC ............... OMNI1 〜 OMNI8、REC IN(L)、 REC IN(R) ・ SLOT1 ....................... SLOT1(1) 〜 SLOT1(16) ・ SLOT2 ....................... SLOT2(1) 〜 SLOT2(16) ・ SLOT3 ....................... SLOT3(1) 〜 SLOT3(16) ・ DANTE1-32............. DANTE1 〜 DANTE32 ・ DANTE33-64..........
インプット系チャンネル STEREO チャンネル インプット系チャンネル ステレオ信号を加工するチャンネルです。CL シリーズが初期状態のときは、 EFFECT RACK 1-8 から の信号が割り当てられています。 ここでは、インプット系チャンネルについて説明します。 MIX 1 2 2324 M O N O L R (C) ST MATRIX CUE 1 2 7 8 L R インプット系チャンネルの信号の流れ INPUT PATCH インプット系チャンネルは、 I/O デバイスやリアパネルの入力端子、スロット 1 〜 3 などを経由して入 力された信号を加工し、 STEREO バス、MONO バス、 MIX バス、 MATRIX バスに送り出すセクション です。インプット系チャンネルには次の 2 種類があります。 MONO チャンネル モノラル信号を加工するチャンネルです。CL シリーズが初期状態のときは、Dante 端子からの入力信 号が割り当てられています。 MIX 1 2 ...
インプット系チャンネル ・ PAN ( パン ) インプット系チャンネルから STEREO バスに送られる信号の左右の定位を調節します。 STEREO チャンネルでは、 PAN と BALANCE を切り替えて使用できます。 BALANCE パラ メーターは、STEREO チャンネルから STEREO バスに送られる左右の信号の音量バランスを調 節します。 また、BUS SETUP 画面で PAN LINK をオンにすると、ステレオに設定された 2 系統 の MIX バス /MATRIX バスに送られる信号に対しても、このパンの設定を適用できます。 チャンネル名 / アイコンを設定する ・ LCR ( レフト / センター/ ライト ) インプット系チャンネルの信号を、L/R チャンネルにセンターチャンネルを加えた 3 チャンネル の信号として STEREO バス /MONO バスに送ります。 1.
インプット系チャンネル ■ ICON タブ選択時 PATCH/NAME 画面 ■ PATCH タブ選択時 2 3 5 1 1 2 3 1 チャンネルカラー選択ボタン チャンネルカラーを選びます。 4 2 アイコン選択ボタン 1 PATCH ボタン チャンネルアイコンを選びます。 現在パッチされているポートが表示されます。ほかのタブを選んでいるときにこのボタンを押す と、 ネットワークとポートを選択する画面が表示されます。 3 サンプルネーム設定ボタン プリセットされたサンプルネームを選びます。 あとで、NAME タブ画面で修正もできます。 2 アイコンボタン NOTE チャンネルで現在選ばれているアイコンとカラーが表示されます。押すと、 アイコンやサンプル名 を選ぶ画面が表示されます。 ・ チャンネル名のフィールドは、サンプル名を入力したあとでも文字を追加 / 修正できます。 「Vocal1」 「Vocal2」 のように、 共通の名前に連番号が続くチャンネル名を付けたいときは、サン プル名を入力したあとで番号を加えると素早く入力できます。 ・ CL V1.
インプット系チャンネル ■ NAME タブ選択時 キーボード画面でチャンネル名を直接入力できます。 OVERVIEW 画面 GAIN/PATCH 画面 (1ch) NOTE ・ HA のゲインを +17dB と +18dB の間で変化させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替 わります。 ・ ファンタム電源を使用中で、 INPUT 端子に接続されている機器の Hot と Cold 間の出力イン ピーダンスに差がある場合にはノイズが発生することがあります。 ・ GAIN ノブ、 +48V ボタン、 φ ボタンが有効なのは、I/O デバイスの INPUT 端子、本体の OMNI IN 端子、または外部ヘッドアンプ機器 ( ヤマハ AD8HR や SB168-ES など ) を接続したスロッ トが入力ポートとして割り当てられているチャンネルに限ります。 GAIN/PATCH 画面 (1ch) 1 8 HA ( ヘッドアンプ ) を設定する インプット系チャンネルの HA ( ヘッドアンプ ) に関する各種設定 ( ファンタム電源のオン / オフ、 ゲ イン、フェイズ ) を行ないます。 ・
インプット系チャンネル 9 AG-DG LINK ボタン NOTE ・ スロットがパッチされているときは、スロット /MY カードの種類、スロットのメーターが表示 されます。 ・ ラックがパッチされているときは、ラックの種類とエフェクトタイプが表示されます。 オンすることで、ゲインコンペンセーション有効時、アナログゲインの操作にデジタルゲインをリ ンクさせることができます。 アナログゲインを操作したときに、ゲインコンペンセーション機能により他のコンソールのレベ ルには影響を与えずに、自分のコンソールでのみレベルも変化させることができます。 ・ +48V ボタン HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 0 AG-DG ALL ON/OFF ボタン ・ A.
インプット系チャンネル 1 チャンネルセレクトボタン 3 HA セクション チャンネルのアイコン / チャンネル番号 / チャンネル名が表示されます。このボタンを押すと、 そ のチャンネルがセレクテッドチャンネルセクションでの操作対象として選ばれ、対応する [SEL] キーが点灯します。 インプットチャンネルに HA がパッチされているときに表示されます。 NOTE HA が確認できないスロットがパッチされているときは、MY カードの種類が表示されます。 2 PATCH ボタン ・ +48V ボタン HA がパッチされているインプットチャンネルのみ、表示されます。 ボタンを押して、 ファンタム 電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 インプットチャンネルに入力ポートをパッチする PORT SELECT 画面が表示されます。 PORT SELECT 画面 TAKE FROM CHANNEL ボタン ・ A.
インプット系チャンネル 2 OVER インジケーター GAIN/PATCH 画面 (1-48、49-72/ST IN(CL5)、49-64/ST IN(CL3)、ST IN(CL1)) 入力ポートやラック出力の信号がフルスケールを超えたときに点灯します。このインジケーター は、インプットチャンネルが選択されているときのみに、 表示されます。 該当するインプット系チャンネルの HA の設定状態が表示されます。また、Centralogic セクションの マルチファンクションノブを使って、選択されている 8 チャンネル単位でヘッドアンプのゲインを調 節します。 2 1 2 3 +48V インジケーター チャンネルごとの +48V のオン / オフ状態が表示されます。 1 4 φ インジケーター チャンネルごとのフェイズの設定状態が表示されます。 3 NOTE HA が認識できないスロットがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にパッチ先 のスロット / ポート番号が表示されます。3 は表示されません。 ラックがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にラックのポート ID
インプット系チャンネル ゲインコンペンセーションがオンのときのアナログゲインとデジタルゲインの関係 ■ LCR モード ゲインコンペンセーションがオンの場合、 アナログゲインを動かすと、I/O デバイスがアナログゲイン を動かした幅と同じだけ戻した信号をオーディオネットワークへ出します。 このため、 オーディオネッ トワーク上の信号は、デジタル領域で常に一定のレベルに補正された状態になります。 インプット系チャンネルの信号を、STEREO(L/R) と MONO(C) の合計 3 本のバスに一括して送る方 法です。 ・ インプット系チャンネルから STEREO バスと MONO バスに送られる信号のオン / オフは、一括し て切り替わります。 たとえば、アナログゲインの値を +30dB に設定した状態でゲインコンペンセーションをオンにした 場合、アナログゲインを +45 まで上げても、 オーディオネットワークへは -15dB 補正されて +30dB のレベルで送られます。 ・ インプット系チャンネルから STEREO(L/R) バスに送られる信号と MONO(C) バスに送られる信 号のレベル比を
インプット系チャンネル 手順 1. STEREO/MONO バスに信号を送りたいインプット系チャンネルのファンタム電源、ゲイン、フェ イズを設定する。 2. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、STEREO/MONO バスに信号を送りた いインプット系チャンネルを選ぶ。 3. OVERVIEW画面で操作したいチャンネルのSTEREO/MONOフィールドのノブを押して選択し、 もう 1 回ノブを押す。 4. TO STEREO/MONO 画面の MODE 選択ボタンを使って、チャンネルごとに ST/MONO モードま たは LCR モードを選ぶ。 OVERVIEW 画面 TO STEREO/MONO 画面 5. トップパネルの MASTER セクションで、STEREO チャンネル /MONO チャンネルの [ON] キーを オンにして、フェーダーを適切な位置まで上げる。 TO STEREO/MONO 画面 (8ch) 6.
インプット系チャンネル 4 ST ボタン /MONO ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-48、CH49-72/ST IN(CL5)、CH49-64/ST IN(CL3)、ST IN(CL1)) MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを切り替えます。 該当するインプット系チャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示され ます。 また、選択されている 8 チャンネル単位でパンまたはバランスを調節します。 5 Σ クリップインジケーター チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 1 2 3 4 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ MONO チャンネルでは、STEREO バスに送られる信号の左右の定位を調節する PAN ノブとし て機能します。STEREO チャンネルでは、PAN ノブとして機能するほかに STEREO バスに送 られる左右の信号の音量バランスを調節する BALANCE ノブ
インプット系チャンネル ■ CSR ノブが 100% の場合 LCR モード選択時の信号レベル LCR モードを選んだ場合、CSR ノブと TO ST PAN ノブの設定によって、 STEREO(L/R) バスと MONO(C) バスに送られる信号レベルが変わります。 MONO(C) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (MONO チャンネル ) TO ST PAN ノブが通常の PAN ノブとして働き、MONO(C) バスには信号が送られません。 STEREO(L) バスに送られる信号 STEREO(R) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル STEREO(L) バスに送られる信号 L C R PAN ノブ STEREO(R) バスに送られる信号 L C ■ CSR ノブが 100% の場合 (ST IN チャンネル ) R TO ST PAN ノブ ST IN(L) チャンネルから MONO(C) バスに 送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (STEREO チャンネル ) TO ST BALAN
インプット系チャンネル インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送る MIX バスは、主にステージ上のフォールドバックスピーカーや外部のエフェクトプロセッサーに信号 を送るために利用します。MATRIX バスは、主にマスターレコーダーや楽屋のモニターシステムなどの 機器に、STEREO バスや MIX バスとは異なるミックスを送信する用途で利用します。 インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送るには、次の 3 つの方法があります。 ■ セレクテッドチャンネルセクションを使う セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベルを調節する 方法です。この方法を使えば、特定のインプット系チャンネルからすべての MIX/MATRIX バスに送ら れる信号を同時に操作できます。 SELECTED CHANNEL VIEW 画面 ■ Centralogic セクションを使う Centralogic セクションのマルチファンクションノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベ ルを調節する方法です。この方法を使えば、連続
インプット系チャンネル ■ MIX/MATRIX バスがステレオバスの場合 奇数 / 偶数の番号順に並んだ 2 系統の MIX/MATRIX バスの主要なパラメーターを連動できま す。 送り先の MIX/MATRIX バスがステレオに設定されているときは、2 つ並んだ TO MIX/ MATRIX SEND LEVEL ノブのうち、左側のノブが TO MIX/MATRIX PAN ノブ (TO STEREO/MONO 画面で BALANCE モードを選んでいるときは BALANCE ノブ ) として機能 します。 OVERVIEW 画面 NOTE ・ MONO チャンネルでは、右側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バスに共通のセンドレベル、 左 側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バス間の定位を設定します。 左側の TO MIX/MATRIX SEND LEVEL ノブを左に回すほど奇数番号の MIX/MATRIX バス、右に回すほど偶数番号の MIX/MATRIX バスに送られる信号の量が増えます。 ・ STEREO チャンネルでは、TO STEREO/MONO 画面で BALA
インプット系チャンネル 4 送り先選択ボタン フェーダーを使う (SENDS ON FADER モード ) 送り先となる MIX/MATRIX バスを選びます。 トップパネルのフェーダーを使って、すべてのインプット系チャンネルから特定の MIX/MATRIX バ スに送られる信号を設定します。 5 チャンネル選択ボタン 操作する送り元のチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコン / 番号 / カ ラー、ボタンの下に名前が表示されます。 手順 1. 信号を送る MIX/MATRIX バスに出力ポートを割り当て、対応する出力ポートにモニターシステム 6 PRE/POST ボタン や外部エフェクトなどを接続する。 送り元のチャンネルごとにセンドポイントを PRE または POST に切り替えます。ボタンが点灯 している場合は、 PRE になります。 2. ファンクションアクセスエリアの SENDS ON FADER ボタンを押す。 NOTE 3.
インプット系チャンネル ・ USER DEFINED キーに SENDS ON FADER の機能をアサインできます。これにより、特定の MIX/MATRIX バスへの SENDS ON FADER モードに素早く切り替えたり、元の状態に戻した りできます。 チャンネルネームディスプレイの表示 SENDS ON FADER モード時に、チャンネルのオン / オフを表示します。 SENDS ON FADER モード チャンネル オン 1 3 チャンネル オフ USER SETUP ポップアップ画面の PREFERENCE ページにて、NAME DISPLAY の設定を 「NAME ONLY」にした場合、 チャンネル番号を表示します。 2 チャンネル番号の表示 チャンネル間の遅延を補正する ( インプットディレイ ) 1 MIX/MTRX ON FADER 切り替えボタン ここでは、インプットディレイを使ってインプット系チャンネル間の遅延を補正する方法について説明 します。 ファンクションアクセスエリアに表示するバスを MIX1-16 と MIX17-24/MATRIX で切り替 えます。
インプット系チャンネル SELECTED CHANNEL VIEW 画面 2 チャンネル選択ボタン INPUT DELAY 画面 現在選ばれているインプットチャンネルが青で表示されます。押すと、 そのチャンネルが選択され ます。 NOTE 3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ ) 8ch の INPUT DELAY 画面を表示させているときは、Centralogic セクションのバンクセレク トキーを使って、操作するチャンネルを 8 チャンネル単位で切り替えできます。 マルチファンクションノブでディレイの値を操作します。現在の設定値は、ノブの上 ( 常に ms 単 位で表示 ) とノブの下 ( 現在選ばれているスケールで表示 ) で確認できます。DELAY SCALE と して ms ( ミリ秒 ) が選択されている場合、ノブの上には何も表示されません。 INPUT DELAY 画面 (8ch) 4 タブ インプット系チャンネルのディレイのオン / オフや設定値を操作します。 1 画面を切り替えます。 5 5 閉じるボタン 画面を閉じます。 2 3 4 1 DE
インプット系チャンネル INPUT DELAY (CH1-48、CH49-72/ST IN(CL5)、 CH49-64/ST IN(CL3)、 ST IN(CL1)) ステレオインプットチャンネルにおける追加機能 V3 で、ステレオインプットチャンネルの入力信号を、一時的にモノラルに設定することができます。設 定として次の 3 つを選択できます。 1 ■ L-MONO 設定 2 3 L チャンネルのみの一時的なモノラル信号となります。 ON PAN/BAL ON PAN/BAL STEREO L STEREO R STEREO IN Lch STEREO IN Rch ■ R-MONO 設定 R チャンネルのみの一時的なモノラル信号となります。 1 DELAY SCALE ボタン 押すと、ディレイタイムを表示する単位を選ぶ DELAY SCALE 画面が表わされます。 ON PAN/BAL ON PAN/BAL STEREO L STEREO R STEREO IN Lch 2 チャンネル選択ボタン 現在選ばれているインプットチャンネルを点灯で示します。押すと、その
インプット系チャンネル 1 LR-MONO SELECT フィールド ■ LR-MONO 設定 4つのボタンから1つを選択します。選択した設定ボタンが点灯し、他は消灯します。 両チャンネルの信号が一時的にモノラル信号となります。 ON PAN/BAL STEREO L STEREO R 通常の STEREO 設定 STEREO IN Lch L-MONO 設定 ON ON R-MONO 設定 PAN/BAL STEREO IN Rch LR-MONO 設定 ステレオインプットチャンネルを選択した場合、OVERVIEW 画面は以下のようになります。 ■ 設定方法 ステレオインプットチャンネルを選択した場合、SELECTED CHANNEL VIEW 画面は以下のように なります。 2 2 LR-MONO SELECT 選択ボタン トグルボタンです。繰り返し押すことで設定が切り替わります。 1 43 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル SELECTED CHANNEL VIEW 画面 インプット系チャンネルのサラウンド出力について BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、SELECTED CHANNEL VIEW 画面は以 下のようになります。 サラウンドモードに設定する 3 バスの設定をサラウンドモードに変更することで、サラウンドミックスが可能になります。 67 手順 1 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の SURROUND SETUP ボタン ( → P.187) を押す。 2 3. 5.1SURROUND ボタンを押す。 3 4. MIX1 〜 6 をサラウンド出力のどのチャンネルにアサインするか選択する。 5. APPLY ボタンを押す。 4 6.
インプット系チャンネル 4 DIV ノブ フロントセンターの信号を左、 右、 センターチャンネルに送る割合を設定します。0 にするとフロ ントセンター信号は左右チャンネルのみに送られます。50 にすると、左、右、センターの各チャン ネルに同等に送られます。また 100 にするとセンターチャンネルのみに送られます。 セレクテッドチャンネルセクションのセンドノブ (MIX5) で調整できます。 5 LFE ノブ LFE(低周波エフェクト) チャンネルのレベルを設定します。 1 セレクテッドチャンネルセクションのセンドノブ (MIX6) で調整できます。 2 3 6 サラウンドポジション サラウンドポジションがハードパン ( 振り切り ) になっているか、それ以外かでボールの色が変 わります。 ハードパン:赤色 それ以外:オレンジ色 7 サラウンドグラフ サラウンドポジショニングを表わしています。ここを押すと、SURROUND PAN 1CH 画面が開 きます。 F/R を調整している場合 OVERVIEW 画面 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、OVERVIEW 画面は
インプット系チャンネル 6 DIV ノブ SURROUND PAN 1CH 画面 フロントセンターの信号を左、右、センターチャンネルに送る割合を設定します。 0 にするとフロ ントセンター信号は左右チャンネルのみに送られます。50 にすると、 左、 右、 センターの各チャン ネルに同等に送られます。また 100 にするとセンターチャンネルのみに送られます。 セレクテッドチャンネルセクションのセンドノブ (MIX5) で調整できます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、SURROUND PAN 1CH 画面は以下の ようになります。この画面は SELECTED CHANNEL VIEW 画面および OVERVIEW 画面でパン表示 部を押すと表示されます。 3 8 9 > 7 LFE ノブ LFE (低周波エフェクト)チャンネルのレベルを設定します。 セレクテッドチャンネルセクションのセンドノブ (MIX6) で調整できます。 8 DEFAULT ボタン 押すと、 各パラメーターが初期設定値にリセットされます。 9 COPY ボタン 1 各パラメーターの設定
インプット系チャンネル TO STEREO/MONO 画面 1 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MIX1-8 の TO STEREO/MONO 8CH 画面は以下のようになります。MIX1-6 はダウンミックス設定用になります。 2 1 2 F/R を調整している場合 1 L/R ボタン 1 サラウンドグラフ 出力先を設定します。 サラウンドポジショニングを表わしています。 2 L/R 2 係数設定フェーダー F/R 切り替えボタン ダウンミックス係数を設定します。∑クリップが付いています。 トグルボタンで、 L/R を調整する画面と F/R を調整する画面を切り替えます。 セレクテッドチャンネルセクションのセンドノブ (MIX5) で調整できます。 47 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル TO STEREO/MONO OUTPUT 画面は以下のようになります。MIX1 〜 6 に関して設定できるパラ メーターはなく、一覧するだけの画面となります。 チャンネルライブラリーを操作する インプット系チャンネルの各種パラメーター(HA 設定を含む ) をストア / リコールする 「INPUT CHANNEL LIBRARY」があります。 ライブラリーを呼び出すには、SELECTED CHANNEL VIEW 画面の LIBRARY ボタンを押します。 ライブラリーの操作方法については取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリーを使う」をご参照ください。 LIBRARY ボタン 48 リファレンスマニュアル
アウトプット系チャンネル STEREO チャンネル /MONO(C) チャンネル アウトプット系チャンネル それぞれ、インプット系チャンネルから STEREO バス、 MONO(C) バスに送られた信号を加工し、対応 する出力ポートや MATRIX バスに送出するチャンネルです。インプット系チャンネルが LCR モード のときは、STEREO(L/R) チャンネルと MONO(C) チャンネルを組み合わせて、 3 系統の出力チャン ネルとして利用できます。 ここでは、アウトプット系チャンネル (MIX チャンネル、 MATRIX チャンネル、STEREO チャンネル、 MONO チャンネル ) について説明します。 MIX アウトプット系チャンネルの信号の流れ 1 2 2324 M O N O MATRIX L R (C) 1 2 7 8 ST CUE L R アウトプット系チャンネルは、インプット系チャンネルから各種のバスに送られた信号を、EQ やダイ ナミクスで加工し、出力ポートやほかのバスに送り出すセクションです。 アウトプット系チャンネルに は、 次の種類があります。 MIX
アウトプット系チャンネル ・ ON ( オン / オフ ) アウトプット系チャンネルのオン / オフを切り替えます。 オフにすると、そのチャンネルはミュー トされます。 チャンネル名 / アイコンを設定する 手順 ・ MATRIX ON/OFF (MATRIX センドオン / オフ ) MIX チャンネル、 STEREO(L/R) チャンネル、MONO(C) チャンネルから MATRIX バスに送ら れる信号のオン / オフを切り替えます。 1. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを押して、アウトプット系チャンネルを選ぶ。 2.
アウトプット系チャンネル MIX チャンネルから STEREO/MONO バスに信号を送る STEREO バスや MONO バスに信号を送る方法としては、 ST/MONO モードと LCR モードという 2 つのモードがあり、チャンネルごとに選択できます。 それぞれのモードの特徴は、インプット系チャンネ ルと同じです。 手順 1. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、STEREO/MONO バスに信号を送りた い MIX チャンネルを選ぶ。 2. OVERVIEW画面で操作したいチャンネルのSTEREO/MONOフィールドのノブを押して選択し、 OVERVIEW 画面 もう 1 回ノブを押す。 3. TO STEREO/MONO 画面の MODE 選択ボタンを使って、チャンネルごとに ST/MONO モードま TO STEREO/MONO 画面 NOTE TO ST PAN ノブの操作に応じて、 LCR モードの MIX チャンネルからそれぞれのバスに送られ る信号レベルがどのように変化するかは、 「LCR モード選択時の信号レベル」( → P.
アウトプット系チャンネル 3 MODE 選択ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-48、 CH49-72/ST IN(CL5)、CH49-64/ST IN(CL3)、 ST IN(CL1)、 OUTPUT) ボタンを押すと、 モードが ST/MONO と LCR とで切り替わります。 4 ST ボタン /MONO ボタン MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを個別に切り替えます。 該当するチャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示されます。また、 選 択されている 8 チャンネル単位でパンまたはバランスを調節します。 5 Σ クリップインジケーター チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 1 2 3 4 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ シグナルタイプが MONO の MIX チャンネルの場合、STEREO バスに送られる信号の左右の定 位を調整する PAN ノブとして、STE
アウトプット系チャンネル MIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルから MATRIX バ スに信号を送る MIX、STEREO/MONO の各チャンネルから MATRIX バス 1 〜 8 に信号を送るには、次の 2 つの方 法があります。 セレクテッドチャンネルセクションを使う セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って、MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法 です。この方法を使えば、MIX、 STEREO(L/R)、MONO(C) の任意のチャンネルからすべての MATRIX バスに送られる信号を同時に操作できます。 Centralogic セクションを使う SELECTED CHANNEL VIEW 画面 Centralogic セクションのマルチファンクションノブを使って、MATRIX バスへのセンドレベルを調 節する方法です。この方法を使えば、MIX、STEREO(L/R)、MONO(C) のうち最大 8 系統のチャンネル から、任意の MATRIX バスに送られる信号を同時に操作できます。 NOTE ・ STEREO/MONO チャンネルは、MASTER セクショ
アウトプット系チャンネル 2 ALL POST ボタン 選択されている送り先に対するすべての送り元 ( インプットチャンネル / アウトプットチャンネ ル ) のセンドポイントを「POST」に設定します。 3 送り先表示 現在選ばれている送り先が表示されます。 4 送り先選択ボタン 送り先となる MIX/MATRIX バスを選びます。 5 チャンネル選択ボタン 操作する送り元のチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコン / 番号 / カ ラー、ボタンの下に名前が表示されます。 OVERVIEW 画面 NOTE 6 PRE/POST ボタン ・ 特定の MATRIX バスに送られる信号をモニターするには、バンクセレクトキーを使って対応す る MATRIX チャンネルを Centralogic セクションに呼び出し、その MATRIX チャンネルの [CUE] キーを押します。 ・ 現在選ばれている MATRIX バス選択ボタンをもう 1 回押すと、対応する MATRIX チャンネル のキューモニターがオンになります。選択した MATRIX バスに送られる信号をモニターしたい とき
アウトプット系チャンネル フェーダーを使う (SENDS ON FADER モード ) トップパネルのフェーダーを使って、MIX および STEREO/MONO チャンネルから特定の MATRIX バスに送る信号を設定します。 手順 1. 信号を送る MATRIX バスに出力ポートが割り当てられ、対応する出力ポートにモニターシス テムなどが接続されていることを確認する。 2.
アウトプット系チャンネル OUTPUT PORT 画面 チャンネル間の遅延を補正する ( アウトプットディレイ ) 2 アウトプットディレイは、離れた位置に設置したスピーカーから出力する信号のタイミングを補正する ためなどに使います。 2. SETUP 画面の画面中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 1 3 4 3. ディレイタイムを設定し、DELAY ボタンをオンにする。 5 手順 1.
アウトプット系チャンネル 7 φ ( フェイズ ) ボタン 出力ポートに割り当てられた信号の位相を正相 ( 黒 ) または逆相 ( 黄色 ) に切り替えます。 8 GAIN ノブ 出力ポートのアウトプットゲインを調節します。設定値を変更するには、画面上のノブを押して選 択し、マルチファンクションノブ 1 〜 8 を操作します。 ノブを回すことで 1.0dB 単位で、 ノブを 押しながら回すことで 0.
EQ/ ダイナミクス NOTE EQ/ ダイナミクス ・ OVERVIEW 画面の EQ フィールドで EQ の特性が確認できます。この OVERVIEW 画面でセレ クテッドチャンネルセクションの EQ のノブを使い、 パラメーターの設定を変更できます。 ・ EQ の設定は、 専用のライブラリーを使っていつでも保存 / 読み込みが行なえます。また、 さま ざまな楽器や用途に応じたプリセットが使用できます。 ・ SELECTED CHANNEL VIEW 画面を表示させ、 セレクテッドチャンネルセクションのノブを 使って EQ やハイパスフィルターを調節できます ( → P.
EQ/ ダイナミクス 4 EQ タイプ切り替えボタン H EQ ON/OFF ボタン EQ のタイプを TYPE I ( 従来のヤマハデジタルミキサーのアルゴリズム ) または TYPE II ( バン ド間の干渉が少ないアルゴリズム ) に切り替えます。 EQ のオン / オフを切り替えます。 I EQ IN/OUT レベルメーター 5 ATT ノブ EQ 通過前と通過後のピークレベルが表示されます。ステレオのチャンネルの場合は、L/R の両方 のチャンネルのメーターが表示されます。 EQ 通過前のアッテネーターの値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブで調節できます。 6 タブ J EQ パラメーター設定ノブ 画面に表示させるチャンネルを切り替えます。 LOW、 LOW MID、HIGH MID、 HIGH の各バンドの Q、FREQUENCY、 GAIN パラメーターが表 示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 7 EQ グラフ NOTE EQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 ・ LOW バンドでシェル
EQ/ ダイナミクス HPF/EQ 画面 (8ch) HPF/EQ 画面 (CH1-48、 CH49-72/ST IN(CL5)、 CH49-64/ST IN(CL3)、ST IN(CL1)、OUTPUT) 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルの EQ 設定が表示され ます。セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って EQ の設定を変更できます。 該当するインプット系チャンネル ( またはアウトプット系チャンネル ) が同時に表示されます。 この画 面は表示のみで、パラメーターの調節は行なえません。複数の EQ 設定を素早く確認したり、離れた位置 のチャンネルに EQ の設定をコピー/ ペーストしたりしたいときに便利です。 1 1 2 2 3 4 5 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコンと番号、 ボタンの下に名 前が表示されます。 2 EQ グラフ EQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 また、グラフの下に現在選ばれている EQ タイプが表示されます。 3 EQ ON/O
EQ/ ダイナミクス DYNAMICS1/2 画面 (1ch) ダイナミクスを使う ダイナミクスのすべてのパラメーターを、チャンネルごとに表示 / 変更できます。 特定のチャンネルの ダイナミクスを細かく設定したいときに便利です。 インプット系チャンネルでは 2 系統、アウトプット系チャンネルで 1 系統のダイナミクスが使用でき ます。 8 1 2 3 4 5 手順 1. バンクセレクトキーを使って、ダイナミクスを操作したいチャンネルを選ぶ。 6 2. OVERVIEW 画面の DYNAMICS1/2 フィールドを押す。 0 3. DYNAMICS 1/2 画面の 1ch タブを押す。 4.
EQ/ ダイナミクス 7 ダイナミクスタイプ切り替えボタン A KEY IN SOURCE 選択ボタン ダイナミクスのタイプを切り替えます。選択できるダイナミクスは、 次のとおりです。 押すと、 KEY IN SOURCE 画面が表示され、 ダイナミクスを起動させるキーイン信号を選ぶこと ができます。 ・ インプットチャンネルのダイナミクス 1 GATE、DUCKING、COMPRESSOR、EXPANDER ・ インプットチャンネルのダイナミクス 2 COMPRESSOR、COMPANDER-H、COMPANDER-S、DE-ESSER ・ アウトプットチャンネルのダイナミクス 1 COMPRESSOR、EXPANDER、COMPANDER-H、COMPANDER-S 8 ダイナミクスグラフ ダイナミクスの入出力特性が表示されます。 9 ダイナミクスパラメーター設定ノブ ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。マルチファンクションノブを使って調節 できます。 パラメーターの種類は、 現在選ばれているタイプに応じて異なります。 ・ GATE、DUCKING の場合 ・ SELF PRE
EQ/ ダイナミクス 3 ダイナミクスグラフ DYNAMICS1/2 画面 (8ch) ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。また、グラフの下に現在選ばれているダイ ナミクスのタイプが表示されます。グラフを押すと、そのチャンネルの DYNAMICS 1ch 画面が 表示されます。 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルのダイナミクスの設定 が表示されます。左右のチャンネルを確認しながらスレッショルドなど特定のパラメーターを操作した いときに便利です。 4 THRESHOLD ノブ ダイナミクスのスレッショルド値が表示されます。マルチファンクションノブで操作できます。 1 5 DYNAMICS ON/OFF ボタン ダイナミクスのオン / オフを切り替えます。 2 3 4 5 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコンと番号、 ボタンの下に名 前が表示されます。 2 DYNAMICS OUTPUT メーター/GR メーター それぞれダイナミクス通過後の出力レベル、 ゲインリダクション量が表示さ
EQ/ ダイナミクス DYNAMICS1/2 画面 (CH1-48、 CH49-72/ST IN(CL5)、 CH49-64/ST IN(CL3)、ST IN(CL1)、OUTPUT) EQ/ ダイナミクスのライブラリーを操作する EQ/ ダイナミクスでは、 設定をストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) する専用のライブラリーが使用 できます。EQ/ ダイナミクスライブラリーの操作方法については、取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリー を使う」をご参照ください。 該当するチャンネルのダイナミクスに関する全体的な設定を行ないます。 1 EQ ライブラリー 2 LIBRARY ボタン インプット系チャンネルの EQ 設定をストア / リコールする「INPUT EQ LIBRARY」と、アウトプット系チャンネルの EQ 設定を保存 / 読み込みす る「OUTPUT EQ LIBRARY」があります。 各ライブラリーを呼び出すには、 HPF/EQ 画面のツールボタンの LIBRARY を押します。 NOTE ライブラリーからリコールできる設定の数は、インプット / アウトプット EQ
チャンネルジョブ チャンネルジョブ ここでは、複数チャンネルのレベルやミュートを一括して操作する DCA グループ / ミュートグルー プ、 複数チャンネルのパラメーターを連動させるチャンネルリンク、およびチャンネル間でパラメー ターをコピー/ 移動する操作について説明します。 DCA グループ CL シリーズでは、複数チャンネルのレベルを一括操作する 16 の DCA グループが利用できます。 DCA グループは、インプット系およびアウトプット系チャンネルを 16 のグループに登録し、 Centralogic セクションのフェーダー1 〜 8 を使ってレベルを一括操作する機能です。同じ DCA グ ループに属するインプット系チャンネルどうしであれば、レベル差を保ったまま 1 本の DCA フェー ダーでレベルを操作できます。ドラム用マイクのグルーピングを行なう場合などに便利です。 ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー NOTE ・ OVERVIEW 画面の DCA/MUTE GROUP フィールドを押すことで、DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面を表示するこ
チャンネルジョブ 5 CLEAR ALL ボタン DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 現在選択している DCA グループに登録されているチャンネルをすべて解除します。 DCA グループごとに割り当てるチャンネルを設定します。 6 DCA ROLL-OUT ボタン DCA ROLL-OUT モードに入ります。 5 Centralogic セクションで DCA フェーダーを操作しながら、特定の DCA グループに割り当て られたフェーダー群を Centralogic 左側のフェーダーバンクに展開して操作する、または左側の フェーダーバンクで DCA フェーダーを操作しながら、Centralogic セクションに DCA ROLLOUT で展開したフェーダー群を操作する、といった柔軟な操作ができるようになります。 6 1 7 PRE&POST ボタン 2 DCA グループのミュート対象を PRE と POST に設定します。 3 この設定をした DCA グループの下に PRE&POST インジケーターが表示されます。 8 POST ONLY ボタン 4 DC
チャンネルジョブ ■ 特定のチャンネルが所属する DCA グループを選ぶ ■ DCA グループの各種操作 DCA グループの操作は、Centralogic セクションを使用します。 手順 ・ レベル調整:フェーダー ............. 各チャンネルのレベルの差を保ちながら、その DCA グループ に割り当てられたチャンネルのレベルを調節できます。このと き、 インプットフェーダーは動作しません。 1. インプット系およびアウトプット系チャンネルの [SEL] キーを押して、操作するチャンネルを選 ぶ。 ・ オン / ミュート切り替え:[ON] キー 2. セレクテッドチャンネルセクションのノブをどれか押す。 ............................................... Centralogic セクションの [ON] キーを押して消灯させると、 その DCA グループに属するチャンネルがミュート ( フェー ダーが−∞ dB まで下がったときと同じ状態 ) になります。 3.
チャンネルジョブ DCA ROLL-OUT 機能 ■ DCA ROLL-OUT 設定 DCA グループに割り当てられたチャンネル群をフェーダーバンクに一括呼び出しできるようになり ました。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 Centralogic セクションで DCA フェーダーを操作しながら、DCA ROLL-OUT を用いて特定の DCA グループに割り当てられたフェーダー群を Centralogic 左側のフェーダーバンクに展開して操作す る、 または左側のフェーダーバンクで DCA フェーダーを操作しながら、Centralogic セクションに DCA ROLL-OUT で展開したフェーダー群を操作する、といった柔軟な操作ができるようになります。 2. DCA GROUPボタンを押してDCA/MUTE GROUP ASSIGN MODEポップアップ画面を 表示する。 3. DCA ROLL-OUT ボタンを押す。 ■ DCA ROLL-OUT 操作 4.
チャンネルジョブ DCA ROLL-OUT 画面 ミュート中の一時解除機能を使う チャンネルが所属するいずれかの DCA グループボタンがオフ (= ミュート ) のときに、そのチャンネ ルの [ON] キーのオンにより、ミュートを一時的に除外できます。 ただし、プレビューモードでは [ON] キーを押すことによるミュート中の操作が無効となります。 例その1:CH1 が OFF。 DCA GROUP1 にアサインされている状態。 操作例 2 1. DCA1 の ON キーを押し、消灯させる。 CH1 の ON キーは消灯のまま。DCA1 が MUTE 状態になる。 1 2. CH1 の ON キーを押す。 CH1 は MUTE の一時解除が起こり、 ON キー点灯。 3. DCA1 の ON キーを押し、点灯させる。 DCA1 の MUTE が解除され、CH1 の ON キーは点灯。 3 例その2:CH1 が ON。MUTE GROUP1 と DCA GROUP1 にアサインされている状態。 操作例 1.
チャンネルジョブ NOTE ミュートグループ ・ 1 つのチャンネルを複数のミュートグループに割り当てることもできます。 ・ 各チャンネルがどのミュートグループに割り当てられているかは、OVERVIEW 画面の DCA/ MUTE GROUP フィールドで確認できます。 このフィールドの下段で赤く点灯している番号 が、そのチャンネルの所属するミュートグループを表わします。 CL シリーズでは、8 つのミュートグループが利用できます。 ミュートグループは、USER DEFINED キー[1] 〜 [16] を使って、複数チャンネルのミュートのオン / オフを一括して切り替える機能です。複数のチャンネルを同時にカットアウトしたいときなどに利用で きます。ミュートグループ 1 〜 8 は、インプット系チャンネルとアウトプット系チャンネルの両方で使 用できます。同じグループに両方のチャンネルを混在させることもできます。 ミュートグループにチャンネルを割り当てる チャンネルをミュートグループに割り当てるには、DCA グループと同様に、 次の 2 つの方法がありま す。 ・ ディマーレベルが - ∞ dB 以
チャンネルジョブ 2 ミュートグループアサイン表示フィールド ■ 特定のチャンネルが所属するミュートグループを選ぶ 現在選んでいるミュートグループに登録されているチャンネルが表示されます。 この画面が表示されているときに、そのミュートグループに登録したいチャンネルの [SEL] キー を押すと、 そのチャンネルがミュートグループに登録され、対応するフェーダーのイラストが赤に 変わります。もう一度同じ [SEL] キーを押すと登録が解除されます。 手順 1. インプット系およびアウトプット系チャンネルの [SEL] キーを押して、操作するチャンネルを選 ぶ。 MUTE SAFE ボタンがオンのときは、 ミュートセーフを行なうチャンネルが表示されます。登録、 解除の方法はミュートグループの場合と同じです。 登録されたフェーダーのイラストは緑色にな ります。 2. セレクテッドチャンネルセクションのノブのどれかを押す。 3.
チャンネルジョブ NOTE ミュートグループを操作する USER SETUP 画面では、 ユーザーごとに利用できる機能を制限したり、動作環境を設定したり できます。この画面には複数のページが含まれており、画面下部のタブを使ってページを切り 替えます。 ミュートグループを操作するには、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN 画面内のミュートグループマス ターボタンで操作できますが、USER DEFINED キーにミュートグループ 1 〜 8 のオン / オフ機能を 割り当てて操作すると便利です。 ■ USER DEFINED キーでミュートグループをオン / オフする ■ USER DEFINED キーにミュートグループを割り当てる ミュートグループをミュートするには、 ミュートのオン / オフ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押します。 手順 USER DEFINED キーの LED が点灯し、 選択したミュートグループに属するすべてのチャンネルが ミュート状態になります。 このとき、 ミュートされたチャンネルの [ON] キーが点滅します。複数の USER DEFIN
チャンネルジョブ CH JOB メニュー ファンクション アクセスエリア DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 CH JOB メニュー NOTE NOTE ・ 手順 4 でパラメーターを選択しただけではリコールセーフは有効になりません。 リコールセー フのオン / オフを切り替えるには、 必ず手順 5 の操作も行なってください。 ・ チャンネルリンク ( → P.76) とバスの設定は、リコールセーフの対象にならないので、常にリ コールしたシーンが再現されます。 このため、リンクグループに含まれる特定のチャンネル、またはステレオに設定された 2 本の バスのどちらかがリコールセーフに設定されていると、 そのチャンネルのパラメーター設定が ほかのチャンネルと異なることがありえます。このような場合には、次に該当するパラメー ターを操作したときに自動的にリンクし直されます。 チャンネルリンクはグローバルパラメーターで一括してセーフにできます。 ・ リコールセーフ機能とフォーカスリコール機能 ( → P.
チャンネルジョブ 各ボタンに対応するパラメーターは次のとおりです。 RECALL SAFE MODE 画面 2 14 3 5 6 9 A 7 0 8 INPUT PATCH すべてのインプットパッチ INPUT NAME すべてのインプットチャンネルの名前 OUTPUT PATCH すべてのアウトプットパッチ OUTPUT NAME すべてのアウトプットチャンネルの名前 HA すべての I/O デバイス、外部 HA の HA に関するパラメーター CH LINK すべてのチャンネルリンクグループの設定 MUTE GROUP NAME MUTE グループ名の設定 CUSTOM FADER BANK カスタムフェーダーバンクの設定 GEQ RACK EFFECT RACK PREMIUM RACK それぞれ、GEQ ラック 1 〜 16、エフェクトラック 1 〜 8、プレミアムラック 1 〜 8 をリコールセーフに設定します。 FADER BANK SELECT FADER BANK の選択状況、MASTER FADER のアサイン状況 NOTE 1 CL
チャンネルジョブ 9 セーフパラメーター選択ボタン (DCA 以外 ) 選択されているチャンネルでリコールセーフに設定するパラメーターを選びます。 ボタン名 チャンネルの種類に応じてボタンの表示が次のように変わります。 WITH MIX SEND ・ インプットチャンネルの場合 対応パラメーター インプット チャンネル その MIX バスへのセンドレベル MIX チャンネル ST IN の場合は、INSERT、INSERT PATCH、DIRECT OUT の各ボタンがありません。 ・ MIX チャンネルの場合 ・ MATRIX チャンネルの場合 ・ STEREO チャンネルの場合 ・ MONO チャンネルの場合 グローバルパラメーターのリコールセーフがオンになっている場合は、 選択されているチャンネ ルのセーフパラメーター選択ボタンが、次のように緑で点灯します。 STEREO/ MONO チャンネル ○ WITH MATRIX SEND その MATRIX バスへのセンドレベル NOTE MATRIX チャンネル ○ ALL*1 すべてのパラメーター ○ HA
チャンネルジョブ 9 セーフパラメーター選択ボタン (DCA) ・ MATRIX バスに送られる信号のオン / オフ DCA グループごとに、 リコールセーフの対象となるパラメーターを選択します。ALL ボタンがオ ンのときは、DCA マスターのすべてのパラメーターがリコールセーフの対象になります。 LEVEL/ON がオンのときには、 DCA マスターのレベルとオン / オフ状態がリコールセーフの対 象となります。NAME がオンのときには、 DCA グループ名がリコールセーフの対象になります。 LEVEL/ON ボタンと NAME ボタンは両方をオンにすることはできますが、 ALL ボタンをオン にすると、 LEVEL/ON ボタンと NAME ボタンは2つともオフ状態に切り替わります。 ・ フェーダーの操作 ・ [ON] キーの操作 ・ TO STEREO/MONO の設定 ・ DELAY の設定 ・ DCA GROUP ASSIGN の設定 ・ MUTE GROUP ASSIGN の設定 アウトプット系チャンネルの場合: ・ EQ の設定 0 SAFE ボタン (DCA グループ以外 )
チャンネルジョブ CH LINK MODE 画面 ( インプット系チャンネル ) リンクさせるインプット系チャンネルを表示したり、連動させるパラメーターを設定したりできます。 5 ファンクション アクセスエリア 1 2 CH JOB メニュー 3 NOTE ・ リンクさせる 2 つ以上のチャンネルの [SEL] キーを同時に押して離すことでも、CH LINK MODE 画面を開けます。 ・ リンクグループに所属するチャンネルの [SEL] キーを押して点灯させると、同じリンクグルー プに含まれるすべてのチャンネルの [SEL] キーが点滅します。 ・ INPUT チャンネルを ST IN チャンネルにリンクさせた場合、ST IN チャンネルに存在しないパ ラメーターは無視されます。 4 1 インプット系チャンネル表示フィールド リンクグループを作成すると、対応するインプット系チャンネルがハイライト表示されます。複数 のリンクグループがあるときは、グループごとに異なる色で表示されます。このフィールドを押す と、CH LINK SET 画面が表示されます。この画面でインプット系チャンネルをリンク
チャンネルジョブ 3 LINK PARAMETER フィールド 4 SEND PARAMETER フィールド フィールド内のボタンを使って、連動させるパラメーターを選択します。これは、リンクグループ ごとに設定できます。 LINK PARAMETER フィールドで、 MIX ON、MIX SEND、MATRIX ON、 MATRIX SEND の各 ボタンをオンにした場合、このフィールドのボタンを使って送り先となるバスを指定します。 LINK PARAMETER フィールドで選べるパラメーターは、次の表のとおりです。 HA ヘッドアンプの設定 HPF HPF の設定 DIGITAL GAIN デジタルゲインの設定 EQ EQ の設定 DYNAMICS1、2 ダイナミクス 1、2 の設定 INSERT インサートの設定 DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 MIX SEND MIX バスに送られる信号のセンドレベル MIX ON MIX バスに送られる信号のオン / オフ MATRIX SEND MATRIX バスに送られる信号のセンドレベル MATRI
チャンネルジョブ 3 LINK PARAMETER フィールド CH LINK MODE 画面 ( アウトプット系チャンネル ) フィールド内のボタンを使って、連動させるパラメーターを選択します。これは、 リンクグループ ごとに設定できます。 リンクさせるアウトプット系チャンネルを表示したり、 連動させるパラメーターを設定したりできま す。 LINK PARAMETER フィールドで選べるパラメーターは、 次の表のとおりです。 5 1 2 3 EQ EQ の設定 DYNAMICS ダイナミクスの設定 INSERT インサートの設定 MATRIX SEND MATRIX バスに送られる信号のセンドレベル *1 MATRIX ON MATRIX バスに送られる信号のオン / オフ *1 FADER フェーダーの操作 CH ON チャンネルのオン / オフ TO STEREO STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ *1 DCA DCA グループの割り当て MUTE ミュートグループの割り当て *1.
チャンネルジョブ ■ チャンネルリンクの各種操作 CH LINK SET 画面 CH LINK MODE 画面のチャンネル表示フィールドを押すと表示されます。この画面でチャンネルを リンクさせることもできます。 ・ 3 チャンネル以上をリンクさせる リンク元の [SEL] キーを押したまま、リンクグループに加えたいアウトプット系チャンネルの [SEL] キーを順に押します。 ・ 既存のリンクグループに新しいチャンネルを加える グループ内の任意の [SEL] キーを押しながら、 グループに加える [SEL] キーを押します。 NOTE リンク先のアウトプット系チャンネルがすでに別のリンクグループに登録されていた場合は、 元のグループのリンクからは解除されて、あとから操作を行なった新しいグループに加えられ ます。 ・ リンクを解除する 同じリンクグループに登録されている任意の [SEL] キーを押しながら、解除するチャンネルの [SEL] キーを押します。 1 ・ リンクグループに設定されているチャンネル間のレベルバランスを変更する リンクされている任意のチャンネルの [SEL] キーを押しながら変更
チャンネルジョブ 5 CLOSE ボタン 画面を閉じます。 NOTE CL5 の設定データを CL3/CL1 で使用した場合や、CL3 の設定データを CL1 で使用した場合、 その機種にないチャンネルにアサインされていると、 ボタン上に取り消し線が表示されます。 チャンネルのコピー/ 移動 / 初期化 複数のチャンネル間でミックスパラメーターをコピー/ 移動したり、特定のチャンネルのパラメーター を初期設定値に戻したりできます。 ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー チャンネルのパラメーターをコピーする 各チャンネルのミックスパラメーターの設定値を別のチャンネルにコピーできます。コピーを実行する と、 コピー先のパラメーターに上書きされます。 CH COPY MODE 画面 コピーが行なえるチャンネルの組み合わせは次のとおりです。 チャンネルの設定をコピーする操作を行ないます。 ・ インプット系チャンネルどうし ・ STEREO L/R チャンネルと MONO チャンネル ・ MIX チャンネルどうし ・ MATRIX チャンネルどうし 手順 1.
チャンネルジョブ 1 SOURCE CH フィールド 3 COPY ボタン コピー元のチャンネルが表示されます。この画面が表示されているときに、 パネル上の [SEL] キーでチャンネルを 1 つ選ぶと、対応するチャンネルがこのフィールドにハイライト表示されま す。 コピー元に選んだチャンネルを選択し直すには、このフィールドを押します。 選択前 コピー操作を実行します。コピー元とコピー先を指定したあとでボタンを押すと、コピーが実行さ れます。 4 CLOSE ボタン 選択後 画面を閉じて元の画面に戻ります。 チャンネルのパラメーターを移動する インプット系チャンネルどうしで、特定のチャンネルの設定内容を別のチャンネルに移動できます。移 動を実行すると、移動元と移動先の間に含まれるチャンネルの番号が 1 つずつ前後に移動します。 移動 コピー元が MIX/MATRIX チャンネルの場合、コピーするパラ メーターを選ぶボタンが表示されます。 1 2 3 4 5 1 5 2 3 4 それぞれのボタンがオンのときにコピーされるパラメーター は、 次のとおりです。 1 つずつ移
チャンネルジョブ ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー NOTE CL3/CL1 の場合、その機種にないフェーダーは表示されません。 3 MOVE ボタン CH MOVE MODE 画面 移動操作を実行します。移動元と移動先を指定したあとでボタンを押すと、移動元から移動先に チャンネルの設定が移動します。また、移動元と移動先の間に含まれるすべてのチャンネルの設定 が、移動元の方向に 1 チャンネル分ずれます。 4 CLOSE ボタン 画面を閉じて元の画面に戻ります。 1 チャンネルのパラメーターを初期化する 2 チャンネルのパラメーターを初期設定値に戻せます。この操作はすべてのチャンネルに対して行なえま す。 3 手順 4 2. CH JOB メニューの DEFAULT ボタンを押す。 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 3. 初期化するチャンネルの [SEL] キーを押して点灯させる ( 複数選択可 )。 4.
チャンネルジョブ 2 DEFAULT ボタン チャンネルを選んだあとでこのボタンを押すと、初期化が実行されます。 3 CLOSE ボタン 画面を閉じて元の画面に戻ります。 ミックスマイナスについて ファンクション アクセスエリア MIX/MATRIX バスに送られる信号から特定チャンネルの信号だけを抜くミックスマイナス機能です。 これを利用すれば、 演奏者やアナウンサー用のモニター信号として、 本人の音声だけを抜いた信号を素 早く送ることができます。 CH JOB メニュー NOTE NOTE ミックスマイナスは、 いわゆるモードを切り替えるような操作ではなく、 設定を素早く行なう ためのショートカットです。 このため、 実行したあとでも画面の各パラメーターは自由に変更 できます。 初期化後は、 TARGET CHs フィールドは何も選択されていない状態に戻ります。 CH DEFAULT MODE 画面 手順 パラメーターを初期化する操作を行ないます。 1. [SEL] キーを押しながら、セレクテッドチャンネルセクションの MIX/MATRIX バスキーを押す。 2.
チャンネルジョブ NOTE MIX MINUS ポップアップ画面は、ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタン→ MIX MINUS ボタンから開くこともできます。 85 リファレンスマニュアル
シーンメモリー シーンメモリー 3 シーンタイトル CL シリーズでは、ミックスパラメーターや入出力ポートのパッチングなどの設定に名前を付け、シー ンとしてメモリーにストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) できます。 4 E マーク (EDIT マーク ) 現在選択されているシーンのタイトルが表示されます。 現在読み込まれているシーンのミックスパラメーターを変更すると、このマークが表示されます。 シーンには、000 〜 300 のシーン番号が付けられており、 000 はミックスパラメーターを初期値に 戻すための読み込み専用のシーン、 001 〜 300 は読み書き可能なシーンです。 この表示は、変更内容を記憶するためにストア操作が必要であることを示しています。 NOTE 1 つのシーンには、トップパネル上のフェーダーの位置や [ON] キーの状態のほか、次のようなパラ メーターが含まれます。 プロテクトマークまたは R マークが表示されるシーン番号には、 ストアできません。 ・ 入力 / 出力ポートのパッチング シーンをストア / リコールする ・ バスの設定 ・ ヘ
シーンメモリー NOTE ■ SCENE LIST 画面を使う ・ SCENE MEMORY [INC]/[DEC] キーのどちらか一方を押し続けると、 シーン番号が連続的に 変わります。 ・ SCENE MEMORY [INC]/[DEC] キーを同時に押すと、SCENE フィールドの表示が、 現在読み 込まれているシーンの番号に戻ります。 ・ ストア操作の確認ダイアログを表示させないようにすることもできます ( → P.195)。 この場 合、SCENE MEMORY [STORE] キーを 1 回だけ押すと通常のように SCENE STORE 画面が 表示され、もう 1 回押すとストアが実行されます。また、SCENE MEMORY [STORE] キーを素 早く 2 回押すと、 SCENE STORE 画面は表示させずにストアできます。 手順 1. トップパネルの各操作子や、タッチスクリーン上のボタンなどを使って、ミックスパラメーターを 設定する。 2. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 3.
シーンメモリー ・ プロテクト ( 錠前 ) マーク シーンの上書きができなくなります。 SCENE LIST 画面 シーンの各種操作を行ないます。この画面は SCENE フィールドを押すと表示されます。 C ・ R(READ ONLY) マーク プロテクトに加えて、 USB メモリーからのファイルのロードなどでも上書きができなくなりま す。なお、この設定はシーン番号 001 から連続したシーン番号のみ設定可能です。 1 ・ マークなし 何もプロテクトされません。 2 5 4 3 NOTE シーン番号 000 の R マークは、無効にできません。 6 カレントシーン 6 リスト内で枠が青く表示されているシーンが、 現在選ばれているシーン ( カレントシーン ) です。 別の行のシーン番号を押すと、そのシーンがカレントシーンの位置に来るように、リスト全体が上 下にシフトされます。 7 SCENE SELECT ノブ マルチファンクションノブで操作して、シーンを選択します。ノブの下の数字で現在選ばれている シーンの番号を確認できます。マルチファンクションノブを押しながら回すと、連続した複数の
シーンメモリー 1 RECALL SCENE ボタン シーンをリコールする 現在選ばれているシーンをリコールします。 ■ SCENE MEMORY/MONITOR セクションのキーを使う 2 RECALL UNDO ボタン リコール操作を取り消します。直前の動作がリコール操作の場合のみ有効です。 手順 NOTE 1. SCENE MEMORY [INC]/[DEC] キーを使って、リコールしたいシーン番号を選ぶ。 ・ USER DEFINED キーに、 RECALL UNDO ボタンと同じ機能を割り当てることもできます ( → P.197)。 ・ MIDI メッセージ ( プログラムチェンジ ) を使用してシーンをリコールすることもできます ( → P.168)。 2. SCENE MEMORY [RECALL] キーを押す。 3.
シーンメモリー シーンメモリーを編集する ここでは、シーンメモリーにストアしたシーンの並び替え、タイトル変更、コピー( 複製 ) / ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行なう方法を説明します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面左上の USER SETUP ボタンを押す。 シーンメモリーを並び替える / タイトルを変更する 3. USER SETUP 画面の USER DEFINED KEYS タブを押す。 4. 機能を割り当てたい USER DEFINED キーに対応するボタンを押す。 手順 5. FUNCTION の列で「SCENE」を選ぶ。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 6. 割り当てる機能を選ぶ。 2. SCENE LIST 画面下部の COMMENT タブを押す。 ・ INC RECALL、DEC RECALL を割り当てる場合 PARAMETER 1 の列で「INC RECALL」、または「DEC RECALL」 を選択します。 3.
シーンメモリー ・ TITLE タイトルの数字 / アルファベット順に並び替えます。 1 COPY ボタン ・ COMMENT コメントの数字 / アルファベット順に並び替えます。 2 PASTE ボタン ・ TIME STAMP 作成日時の順に並び替えます。 3 CLEAR ボタン 押すと、 選択したシーンがバッファーメモリーにコピーされます。 押すと、 バッファーメモリー内のシーンが選択したシーンに上書きされます。 押すと、 選択したシーンが消去されます。 NOTE 4 CUT ボタン 同じ場所を繰り返し押すと、リストの並び方 ( 昇順または降順 ) が変わります。 押すと、 選択したシーンが削除され、バッファーメモリーにコピーされます。 2 ライトプロテクト 5 INSERT ボタン ライトプロテクトの有無が表示されます。押すと、そのシーンが書き込み禁止になり、 錠前のアイ コンが表示されます。もう一度押すと、書き込み禁止が解除されます。 バッファーメモリー内のシーンを、選択したシーン番号に挿入します。 その番号以降のシーンは、 番号が 1 つずつ後ろにずれます。 3
シーンメモリー ・ コピーしたシーンは、インサートすることもできます ( → P.92)。 ・ バッファーメモリーに何もコピーされていないとき、 PASTE ボタンは使用できません。 シーンをインサートする バッファーメモリーにコピーされたシーンを、 任意のシーン番号の位置にインサートします。シーンを インサートする場合は、シーン番号順にシーンリストを並び替えてください。 シーンをクリアする 手順 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. インサートしたいシーンをコピー( → P.91) またはカットする。 2. いずれかのマルチファンクションノブを回してクリアするシーン番号を選び、SCENE LIST 画面 3. いずれかのマルチファンクションノブを回してインサート先のシーン番号を選び、SCENE LIST の CLEAR ボタンを押す。 画面の INSERT ボタンを押す。 3. CONFIRMATION ダイアログの OK ボタンを押して、クリアを実行する。 4.
シーンメモリー GLOBAL PASTE 画面 グローバルペースト機能を使う グローバルペーストは、カレントシーンの任意のチャンネル / パラメーターの設定内容を、メモリー内 のシーンデータ ( 複数選択可能 ) にコピー&ペーストする機能です。カレントシーンの変更内容を、ス トア済みの複数のシーンに一括して反映させたいときに便利です。 NOTE ユーザーレベルで SCENE LIST の STORE/SORT がオンになっているユーザーのみ、グロー バルペースト機能を利用できます。 1 2 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面の GLOBAL PASTE ボタンを押す。 3. GLOBAL PASTE 画面のタブを使って、コピーの対象となる項目を選ぶ。 4. トップパネルの [SEL] キーを使ってコピー元となるチャンネルを選び、画面上のボタンを押してパ ラメーターを選ぶ。 5. マルチファンクションノブ 7 と 8 で、ペースト先になるシーンの範囲を選ぶ。 6.
シーンメモリー DYNA2 ダイナミクス 2 の設定 (KEY IN SOURCE を含む ) MIX SEND MIX バスへのセンドレベル、パン、PRE/POST MATRIX SEND MATRIX バスへのセンドのセンドレベル、パン、PRE/POST FADER フェーダーのレベル CH ON INSERT ・ PATCH/OTHERs タブ 選択できるパラメーターは、次のとおりです。 [ON] キーのオン / オフ状態 *1 インサートのオン / オフ、インサートポイント INPUT PATCH すべてのインプット系チャンネルのインプットパッチ、インサートイン / アウトパッ チ、ダイレクトアウトパッチの設定 OUTPUT PATCH すべてのアウトプット系チャンネルのアウトプットパッチ、インサートイン / アウト パッチ INPUT NAME すべてのインプット系チャンネルのチャンネル名、アイコン、チャンネルカラー INSERT PATCH*1 インサートイン / アウトのパッチ OUTPUT NAME すべてのアウトプット系チャンネルのチャンネル名、アイ
シーンメモリー FOCUS RECALL 画面 リコールするパラメーターをシーンごとに設定します。 手順 2 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 4 2. SCENE LIST 画面下部の FOCUS タブを押す。 1 3. SCENE LIST 画面で、設定したいシーンの SET ボタンを押す。 4. 「リコールセーフ機能を使う」( → P.73) の手順 3 以降と同様に設定する。 5. 設定した制限を解除し、すべてのパラメーターをリコールの対象にしたいときは、ALL ボタンをオ ンにする。 6.
シーンメモリー 4 FOCUS PARAMETER 表示セクション フェード機能を使う すべてのシーンでリコール操作の対象に設定されているパラメーター、 およびラックが表示され ます。操作方法と内容は、RECALL SAFE MODE 画面 ( → P.74) と共通です。 フェード機能とは、 シーンをリコールしたときに、任意のチャンネル /DCA グループのフェーダーが新 しい値に到達するまで、一定の時間をかけて連続変化させる機能です。フェード機能は、シーンごとに独 立して設定できます。 5 チャンネル選択ボタン フォーカスリコールを設定するチャンネルを選びます。 NOTE 手順 このボタンで設定するチャンネルを切り替えても、パネル上で選択されているチャンネルは連 動しません。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の FADE TIME タブを押す。 6 設定チャンネル表示 3.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (FADE TIME フィールド ) FADE TIME 画面 フェード効果を加えるチャンネルを選んだり、 フェードタイムを調節したりできます。SCENE LIST 画面の FADE TIME フィールドにある SET ボタンを押すと表示されます。 1 3 4 2 1 3 2 4 1 チャンネル表示フィールド フェード効果を加えるチャンネル /DCA グループがハイライト表示されます。フェード効果を加 えるチャンネル /DCA グループを選ぶには、そのチャンネル /DCA グループの [SEL] キーを押 します。 もう一度 [SEL] キーを押すと、 選択を解除できます。 1 SET ボタン 押すと、フェード機能を利用するチャンネルを選んだり、フェードタイム ( フェーダーが新しい値 に到達するまでの時間 ) を設定したりする FADE TIME 画面が表示されます。 2 FADE TIME ノブ フェードタイムを設定します。マルチファンクションノブを使って調節できます。 設定範囲は 0.0sec 〜 60.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (GPI OUT フィールド ) シーンリコールに連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT) あるシーンをリコールしたときに、 CL シリーズの GPI 端子に接続した外部機器に対してコントロール 信号を出力できます。次のように操作します。 NOTE GPI OUT の設定については、 「GPI OUT を使う」( → P.239) をご参照ください。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の GPI OUT タブを押す。 3. GPI OUT の各ポートに出力したいコントロール信号を、シーンごとに設定する。 4. GPI OUT を出力するシーンをリコールする。 2 1 出力コントロール信号選択ボタン 各 GPI OUT から出力するコントロール信号を設定します。 ボタンを押すたびに下記の機能が切り替わります。 ・ ‒‒‒‒ (OFF) ................... 何も出力しません。 ・ TRIGGER ..................
シーンメモリー NOTE シーンリコールに連動してオーディオファイルを再生する ・ シーンをリコールしてからオフセット時間が経過するまでは、 ファンクションアクセスエリア にカウントダウンが表示されます。 ・ シーンリコール時に再生中の別のソングがあった場合、 オフセット時間の設定にかかわらず、 再生中のソングはシーンリコール時に停止します。 あるシーンをリコールしたときに、 USB メモリー内の特定のオーディオファイルが再生されるように リンク設定できます。特定の場面で効果音や BGM を自動再生したいときに便利です。 NOTE ・ 再生するオーディオファイルは、 YPE フォルダーの中の SONGS フォルダーに保存してくださ い。ルートディレクトリーやそのほかのフォルダーに保存しても、指定できません。また、再生 を実行すると、TITLE LIST 画面のパスは、\YPE\SONGS\ に移動します。 ・ 録音中や録音待機中は再生できません。 ・ 再生モードの設定にかかわらず、 指定されたオーディオファイルは 1 回だけ再生されます。 ・ 指定したファイルは、ファイル名 8 文字+拡張子 3 文
シーンメモリー 7 OFFSET ノブ SONG SELECT 画面 マルチファンクションノブ 8 を使って、リコール操作後オーディオファイルの再生までにかかる 時間を設定します。オフセット時間は、 0.0 〜 99.0 の範囲を 0.
シーンメモリー NOTE PREVIEW モードでの各機能について StageMix で表示されるシーンタイトルは、PREVIEW モード中に操作された CL シリーズのス トア時のタイトルに変更されます。 下記のソフトウェアや外部からの操作に対しては、カレントシーンが変わります。 ・ CL Editor ・ StageMix ・ MIDI Rx ・ GPI IN 同様にカレントシーンの変更に対して、下記のソフトウェアや外部へ通知が行なわれます。 ・ CL Editor ・ StageMix ・ MIDI Tx ・ GPI OUT METER はカレントシーンの信号処理の状態を示します。 PLAYBACK LINK はカレントシーンの RECALL に対して働きます。 カスケード接続の挙動はマスター/ スレーブ共に独立に動作します。PREVIEW モード中はリンクしま せん。 PREVIEW モードでは下記の機能が動作しません。 ・ CL Editor との同期 ・ ユーザーの切り替え ・ USER LEVEL の変更 ・ LOAD/SAVE 機能 ・ CUE の変更 ・ USER DEFINED K
モニター / キュー 次の図は、モニター/ キューの信号の流れを表わしたものです。 モニター/ キュー モニター機能とは、ニアフィールドモニターやヘッドフォンなどを使って、各種アウトプットをモニ ターする機能です。CL シリーズのフロントパネル下には、モニター用の PHONES アウト端子が装備 されており、モニターソースとして選んだ信号を常時モニターできます。 また MONITOR OUT L/R/C チャンネルを任意の出力端子に割り当てれば、同じ信号を外部スピーカーでモニターすることもできま す。 モニターソースとして選択できる信号は、 次のとおりです。 ・ STEREO チャンネルの出力信号 ・ MONO チャンネルの出力信号 ・ STEREO + MONO チャンネルの出力信号 ・ OMNI IN 1-2、 3-4、 5-6、7-8 の入力信号 (2 チャンネルずつペアでモニター) ・ RECODER の PLAYBACK の出力信号 ・ MIX、MATRIX、STEREO、 MONO チャンネルの出力信号、RECORDER の PLAYBACK の出 力信号、および OMNI IN 1-2、 3-
モニター / キュー ・ MONITOR LEVEL ( モニターレベル ) MONITOR OUT L/R/C チャンネルの出力レベルを調節します。PHONES LEVEL LINK が ON の場合、PHONES アウト端子のレベルにも影響します。 モニター機能を利用する ここでは、任意のモニターソースを選び、PHONES アウト端子または外部のモニタースピーカーでモ ニターする方法を説明します。 ・ MONITOR FADER ( モニターフェーダー) MONITOR OUT L/R/C チャンネルの出力レベルを STEREO MASTER フェーダーまたは MONO MASTER フェーダーで調節します。MONITOR LEVEL と直列に配置されています。 PHONES LEVEL LINK が ON の場合、 PHONES アウト端子のレベルにも影響します。 手順 1.
モニター / キュー 4 MONITOR FADER フィールド MONITOR 画面 モニターレベルを調節するモニターフェーダーの設定 / 表示を行ないます。 MONITOR 画面の MONITOR フィールドでは、モニターの設定状況を確認したり、オン / オフを切り 替えたりできます。 2 3 4 ・ MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターフェーダーのレベルを調節します。このノブを押すと、 Centralogic セクションのノブ を使って調節できます。 5 ・ FADER ASSIGN 表示 現在モニターフェーダーに割り当てられているフェーダーの種類が表示されます。表示の意味は 次のとおりです。 ・ ----................................................. 割り当てなし ・ MASTER A ............................... マスターA のみ 1 6 ・ MASTER A+ ............................
モニター / キュー MONITOR 画面 ■ DIMMER フィールド モニターの詳細設定を行ないます。 この画面は、MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたは、メー ターフィールドを押すと表示されます。 モニターレベルを一時的に減衰させるディマー機能に関する設定を行ないます。 2 3 4 6 2 DIMMER ノブ B 7 8 ディマー機能がオンのときのモニターレベルの減衰量を調節します。 3 DIMMER ON/OFF ボタン ディマー機能のオン / オフを切り替えます。 4 TALKBACK DIMMER ノブ 9 トークバックをオンにしたときのモニターレベルの減衰量を調節します。 5 TALKBACK ON インジケーター 1 D トークバックのオン / オフ状態を表示します。 6 PHONES LEVEL LINK ボタン E PHONES アウト端子の信号レベルをモニターレベルとリンクさせるボタンです。このボタンを オンにすると、 MONITOR FADER LEVEL ノブ (0)、またはそれに割り当てられたフェーダー PHONES アウ
モニター / キュー E MONITOR OUT PATCH ボタン ■ MONITOR FADER フィールド 押すと、 モニター出力の L/R/C チャンネルにパッチする出力ポートを選ぶ PORT SELECT 画 面が表示されます。 0 MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターレベルが表示されます。押すと、 マルチファンクションノブで操作できます。 また、 Centralogic セクションのバンクセレクトキーで STEREO キーを押して呼び出し、モニター フェーダーでレベルを調節することもできます。 A FADER ASSIGN インジケーター モニターレベルがアサインされているフェーダーが表示されます。それぞれの表示が示すアサイ ン先は、次のとおりです。 MASTER A MASTER A フェーダーのみ MASTER A+ MASTER A 以外に、MASTER B フェーダーやカスタムフェーダーバンクにもアサイン MASTER B MASTER B フェーダーのみ MASTER B+ MASTER B 以外に、カスタムフェーダーバンクにもアサイン CUS
モニター / キュー MONITOR 画面 ( サラウンドモードでのモニターフィールド ) SURROUND MONITOR 画面 ( サラウンドモード ) BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MONITOR 画面のモニターフィールドは 以下のようになります。 サラウンドモニターの詳細設定を行ないます。 この画面は、BUS SETUP でバス設定をサラウンド モードに設定した場合に、 MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたはメーターフィールドを押す と表示されます。 2 3 4 5 2 3 4 1 5 1 SURROUND MONITOR 表示ボタン 1 このボタンを押すと、サラウンドモニターの詳細設定を行なう SURROUND MONITOR 画面が 表示されます。 2 SOURCE SELECT フィールド 6 モニターサラウンドソースを選択します。2 CH MONITOR を選択したときのソースとなるチャ ンネルは、 SURROUND MONITOR 画面で設定します。 7 3 スピーカーミュートフィールド モニターするスピ
モニター / キュー 3 DOWNMIX フィールド MONITOR SOURCE SETUP 画面 どのモードでダウンミックスするかを選択します。 SURROUND MONTIOR 画面の MONITOR SOURCE SETUP ボタンを押すと、 この画面が開きま す。 ・ STEREO ボタン ステレオモードでダウンミックスします。 1 2 ・ MONO ボタン モノラルモードでダウンミックスします。 4 DOWNMIX SETUP ボタン このボタンを押すと、DOWNMIX SETUP 画面が開きます。ダウンミックスに関するパラメー ターを設定します。 5 メーターフィールド モニターしているサラウンド信号のメーターを表示します。メーターの並びは、SURROUND SETUP 画面にて設定された並びと同じになります。 6 スピーカーミュートフィールド モニターするスピーカーを個別にミュートできます。 7 SOLO ボタン モニタースピーカーのソロ機能をオンにします。オンにするとスピーカーミュートフィールドの すべてのスピーカーボタンはオンになります。このときどれかスピーカーボタ
モニター / キュー DOWNMIX SETUP 画面 キュー機能を利用する SURROUND MONTIOR 画面の DOWNMIX SETUP ボタンを押すと、 この画面が開きます。チャン ネルの並びは、SURROUND SETUP 画面にて設定された並びと同じになります。 キューのグループについて 3 CL シリーズのキュー信号は、次の 4 つのグループに分類できます。 1 INPUT CUE グループ インプット系チャンネルのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、INPUT チャンネルの [CUE] キーを押してオンに切り替えます。 1 INPUT チャンネルの [CUE] キー NOTE Centralogic セクションに INPUT チャンネル /ST IN チャンネルが割り当てられているとき は、 Centralogic セクションの [CUE] キーを使ってこのグループのキューを有効にすることも できます。 2 2 DCA CUE グループ DCA グループのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、 Centralogic セク ションに
モニター / キュー キュー機能の操作 ここでは、任意のチャンネル /DCA グループの [CUE] キーを使って、キュー信号をモニターする方法 を説明します。 NOTE キュー信号はモニター信号と同じ出力先に送られます。 このためモニター機能をオフにする と、接続したモニタースピーカーなどにキュー信号が送られませんのでご注意ください。ただ し、フロントパッド下の PHONES アウト端子からは、モニターのオン / オフ設定とは関係な く、常にキュー信号が出力されます。モニター機能の設定については「モニター機能を利用す る」( → P.103) をご参照ください。 Centralogic セクションの [CUE] キー (MIX チャンネル、MATRIX チャンネル操作時 ) 手順 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2.
モニター / キュー NOTE MONITOR 画面 ・ モニターアウトや PHONES アウト端子へは、CUE OUTPUT ボタンのオン / オフに関係なく CUE 信号が送られます。 ただし、CUE INTERRUPTION をオフにしてしまうと、モニターアウ トへキュー信号が送られなくなります。 PHONES アウト端子には CUE INTERRUPTION の設 定に関係なく常にキュー信号が送られます。 ・ SENDS ON FADER 画面の MIX/MATRIX バス選択ボタンを使用するときに、選択したボタン をもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューがオンになります ( → P.39)。 ・ キューの操作とチャンネル選択の操作を連動させたい場合は、USER SETUP 画面の PREFERENCE タブで [CUE] → [SEL] LINK をオンに設定してください ( → P.196)。 ・ USER DEFINED キーに、CLEAR CUE ボタンと同じ機能を割り当てることもできます ( → P.
モニター / キュー CUE 画面 ■ DCA CUE フィールド キューの詳細設定を行ないます。この画面は、 INPUT/DCA/OUTPUT CUE フィールドを押すと表示 されます。 DCA のキューに関する設定を行ないます。 1 2 4 7 A B 4 キューポイント選択ボタン C DCA のモニターを行なう位置を PRE PAN ( パンの直前 ) または POST PAN ( パンの直後 ) か ら選びます。 5 DCA TRIM ノブ DCA をキューするときのモニターレベルが表示されます。 レベルの調節は、マルチファンクショ ンノブで行ないます。 モニターレベルは− 30dB 〜 +20dB の範囲です。 6 UNITY ボタン E オンにすると、 それぞれの DCA グループのマスターレベルを 0dB ( ユニティゲイン ) に設定し たときと同じ音量でモニターします。 F ■ OUTPUT CUE フィールド アウトプットチャンネルのキューに関する設定を行ないます。 3 5 6 8 D 7 キューポイント選択ボタン 9 > アウトプットチャ
モニター / キュー D CUE OUT PATCH ボタン MONITOR 画面 ( サラウンドモードでの CUE フィールド ) 押すと、キュー出力の L/R チャンネルにパッチする出力ポートを選ぶ PORT SELECT 画面が表 示されます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MONITOR 画面の CUE フィールドは以 下のようになります。 1 1 5.1SOLO ボタン 5.
トークバック / オシレーター トークバックを利用する トークバック / オシレーター 任意の入力用端子に入力された信号を、 任意のバスに送り出します。 トークバックとは、TALKBACK 端子に接続されたマイクの信号を任意のバスに送り出す機能です。主 にオペレーターからの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。 必要ならば、I/O デバイス の INPUT 端子や本体の OMNI IN 端子に接続されたマイクをトークバックに併用することもできま す。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2. MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。 また、CL シリーズにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されてお り、 外部機器のチェックや会場の特性をテストするのに利用できます。 3.
トークバック / オシレーター 5 TALKBACK ON ボタン MONITOR 画面 トークバックのオン / オフを切り替えます。 MONITOR 画面の TALKBACK フィールドでは、 トークバックの設定状況を確認したり、トークバッ クのオン / オフを切り替えたりできます。 TALKBACK 画面 トークバックの詳細設定が行なえます。 この画面は、MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンを押 すと表示されます。 3 54 6 7 8 9 1 2 0 A 1 2 3 4 5 ■ TALKBACK IN フィールド 1 TALKBACK 表示ボタン フロントパネルの TALKBACK 端子に関する設定を行ないます。 このボタンを押すと、トークバックの詳細設定を行なう TALKBACK 画面が表示されます。 1 +48V ボタン 2 TALKBACK IN フィールド TALKBACK 端子に供給されるファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 ・ +48V インジケーター..............
トークバック / オシレーター 5 ANALOG GAIN ノブ 選択した入力ポートのアナログゲイン値が表示されます。 このボタンを押すと、マルチファンク ションノブを使って操作できます。 6 レベルメーター 選択した入力ポートに接続されたマイクの入力レベルが表示されます。 7 G.C.
トークバック / オシレーター 2 OSCILLATOR LEVEL フィールド 1 OSCILLATOR MODE ボタン 現在選ばれているオシレーターの周波数とレベルが表示されます。また、オシレーターの出力レベ ルがメーターに表示されます。 LEVEL ノブを押すと、マルチファンクションノブを使ってオシ レーターのレベルを調節できます。 オシレーターがオンのときの動作モードを次の 4 つから選択します。 3 OSCILLATOR MODE フィールド 現在選ばれているオシレーターモードが表示されます。MODE ボタンを押すたびにモードが切り 替わります。 SINE WAVE サイン波を連続的に出力します。 SINE WAVE 2CH 周波数の違う2つのサイン波を別々に出力します。 PINK NOISE ピンクノイズを連続的に出力します。 BURST NOISE ピンクノイズを断続的に出力します。 2 パラメーターフィールド 4 OSCILLATOR ASSIGN フィールド オシレーターのパラメーターを設定します。このセクションの内容や機能は、 モードによって異な ります。
トークバック / オシレーター 3 ASSIGN セクション モード= PINK NOISE オシレーターの信号を送るチャンネルを選択します。 下に並んだ 3 つのタブで表示させるチャン ネルの種類を選び、ボタンを押して個々のチャンネルを指定します ( 複数選択可 )。 選択ありのタ ブには、 「ASSIGNED」のインジケーターが緑で点灯します。 SINE WAVE 2CH をモードとして選択した場合、 選択チャンネルの番号が奇数(ODD (L) 側) か 偶数(EVEN(R)側)かで出力される信号が決まります。例えば、 MIX1 には ODD(L) で設定された 信号が、 MIX2 には EVEN(R) で設定された信号が出力されます。 CLEAR ALL ボタンを押せば、 すべての選択を解除できます。 ・ LEVEL ノブ................ ピンクノイズの出力レベルが表示されます。マルチファンクションノブ を使って操作できます。 NOTE ・ HPF ノブ ....................
メーター INPUT METER 画面 メーター すべてのインプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 ここでは、すべてのチャンネルの入出力レベルメーターを表示する METER 画面や、オプションのメー ターブリッジ MBCL に関する操作方法について説明します。 METER 画面を操作する METER 画面を呼び出せば、すべてのチャンネルの入出力レベルを画面上に表示したり、 レベルメー ターのメーターポイント ( レベルを検出する位置 ) を切り替えたりできます。METER 画面を表示する には、ファンクションアクセスエリアの METER フィールドを押します。 NOTE CL3/CL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 INPUT/OUTPUT/RTA タブ OUTPUT METER 画面 INPUT METER 画面と OUTPUT METER 画面、RTA 画面を切り替えます。 すべてのアウトプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 119 リファレンスマニュアル
メーター フェーダーレベル / メーター表示 METERING POINT フィールド チャンネルのメーターとフェーダーが表示されます。 レベルを検出するメーターポイントを次の中から選びます。レベルメーターのメーターポイントは、イ ンプット系チャンネルとアウトプット系チャンネルとで個別に設定できます。 1 2 3 4 ■ INPUT METER の場合 ・ PRE GC......................GAIN COMPENSATION の直前 ・ PRE D.GAIN .............DIGITAL GAIN の直前 ・ POST D.GAIN ..........DIGITAL GAIN の直後 ・ PRE FADER..............フェーダーの直前 (INPUT DELAY 直前 ) 5 ・ POST ON ..................[ON] キーの直後 チャンネル 7 の [ON] キーが ON で、チャンネル 8 の [ON] キーが OFF の場合。 ■ OUTPUT METER の場合 ・ PRE EQ .............
メーター ■ OUTPUT METER の場合 SHOW SEND LEVEL ボタン MIX バスから MATRIX バスに送るフェーダーだけカラーが切り替わります。 このボタンがオンのときに SENDS ON FADER モードにすると、INPUT METER 画 面のフェーダーの色や位置を使って、送り先バスの種類やそのバスへ送るレベル、ON/ OFF の状態を表示します。 RTA METER 画面 リアルタイムアナライザーの画面です。 選択したソースを 1/6 オクターブバンド (61 バンド ) で周波 数解析をした結果を表示します。 ■ INPUT METER の場合 3 4 5 6 1 フェーダーカラー 現在選択されている MIX/MATRIX バス (SEND MASTER) と同じチャンネルカラーになりま す。 フェーダーの位置が、バスに送っている信号レベルです。 2 SEND ボタンを OFF にしている、またはチャンネルを OFF にしていると、フェーダーカラーは グレーになります。 7 1 周波数特性グラフ 1/6 オクターブバンドで周波数解析したグラフが
メーター 5 CUE OVERRIDE ボタン METER 画面 ( サラウンドモード ) これを ON すると、CUE 画面で設定されたキュー信号をリアルタイムアナライザー に送り、その 特性が表示されます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、METER 画面は以下のようになります。 ・ CUE MODE を MIX CUE に設定している場合、CUE 画面で選択されたすべてのチャンネルを ミックスした信号を周波数解析します。 ・ CUE MODE を 5.
メーター ファンクションアクセスエリア画面 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、ファンクションアクセスエリアの METER 画面は以下のようになります。 表示仕様は以下のようになります。 ・ 左側に SURROUND 信号のメーター、 右側に STEREO 信号のメーターを表示します。L R C LFE Ls Rs の並びは SURROUND SETUP 画面で設定した並びと同じになります。 CUE 動作中の場合 ・ EFFECT CUE は、従来通り右側に表示されます。 ・ 5.1 SOLO CUE は、 左側に上書き表示されています。ただし、CUE MODE を 5.1SOLO に設定 しているときは、 5.1SOLO CUE 以外の CUE はできません。 ・ CUE( あるいは 5.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / PREMIUM RACK ここでは内蔵のグラフィック EQ とパラメトリック EQ、エフェクト、 PREMIUM RACK の操作方法に ついて説明します。 バーチャルラックについて CL シリーズでは、内蔵のグラフィック EQ ( 以下「GEQ」 ) やパラメトリック EQ( 以下「PEQ」)、エフェ クトと、プロセッサーを使って信号を加工できます。 GEQ は、31 バンド ( 帯域 ) を自由に操作できる 31BandGEQ と、31 バンドのうち任意の 15 バンドを操作できる Flex15GEQ の 2 つのタイプが 利用できます。PEQ は、8 バンド ( 帯域 ) を自由に操作でき、さらに HPF と LPF と 3 つの NOTCH フィルターを搭載した 8BandPEQ が利用できます。 また、エフェクトでは 54 種類のエフェクトタイプが利用できます。また、 アナログ回路を部品レベルで 忠実に再現する VCM テクノロジーにより、 至高のア
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK VIRTUAL RACK 画面 バーチャルラックを操作する 1 ここでは例として、バーチャルラックに GEQ/PEQ/ エフェクトをマウントし、ラックの入出力のパッ チを設定する方法について説明します。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面上部の GEQ1-8、GEQ9-16 または EFFECT タブを押す。 3. ラックに GEQ/PEQ/ エフェクトをマウントするには、そのラックに対応するラックマウントボタ ンを押す。 4. RACK MOUNTER 画面にある MODULE SELECT フィールドの各種ボタンを使ってマウントす る項目を選び、 OK ボタンを押す。 5. INPUT PATCH ボタンを押す。 6. CH SELECT 画面で入力元を選び、OK ボタンを押す。 23 4 7. OUTPUT PATCH ボタンを押す。 8.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 4 INPUT PATCH ボタン 5 OUTPUT PATCH ボタン タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、 Flex15GEQ または 8BandPEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、Flex15GEQ または 8BandPEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 このボタンを押すと、ラックのインプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面が 表示されます。 このボタンを押すと、 ラックのアウトプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面 が表示されます。 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 ・ OUT CH..........................................
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 ラックコンテナ ・ 16ch Automixer の場合 (GEQ ラック1〜 8) ラックの設定内容が表示されます。RACK MOUNTER 画面で選択したタイプに応じて、 次のよう に変わります。 ・ 何もマウントされていない場合 押すと、ラックにマウントする GEQ/ エフェクトを選ぶ RACK MOUNTER 画面が表示されま す。 ・ 31BandGEQ の場合 各バンドの設定、 GEQ のオン / オフ、入出力のレベルが表示されます。押すと、GEQ の設定を変 更する GEQ EDIT 画面が表示されます。 ・ Flex15GEQ の場合 A/B のそれぞれに対し、各バンドの設定、GEQ のオン / オフ、 入出力のレベルが表示されます。押 すと、A/B それぞれに対し、GEQ の設定を変更する GEQ EDIT 画面が表示されます。 ・ 8BandPEQ の場合 ・ 8ch Automixer の場合 (GEQ ラック1〜 4) A/B のそれぞれに対し、EQ の周波数特性、PEQ のオン
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE ・ マウントを変更した場合には、パッチはイン / アウトともに外れます。 ・ 16ch Automixer はラック1から 8 までを、 8ch Automixer はラック1から4までを使用しま す。 7 4 CANCEL ボタン 7 リンクインジケーター RACK MOUNTER 画面で行なった変更を取り消して画面を閉じます。 31BandGEQ の奇数 - 偶数番号のラックどうし、 または Flex15GEQ の A/B もしくは 8BandPEQ の A/B がリンクされているときに表示されます。 5 OK ボタン RACK MOUNTER 画面で行なった変更を確定して画面を閉じます。 RACK MOUNTER 画面 NOTE ラックに GEQ、 PEQ またはエフェクトをマウントします。この画面は、VIRTUAL RACK 画面のラッ クマウントボタンを押すと表示されます。 1 2 1 ラックにマウントされていた GEQ/PEQ/ エフェクトを解除して RACK MOUNTER
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 ラック切り替えタブ GEQ をチャンネルにインサートする GEQ1 〜 8、 GEQ9 〜 16 を切り替えます。Flex15GEQ をマウントしたラックのタブは、xA、 xB のように 2 つに分割されます (x はラック番号 )。 ここでは、選択したチャンネルに GEQ をインサートして使用する方法を説明します。 2 INPUT ボタン 手順 このボタンを押すと、 ラックの入力元を選ぶ CH SELECT 画面が表示されます。操作方法は、 GEQ フィールドの INPUT ボタンと同じです。 1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.125)の手順1〜8を参考にして、ラックにGEQをマウントし て、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 3 OUTPUT ボタン 2.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ・ ディスプレイがほかの画面やラックに切り替わると、Centralogic セクションのフェーダーの 割り当ては強制的に解除されます。 ただし、再度同じラックを表示させたときに、自動的に以前 操作していた帯域にフェーダーが移動します。 ・ GEQ EDIT 画面を閉じると、自動的に FADER ASSIGN フィールドのボタンがオフになりま す。 GEQ EDIT 画面の場合 (31BandGEQ、 Flex15GEQ) 1 2 GEQ EDIT 画面 (31BandGEQ) 4 1 2 1 RTA ボタン これを ON にすると、周波数特性グラフが EQ の下地に薄くオーバーレイ表示します。 3 2 HOLD ボタン RTA 表示しているグラフのピークが保持されます。 31BandGEQ を操作する 1 EQ グラフ 31BandGEQ の現在の大まかな特性が表示されます。 Centralogic セクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って、 31BandGEQ を操作します。 2
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE ・ GEQ EDIT 画面を閉じると、自動的に FADER ASSIGN フィールドのボタンがオフになりま す。 上記の操作は、Centralogic セクションがロックされた状態でも行なえます。 FADER ASSIGN フィールドのボタンをオフにすると、ロックされた状態に戻ります。 GEQ EDIT 画面 (Flex 15GEQ) 4 ツールボタン 現在表示されている 31BandGEQ の設定を、ほかのラックの GEQ にコピーしたり、 初期化した りします。 ツールボタンの操作方法については取扱説明書 ( 別紙 ) の「ツールボタンを使用する」 をご参照ください。 NOTE ・ 使用しているバンド数が 15 バンド以下の 31BandGEQ のみ、 Flex15GEQ にコピーできます。 ・ GEQ の設定は、専用のライブラリーを使っていつでもストア / リコールが行なえます。 Flex15GEQ を操作する Centralogic セクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK パラメトリック EQ を操作する PEQ EDIT 画面 12 CL シリーズにはチャンネル標準搭載の 4 バンド EQ と別に、 ラックにマウントできる 8 バンドのパ ラメトリック EQ(PEQ) があります。その PEQ は、 GEQ1-16 ラックにマウントし、 インプットチャン ネル (GEQ1-8 ラックのみ )、MIX/MATRIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルのインサート アウト / インにパッチして利用します。または、EFFECT1-8(FX1-8) ラックにマウントし、INPUT チャンネル、MIX/MATRIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルのインサートアウト / インに パッチして利用します。各バンドのゲインは、 Centralogic セクションのフェーダーや [ON] キーを 使って操作します。PEQ のタイプには次の 1 種類があります。 4 35 6 7 8 D 9 0 E A 8BandPEQ モノラル仕様の 8 バンドの PEQ
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 7 PASTE ボタン C ラック切り替えタブ このボタンを押すと、バッファーメモリーにコピーされている設定値が、現在の EQ にペーストさ れます。バッファーメモリーに有効なデータがコピーされていないときは、 何も起きません。 GEQ1 〜 8、 GEQ9 〜 16 または EFFECT1 〜 8 を切り替えます。 8BandPEQ をマウントし たラックのタブは、xA、xB のように 2 つに分割されます (x はラック番号 )。 NOTE 8 COMPARE ボタン ボタンの操作方法については、取扱説明書 ( 別紙 ) の「ツールボタンを使用する」をご参照くだ さい。 このボタンを押すと、現在の EQ の設定値とバッファーメモリーのデータが入れ替わります。バッ ファーメモリーに有効なデータがコピーされていないときは、何も起きません。 D RTA ボタン 9 RACK LINK ボタン このボタンを押すと、隣り合った PEQ どうしをリンクさせる RACK LINK 画面が表示されます。 8BandP
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 2 HPF/LPF NOTCH ボタン 4 ON ボタン このボタンを押すと、HPF/LPF/ ノッチフィルターを操作する画面に切り替わります。 HPF や LPF、 3 つのノッチフィルターそれぞれに ON ボタンがあります。 3 EQ パラメーター設定ノブ 5 ノッチフィルターQ ノブ BAND1 〜 BAND8 の各バンドの Q、 FREQUENCY、GAIN パラメーターが表示されます。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 ノッチフィルターの Q を調整します。 6 ノッチフィルター周波数ノブ ノッチフィルターの周波数を調整します。 PEQ EDIT 画面 (HPF/LPF NOTCH) 3 4 3 4 1 1 2 5 4 6 5 4 6 5 4 6 1 減衰量選択ボタン HPF や LPF のタイプは 4 つあり、オクターブあたりの減衰量を -24dB/oct または -18dB/ oct 、 -12dB/oct、-6dB/oct から選択で
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK オートミキサーをチャンネルのポストフェーダーにインサートする AUTOMIXER について ここでは、バーチャルラックにオートミキサーをマウントして、オートミキサーの入出力を任意のチャ ンネル (ST IN チャンネル除く ) のポストフェーダー(POST ON) にインサートする方法を説明しま す。オートミキサーの操作方法については、 次の「オートミキサーを操作する」をご参照ください。 CL シリーズはオートミキサーを標準装備しています。オートミキサーは、 台本がないようなスピーチ 用途において、有効なマイクを検出してゲイン配分を自動最適化することで、エンジニアがフェーダー 操作に掛かり切りになることなく、 複数のマイク間で一貫したシステムゲインを維持します。 手順 オートミキサーの動作原理 1. 「バーチャルラックを操作する」 (→P.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 3 weight ■ チャンネルコントロールフィールド 入力チャンネル間の相関的な感度を調整します。入力がない場合に auto mix gain メーターがど れもほぼ同レベルになるようにウェイト設定を調整します。 たとえば、 1 本のマイクの近くでノイ ズが聞こえる場合(例 : コンピューターの通気ファンやエアコンの通風音など) 、そのチャンネル のウェイト値を下げるとノイズが抑えられます。 各チャンネルは常に man/auto/mute のいずれかのモードになっています。有効なチャンネルモード のインジケーターが点灯します。モードを選択するには、そのモードボタンかマスターフィールドの PRESET ボタンを押します。 1 チャンネルのウェイト設定を変更するには、weight スライダーを [TOUCH AND TURN] ノブ を使って調整します。 2 オートミキサーは、グループ内のすべての入力のミックスに対する特定チャンネルの入力レベル の比を計算します。次の例で weight コントロールの仕組みを説
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 7 man/auto/mute 内蔵エフェクトを操作する man/auto/mute をトグルで切り替えます。 CL シリーズの内蔵エフェクトは、EFFECT ラック 1-8 にマウントし、 アウトプット系チャンネルの出 力 / インプット系チャンネルの入力にパッチしたり、 各チャンネルにインサートして利用します。 ラッ クにマウントしたエフェクトは、 それぞれ 54 種類のエフェクトタイプの中から 1 つを選びます。 man: ゲインを変化させずにオーディオをそのまま通過させます。マイクで歌うときはこのモー ドにします。 auto: オートミキサーがオンになります。会話のときにこのモードを使います。 ラック 1 〜 8 は初期状態で MIX チャンネル 17 〜 24 からの信号が入力され、 ST IN 1 〜 8 (L/R) に出力されています。 mute: チャンネルをミュートします。 8 preset NOTE マスターフィールドの PRESET ボタンを押したときのチャンネルモード(man、au
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE ■ STEREO タイプのエフェクト INPUT L EFFECT L L RETURN INPUT R EFFECT R R RETURN ・ ステレオソースを利用する場合は、 ラックの L/R 入力に、ステレオに設定した MIX チャンネル の L/R を割り当てます。 ・ エフェクトの出力をステレオで使用するには、ラックの R 出力にも手順 3 で選んだ ST IN チャ ンネルの R 入力を割り当てます。 ・ エフェクトの出力先は複数選択できます。 ・ エフェクトのパラメーターの設定方法については、 「内蔵エフェクトのパラメーターを操作す る」( → P.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ エフェクトセンドのマスターレベルを調節する NOTE ラックの入力元に指定した MIX チャンネルを Centralogic セクションに呼び出し、対応するフェー ダーを操作します。 ・ ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 3 と同じ要領でエフェクトの R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててください。 ・ INSERT/DIRECT OUT 画面での詳しい操作方法は「チャンネルに外部機器をインサート接続 する」( → P.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK EFFECT EDIT 画面 エフェクトのパラメーターを調節します。 NOTE エフェクトタイプごとのパラメーターの内容については、巻末のデータリストをご参照くださ い。 3 42 5 0 6 7 1 NOTE ・ ライブラリーをリコールして、エフェクトタイプを切り替えることもできます。 ・ エフェクトタイプ「HQ.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 8 エフェクトパラメーターフィールド ■ PLAY/REC 現在選ばれているエフェクトタイプに応じたパラメーターが表示されます。フィールド内のノブ を押すと、横一列に並んだノブを対応するマルチファンクションノブで操作できます。 エフェクトタイプとして FREEZE が選ばれているときに表示されます。 ・ PLAY ボタン /REC ボタン フリーズエフェクトの録音 ( サンプリング ) と再生を行ないま す。 詳しい操作は「フリーズエフェクトを利用する」 ( → P.144) をご参照ください。 また、ノブを押しながら回すことで細かい単位で設定できます。 9 MIX BAL. ノブ エフェクトの出力信号に含まれる原音とエフェクト音のバランスを調節します。 このノブを押し て選択すると、 対応するマルチファンクションノブを使って調節できます。エフェクトをセンド / リターン経由で利用するときは、100% ( エフェクト音のみ ) に設定します。 ■ SOLO 0 ツールボタン エフェクトタイプとして M.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ タップテンポ機能を使う USER DEFINED キーを押した間隔の平均値 (BPM) が算出され、 その値が BPM パラメーター に反映されます。 各間隔の平均がパラメーターに入力される (a、b、 c の平均 ) a SETUP 画面 b c USER SETUP 画面 1 回目の タッピング 2 回目の タッピング 3 回目の タッピング 4 回目の タッピング NOTE ・ 平均値が 20 〜 300BPM の範囲外のときは無視されます。 ・ 特殊パラメーターフィールドの MIDI CLK ボタンをオンにすれば、MIDI ポートから入力される MIDI タイミングクロックのテンポに応じて BPM パラメーターの値が変化します。 手順 USER DEFINED KEYS ページ 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 USER DEFINED KEY SETUP 画面 2. VIRTUAL RACK 画面の EFFECT タブを押す。 NOTE 3.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK DELAY = NOTE x 4 x (60/TEMPO) sec FREQ. = (TEMPO/60) / (NOTE x 4) Hz 例 1:SYNC=ON、DELAY=250 ms、 TEMPO=120 で、 NOTE を 8 分音符から 4 分音符に 変更した場合 DELAY = 変更後の NOTE x 4 x (60/TEMPO) = (1/4) x 4 x (60/120) = 0.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK フリーズエフェクトを利用する EFFECT EDIT 画面 (FREEZE 選択時 ) 簡易サンプラー機能を持つエフェクトタイプ「FREEZE」の操作方法について説明します。このエフェ クトタイプが選ばれているときは、 画面上の操作で録音 ( サンプリング ) や再生が行なえます。 エフェクトタイプ「FREEZE」 が選ばれているときは、 特殊パラメーターフィールドに PLAY ボタン、 REC ボタン、プログレスバーが表示されます。 NOTE エフェクトタイプ「FREEZE」と「HQ.PITCH」は、ラック 1/3/5/7 でのみ使用できます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面の EFFECT タブを押す。 1 3. ラック 1/3/5/7 のどれかのエフェクトコンテナを押す。 4.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE プレミアムラックを操作する ・ ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 5、6 と同じ要領でプロセッ サーの R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててくだ さい。 ・ パラメーターの操作方法については、次の「プレミアムラックのパラメーターを操作する」 をご 参照ください。 ・ プロセッサーの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、デジタルゲインやプロセッサーの パラメーターを調節してください。 ラックの入出力のパッチを設定する方法は、エフェクトラックと同じです。( → P.137) 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面上部の PREMIUM タブを押す。 3. PREMIUM RACK フィールドで、マウントするラックのラックマウントボタンを押す。 ■ プロセッサーのマウント方法 4.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK プレミアムラックのパラメーターを操作する ■ Portico 5033 プレミアムラックの各画面には以下の項目があります。 Portico 5033 は、Rupert Neve Designs (RND) 社の 5 バンドアナログ EQ をエミュレートしたプ ロセッサーです。5033EQ は、Rupert Neve 氏が開発した往年の名機と評価されている「1073」から の歴史を受け継ぎ、 独特のトーンコントロール特性を持っています。 また、Rupert Neve 氏がみずから 設計したインプット / アウトプットトランスフォーマーまでも VCM テクノロジーでモデリングする ことにより、 バイパス状態でも非常に音楽性の高いサウンドを実現するモデルです。その特性は、ローを 絞れば低域が引き締まり、 ハイを上げても耳が痛くならずに必要な帯域が上がってくる独特の効きを 持っています。 1 2 3 8 1 ASSIST ボタン 5 3 このボタンを押すと、各パラメーターを操作するマルチファンクションノブの番号が
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 LMF/MF/HMF IN ボタン FF 回路方式は、 現代のコンプレッサーでは主流の方式です。 音色の変化を抑えつつ、しっかりとコ ンプレッションをかけたい場合に使用します。 LMF/MF/HMF の EQ をそれぞれオン / オフします。 FB 回路方式は、ビンテージコンプレッサーで使用されている方式です。 音色に対して機器固有の 色づけをしつつ、スムーズなコンプレッションをかけたい場合に使用します。 7 LF/HF IN ボタン LF と HF の EQ を同時にオン / オフします。 4 GAIN REDUCTION メーター 8 グラフ表示 ゲインリダクション量が表示されます。 EQ の特性が視覚的に表示されます。 5 THRESHOLD ノブ ■ Portico 5043 コンプレッサーがかかりはじめるレベルを調節します。 Portico 5043 は、Portico 5033 と同じく RND 社のアナログコンプレッサーをエミュレートした プロセッサーです。実機の 5043 Comp
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 INPUT ノブ ■ Opt-2A 入力レベルを調節します。また、入力が大きくなるにつれて、コンプレッサーの効き具合も強くな ります。 Opt-2A は、 真空管光学式コンプレッサーの代表的なビンテージモデルをエミュレートしたプロセッ サーです。レベルの制御に CdS-Cell や EL panel といった光学素子を使ったスムーズなコンプレッ ションと、真空管回路の温かい歪みによる美しい高域の倍音により、 エレガントでソフィスティケイト されたサウンドを生み出します。 2 ATTACK ノブ コンプレッサーがかかりはじめるアタックタイムを調節します。 右に振り切るとアタックタイム が最速になります。 3 RELEASE ノブ コンプレッサーのリリースタイムを調節します。右に振り切るとリリースタイムが最速になりま す。 4 RATIO 切り替えボタン コンプレッサーの圧縮率を 5 つのボタンで設定します。 数字が大きいボタンほど、圧縮率も高くなります。ALL ボタンを押すと AII モードとなり、RATIO
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 8 (HIGH) ATTEN ノブ ■ EQ-1A ATTEN SEL ノブで設定した周波数帯域の減衰量を調節します。 EQ-1A はパッシブ型 EQ の代表といわれるビンテージ EQ をエミュレートしたプロセッサーです。低 域と高域の 2 つの帯域を、 それぞれブーストとアッテネート ( カット ) でコントロールする独特の操作 スタイルを持っています。一般的な EQ とはまったく異なる周波数特性は、このモデルならではの個性 的なキャラクターになっています。 また、入出力回路や真空管による音の質感も非常に音楽的で、 バラン スのよいサウンドを生み出します。 3 1 4 5 7 2 8 9 (HIGH) ATTEN SEL ノブ ATTEN ノブで減衰する周波数帯域を切り替えます。 ■ Dynamic EQ 9 Dynamic EQ は、特定のモデルをエミュレートしたものではなく、 新しく開発されたイコライザーで す。サイドチェーンに EQ と同じ帯域を取り出すフィルターが設定されるので、入力信号
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 3 SIDECHAIN LISTEN ボタン C グラフ表示 オンにするとダイナミクスに連動させるサイドチェーン信号を、 インサートしているチャンネル が送信されているバス (STEREO バスや MIX/MATRIX バスなど ) に出力します。このとき、 グ ラフにはサイドチェーンフィルターの特性が表示されます。 イコライザーの特性が表示されます。 通常は、 周波数や効き具合を示すリファレンス EQ グラフ、 動的に変化する EQ の特性を示すダイ ナミック EQ グラフが表示されます。 4 FILTER TYPE ボタン メインバスのイコライザーとサイドチェーンフィルターのタイプを切り替えます。メイン EQ と サイドチェーンフィルターは、 以下のように連動します。 ダイナミック EQ グラフ FILTER TYPE メイン EQ サイドチェーンフィルター (Low Shelf) (Bell) (Hi Shelf) Low Shelf Bell Hi Shelf LPF BPF HPF
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 INPUT ADJUST ■ Buss Comp 369 インプットゲインの調整を行ないます。ただし、通過音量(COMP IN と LIMIT IN がオフのときの 音量)が変わらないように、アウトプットゲインが逆向きに連動して変化します。 例えば、INPUT ADJUST が +5dB のとき、インプットゲインは +5dB、 アウトプットゲインは -5dB になりま す。 Buss Comp 369 は、1980 年代から現在に至るまで、 レコーディングスタジオや放送局で標準的に 使われているバスコンプレッサーをエミュレートしたプロセッサーです。積極的なコンプレッションサ ウンド作りに長けた U76 とは対照的に、ソースの表現力を損なわないスムーズで自然なコンプレッ ションが特長です。コンプレッサーとリミッターの両方が内蔵されており、用途によって使い分けたり 組み合わせたりすることができます。また入出力回路のオーディオトランスやディスクリートクラス A アンプによる豊かな倍音が、 音質に深みとまとまり感を加えま
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 COMP GAIN コンプレッサーのメイクアップゲイン。リミッターの前で作用する。 7 COMP RATIO コンプレッサーのレシオ 8 METER SELECT(STEREO でマウントした場合 ) メーターの信号ソースを選択します。 IN( 入力レベル )/GR( ゲインリダクション )/OUT( 出力レ ベル ) の三つから選択できます。 切り替えるとメーターのデザインも VU/GR/VU と切り替わり ます。 8 「METER」が OUT のとき 9 VU SELECT(DUAL でマウントした場合 ) VU メーターの信号ソースを選択します。入力レベル / 出力レベルの二つから選択できます。 0 LIMIT IN リミッターのオン・オフ A LIMIT ATTACK 8 リミッターのアタック・タイム。 FAST:2ms, SLOW:4ms B LIMIT THRESHOLD 「METER」 が IN のとき リミッターのスレッショルド。ただし、値が INPUT ADJUST に連動して変
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ プレミアムラックライブラリー グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / プレミアム ラックのライブラリーを操作する プレミアムラックの設定をストア / リコールするには、各プレミアムラックのライブラリーを使用しま す。各ライブラリーは 000 〜 100 番まであり、000 はプリセットタイプになっています。000 番以 外は自由に読み書きできます。 ■ GEQ/PEQ ライブラリー プレミアムラックライブラリーを呼び出すには、各タイプの画面が表示されているときに、画面の上部 にある LIBRARY ボタンを押します。 GEQ や PEQ の設定をストア / リコールするには、 「GEQ ライブラリー」または「PEQ ライブラリー」 を使用します。CL シリーズで使用するすべての GEQ や PEQ で、 この GEQ ライブラリーや PEQ ラ イブラリーを使用できます。 GEQ ライブラリーには 31BandGEQ と Flex15GEQ の 2 つのタイプ がありますが、タイプ違いで
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ) I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ここでは、 CL シリーズに接続する I/O デバイスや外部ヘッドアンプの操作について説明します。この 操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」( → P.231) をご参照ください。 2 I/O デバイスを利用する 3 CL シリーズは、 Dante 端子に接続した I/O デバイス (R シリーズなど ) を、チャンネルごとにリモー ト操作できます。 1 I/O デバイスのパッチ Dante 端子に接続した I/O デバイスと Dante オーディオネットワークとのパッチを行ないます。 4 手順 1. CL シリーズと I/O デバイスを接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの I/O DEVICE ボタンを押す。 3. I/O DEVICE 画面上部の DANTE PATCH タブを押す。 4.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ・ CL シリーズをマウントしている場合、ボタン上段の表示が 「CL#X(X はマウントしている CL の ID 番号 )」となります。 ・ Dante Audio Channel Label が設定されていない場合、下段はチャンネル番号に相当した数字 が表示されます。 ・ Dante Audio Channel Label の設定は、 Audinate 社のソフトウェア「Dante Controller」で行ない ます。最新の情報は、ヤマハプロオーディオのウェブサイトをご参照ください。 http://www.yamahaproaudio.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ OUTPUT PATCH 画面 I/O デバイス画面(I/O ページ) 1 I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ)で、I/O デバイスを選んで押すと表示されます。アウト プットパッチを設定します。 2 3 4 1 1 ポート選択ボタン 押すと、PORT SELECT ポップアップ画面が表示されます。 R シリーズをリモート操作する Dante 端子に接続した R シリーズをリモート操作します。 1 表示切り替えボタン このボタンを押すと、 対応する I/O デバイスが表示されます。このボタンを押し続けると、 該当す る I/O デバイスの全 LED が点滅します。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.154 の① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 手順 1. I/O DEVICE 画面上部の I/O タブを押して、I/O DEVICE 画面(I/O ページ)を表示させる。 2. HA 機能を持つ I/O デバイスがマウントされたラックを押す。 3.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ HA 表示 ■ RMio64-D 表示 I/O デバイスの HA の設定を表示します。画面を押すと、HA の詳細を設定する I/O DEVICE HA 画面 が表示されます。 RMio64-D のパネルを表示します。ボタンを押すことで設定を変更することができます。 1 7 2 3 4 5 6 5 8 任意のインプットチャンネルの [SEL] キーを押すと、対応するポートが点灯します (外部の CL シリー ズは点灯しません)。 5 アナログ GAIN ノブ 9 アナログゲインの設定値を表示します。この画面は表示のみで、値を変更することはできません。 6 +48V インジケーター ポートごとの +48V ファンタム電源のオン / オフ状態を表示します。 7 OVER インジケーター 6 入力レベルがクリップしたことを示すインジケーターです。 8 HPF インジケーター 7 8 1 MADI SRC ON インジケーター ポートごとのハイパスフィルターのオン / オフ状態を表示します。 MADI SRC ON ボタン SRC
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 5 MADI STATUS INPUT ステータス 7 MADI STATUS OUTPUT ステータス MADI の入力信号と出力信号の情報 ( フレーム周波数 / チャンネル数 ) を表示します。 1 6 WORD CLOCK WCLK IN インジケーター WORD CLOCK MADI インジケーター WORD CLOCK DANTE インジケーター WORD CLOCK WCLK IN/MADI/DANTE ボタン 2 3 ワードクロックソースを選択します。 8 4 WCLK IN RMio64-D のリアパネルの WORD CLOCK IN 端子から入力されているワードクロック信号 を使用します。有効なワードクロック入力がないときはインジケーターが点滅します。 MADI MADI 入力信号のワードクロックを使用します。有効なワードクロック入力がないときはイ ンジケーターが点滅します。 5 DANTE Dante ネットワークのワードクロックを使用します。 6 7 WORD CLOCK Fs インジケーター 本体が動作しているワ
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ インプットチャンネルからリモート操作する場合 I/O DEVICE 画面(AMP ページ) CL シリーズのインプットチャンネルから I/O デバイスの HA をリモート操作するには、操作したい チャンネルの GAIN/PATCH 画面で操作します。 1 2 3 AMP をリモート操作する Dante 端子に接続した AMP をリモート操作します。 手順 1. I/O DEVICE 画面上部の AMP タブを押す。 2. I/O DEVICE 画面(AMP ページ)で、表示された I/O デバイスを押す。 3. OUTPUT PATCH 画面で、必要に応じて出力ポートの設定をする。 設定は「I/O デバイスのパッチ」の手順 7 ( → P.154) 以降をご参照ください。 1 表示切り替えボタン このボタンを押すと、 対応する I/O デバイスが表示されます。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 DANTE SETUP ボタン WIRELESS をリモート操作する このボタンを押すと、 オーディオネットワークの設定を行なう DANTE SETUP 画面が表示され ます。 Dante 端子に接続した WIRELESS をリモート操作します。 手順 外部ヘッドアンプを利用する 1. I/O DEVICE 画面上部の WIRELESS タブを押す。 スロット経由のヘッドアンプコントロールに対応した I/O カード (MY16-ES64 など ) を CL シリー ズのスロットに装着すると、外部ヘッドアンプ ( ヤマハ SB168-ES や AD8HR) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ、 ゲイン、HPF などのパラメーターを CL シリーズからリモートコントロールで きます。 2. I/O DEVICE 画面(WIRELESS ページ)で、表示された I/O デバイスを押す。 3. OUTPUT PATCH 画面で、必要に応じて出力ポートの設定をする。 設定は「I/O デバイスのパッチ」の手順 7 ( → P.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ CL シリーズと SB168-ES の接続 CL5 オーディオ信号 CL シリーズを使用して SB168-ES をリモート操作するには、EtherSound カード MY16-ES64 を CL シリーズのスロット 1 に装着して、イーサネットケーブルで SB168-ES と接続します。この接続 によって、CL シリーズから SB168-ES をリモート操作できるようになります。 リモート信号 また、 複数の SB168-ES をデイジーチェーン接続またはリング接続して、CL シリーズのスロットに 拡張カード MY16-EX を 2 枚装着することにより、 最大 3 台の SB168-ES を同時にリモート操作 することもできます。 NOTE リモート操作をする情報は、 CL シリーズの SLOT1 からのみ送受信できます。 MY16-EX MY16-EX MY16- ES64 ■ デイジーチェーン接続 CL5 オーディオ信号 リモート信号 NAI48-ES HA REMOTE 端子 DIGITAL OUT A 端子 HA REMOTE 1 端子 M
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ リング接続 外部ヘッドアンプをリモート操作する CL5 MY16-ES64 や NAI48-ES などを使用して接続した外部ヘッドアンプ ( 以下「外部 HA」) を、CL シ リーズでリモート操作します。CL シリーズと外部 HA の接続方法については、 「外部ヘッドアンプを利 用する」( → P.160) や、外部 HA の取扱説明書をご参照ください。 オーディオ信号 リモート信号 手順 1. CL シリーズと外部 HA を接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 3. VIRTUAL RACK 画面上部の EXTERNAL HA タブを押す。 MY16ES64 MY16EX 4. VIRTUAL RACK 画面 (EXTERNAL HA ページ ) で、ラックに対応する EXTERNAL HA PORT MY16EX SELECT ボタンを押す。 5.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 5 VIEW 切り替えボタン VIRTUAL RACK 画面 (EXTERNAL HA ページ ) 5 バーチャルラックを SB168-ES 用と AD8HR 用に切り替えます。接続されている機器に応じて 切り替えてください。 6 6 COMM PORT 切り替えボタン スロットに接続された外部ヘッドアンプを使用するときに、 リモート操作するかどうかを設定し ます。操作するときは、 「SLOT1」を選びます。 EXTERNAL HA PORT SELECT 画面 外部 HA の入力ポートを設定します。この画面は、 I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) の EXTERNAL HA PORT SELECT ボタンを押すと表示されます。 1 1 2 3 4 1 EXTERNAL HA フィールド 接続された外部 HA の状態が表示されます。 2 ID/ 機種名 /+48V Master ラックにマウントされた外部 HA の情報が表示されます。ID 番号は、 接続された機器から順に、1 から 6 まで自動的に割り当てられます。
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ CL シリーズのインプットチャンネルから外部 HA をリモート操作する EXTERNAL HA 画面 外部 HA をリモート操作します。この画面は、I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) のバーチャ ルラックを押すと表示されます。 外部 HA を I/O デバイスや本体の HA と同様に使用できます。GAIN/PATCH 画面については 「HA ( ヘッドアンプ ) を設定する」( → P.29) をご参照ください。 手順 1 1. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、HA を操作したいチャンネルを含む 2 OVERVIEW 画面を表示させる。 3 2. 外部 HA を操作したいチャンネルの HA/PHASE フィールドを押す。 3. GAIN/PATCH 画面の PATCH ボタンを押して、外部 HA が割り当てられた入力ポートを選ぶ。 4.
MIDI NOTE MIDI MIDI メッセージの送受信に使用するポートは、リアパネルの MIDI IN/OUT 端子、スロット 1 に装着された I/O カードの中から選択できます。選択したポートは、上記のすべての機能に共 通です。 ここでは、外部機器から CL シリーズに MIDI メッセージを送って CL シリーズのパラメーターを操作 したり、逆に CL シリーズの操作に応じて MIDI メッセージを外部機器に出力したりする方法について 説明します。 MIDI の基本設定 次の図は、 MIDI IN/OUT 端子を使って MIDI メッセージの送受信を行なう場合の接続例です。 MIDI IN MIDI OUT MIDI IN CL シリーズが送受信する MIDI メッセージの種類、 使用する MIDI ポート、 MIDI チャンネルなどを選 択します。 MIDI OUT 手順 外部機器 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面中央の MIDI/GPI ボタンを押す。 3.
MIDI 3 PROGRAM CHANGE MODE フィールド MIDI/GPI 画面 (MIDI SETUP ページ ) プログラムチェンジの送受信方法を選択します。 送受信する MIDI メッセージの種類や使用するポートなどを選択できます。 ・ SINGLE .................... このボタンがオンのときは、単一の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジのみを送受信します ( シングルモード )。 ・ MULTI....................... このボタンがオンのときは、複数の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジを送受信します ( マルチモード )。 1 ・ OMNI......................... このボタンがオンのときは、シングルモードですべての MIDI チャンネル のプログラムチェンジを受信します。 シングルモードの送信、 マルチモー ドの送受信に対しては無効です。 2 3 ・ BANK........................
MIDI MIDI SETUP 画面 ( ポート選択用 ) MIDI SETUP 画面 ( チャンネル選択用 ) MIDI メッセージを送受信するポートを選びます。 この画面は、PORT/CH フィールドにある送信 (Tx) または受信 (Rx) のポート選択ボタンを押すと表示されます。 MIDI メッセージを送受信するチャンネルを選びます。この画面は、PORT/CH フィールドのチャンネ ル選択ボタンを押すと表示されます。 1 2 1 2 3 1 CH フィールド 1 TERMINAL フィールド MIDI メッセージを送信または受信するチャンネルを CH1 〜 CH16 から選択します。 MIDI メッセージの送信または受信を行なうポートを選びます。 選択できる項目は次のとおりです。 NONE ポートを使用しません。 MIDI リアパネルの MIDI IN (Rx)、OUT (Tx) 端子 SLOT1 リアパネルのスロット 1 に装着されたシリアル通信をサポートするカード 2 OK ボタン 設定した内容を確定して、画面を閉じます。 2 PORT NO.
MIDI MIDI/GPI 画面 (PROGRAM CHANGE ページ ) プログラムチェンジでシーン / ライブラリーのリコールを操作する PROGRAM CHANGE ページでは、プログラムチェンジの送受信方法や、 プログラムナンバーごとに 割り当てるイベント ( シーンのリコール / エフェクトライブラリーのリコール ) を設定します。 CL シリーズでは、プログラムチェンジのナンバーごとに特定のイベント ( シーンのリコール / エフェ クトライブラリーのリコール ) を割り当てて、CL シリーズ上で実行したときに、対応するナンバーのプ ログラムチェンジメッセージを外部機器に送信できます。また、外部機器からプログラムチェンジメッ セージを受信したときに、対応するイベントを実行できます。 1 2 手順 1. CL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDI の基本設定」( → P.165) を参考にプログラムチェンジを送受信するポートと MIDI チャンネ ルを選ぶ。 3. MIDI/GPI 画面の PROGRAM CHANGE タブを押す。 4.
MIDI ・ PROGRAM CHANGE EVENT ....................
MIDI 1 TYPE フィールド イベントの種類を選択します。 手順 選択できる項目は、次の表のとおりです。 1. CL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.165)を参考に、コントロールチェンジを送受信するポートとMIDIチャン NO ASSIGN 割り当てなし SCENE シーンメモリーをリコールする操作 EFFECT エフェクトライブラリーをリコールする操作 3. MIDI/GPI 画面の CONTROL CHANGE タブを押す。 PREMIUM RACK プレミアムラックライブラリーをリコールする操作 4. コントロールチェンジの送受信モードや送受信のオン / オフやエコー出力の設定を行なう。 ネルを選ぶ。 5.
MIDI 3 リスト MIDI/GPI 画面 (CONTROL CHANGE ページ ) コントロールナンバーごとに割り当てられたイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオ ン / オフ切り替えなど ) が表示されます。 コントロールチェンジの送受信方法や、コントロールナンバーごとに割り当てるイベント ( フェーダー / ノブの操作、[ON] キーのオン / オフ切り替えなど ) を設定できます。 ・ NO. ...................コントロールナンバーを表わします。使用できるコントロールナンバーは、1 〜 31、33 〜 95、 102 〜 119 です。 1 ・ CONTROL CHANGE EVENT ....................
MIDI MIDI CONTROL CHANGE 画面 パラメーターチェンジでパラメーターを操作する CONTROL CHANGE ページの各イベントを押すと表示されます。この画面で、 コントロールナンバー に割り当てるイベントを設定します。 CL シリーズでは、コントロールチェンジや NRPN の代わりに、 「パラメーターチェンジ」と呼ばれる SysEx メッセージを使って、特定のイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオン / オフ切り 替え、 システム設定やユーザー設定の変更など ) を制御できます。 送受信できるパラメーターチェンジについては、巻末のデータリストをご参照ください。 手順 1. CL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.165)を参考に、パラメーターチェンジを送受信するポートとMIDIチャン ネル ( デバイスナンバー) を選ぶ。 2 1 3.
レコーダー レコーダー レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる ここではレコーダーの機能や操作方法について説明します。 USB メモリーレコーダーの入力 / 出力にチャンネルをパッチします。 入力には任意のアウトプット系 チャンネルまたは INPUT チャンネルのダイレクト出力、出力には任意のインプット系チャンネルを パッチできます。 USB メモリーレコーダーについて 手順 CL シリーズには、簡単な操作で内部信号を USB メモリーに録音したり、USB メモリーに保存された オーディオファイルを再生したりする USB メモリーレコーダー機能が搭載されています。 1. ファンクションアクセスエリアの RECORDER ボタンを押す。 2.
レコーダー 7 PLAYBACK OUTPUT CUE ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) オンにすると、 レコーダーのプレイバックの出力信号をモニターできます。 この画面では、USB メモリーレコーダーの入出力に信号を割り当てたり、録音 / 再生を行ないます。 NOTE RECORDER INPUT CUE ボタンと同時にオンにすることはできません。 8 メーター レコーダーの出力信号のレベルが表示されます。 CH SELECT 画面 RECORDER INPUT L/R ボタンまたは PLAYBACK OUTPUT L/R ボタンを押すと表示されます。 2 1 1 1 2 3 4 8 7 6 2 1 カテゴリーリスト 5 チャンネルの種類を選びます。 1 RECORDER INPUT L/R ボタン 2 チャンネル選択ボタン 押すと、レコーダーのインプットの L/R チャンネルにパッチする信号を選択する CH SELECT 画面が表示されます。 USB メモリーレコーダーの入出力にパッチするチャンネルを選びます。入力と出力でパッチで きるチ
レコーダー RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) USB メモリーに録音する 任意の出力チャンネルの信号を、ディスプレイ右側の USB 端子に装着された USB メモリーにオー ディオファイル (MP3) として録音します。 手順 1. 「レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる」( → P.173) を参考に、USB メモリーレコーダー の入出力にチャンネルを割り当てる。 2. 十分な空き容量のある USB メモリーを USB 端子に装着する。 3. レコーダーに録音する信号がモニターできるように、レコーダーの入力にパッチしたチャンネルの フェーダーを上げる。 1 2 4. RECORDER 画面右下の REC RATE ボタンを押して、録音するオーディオファイルのビットレー トを選ぶ。 5. 画面下部の REC ( ● ) ボタンを押す。 6. 録音を開始するには、画面下部の PLAY/PAUSE ( ) ボタンを押す。 7. 録音を終了するには、STOP ( ■ ) ボタンを押す。 8. 録音内容を確認するには、次のように操作する。 8-1.
レコーダー 5 REC RATE ボタン ■ USB メモリーの階層 録音時の録音レートを切り替えます。 USB メモリーを USB 端子に装着すると、USB メモリーのルートディレクトリーに YPE フォル ダー、 さらに YPE フォルダー内に SONGS フォルダーが自動的に作成されます。 96kbps、128kbps、 192kbps が選択できます。ビットレートが大きくなるほど音質が向上し ますが、データサイズも大きくなります。 録音操作で作成されるファイルは、上記の SONGS フォルダー、またはその下の階層にあるフォルダー のうち現在選ばれているフォルダーに保存されます。 NOTE YPE フォルダー オーディオファイルのサンプリングレートは、 CL シリーズが現在動作しているワードクロッ クのレートが自動的に選ばれます。 ルートディレクトリー 6 表示切り替えボタン SONGS フォルダー ソングリストの下部に RECORDER INPUT/PLAYBACK OUTPUT フィールドを表示させる かどうかを切り替えます。 7 REW ボタン ソング ( オーディオフ
レコーダー RECORDER 画面 USB メモリー上のオーディオファイルを再生する 35 USB メモリー上に保存されたオーディオファイルを再生します。CL シリーズ本体で録音されたファ イル以外に、コンピューターから USB メモリーにコピーしたファイルも再生できます。 再生可能なファイルフォーマットは MP3 (MPEG-1 Audio Layer-3)、WMA (Windows Media Audio) と AAC (MPEG-4 AAC) の 3 種類で、サンプリングレートは 44.
レコーダー 4 サブディレクトリー C REPEAT ボタン 各ソングのトラック番号、サブディレクトリーの有無 ( ディレクトリーが選ばれている場合 )、 1 つ上のディレクリー名が表示されます。 このボタンがオンのときは、カレントソングの再生終了後、リスト内に PLAY チェックの入った 次の曲がなければ、リストの先頭に戻り、PLAY チェックの入った最初のソングを再生します。 ・ 上階層表示 ....... 押すと、現在より 1 つ上のディレクトリーに移動します。 オフのときは、 カレントソングの再生終了後に、リスト内に PLAY チェックの入った次の曲がな ければ、 停止します。SINGLE ボタンと REPEAT ボタンのオン / オフの設定によって、再生方法 が以下のようになります。 ・ サブディレクトリー.............
レコーダー 6 SONG TITLE/FILE NAME ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) 3 SONG TITLE/FILE NAME フィールドに表示する項目 ( ソングタイトルまたはファイル名 ) を 選択します。 4 コンピューターの DAW で録音 / 再生する 1 CL シリーズと I/O デバイスを使ったシステムのオーディオネットワークに、Steinberg Nuendo な どの DAW ソフトウェアを組み込むときは、ドライバーソフトウェア Dante Virtual Soundcard ( 以 下 DVS) を使います。DVS は、オーディオインターフェースの役割を果たし、 CL シリーズや I/O デバ イスが接続されたオーディオネットワークとオーディオ信号をやり取りします。これにより、ライブ演 奏のマルチトラック録音や、前日の本番を録音した素材を利用してのバーチャルサウンドチェックなど ができます。 2 5 ここでは、オーディオネットワークに DAW ソフトウェアを組み込むときに必要な作業について説明 します。 6 使用する機材とソフトウェ
レコーダー ワードクロックの設定 Dante Virtual Soundcard の設定 Dante ネットワークでは、マスター機器が正確なワードクロックをネットワークのほかの機器に供給 します。マスターがネットワークから離脱したり、故障したりした場合は別の機器が自動的にクロック マスターの役割を引き継ぎます。 オーディオレコーディングで使用するコンピュー ターに Dante Virtual Soundcard ( 以下 DVS) と Dante Controller をインストー ルし、 DVS をオンにする前に以下の設定を行ない ます。 設定は、ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタン→ WORD CLOCK/SLOT SETUP ボタン を押して、 WORD CLOCK/SLOT SETUP 画面で行ないます。 V3.
レコーダー Dante Controller の設定 DAW ソフトウェアの設定 コンピューターのネットワークポートをギガビット対応スイッチングハブに接続します。 コンピュー ターの IP アドレス設定は自動取得 ( デフォルト設定 ) にしておきます。 Dante Controller で必要な設定は、下記のとおりです。 DAW ソフトウェア上では、ドライバーの設定を行ないます。デバイス設定をする画面で、 入出力するサ ウンドカード ( またはオーディオドライバー) として 「Dante Virtual Sound Card̶ASIO」(Mac の 場合は 「Dante」) または「Yamaha AIC128-D」を選択します。 ・ マルチトラック録音をするために I/O デバイスからのオーディオ信号を DVS もしくは Dante Accelerator カードにパッチする また、 ドライバーと DAW ソフトウェアとの内部パッチが必要となる場合があります。詳しくは、DAW ソフトウェアのマニュアルをご参照ください。 ・ バーチャルサウンドチェックを行なうために、コンピューターからのオーディ
レコーダー RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) Nuendo Live との連携 CL シリーズには、Steinberg 社の DAW ソフトウェア Nuendo Live との連携機能があります。 CL シリーズと Nuendo Live との連携機能を実現するソフトウェア 「Yamaha Console Extension」 をコンピューターにインストールすることで、CL シリーズから Nuendo Live を操作して、マルチト ラックレコーディングなどを簡単に行なえます。 1 ここでは、 CL シリーズから Nuendo Live を操作する方法を説明します。 2 プロジェクトの準備 「コンピューターの DAW で録音 / 再生する」( → P.179) のとおり、下記の設定を行ないます。 ・ Dante Virtual Soundcard の設定 3 ・ Dante Controller での設定 ・ Nuendo Live の設定 4 F I プロジェクトに録音する 5 G 手順 6 1.
レコーダー ■ トランスポートフィールド Nuendo Live のトランスポートを操作します。 7 GO TO PROJECT START ボタン ロケーションをプロジェクトの最初に戻します。 DVS または Dante Accelerator を指定する この操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは 「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」 (→ P.231)をご参照くださ い。 8 GO TO PREVIOUS MARKER ボタン 手順 ロケーションをひとつ前のマーカーに戻します。 1. Nuendo Live 画面で、NUENDO Live SETUP ボタンを押す。 9 GO TO NEXT MARKER ボタン 2. NUENDO LIVE SETUP 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 ロケーションをひとつ先のマーカーに進めます。 3. [TOUCH AND TURN]ノブを使って、設定する。 0 GO TO PROJECT END ボタン 4.
レコーダー 1 設定方法選択ボタン ■ 設定方法選択ボタン= SPECIFIED IP ADDRESS のとき DVS や Dante Accelerator を指定する方法を次の中から選びます。 Dante Accelerator を使用する場合は、SPECIFIED IP ADDRESS フィールドでコンピューターの IP アドレスを 指定します。 Dante Accelerator の IP アドレスと Yamaha Console Extension が 使用する IP アドレスが異なるので、手動で IP アドレスを指定する必要があります。 ・ NO ASSIGN ............................. 設定しない ・ DVS ............................................ デバイスリストから DVS を選択して設定する ・ SPECIFIED IP ADDRESS ...
レコーダー NOTE ・ Dante Accelerator は、ファームウェアのバージョンによってはリダンダンシーネットワークに 対応していません。 下記のウェブサイトで、 Dante Accelerator のファームウェアがリダンダン シーネットワークに対応しているバージョンかどうかをご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/japan/jp/ マルチトラックのプロジェクトを再生する 手順 1. RECORDER 画面の Nuendo Live ページで、DANTE INPUT PATCH ボタンを押す。 RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) 2. DANTE INPUT PATCH 画面で、Nuendo Live からの信号を割り当てたいポートの PORT DANTE INPUT PATCH 画面 SELECT ボタンを押す。 3. PORT SELECT画面の左のリストからNuendo Liveで使用しているDVSを選び、割り当てるポー トを選ぶ。 4.
セットアップ 5 SAVE KEY ボタン セットアップ 押すと、 ユーザー認証キーの上書き保存を行なう SAVE KEY 画面が表示されます ( → P.
セットアップ ■ BUS SETUP フィールド バスに関する設定を行ないます。 D BUS SETUP ボタン 押すと、MIX バス /MATRIX バスに関する設定を行なう BUS SETUP 画面が表示されます。 E SURROUND SETUP ボタン このボタンを押すことで、SURROUND SETUP 画面が表示されます。この画面でバス設定をス テレオモードからサラウンドモードに切り替えます。ステレオモードに設定されている場合、 MIX1 〜 6 のバス設定はグレーアウトしています。5.
セットアップ H バージョンインジケーター サラウンドモードに設定した場合、BUS SETUP 画面は以下のようになります。 メイン CPU、サブ CPU、 Dante モジュールのバージョンが表示されます。 ■ CONSOLE LOCK ボタン コンソールロックを実行します。 パスワードが設定されているときにこのボタンを押すと、 AUTHORIZATION 画面が表示され、正しいパスワードを入力するとコンソールロックが実行されま す。 パスワードがない状態でこのボタンを押すと、 ただちにコンソールロックが実行されます。 ■ CONTRAST/BRIGHTNESS フィールド LED の明るさやコントラストを設定します。 I BANK A/BANK B ボタン ブライトネス / コントラストの設定を保存するバンクを選択します。バンク A/B のそれぞれに設 定を保存しておき、必要に応じてバンクを切り替えることができます。 J CONTRAST NAME ノブ チャンネルネームディスプレイのコントラストを調節します。 K BRIGHTNESS NAME ノブ チャンネルネームディスプレイの輝度を
セットアップ ユーザーの種類とユーザー認証キー 管理者パスワードの設定 ユーザーの種類には、次の 3 つがあります。 CL シリーズを操作するには、 いずれかのユーザーでログイ ンします。 工場出荷時の状態では、管理者パスワードが設定されていませんので、誰でも管理者権限でログインし てすべての操作ができます。ほかのユーザーの操作を制限したい場合は、必ず管理者パスワードを設定 してください。 ・ 管理者 (Administrator) ......... CL シリーズの管理者で、すべての機能を使用できます。管理者 設定は本体内に 1 つだけ保存されます。ほかのユーザーのユー ザー認証キーを作成できます。 手順 ・ ゲスト (Guest) ............管理者 (Administrator) が許可した範囲でのみ操作できます。 ゲスト 設定は本体内に 1 つだけ保存されます。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ・ ユーザー(User)............
セットアップ CREATE USER KEY 画面 手順 2 1. ユーザー認証キーを USB メモリーに作成する場合は、USB メモリーを USB 端子に挿入する。 3 4 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 1 3. SETUP 画面の CREATE USER KEY ボタンを押す。 4. CREATE USER KEY 画面で、ユーザー名、コメント、パスワード、パワーユーザー属性のオン / オ フ、各種ユーザー権限を設定したら、CREATE ボタンを押す。 5. 本体の内部メモリーにユーザー認証キーを作成する場合は、CREATE KEY 画面にある CREATE TO INTERNAL STORAGE フィールドのボタンを押す。USB メモリーに作成する場合は、 CREATE TO USB STRAGE フィールドの PATCH ボタンを押す。 6. CREATE TO ボタンを押す。 5 7.
セットアップ ■ ゲストでログインする ログイン CL シリーズを操作するには、 管理者、ゲスト、またはユーザーのどれかでログインします。 手順 管理者とゲストのユーザー設定は本体に保存されていますが、 ユーザーでログインするときは、 本体の 内部メモリーに保存されたキーを選ぶか、 ユーザー認証キーが保存された USB メモリーを挿入する必 要があります。USB メモリーのユーザー認証キーを使った場合、ログイン後に USB メモリーを抜いて も、 ログインしたユーザーのままになります。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の CURRENT USER ボタンを押す。 3. LOGIN 画面の GUEST のボタンを押してから LOGIN ボタンを押す。 NOTE 電源を入れ直した場合、基本的には最後に電源を切ったときのログイン状態で起動します。 パ スワードが設定されているユーザーの場合はパスワードを入力する必要がありますが、 入力を キャンセルした場合は強制的にゲストでログインします。 ■ 管理者でログインする 手順 1.
セットアップ NOTE SETUP 画面 ・ パスワードが設定されていない場合は、手順 6 で LOAD ボタンを押すと、そのままログインさ れます。 ・ パスワードが正しくない場合は画面下部に 「WRONG PASSWORD」のメッセージが表示され ます。 ・ 別の CL シリーズで作成したユーザー認証キーを選択した場合は、 使用する CL シリーズの管 理者パスワードを入力するキーボード画面が表示されます ( 管理者パスワードが同じ場合は表 示されません )。正しい管理者パスワードを入力すると、選択したユーザーのパスワードを入力 するキーボード画面が表示されます。ユーザー認証キーを保存し直すと、 次回からは管理者パ スワードの確認が行なわれません。 「ユーザー認証キーの編集」( → P.193) ・ USB メモリーからのロード方法について詳しくは、 「USB メモリーからファイルをロードす る」( → P.
セットアップ ユーザー認証キーの編集 ユーザーレベルの変更 ユーザーでログインしている場合、 ログインしているユーザーの USER DEFINED キー、プリファレン ス設定、コメントやパスワードを編集して、ユーザー認証キーに保存できます。パワーユーザーでログイ ンしている場合は、さらにユーザーレベルも変更できます。 ユーザーレベルを表示 / 変更します。 ・ 管理者の場合............. 管理者自身に設定はありませんが、ゲストの設定を変更できます。 ・ ゲストの場合............. ゲスト自身の設定を表示できます。変更はできません。 ・ 通常のユーザーの場合 ........ ユーザー自身の設定を表示できます。 変更はできません。 手順 ・ パワーユーザーの場合 ........ ユーザー自身の設定を変更できます。 1. ユーザーでログインして、USER DEFINED キー( → P.197) やプリファレンス設定 ( → P.195) な どを編集する。 手順 2. USER SETUP 画面を閉じる。 1.
セットアップ ・ DCA MASTER ......................... その DCA グループのフェーダー、 ON/OFF、ICON/COLOR/ NAME の操作を制限します。 USER SETUP 画面 8 ・ DCA GROUP ASSIGN.......... その DCA グループへのアサインの変更操作を制限します。 ・ SET BY SEL ............................. このボタンがオンの場合は、 パネル上の該当するチャンネルの [SEL] キーを押すことで、そのチャンネルの上記の操作権限を まとめて設定 / 解除します。 2 CURRENT SCENE カレントのシーンメモリーに対して操作できる範囲を設定します。 1 ・ INPUT PATCH/NAME.......... インプット系チャンネルのパッチや名前に対する操作を制限 します。 2 ・ OUTPUT PATCH/NAME ..... アウトプット系チャンネルのパッチや名前に対する操作を制 限します。 ・ BUS SETUP .......................
セットアップ 5 FILE LOAD プリファレンス設定 USB メモリーからロード操作できるファイルの種類を設定します。 ユーザー認証キーにはユー ザーレベル、USER DEFINED キー、プリファレンスの各種設定が保存されます。その他のデータ は「ALL」ファイルに保存されます。 「ALL」ファイルには、 管理者 (Administrator) やゲスト (Guest) の USER SETUP 設定も含まれます。 画面の表示や SEL キーの連動の ON/OFF などの操作環境に関する設定を、ユーザーの好みに合わせ て設定します。ログインしているユーザーの設定を変更しますが、管理者でログインしている場合は、ゲ ストの設定も変更できます。 ・ USER SETUP (USER DEFINED キーやプリファレンス設定など ) ・ SYSTEM SETUP/MONITOR SETUP ( システムセットアップおよびモニターセットアップ ) 手順 ・ CURRENT SCENE 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ・ SCENE LIST 2.
セットアップ ・ IDENTIFY I/O RACK PORT BY [SEL] [SEL] キーを使って該当するチャンネルに接続されている I/O デバイスのポートの確認 (IDENTIFY) を行なう機能を使用するかどうかを設定します。 ・ STORE CONFIRMATION ・ RECALL CONFIRMATION オンにすると、それぞれストア / リコール操作を行なうときに、確認のメッセージが表示されま す。 このボタンがオンのときにパネルの [SEL] キーを押すと、該当チャンネルの INPUT PATCH/ OUTPUT PATCH に設定されている I/O デバイスのポートのシグナルインジケーターが点滅し ます。 2 PATCH フィールド パッチ操作に関するオプション機能のオン / オフを選択します。 ・ POPUP APPEARS WHEN KNOB(S) PRESSED SELECTED CHANNEL VIEW 画面を表示させ、パネル上のセレクテッドチャンネルセクション にあるノブを押したときに、画面 (1CH) を表示させるかどうかを選択します。 オンにすると、ノ ブを押す
セットアップ GR METER 表示 反転表示 ・SENDS ON FADER モードのときにチェ ンネルがオフ ・チャンネルが DCA グループに割り当て られていて、その DCA [ON] キーがオフ ・チャンネルがミュートグループに割り当 てられていて、そのミュートグループマ スターがオン USER SETUP 画面 (USER DEFINED KEYS ページ ) USER DEFINED KEY SETUP 画面 NOTE USER DEFINED キー ・ 管理者でログインしている場合は、 FOR GUEST ボタンを押して USER DEFINED KEYS for Guest ページに切り替えて、ゲストの USER DEFINED キーを設定することもできます。 ・ パネル上にある USER DEFINED キー[1] 〜 [16] に対応した 16 個のボタンが USER DEFINED KEYS ページにあり、それぞれに割り当てられている機能やパラメーターがボタン の右に表示されます。 何も割り当てられていないボタンには 「----」 と表示されます。 ・ USER DEFI
セットアップ 左にある4つの BANK SELECT ボタンでバンクを選択します。 ALTERNATE モードのときに動作が変わるノブとその動作は以下のとおりです。 右上にある CLEAR ALL ボタンを押すことで、 選択したバンクの内容をクリアすることができます。 ・ [GAIN] ノブ 回すとデジタルゲイン値を調節できます。USER SETUP 画面の PREFERENCE ページの HA KNOB FUNCTION で [DIGITAL GAIN] を選択している場合は、 HA のアナログゲイン値を調節 できます。 ・ [MIX/MATRIX] ノブ 回すと該当するセンドの PRE/POST を切り替えられます。押すと該当するセンドのオン / オフ が切り替わります。 ・ [HPF] ノブ 押すとハイパスフィルターのオン / オフが切り替わります。 ・ [DYNAMICS 1] ノブ 押すと DYNAMICS 1 のオン / オフが切り替わります。 ・ [DYNAMICS 2] ノブ 押すと DYNAMICS 2 のオン / オフが切り替わります。 NOTE ALTERNATE モードのときに
セットアップ USER DEFINED キーに割り当て可能な機能 PARAMETER 1 ファンクション NO ASSIGN — LATCH PARAMETER 2 割り当て無し。 — 押すたびに、ALTERNATE FUNCTION をトグ ルさせる。 バンクを切り替えると OFF になります。 — DCA16 — MASTER — SENDS ON FADER group a PRESET ON — グループ a のチャンネルが点灯 preset インジ ケーターの横にあるモードボタン(man、 auto、mute)のモードに入る。 MIX17-24 — override ボタンがオンになっているグループ b のチャンネルは 0dB(ユニティゲイン)まで フェードインする。オフのチャンネルはすべて ミュートされる。 DCA — グループ b のチャンネルが点灯 preset インジ ケーターの横にあるモードボタン(man、 auto、mute)のモードに入る。 — override ボタンがオンになっているグループ c のチャンネルは 0dB(ユニティゲイン)
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 解説 PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 Portico5033 LIBRARY Portico5043 LIBRARY LATCH — — GAIN KNOB の機能 (ANALOG GAIN/DIGITAL GAIN) を、押しているときだけ DIGITAL GAIN に設定する。 ※ ただし、PREFERENCE 画面等で GAIN KNOB FUNCTION を DIGITAL GAIN に切り替 わった際は、次に押すまで点灯したままにな る。 バンクを切り替えると OFF になります。 — GEQ EDIT 画面で、周波数バンクを加減する。 U76 LIBRARY PREMIUM RACK LIBRARY Opt-2A LIBRARY GAIN KNOB FUNCTION EQ-1A LIBRARY DynamicEQ LIBRARY UNLATCH Buss Comp 369 LIBRARY INPUT PATCH OUTPUT PATCH PATCH ED
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション OUTPUT SELECTED CH ASSIGN DIMMER ON PARAMETER 2 解説 — モニター出力のオン / オフを切り替え。 — このキーを押している間、MIX または MATRIX チャンネルの [SEL] キーを押してアサインのオ ン / オフを切り替え。この間 [SEL] LED はア サイン ON で点灯、OFF で消灯。 また、このキーを押しているときのアサイン設 定が保存され、再度このキーを押したときに設 定が呼び出される。複数のキーに設定を保存し ておいて、アサインを切り替えられる。 バンクを切り替えると OFF になります。 — PARAMETER 1 ファンクション NUENDO LIVE OSCILLATOR ディマーがオンになり、モニター信号が減衰す る。 PARAMETER 2 — Nuendo Live 画面の PEAK 表示をクリアする。 ADD MARKER — NUENDO Live の ADD MARKER を実行する。 OSCILLATOR ON — O
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 MIX1–MIX24 MTRX1–MTRX8 SENDS ON FADER MIX ON FADER MATRIX ON FADER NORMAL/WITH CUE SENDS ON FADER 解説 ファンクション PARAMETER 1 PARAMETER 2 PANNING Side L 通常の機能オン / オフの切り替え (NORMAL) と CUE 付きの機能オン / オフの切り替え (WITH CUE)。WITH CUE は、SENDS ON FADER モードに入るときや SENDS ON FADER モード中に切り替えるときに、キュー が有効になる。また、WITH CUE で SENDS ON FADER モードから抜けるときに、すべて のアウトプットチャンネルのキューが解除され る。 *5) サラウンドモードの場合、リスト 5) から選ん だチャンネルに対して、ハードパンニングの設 定をする。 *5) サラウンドモードの場合、リスト 5) から選ん だチャンネルに対するハードパンニン
セットアップ ファンクション USER DEFINED KEY PARAMETER 1 PARAMETER 2 USER DEFINED ノブ 解説 BANK A 選択時、該当するキーが点灯。 BANK B 選択時、該当するキーが点灯。 BANK C 選択時、該当するキーが点灯。 BANK D 選択時、該当するキーが点灯。 PREVIOUS BANK 1 つ前のバンクに切り替わります。BANK A だった場合、BANK D に切り替わります。 NEXT BANK 1つ後のバンクに切り替わります。BANK D だった場合、BANK A に切り替わります。 トップパネルの USER DEFINED KNOBS セクションにある USER DEFINED ノブに機能を割り当 てておき、その機能を実行する方法を説明します。 ユーザーでログインしている場合は、そのユーザーの USER DEFINED ノブを設定できます。管理者で ログインしている場合はゲストの USER DEFINED ノブも設定できます。 BANK SELECT NOTE 割り当てできるファンクションやそのパラ
セットアップ NOTE ・ 管理者でログインしている場合は FOR GUEST ボタンを押して USER DEFINED KNOBS and ASSIGNABLE ENCODER for Guest ページに切り替えて、 ゲストの USER DEFINED ノブを 設定することもできます。 ・ パネル上にある USER DEFINED ノブ [1] 〜 [4] に対応した 4 個のボタンが USER DEFINED KNOBS and ASSIGNABLE ENCODER ページにあり、それぞれに割り当てられている機能や パラメーターがボタンの右に表示されます。何も割り当てられていないボタンには「----」と表示 されます。 ・ USER DEFINED KNOB SETUP 画面に表示されるリストは CL シリーズ共通です。 CL3/CL1 の場合、その機種にないパラメーターを設定すると、 「Cannot Assign!」と表示されます。 ・ 登録した USER DEFINED ノブに対応するパラメーターが存在しない場合、ノブを操作しても何 も起こりません。 USER DEFINED ノブに割り当て可能
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション *1) SELECTED CH, Automixer ch1‒16 *2) SELECTED CH, CL5: CH1‒CH72, CL3: CH1‒CH64, CL1: CH1‒CH48, ST IN 1‒ST IN 8, MIX1‒MIX24, MTRX1‒MTRX8, STEREO, MONO (C) *3) SELECTED CH, CL5: CH1‒CH72, CL3: CH1‒CH64, CL1: CH1‒CH48, ST IN 1L‒ST IN 8R *4) SELECTED CH, CL5: CH1‒CH72, CL3: CH1‒CH64, CL1: CH1‒CH48, ST IN 1‒ST IN 8 *5) SELECTED CH, CL5: CH1‒CH72, CL3: CH1‒CH64, CL1: CH1‒CH48, ST IN 1L‒ST IN 8R, MIX1‒MIX24 *6) MIX1‒MIX24, MTRX1‒MTRX8, ST L, ST R, MONO *7) SELECTED CH, CL5: CH1‒CH72,
セットアップ ・ CL3/CL1 は、[GAIN/PAN/ASSIGN] キーが 1 つあり、すべての GAIN/ PAN/ASSIGN ノブの機能が一括で切り替わります。CL5 は、 A ブロック ( 左側 ) と C ブロック / マスターフェーダー( 右側 ) とで、それぞれ [GAIN/PAN/ASSIGN] キーの切り替えができます。 ・ Centralogic セクションのマルチファンクションノブはディスプレイの操 作をするため、 この設定の対象とはなりません。 アサイナブルエンコーダー 各チャンネルのフェーダーストリップにある GAIN/PAN/ASSIGN ノブに任意の機能を割り当てて 操作できます。割り当てできるファンクションやそのパラメーターについては、 「ASSIGNABLE ENCODER に割り当て可能な機能」( → P.207) をご参照ください。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3. USER SETUP 画面の USER DEFINED KNOBS タブを押す。 4.
セットアップ ASSIGNABLE ENCODER に割り当て可能な機能 PAN GAIN ASSIGN O PAN GAIN ASSIGN O ファンクション PAN/BALANCE PARAMETER 1 PARAMETER 2 PAN ANALOG GAIN A.GAIN *1 O DIGITAL GAIN D.GAIN *1 NO ASSIGN O SELECTED SEND O MIX1 SEND PARAMETER 1 THRE2 O DIGITAL GAIN D.GAIN O EQ ATT ATT BAL O O ファンクション DYNAMICS2 THRESHOLD O ( 何も表示され ません。) MIX1-MTRX8 状態による MIX1 INPUT DELAY DELAY PARAMETER 2 *6 スケール表示 は、m、ms、 ft、fr となり、 sample は無表 記です。 O DIRECT OUT LEVEL D.
セットアップ GAIN/PAN/ASSIGN ノブ ( アサイナブルエンコーダー) の機能 カスタムフェーダーバンク CL V1.7 以降では、 SENDS ON FADER モード時の機能として、以下が追加されています。 トップパネル上のフェーダーに展開される組み合わせを、フェーダーバンクと呼びます。 フェーダーバンクには、インプット系チャンネル、アウトプット系チャンネルのほかに、チャンネルの種 類に関係なく組み合わせられるカスタムフェーダーバンクがあります。 ここでは、 カスタムフェーダー バンクを設定する手順について説明します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3. USER SETUP 画面の CUSTOM FADER タブを押す。 4.
セットアップ ■ FADER フィールド USER SETUP 画面 (CUSTOM FADER BANK/MASTER FADER ページ ) 4 フェーダー選択ボタン 設定対象となるフェーダーを選択します。このボタンで選択した状態で、トップパネルの SEL キーを押すと、 そのチャンネルがカスタムフェーダーバンクに登録されます。 5 フェーダーアサインセレクトボタン 1 フェーダーに設定したチャンネルを変更するフェーダーアサインセレクト画面を開きます。 6 CLEAR ALL ボタン 3 設定中のフェーダーバンクの設定を、すべて解除します。 押すと確認画面が出て、 OK を押すと実 行されます。CANCEL を押すと、何も変更せずに元の画面に戻ります。 2 6 マスターフェーダー 4 マスターフェーダーセクションの 2 つのフェーダーで操作するチャンネルの設定を変更できます。 5 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3.
セットアップ カスタムフェーダーバンクの機能について コンソールロック カスタムフェーダーバンクの設定をシーン別にストア / リコールできます。 カスタムフェーダーバンクの設定は、各モデルの領域に分かれていて、シーンデータでまとめてストア されます。 誤操作を防ぐために、一時的に本体の操作を禁止できます。意図せず操作子に触れたり、オペレーターが 休憩している間に第三者に操作されたりしないように、パネルにある操作子を操作できないように設定 します。 Custom fader bank settings 現在ログインしているユーザーにパスワードが設定されている場合は、 そのパスワードを使ってロック します。コンソールロックが有効になると、 CONSOLE LOCK 画面が表示されて、MONITOR LEVEL ノブを除くすべての操作子が操作できなくなります。 CL5 Recall Store CL5 console CL3 Recall Store CL3 console CL1 Recall Store CL1 console NOTE カスタムフェーダーバンクの設定はモデ
セットアップ 設定データを USB メモリーにセーブ / ロードする ディスプレイ右側にある USB 端子に市販の USB メモリーを挿入して、CL シリーズ内部の設定デー タおよびユーザー認証キーを USB メモリーにセーブ / ロードできます。 注記 セーブ / ロード / デリートなどデータにアクセスしている間は、ACCESS インジケーターが ファンクションアクセスエリアに表示されます。 このときは USB 端子を抜いたり、 CL シリー ズの電源を切ったりしないでください。記憶メディアのデータがこわれたりするおそれがあり ます。 NOTE ・ USB フラッシュメモリーのみ動作保証しています。 ・ USB メモリーの容量は、32GB まで動作確認済みです ( ただし、 すべての USB メモリーの動作 を保証するものではありません )。 サポートしているフォーマット形式は、FAT16/FAT32 で す。また、フォーマットした場合、4GB 以上のメモリーは FAT32 に、2GB 以下のメモリーは FAT16 にフォーマットされます。 SETUP 画面 コンソールロックを解除する 手順
セットアップ ファイルリストの以下の項目名を押すと、その項目名がオレンジ色に変わり、 リストが並び替わり ます。押すごとに並び替え順が昇順と降順に切り替わります。 SAVE/LOAD 画面 保存されているファイルやサブディレクトリーがリスト表示されます。 5 123 4 ・ FILE NAME ............. ファイル名またはディレクトリー名と、そのタイプを示すアイコンが表 示されます。 6 ・ COMMENT.............. CL シリーズのファイルに入れたコメントが表示されます。 この部分を押 すと、 ファイルにコメントを入力するキーボード画面が表示されます。 ・ READ ONLY........... ライトプロテクトのかかったファイルには錠前マークが表示されます。 この部分を押すと、プロテクトの有効 / 無効が切り替わります。 ライトプロテクトのかかったファイルは、上書きができなくなります。 ・ TYPE.........................
セットアップ 1 TYPE フィールド NOTE DANTE SETUP の SECONDARY PORT と CONSOLE ID の設定は、 「WITH DANTE SETUP AND I/O RACK」 ボタンがオンになっていても変更されません。 セーブするデータのタイプを選択します。TYPE フィールドの表示はタブの選択によって異なり ます。 CL シリーズの内部データを USB メモリーにセーブする ・ ALL タブ すべての項目を対象にします。 CL シリーズのすべての内部データを USB メモリーに設定ファイルとしてセーブします。保存された ファイルの拡張子は「.CLF」 になります。 ・ SCENE タブ シーンメモリーを対象にします。 手順 ・ INPUT/OUTPUT タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 1. SAVE/LOAD 画面の SAVE ボタンを押す。 ボタン 2. SAVE SELECT 画面でセーブするデータ、データのタイプ、セーブ先を選ぶ。 データ内容 IN CH LIB インプットチャンネルライブラリー 3.
セットアップ ・ SETUP タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン USB メモリーからファイルをロードする USB メモリーにセーブされた CL 設定ファイル ( 拡張子 .CLF) を CL シリーズにロードします。 データ内容 MIXER SETUP ミキサーセットアップ OUTPUT PORT アウトプットポート MONITOR CUE/MONITOR/OSCILLATOR/TALKBACK MIDI SETUP MIDI セットアップ MIDI PGM MIDI プログラムチェンジ MIDI CTL MIDI コントロールチェンジ Dante In Patch DANTE インプットパッチライブラリー 同様の手順で、設定ファイルだけでなく、以下のファイルをロードすることもできます。 拡張子 タイプ ファイルの内容 .CLF ALL .CLU KEY CL シリーズの内部設定ファイル CL シリーズのユーザー認証キー .XML XML ヘルプ表示用 XML ファイル .TXT TEXT ヘルプ表示用テキストファイル .
セットアップ ・ EFFECT/GEQ タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 LOAD SELECT 画面 ボタン 1 データ内容 EFFECT LIB EFFECT ライブラリー GEQ LIB GEQ ライブラリー 8PEQ LIB 8Band PEQ ライブラリー ・ PREMIUM タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン 3 2 4 5 6 7 Portico5033 ライブラリー 5043 LIB Portico5043 ライブラリー U76 LIB U76 ライブラリー Opt-2A LIB Opt-2A ライブラリー EQ-1A LIB EQ-1A ライブラリー DynaEQ LIB DynamicEQ ライブラリー BussComp LIB Buss Comp 369 ライブラリー ・ SETUP タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 4 ボタン 1 TYPE フィールド MIXER SETUP ロードするデータのタイプを表示します。表示はタブの選択によって異なります。 ・ ALL タブ すべての項
セットアップ ・ ADMIN タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 タイプ USB メモリーにセーブされたファイルを編集する USB メモリー内にあるファイルやディレクトリーを並び替え、 ファイル名 / コメントの編集、 コピー ( 複製 )、ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行ないます。 データ内容 ADMIN PREF PREFERENCE (Administrator 用 ) ADMIN UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Administrator 用 ) ADMIN FADER CUSTOM FADER BANK (Administrator 用 ) GUEST PREF PREFERENCE (Guest 用 ) GUEST UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Guest 用 ) GUEST FADER CUSTOM FADER BANK (Guest 用 ) GUEST LEVEL USER LEVEL (Guest 用 ) ■ ファイルを並び替え
セットアップ ■ ファイルをコピー/ ペーストする USB メモリーをフォーマットする 任意のファイルをバッファーメモリーにコピーし、別のファイル名を付けてペースト ( 貼り付け ) しま す。 USB メモリーをフォーマットします。 4GB 以上の USB メモリーは FAT32 に、2GB 以下の USB メモリーは FAT16 にフォーマットされ ます。 手順 1. マルチファンクションノブを回してコピー元のファイルを選び、SAVE/LOAD 画面の COPY ボタ 手順 ンを押す。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. ディレクトリーアイコンや PATH フィールドにある矢印ボタンを押して、ペーストするディレクト 2. SETUP 画面の SAVE/LOAD ボタンを押す。 リーに移動する。 3. SAVE/LOAD 画面の FORMAT ボタンを押す。 3. PASTE ボタンを押す。 4. ボリューム名を入力して FORMAT ボタンを押す。 4. ファイル名を入力して PASTE ボタンを押す。 5.
セットアップ USB 端子に過電流が発生した場合に復帰する USB 端子に過電流が発生したことによって USB 機器との接続が切れても、 本体の電源を入れなおさ ずに USB 機器が使用できます。 ワードクロック / スロットの設定 「ワードクロック」とは、オーディオ信号をデジタル処理するタイミングの基になるクロックのことで す。デジタルオーディオ信号を送受信するときは、相互の機器を同一のワードクロックに同期させる必 要があります。同期がずれた状態でデジタルオーディオ信号をやり取りすると、仮にサンプリング周波 数が同じであってもデータが正しく送受信できなかったり、信号にノイズが乗ったりします。 具体的には、 まず基準となるワードクロックを送信する機器 ( ワードクロックマスター) を決め、 残りの 機器 ( ワードクロックスレーブ ) は、 そのワードクロックに同期するように設定します。 CL シリーズをワードクロックスレーブとして使用し、外部から供給されるワードクロックに同期させ るには、クロックソース ( ワードクロックが供給されるポート ) を指定する必要があります。 ここでは、CL シリーズが動作
セットアップ ・ DANTE 48k ・ DANTE 44.1k 本体のリアパネルにある Dante 端子から供給されるワードクロックをクロックソースとして使 用します。 WORD CLOCK/SLOT SETUP 画面 4 1 NOTE CL V2.
セットアップ ・ UNKNOWN ( 黒色 ) 外部機器が接続されていない、 有効なクロック入力がないなどの理由で、クロックの状態を検出で きないことを示しています。その端子 / スロットを選択することはできますが、有効な接続が確立 されるまで、正常な同期は行なえません。 カスケード接続を利用する 複数の CL シリーズ、または CL シリーズと外部ミキサー( ヤマハ PM5D など ) をカスケード接続す ると、 バスを共通化できます。 たとえば外部ミキサーを使ってインプットの数を追加したい場合などに 便利です。 NOTE ここでは、2 台の CL シリーズをカスケード接続する場合を例に挙げ、その接続方法や操作方法につい て説明します。 ・ 選択したクロックのインジケーターが水色にならない場合は、外部機器と正しく接続されてい るかどうか、 また、外部機器がクロック情報を送信できるように設定されているかどうかをご 確認ください。 ・ ワードクロックの設定を変更したときに、出力端子からノイズが発生することがあります。 ス ピーカーを保護するために、ワードクロックの設定を変更するときは、 必ずパワーアンプ
セットアップ NOTE CASCADE 画面 (CASCADE OUT PATCH ページ ) ・ PM5D とカスケード接続する場合は、PM5D 側の CASCADE IN PORT SELECT をスロットに 切り替えることで、 CL シリーズをカスケードスレーブとして使うこともできます。 ただし、音 声信号のカスケードのみでコントロール信号のリンクはできません。 ・ AD/DA カードを使ってアナログミキサーとカスケード接続することもできます。 ・ カスケード接続できる台数に制限はありませんが、カスケードマスターからの台数に従って、 カスケードスレーブでの信号の遅延が大きくなります。 各種のバスを出力するスロット / 出力ポートを選択します。 2 カスケードスレーブ CL シリーズの操作 3 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の SYSTEM SETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。 3. CASCADE 画面の CASCADE OUT PATCH タブを押す。 4.
セットアップ ・ シーンのストア操作 カスケードマスターCL シリーズの操作 ・ DIMMER (MONITOR 画面 ) の操作 ・ パネル LED とディスプレイのブライトネス (SETUP 画面 ) の操作 手順 ・ マスターのミュートグループの操作 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3 CASCADE COMM PORT 2. SETUP 画面の SYSTEM SETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。 CL シリーズどうしをカスケード接続し、キュー操作やシーンのストア / リコール操作をリンク させるときに、リンク情報の送受信に使用する通信ポートを選択します。 3. CASCADE 画面の CASCADE IN PATCH タブを押す。 4. CASCADE IN PATCH ページでポートを割り当てたいバスの IN PATCH ボタンを押す。 ・ NONE .............. リンク動作なし 5. PORT SELECT画面のスロット選択リスト/ポート選択ボタンを使って割り当てたいスロット/入 ・ MIDI ...
セットアップ BUS SETUP 画面 MIX バス /MATRIX バスの基本設定 MIX バス /MATRIX バスの各種設定を行ないます。 MIX バスや MATRIX バスの基本設定 ( ステレオ / モノラルの切り替え、インプット系チャンネルから 信号を送るときの送出位置など ) を変更します。以下の操作で設定した内容は、シーンの一部として保 存されます。 1 2 4 1 3 4 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の BUS SETUP ボタンを押す。 3. BUS SETUP 画面のタブを使って、MIX バスまたは MATRIX バスを選ぶ。 4. シグナルタイプ切り替えボタンを使って、バスごとに STEREO ( 奇数 / 偶数番号の順に並んだ 2 つ のバス単位で主要パラメーターを連動させる )、または MONOx2 ( モノラル ×2 チャンネルとし て使用する ) を選ぶ。 5. バスタイプ / センドポイント選択ボタンを使って、バスタイプとインプット系チャンネルから信号 が送られる位置を選ぶ。 6.
セットアップ 4 PAN LINK ボタン このボタンは、SIGNAL TYPE が STEREO で、 VARI の設定になっている場合に表示されます。 ボタンがオンのときは、 インプットチャンネルから該当する 2 つのバスの送られる信号のパン が、 STEREO バスのパンと連動します。 5 タブ MIX/MATRIX バスを切り替えます。 タッチスクリーン /LED/ ネーム表示 / ランプの輝度を設定する タッチスクリーン、 トップパネル上の LED とネーム表示、 リアパネルの LAMP 端子に接続されたラン プの輝度を設定します。輝度の設定は、バンク A/B の 2 種類を保存しておき、 必要に応じて素早く切り 替えることができます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ファンタム電源全体のオン / オフを切り替える 2. SETUP 画面の下段右側にあるフィールドで、BANK A または BANK B ボタンを押す。 3. マルチファンクションノブを使って、それぞれの輝度を調節する。 手順 1.
セットアップ 5 SCREEN 2 TIME ( 時刻 ) タッチスクリーンの明るさを設定します。 輝度を 2 以下に設定したときは、画面が完全に見えなくならないように、次回電源をオンにした ときに、輝度 2 で起動します。 内蔵時計の時刻を設定します。 3 FORMAT ( 表示フォーマット ) 内蔵時計の日付 / 時刻の表示方法を選択します。 6 PANEL 表示方法は次の中から選択できます。 トップパネル上の LED の明るさを設定します。 CL3/CL1 にオプションのメーターブリッジ MBCL が装着されている場合は、メーターブリッジの LED の輝度も変わります。 ・ 日付 MM/DD/YYYY ( 月 / 日 / 西暦年 ) NOTE DD/MM/YYYY ( 日 / 月 / 西暦年 ) AD8HR が接続されている場合は、 AD8HR の LED 輝度も変わります。 YYYY/MM/DD ( 西暦年 / 月 / 日 ) 7 LAMP ・ 時刻 24-Hour ( 時間を 0 〜 23 時で表示 ) リアパネルの LAMP 端子に接続されたランプの明るさを設定しま
セットアップ NETWORK 画面 1 3 2 4 SETUP 画面 1 IP ADDRESS DANTE SETUP 画面 DANTE SETUP 画面 (SETUP ページ) インターネットや LAN 内で、個々の装置を識別するアドレスを設定します。 2 GATEWAY ADDRESS 1 ネットワーク内部で、媒体やプロトコルが異なるデータを相互変換する機器 ( ゲートウェイ ) を 特定するアドレスを設定します。 3 SUBNET MASK 2 ネットワークで使用する IP アドレスのうち、 ネットワークを識別するネットワークアドレスに何 ビットを使用するかを定義します。 3 4 MAC ADDRESS ネットワーク内でホストを識別するために設定される MAC (Media Access Control) アドレ スが表示されます。このアドレスは表示のみで、 変更はできません。 5 4 6 NOTE CL シリーズの NETWORK 端子は、 100BASE-TX ( 通信速度:最大 100Mbps) または 10BASE-T ( 通信速度:最大 10Mbps)
セットアップ 4 CANCEL ボタン ・ DANTE PATCH BY 選択ボタンの THIS CONSOLE ボタンがオン ・ CL V2.
セットアップ CONSOLE ID と SECONDARY PORT を切り替える 手順 1. DANTE SETUP 画面(SETUP ページ)にて CONSOLE ID と SECONDARY PORT を選択する。 2. APPLY ボタンを押す。 3.
セットアップ ■ 接続例とレイテンシー設定 リダンダンシー接続 ディジーチェーン接続 シンプルな 64 イン 48 アウト シンプルな 64 イン 48 アウト 3 3 2 4 2 3 1 1 2 1 4 ホップ =0.5ms 3 ホップ =0.25ms 3 ホップ= 0.25ms リダンダンシー接続 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 ディジーチェーン接続 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 3 4 2 3 4 2 3 1 1 1 4 ホップ =0.5ms 3 ホップ =0.25ms 2 4 ホップ =0.
セットアップ ディジーチェーン接続 リダンダンシー接続 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) を CL シリーズ 2 台で共用 9 8 3 4 7 6 5 4 5 4 2 3 3 2 1 9 ホップ =1.0ms 1 1 4 ホップ =0.5ms 2 5 ホップ =0.
セットアップ 3 I/O デバイス選択ボタン Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする Dante オーディオネットワークにある複数の I/O デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の CL シリーズに対して最大 24 台マウントできます。 押すと、 DEVICE SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示されま す。ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に 「---」 と表示され、下段は表示なしとなります。 手順 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.154 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 1. DANTE SETUP 画面下部の DEVICE MOUNT タブを押す。 2. I/O デバイス選択ボタンを押す。 DANTE SETUP 画面 3. DEVICE SELECT 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 4. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、設定する。 5.
セットアップ ■ 設定方法選択ボタン= DEVICE LIST のとき ■ 設定方法選択ボタン= SUPPORTED DEVICE のとき Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストから選択してマウントする場合は、 DEVICE LIST ボタンを押して、DEVICE LIST フィールドを表示させます。 CL シリーズがサポートしている I/O デバイスから選択してマウントする場合は、 SUPPORTED DEVICE ボタンを押して、 SUPPORTED DEVICE フィールドを表示させます。Dante オーディオ ネットワークに接続していなくても設定できます。 3 1 3 1 2 4 2 1 DEVICE LIST 1 DEVICE TYPE Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストが表示されます。 CL シリーズがサポートしている I/O デバイスのタイプがリスト表示されます。 リストから、マウントする I/O デバイスを選びます。 リストから、マウントする I/O デバイスのタイプを選びます。 2 DEVICE L
セットアップ NOTE ■ 設定方法選択ボタン= DVS または MANUAL のとき ・ I/O デバイスが 1 台の場合は、 I/O デバイスの UNIT ID を「1」に設定します。 ・ 接続する機器が複数ある場合、ID は機器どうしで重ならないように割り振ります。 ・ R シリーズ以外は、機種が異なれば R シリーズや、 他の種類の機種と同じ ID を振ることはでき ます。 ただし、I/O デバイスの入出力ポート画面の表示は UNIT ID で表示されるため、 区別が付 きにくくなるので、 できるだけ重ならないように設定してください。 ・ パネル、設定画面等から UNIT ID、デバイスラベルを変更できない機器 (Dante-MY16-AUD カード、Dante Accelerator 等 ) を SUPPORTED DEVICE として使用できるようにするには、 Dante Controller からデバイスラベルを変更する必要があります。 ・ I/O デバイスは、デバイスラベルを以下のように付けることで SUPPORTED DEVICE として 認識します。 Y###-**********
セットアップ 3 HA デバイス選択ボタン REMOTE HA を設定する 押すと、 REMOTE HA SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示さ れます。 ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に 「---」と表示され、 下段は表示なしとなります。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.154 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 Dante オーディオネットワークにある複数の HA デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の CL シリーズに対して最大 8 台マウントできます。 手順 1. DANTE SETUP 画面下部の REMOTE HA ASSIGN タブを押す。 2. HA デバイス選択ボタンを押して、REMOTE HA SELECT 画面を表示させる。 REMOTE HA SELECT 画面 3.
セットアップ 機器状態の表示 ■ R シリーズ 接続されている CL シリーズおよび R シリーズ (Ro8-D 除く ) の機器の状態や Dante の状態をタッ チスクリーンで確認できます。R シリーズの状態をコンソールから確認するには、DANTE SETUP で REMOTE HA にアサインしている必要があります。 I/O DEVICE 画面の I/O フィールドにて、R シリーズの本体と Dante ネットワークの状態がインジ ケーター表示されます。 V1.
セットアップ ■ エラーメッセージ ■ 警告メッセージ 問題が解消されるまで、 SYSTEM のインジケーターが以下のように点灯 / 定期的に点滅し続けます。 問題が解消されるまで、インジケーターは点灯 / 定期的に点滅し続けます。 修理が必要な場合は、CL5/CL3/CL1 取扱説明書に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連 絡ください。 緑色の [SYNC] インジケーターが消灯している場合は、機器のクロックが未確定であることを示しま す。 [SYSTEM] インジケーター 内容 対策方法 [SYNC] インジケーター Dante の内部エラーが発生した。 2 回点滅 対策方法 ワードクロックの設定が間違って いる。 CL5/CL3/CL1 ネイティブ対応機器ま たは Dante Controller でクロックマス ターとサンプリング周波数を正しく設 定してください。 Dante ネットワークの回線がつな がっていない。 Ethernet ケーブルが抜けていないか、 または断線していないか確認してくだ さい。 Dante ネットワークの結線が間 違っているため、
セットアップ GPI ( 汎用インターフェース ) を使う 点灯または 点滅 2 回点滅 リダンダンシーネットワークのと きに、[SECONDARY] 端子に接 続されている回線に異常が発生し た。 リアパネルにある GPI 端子は、 GPI (General Purpose Interface) の入出力端子として利用できま す。この端子では、5 系統の GPI IN ポートと 5 系統の GPI OUT ポートが利用できます。 たとえば、外 部スイッチなどを使って CL シリーズ内部のパラメーターやシーンの切り替えを操作したり、逆に CL シリーズ側の操作やシーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信したりできます。 シーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信する方法については、 「シーンリコール に連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT)」( → P.
セットアップ 3 GPI IN SETUP ボタン NOTE ・ ラッチ動作では、外部スイッチからのトリガーが入力されるたびに、アクティブ / 非アクティ ブが切り替わります。この場合、外部スイッチにはノンロックタイプをおすすめします。 ・ アンラッチ動作では、外部スイッチからの信号がハイレベルまたはローレベルの間だけ、アク ティブに切り替わります。 この場合、 外部スイッチは使用目的によりノンロックタイプまたは ロックタイプをお使いください。 ・ MIDI/GPI 画面の GPI ページの設定は、すべてのシーンに共通です。 また、SETUP データとし て保存できます。 現在設定しているファンクション名やパラメーター名が表示されます。このボタンを押すと、GPI IN SETUP 画面が表示されます。 MIDI/GPI 画面 (GPI ページ ) 3 1 2 NOTE GPI IN SETUP 画面で選択できる項目は、USER DEFINED キー( → P.
セットアップ GPI OUT を使う MIDI/GPI 画面 (GPI ページ ) 4 GPI OUT 端子の GPI OUT ポートを利用して、CL シリーズの本体操作で外部機器を操作します。 3 2 手順 1. CL シリーズの GPI 端子に外部機器を接続する。 1 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の MIDI/GPI ボタンを押す。 4. MIDI/GPI 画面の GPI タブを押す。 5. 使用する外部機器の仕様に従って、ポートごとに POLARITY MODE を設定する。 6. 操作したい機能やパラメーターを設定するには、GPI OUT SETUP ボタンを押す。 7. GPI OUT SETUP 画面の各フィールドで機能とパラメーターを選び、OK ボタンを押す。 1 GPI OUT ステータスインジケーター 各 GPI OUT ポートから出力されている電圧の状態が表示されます。 SETUP 画面 MIDI/GPI 画面 2 POLARITY MODE 選択ボタン GPI OUT ポートの極性を選ぶ。 .......
セットアップ 3 GPI OUT SETUP ボタン FADER START を使う 現在設定しているファンクション名やパラメーター名が表示されます。 このボタンを押すと、GPI OUT SETUP 画面が表示されます。 GPI OUT ポートに接続した機器を、 フェーダーの操作に連動させる場合は、FADER START を設定し ます。 手順 1. CL シリーズの GPI 端子に外部機器を接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の MIDI/GPI ボタンを押す。 4. MIDI/GPI 画面の FADER START タブを押す。 5.
セットアップ ■ THRESHOLD フィールド MIDI/GPI 画面 (FADER START ページ ) 1 4 UPSTROKE/DOWNSTROKE トリガー信号を出力するときの境目となるレベルを設定します。UPSTROKE はそのレベルを超 えたとき、DOWNSTROKE はそのレベルを下回ったときにトリガー信号が出力されます。マル チファンクションノブで操作できます。 NOTE ・ UPSTROKE/DOWNSTROKE ノブで設定する THRESHOLD 値は、 各チャンネル ( フェーダー)、 各 GPI OUT PORT に対して共通です。ただし、GPI OUT PORT ごとにチャンネル ( フェーダー) は選択できます。 ・ MODE を FADER START にしているときは UPSTROKE の設定値のみ、 MODE を FADER STOP にしているときは DOWNSTROKE の設定値のみ有効となります。 MODE を FADER TALLY にしているときは、UPSTROKE/DOWNSTROKE 両方の設定値が有効となります。 2 3 ■ MODE フィ
セットアップ 次の図は、それぞれのフェーダーモードでフェーダーを操作したときに、 GPI OUT ポートからの出力 信号がどのように変化するかを表わしたものです。THRESHOLD フィールドの UPSTROKE は − 60.
ヘルプ機能 NOTE ヘルプ機能 テキストファイルの文字コードは、 標準で UTF-8 として認識されます。ただし、 ファイルの先頭 に [Shift̲JIS] または [ISO-8859-1] という行を追加しておくと、その文字コードとして認識さ せることができます。 お使いのテキストエディターでファイルを保存するときに、適切な文字 コードを指定して保存してください。 ヘルプ機能で表示できるテキストファイル ( 文字コード / 言語 ) は、以下のとおりです。 ・ ISO-8859-1 の文字コードで記述したテキストファイル ( 英語、ドイツ語、フランス語、 スペイ ン語など ) ・ Shift̲JIS の文字コードで記述したテキストファイル ( 日本語 ) ・ 上記言語を UTF-8 の文字コードで記述したテキストファイル ヤマハから提供されているヘルプファイル ( 拡張子 .xml) を表示できます。ヘルプファイルの最新情報 については、ヤマハプロオーディオウェブサイトをご参照ください。 http://proaudio.yamaha.co.
ヘルプ機能 USER DEFINED キーを使ってヘルプを直接呼び出す ■ パネル操作子に対するヘルプを直接呼び出す場合 ■ USER DEFINED キーにヘルプ機能を割り当てる ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押しながら、 機能の概要を知りたいパネル上の操作 子を押す ( または回す ) と、その操作子の説明がある場合は該当項目のヘルプが表示されます。 ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーをもう一度押すと、画面が閉じます。 手順 NOTE 1. USB メモリーからヘルプファイルをロードする。 ・ ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押している間は、フェーダーまたは MONITOR LEVEL ノブ以外のパネル上の操作子は機能しません。 ・ ひとつの操作子に対して複数の説明がある場合は、上記の操作を繰り返すことで順に説明を表 示できます。 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面左上の USER SETUP ボタンを押す。 4.
そのほかの機能 NOTE そのほかの機能 ・ 初期化が終わるまでボタンを押さないでください。 ・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも できます。 ここでは、 CL シリーズのそのほかの機能について説明します。 本体を工場出荷時の状態に初期化する タッチスクリーンの検知位置を調整する ( キャリブレーション機能 ) 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパスワードを忘れてしまったために操作できなく なったときは、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 LCD 表示とタッチスクリーンの位置補正をします。 内蔵メモリーの初期化には、 以下の 2 種類があります。 手順 INITIALIZE ALL MEMORIES 1. パネル上の SCENE MEMORY [STORE] キーを押しながら、電源を入れる。 シーンメモリーやライブラリーを含む、すべてのメモリーを工場出荷時の状態に戻します。 2.
そのほかの機能 NOTE フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) ・ 起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、手順 3 であらかじめ選択されています。 ・ RESTART ボタンが表示された場合は、キャリブレーションに失敗しています。 RESTART ボタ ンを押し、もう一度キャリブレーションを実行してください。 ・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも できます。 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが生じる場合があります。この挙動のずれは、 キャリブレーション機能を使って調整できます。 NOTE この操作で、 指定したチャンネルストリップセクション、 Centralogic セクション、マスターセ クションのフェーダーに対して、 半自動でキャリブレーションを行ないます。 本体起動時に フェーダー設定に問題が検出された場合も、この画面が表示されます。 入出力ゲインを微調整する ( キャリブレーション機能 ) 必要に応じて、入出力のゲインを微調整できます。 手順 1.
そのほかの機能 ・ INPUT PORT TRIM ( アナログ入力ゲインの微調整 ) INPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定したアナログ入力ポートのゲインを 0.1dB 単位で微 調整します。 ・ SLOT OUTPUT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) SLOT OUTPUT TRIM 画面を表示して、 指定した SLOT の出力ポートのゲインを 0.01dB 単 位で微調整します。 ・ OUTPUT PORT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) OUTPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定した出力ポートのゲインを 0.
そのほかの機能 チャンネルカラーを調整する ( キャリブレーション機能 ) チャンネルネームディスプレイの輝度を調整する 必要に応じて、チャンネルカラーの発色を調整できます。チャンネルカラーの調整は、ひとつずつ行ない ます。 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの輝度を調整できます。 手順 手順 1. パネル上の SCENE MEMOR Y [STORE] キーを押しながら、電源を入れる。 1. パネル上の SCENE MEMORY [STORE] キーを押しながら、電源を入れる。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 3. 輝度を調整したいチャンネルの [CUE] キーまたは [ON] キーを押す。 3. チャンネルカラーを調整したいインジケーターを、パネル上の [SEL] キーで選ぶ。 [CUE] キーを押すと輝度が上がり、[ON] キーを押すと輝度が下がります。 4.
そのほかの機能 チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整する コンソール設定および Dante オーディオネットワーク設定を初期 化する 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整できます。 Dante オーディオネットワークにエラーが起きたとき、Dante に関する設定を工場出荷時の状態に 手順 初期化できます。 1. パネル上の SCENE MEMORY [STORE] キーを押しながら、電源を入れる。 注記 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 初期化すると、 それまでメモリー内に保存されていた Dante オーディオネットワーク設 定を含むすべてのコンソール設定が失われます。 Dante オーディオネットワークとの結線をすべて外してから行ってください。 3.
ワーニング / エラーメッセージ ワーニング / エラーメッセージ メッセージ メッセージ 概要 概要 DANTE module Error! Dante モジュールが異常動作している。 Different File Format! Some Data was not Loaded. サポートしない形式のデータをロードした。 xxx Parameters Copied. xxx のパラメーターがコピーバッファーにコピーされた。 xxx Parameters Initialized. xxx のパラメーターが初期化された。 Directory Not Empty! ディレクトリーを削除しようとしたが、ディレクトリー内にファイ ルが残っているため削除できなかった。 xxx Parameters Pasted. xxx のパラメーターがコピーバッファーからペーストされた。 xxx Parameters Swapped with Copy Buffer.
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ 概要 Loading Aborted. USB メモリーからの読み込みが中断された。 Loading Finished. USB メモリーからの読み込みが完了した。 Low Battery! メッセージ 概要 RECORDER IN CUE: Turned Off. RECORDER 画面からほかの画面に切り替えたので、RECORDER IN の CUE を解除した。 バックアップバッテリーの電圧が下がっている。 Re-Enter Password! ユーザーパスワードの設定時に、パスワードの再入力がされていな い。 Maximum Number of Audio Files Exceeded! USB Memory Recorder が管理できるソング数を超えた。 REMOTE: Data Framing Error! REMOTE: Data Overrun! Remote 端子に適切でない信号が入力されている。 Memory Error.
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ 概要 メッセージ 概要 Tap Operation Ignored. 画面上に TAP TEMPO ボタンが表示されていないので、タップ操作 が無視された。 Wrong Word Clock! WORD CLOCK 画面の MASTER CLOCK SELECT で選択したソー スが適切ではないので、CL シリーズが同期できない。 This Operation is Not Allowed. この操作をする権限が与えられていないため無視された。 You Cannot Create User Key. This Operation is Not Allowed in This View. 現在のユーザーには、ユーザー認証キーを作成する権限が与えられ ていない。 この画面ではこの機能が許可されていません。 Too Large Files! Loading Failed.
索引 索引 O い OVERVIEW 画面............................ 13 Numerics P 8BandPEQ .................................. 132 PREMIUM RACK....................... 144 PREVIEW モード ........................ 100 インサート接続 ................................ インプット系チャンネル................. STEREO/MONO バスへ送る... チャンネル名 / アイコンの 設定 ............................................... チャンネルライブラリー ............ MIX/MATRIX バスへ送る ......... インプットディレイ ........................ インプットパッチ ............................
Table of Contents Data List EQ Library List.................................................................... DYNAMICS Library List ...................................................... Dynamics Parameters......................................................... Effect Type List.................................................................... Effects Parameters.............................................................. Premium Rack Processor Parameters ................................
EQ Library List # LOW L-MID H-MID HIGH PEAKING PEAKING PEAKING H.SHELF G +3.5 dB -3.5 dB 0.0 dB +4.0 dB F 100 Hz 265 Hz 1.06 kHz 5.30 kHz Q 02 Bass Drum 2 1.25 10.0 0.90 - PEAKING PEAKING PEAKING LPF G +8.0 dB -7.0 dB +6.0 dB ON F 80.0 Hz 400 Hz 2.50 kHz 12.5 kHz Q 03 Snare Drum 1 0.0 dB +3.0 dB +4.5 dB 1.00 kHz 3.15 kHz 5.00 kHz 1.25 4.5 0.11 - L.SHELF PEAKING PEAKING PEAKING G +1.5 dB -8.5 dB +2.5 dB +4.0 dB F 180 Hz 335 Hz 2.36 kHz 4.
# 33 Bass Drum 3 34 Snare Drum 3 35 Tom-tom 2 38 Piano High 40 Narrator H-MID HIGH PEAKING PEAKING PEAKING +3.5 dB -10.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 118 Hz 315 Hz 4.25 kHz 20.0 kHz Q 2.0 10.0 0.40 0.40 PEAKING L.SHELF PEAKING PEAKING G 0.0 dB +2.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 224 Hz 560 Hz 4.25 kHz 4.00 kHz Q - 4.5 2.8 0.10 H.SHELF L.SHELF PEAKING PEAKING G -9.0 dB +1.5 dB +2.0 dB 0.0 dB F 90.0 Hz 212 Hz 5.30 kHz 17.0 kHz - 4.5 1.25 - PEAKING PEAKING PEAKING H.
# Title Type 18 E. B. Slap COMPRESSOR 19 Syn. Bass COMPRESSOR 20 Piano1 COMPRESSOR 21 Piano2 COMPRESSOR 22 E. Guitar COMPRESSOR 23 A.
DUCKING Dynamics Parameters Ducking is commonly used for voice-over applications in which the background music level is reduced automatically when an announcer speaks. When the KEY IN source signal level exceeds the specified THRESHOLD, the output level is attenuated by a specified amount (RANGE). Dynamics Parameters are the following types.
COMPRESSOR EXPANDER The COMP processor attenuates signals above a specified THRESHOLD by a specified RATIO. The COMP processor can also be used as a limiter, which, with a RATIO of ∞:1, reduces the level to the threshold. This means that the limiter's output level never actually exceeds the threshold. An expander attenuates signals below a specified THRESHOLD by a specified RATIO. Parameter THRESHOLD (dB) Range Parameter Description This determines the level at which compression is applied.
COMPANDER HARD (COMPANDER-H), COMPANDER SOFT (COMPANDER-S) Effect Type List Output Level The hard and soft companders combine the effects of the compressor, expander and limiter. THRESHOLD WIDTH 0dB Input Level The companders function differently at the following levels: 1 0 dB and higher ..................................Functions as a limiter. 2 Exceeding the threshold ....................Functions as a compressor. 3 Below the threshold and width ..........Functions as an expander.
Title Type Delay+Rev DELAY+REV Delay and reverb in parallel Effects Parameters Description DelayRev DELAYREV Delay and reverb in series REV-X HALL, REV-X ROOM, REV-X PLATE DistDelay DISTDELAY Distortion and delay in series Multi Filter MULTI FILTER 3-band parallel filter (24 dB/octave) Freeze FREEZE Simple sampler Distortion DISTORTION Distortion Newly-developed two input, two output reverb algorithm.
STEREO REVERB GATE REVERB, REVERSE GATE Two input, two output stereo reverb. One input, two output early reflections with gate, and early reflections with reverse gate. Parameter Range Description Parameter Range 0.3-99.0 s Reverb time TYPE REV TYPE Hall, Room, Stage, Plate Reverb type ROOMSIZE 0.1-20.0 INI. DLY 0.0-100.0 ms Initial delay before reverb begins LIVENESS 0-10 Early reflections decay characteristics (0 = dead, 10 = live) HI. RATIO 0.1-1.
MOD. DELAY ECHO One input, two output basic repeat delay with modulation. Two input, two output stereo delay with crossed feedback loop. Parameter Range Description Parameter Range Description DELAY 0.0-2725.0 ms Delay time DELAY L 0.0-1350.0 ms Left channel delay time FB. GAIN -99 to +99% Feedback gain DELAY R 0.0-1350.0 ms Right channel delay time HI. RATIO 0.1-1.0 High-frequency feedback ratio FB.DLY L 0.0-1350.0 ms Left channel feedback delay time FREQ. 0.05-40.
FLANGE PHASER Two input, two output flange effect. Two input, two output 16-stage phaser. Parameter Range FREQ. 0.05-40.00 Hz DEPTH MOD. DLY Description Parameter Range Description Modulation speed FREQ. 0.05-40.00 Hz Modulation speed 0-100% Modulation depth DEPTH 0-100% Modulation depth 0.0-500.0 ms Modulation delay time FB. GAIN -99 to +99% Feedback gain (plus values for normal-phase feedback, minus values for reverse-phase feedback) FB.
DYNA.PHASER DUAL PITCH Two input, two output dynamically controlled phaser. Two input, two output pitch shifter. Parameter Range Description SOURCE INPUT, MIDI Control source: input signal or MIDI Note On velocity SENSE 0-100 Sensitivity DIR.
AUTOPAN RING MOD. Two input, two output autopanner. Two input, two output ring modulator. Parameter Range FREQ. 0.05-40.00 Hz DEPTH DIR. Description Parameter Range Description Modulation speed SOURCE OSC, SELF 0-100% Modulation depth OSC FREQ 0.0-5000.0 Hz Oscillator frequency *1 Panning direction FM FREQ. 0.05-40.
REV+CHORUS REV+FLANGE One input, two output reverb and chorus effects in parallel. One input, two output reverb and flanger effects in parallel. Parameter Range Description Parameter Range Description REV TIME 0.3-99.0 s Reverb time REV TIME 0.3-99.0 s Reverb time INI. DLY 0.0-500.0 ms Initial delay before reverb begins INI. DLY 0.0-500.0 ms Initial delay before reverb begins HI. RATIO 0.1-1.0 High-frequency reverb time ratio HI. RATIO 0.1-1.
REV+SYMPHO. REVPAN One input, two output reverb and symphonic effects in parallel. This is a 1-in/2-out series-connected reverb and auto-pan effect. Parameter Range Parameter Description Range Description REV TIME 0.3-99.0 s Reverb time REV TIME 0.3-99.0 s Reverb time INI. DLY 0.0-500.0 ms Initial delay before reverb begins INI. DLY 0.0-500.0 ms Initial delay before reverb begins HI. RATIO 0.1-1.0 High-frequency reverb time ratio HI. RATIO 0.1-1.
DELAYER. Parameter One input, two output delay and early reflections effects in series. NOTE L *1 Used in conjunction with TEMPO to determine left channel DELAY NOTE R *1 Used in conjunction with TEMPO to determine right channel DELAY NOTE FB *1 Used in conjunction with TEMPO to determine feedback DELAY Parameter Range Description Range Description DELAY L 0.0-1000.0 ms Left channel delay time DELAY R 0.0-1000.0 ms Right channel delay time FB. DLY 0.0-1000.
DISTDELAY FREEZE One input, two output distortion and delay effects in series. One input, two output basic sampler. Parameter Range Description Parameter Range Description REC MODE MANUAL, INPUT In MANUAL mode, recording is started by pressing the REC and PLAY buttons. In INPUT mode, Record-Ready mode is engaged by pressing the REC button, and actual recording is triggered by the input signal. REC DLY -1000 to +1000 ms Recording delay.
AMP SIMULATE COMP276S One input, two output guitar amp simulator. This effect emulates the characteristics of analog compressors that are widely used in recording studios. It produces a thick, strong frame sound suitable for drums and bass. You can link and control the L and R channel parameters.
EQUALIZER601 OPENDECK This effect emulates the characteristics of 70's analog equalizers. Re-creating the distortion of typical analog circuits will add drive to the sound. It emulates the tape compression created by two open reel tape recorders (a recording deck and a playback deck). You can change the sound quality by adjusting various elements, such as the deck type, tape quality, playback speed, etc.
Parameter LIM.ATK Range 0-120 ms Premium Rack Processor Parameters Description Attack time of the limiter LIM.REL *1 Release time of the limiter LIM.KNEE 0-5 Knee of the limiter LIM.BYP OFF/ON Bypasses the limiter PRESENCE -10 to +10 Positive (+) values lower the threshold of the high band and raise the threshold of the low band. Negative (-) values do the opposite. If this is set to 0, the high, mid, and low bands will be affected in the same way.
U76 Dynamic EQ This models a well-known vintage compressor/limiter used in a wide range of situations. This is a newly developed equalizer that dynamically changes the EQ gain in response to the input signal, controlling the amount of EQ cut or boost in a way similar to a compressor or expander. Parameter Range Description INPUT -96.0 to 0.0 dB Input level OUTPUT -96.0 to 0.0 dB Output level ATTACK 5.50 to 0.10 ms Attack time of the compressor.
Automixer Parameters Parameter Range Parameters That Can Be Assigned to Control Changes Description Group a, b, c Channel control field group Override OFF, ON Turns on/off overriding of the channel control field ChMode man, auto, mute Channel control field mode (man/auto/mute) ChModePreset man, auto, mute Preset setting of the channel control field Weight -100 to 15 Relative sensitivity among input channels in the channel control field MeterType gain, input, output Meter type of the ma
Mode INPUT ATT Parameter 1 INPUT Parameter 2 Mode LCR ON MIX 1 ON - MIX24 ON THRESHOLD MATRIX 1 ON - MATRIX 8 ON RANGE MIX 1 POINT - MIX 24 POINT HOLD L DECAY/RELEASE H MIX/MATRIX SEND MIX 1 H - MIX24H MATRIX1 H - MATRIX8 H DECAY/RELEASE L MIX 1 L - MIX24L RATIO MATRIX1 L - MATRIX8 L KNEE MIX 1/2 PAN - MIX 23/24 PAN GAIN H MATRIX1/2 PAN - MATRIX7/8 PAN GAIN L MATRIX 1 POINT - MATRIX 8 POINT MATRIX 1 LEVEL H - MATRIX 8 LEVEL H MATRIX 1/2 PAN - MATRIX 7/8 PAN RELEASE H TO STEREO ON CH
Mode Parameter 1 Mode LOW Q BAND4 FREQ LOW FREQ BAND4 Q LOW GAIN BAND5 BYPASS LOW MID Q BAND5 GAIN H LOW MID FREQ BAND5 GAIN L LOW MID GAIN BAND5 FREQ HIGH MID FREQ HIGH MID GAIN BAND6 BYPASS BAND6 GAIN H HIGH Q BAND6 GAIN L HIGH FREQ BAND6 FREQ HIGH GAIN BAND6 Q LOW TYPE BAND7 BYPASS HIGH TYPE BAND7 GAIN H LOW HPF ON BAND7 GAIN L INPUT BAND7 FREQ BAND7 Q CH 1-CH 72*1 STIN1L-STIN8R BAND8 BYPASS A/B LINK BAND8 GAIN H ON PEQ PEQ BAND8 GAIN L BAND1 BYPASS BAND8 FREQ BAN
Mode RECALL SAFE Parameter 1 ON Parameter 2 CH 1-CH 72*1 STIN1L-STIN8R MIX 1-MIX 24 MATRIX 1-MATRIX 8 STEREO L-MONO(C) GEQ RACK 1A-16B EFFECT RACK 1A-8B PREMIUM RACK 1A-8B DCA 1-DCA16 MATRIX 1 POINT - MATRIX 8 POINT MATRIX 1 ON - MATRIX 8 ON STEREO TO MATRIX MATRIX 1 LEVEL H - MATRIX 8 LEVEL H STEREO L-MONO(C) MATRIX 1 LEVEL L - MATRIX 8 LEVEL L MATRIX 1/2 PAN - MATRIX 7/8 PAN SOURCE SELECT 2CH MONITOR ASSIGN DOWNMIX SURROUND SPEAKER SOLO SURROUND MONITOR SURROUND SPEAKER L SURROUND SPEAKER R — S
NRPN Parameter Assignments Parameter INPUT FADER MIX1-20, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 LEVEL MIX13 SEND MIX14 SEND MIX15 SEND MIX16 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND INPUT to MATRIX1 - 4 LEVEL MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MIX1-20, STEREO LR to MATRIX LEVEL MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND INPUT ON MIX1-20, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 ON MIX13 SEN
Parameter MIX9/10 INPUT to MIX9/10-15/16 MIX11/12 PAN MIX13/14 MIX15/16 MATRIX1/2 INPUT to MATRIX1/2, 3/4 PAN MATRIX3/4 MATRIX1/2 MATRIX3/4 MIX1-20, STEREO LR to MATRIX PAN MATRIX5/6 MATRIX7/8 MIX1-8 to STEREO PAN MIX TO ST MIX1-20, MATRIX, BALANCE STEREO LR MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MIX, STEREO LR, MONO MATRIX4 SEND to MATRIX PRE/POST MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MIX21-24, MONO to MATRIX ON MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MAT
Parameter MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MIX21-24, MONO to MATRIX LEVEL MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND ON MIX21-24, MONO MIX1 SEND MIX2 SEND MIX3 SEND MIX4 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MIX1-8 ON MIX5 SEND MIX6 SEND MIX7 SEND MIX8 SEND MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MATRIX5-8 ON MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND MIX9-24 to STEREO ON MIX TO ST INSERT MIX21-24, MONO MIX1 SEND MIX2 SEND MIX3 SEND MIX4 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MIX1-8 PRE/POST MIX5 SEND MIX6 SEND
Parameter EXTERNAL GAIN1 INPUT GAIN 1 EXTERNAL GAIN2 INPUT GAIN 2 EXTERNAL GAIN3 INPUT GAIN 3 EXTERNAL GAIN4 INPUT GAIN 4 EXTERNAL GAIN5 INPUT GAIN 5 EXTERNAL GAIN6 INPUT GAIN 6 EXTERNAL GAIN7 INPUT GAIN 7 EXTERNAL GAIN8 INPUT GAIN 8 EXTERNAL +48V 1 INPUT +48V 1 EXTERNAL +48V 2 INPUT +48V 2 EXTERNAL +48V 3 INPUT +48V 3 EXTERNAL +48V 4 INPUT +48V 4 HA EXTERNAL +48V 5 INPUT +48V 5 EXTERNAL +48V 6 INPUT +48V 6 EXTERNAL +48V 7 INPUT +48V 7 EXTERNAL +48V 8 INPUT +48V 8 EXTERNAL HPF1 INPUT HPF1 EXTERNAL HPF2 INPU
Mixing Parameter Operation Applicability This table indicates which settings affect the behavior of each input channel and output channel parameter. It also indicates whether or not they can be linked as stereo, and whether or not they are relevant to the RECALL SAFE, GLOBAL PASTE, and USER LEVEL settings, and a channel library.
Parameter To Matrix DELAY Stereo*1 RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE*8 CHANNEL LINK ALL Parameter Select button Channel Library USER LEVEL On O INPUT MATRIX ON*3 O INPUT MATRIX ON*7 INPUT FADER/ON*4 O Level O INPUT MATRIX SEND*3 O INPUT MATRIX SEND*7 INPUT FADER/ON*4 O Pan/Balance O*11 O INPUT MATRIX SEND*7 INPUT FADER/ON*4 Pre/Post O O INPUT MATRIX SEND *7 ms O*10 INPUT O INPUT DELAY INPUT PROCESSING O ON O INPUT DELAY O INPUT DELAY INPUT PROCESSING O *
MIX Channels Parameters Linked for a stereo pair RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE *8, *12 CHANNEL LINK ALL Parameter Select button USER LEVEL Name, Icon, Color O MIX NAME, GLOBAL OUTPUT NAME OUTPUT NAME Output Patch O MIX OUTPUT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Out Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH In Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH +48V, Gain, Gain Compensation O MIX INSERT PATCH, GLOBAL HA MIX PROCESSING Insert1
*9 *11 *12 *13 *14 Applies to ALL only when using GLOBAL PASTE, and only to ON/OFF. Balance only For GLOBAL PASTE, the MIX, MATRIX, STEREO, and MONO settings of each channel will be set in common as the OUTPUT. Linked only for stereo MATRIX Applicable to parameters only when ALL is selected.
*7 *8 *9 *11 *12 *14 Valid when they are set for either the Send source channel or Send destination channel. Settings marked GLOBAL in this table apply to all channels; these settings are GLOBAL RECALL SAFE, FOCUS PARAMETER, and GLOBAL PASTE for PATCH/NAME. Applies to ALL only when using GLOBAL PASTE, and only to ON/OFF. Balance only For GLOBAL PASTE, the MIX, MATRIX, STEREO, and MONO settings of each channel will be set in common as the OUTPUT. Applicable to parameters only when ALL is selected.
DCA Parameters MUTE RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE ALL Parameter Select button Parameters USER LEVEL RECALL SAFE ALL Name, Icon, Color O DCA NAME DCA MASTER Name On O DCA LEVEL/ON DCA MASTER On MUTE GROUP MASTER Fader O DCA LEVEL/ON DCA MASTER Dimmer MUTE GROUP MASTER Fade Time, On O *9 STORE MUTE Assign MUTE GROUP ASSIGN Input DCA Assign *9 Applies to ALL only when using GLOBAL PASTE, and only to ON/OFF.
MIDI Data Format DATA This section explains the format of the data that the CL series is able to understand, send, and receive. STATUS DATA 1 CHANNEL MESSAGE If [TABLE] is selected 1.1 NOTE OFF (8n) Reception These messages are echoed to MIDI OUT if [OTHER COMMAND ECHO] is ON. They are received if [Rx CH] matches, and used to control effects. STATUS DATA 1000nnnn 8n Note off message 0nnnnnnn nn Note number 0vvvvvvv vv Velocity (ignored) 1.
2 SYSTEM REALTIME MESSAGE EOX 2.1 SONG SELECT (F3) Reception Select the track number shown in the TITLE LIST screen of the USB memory recorder. STATUS 11110011 F3 Song select Song number 0sssssss ss Song number (0-127) 2.2 TIMING CLOCK STATUS 11111000 F8 Timing clock 2.3 ACTIVE SENSING (FE) Reception Once this message has been received, MIDI communication will be initialized (e.g., Running Status will be cleared) if no message is received for an interval of 400 ms.
[Conversion from actual data to bulk data] d[0-6]: actual data b[0-7]: bulk data b[0] = 0; for( I=0; I<7; I++){ if( d[I]&0x80){ b[0] |= 1<<(6-I); } b[I+1] = d[I]&0x7F; } [Recovery from bulk data to actual data] d[0-6]: actual data b[0-7]: bulk data for( I=0; I<7; I++){ b[0] <<= 1; d[I] = b[I+1]+(0x80&b[0]); } 3.3 PARAMETER CHANGE Reception This message is echoed if [PARAMETER CHANGE ECHO] is ON.
4.2.
4.4 FUNCTION CALL - LIBRARY ATTRIBUTE - 4.4.2 Format (PARAMETER REQUEST) 4.4.1 Format (PARAMETER CHANGE) Reception The PARAMETER CHANGE will be sent with Device number [Rx CH] immediately the data is received. Reception Data will be received when [PARAMETER CHANGE Rx] is on and the Device number of both [Rx CH] and SUB STATUS match. The data will be echoed when [PARAMETER CHANGE ECHO] is on. When the message is received, the title of the specified memory/library will be edited.
4.5.2 Format (PARAMETER REQUEST) 4.6 FUNCTION CALL - COLLECTION STORE - Reception The PARAMETER CHANGE will be sent with Device number [Rx CH] immediately the data is received. 4.6.1 Format (PARAMETER CHANGE) STATUS ID No.
4.8 FUNCTION CALL - CHANNEL - 4.8.1 Pair ON/OFF Trigger Format (PARAMETER CHANGE) Reception Data will be received when [PARAMETER CHANGE Rx] is on and the Device number of both [Rx CH] and SUB STATUS match. The data will be echoed when [PARAMETER CHANGE ECHO] is on. STATUS ID No.
Input/output characteristics DIGITAL INPUT & OUTPUT CHARACTERISTICS ANALOG INPUT CHARACTERISTICS Input Terminals OMNI IN 1-8 GAIN For Use With Nominal 7.5kΩ 50-600Ω Mics & 600Ω Lines +66dB -6dB +64dB TALKBACK Input Level Actual Load Impedance 10kΩ +20dB *1 Nominal Max. before clip -82dBu (61.6μV) -62dBu (0.616mV) -42dBu (6.16mV) -10dBu (245mV) +10dBu (2.45V) +30dBu (24.5V) -60dBu (0.775mV) -40dBu (7.75mV) Sensitivity -70dBu 50-600Ω Mics & (0.245mV) 600Ω -26dBu Lines (38.
I/O SLOT (1-3) CHARACTERISTICS Each I/O Slot accepts a mini-YGDAI card. Only Slot1 has a serial interface. CONTROL I/O CHARACTERISTICS Terminal MIDI WORD CLOCK Format Level IN MIDI - OUT MIDI - IN - TTL/75Ω terminated BNC Connector OUT - TTL/75Ω BNC Connector - - IEEE802.3 10BASE-T/100Base-TX - 0V-12V*2 USB 2.
Sampling Frequency Electrical Characteristics Parameter All faders are nominal when measured. Output impedance of signal generator:150ohms Frequency Response. Input OMNI IN 1-8 Fs= 44.1 kHz or 48 kHz @20 Hz-20 kHz, referenced to the nominal output level @1 kHz Output RL OMNI OUT 1-8 600 Ω PHONES Conditions GAIN: +66dB 8Ω Total Harmonic Distortion. Input OMNI IN 1-8 Internal OSC Output 600 Ω OMNI OUT 1-8 600 Ω PHONES 8Ω Typ. Max. -1.5 0.0 0.5 -3.0 0.0 0.
Mixer Basic Parameters Function Parameter Function Libraries Name Number Total Scene Memory Preset 1 + User 300 301 Input CH Library Preset 1 + User 199 200 Output CH Library Preset 1 + User 199 200 Range= Gate: -∞ dB to 0 dB Ducking: -70 dB to 0 dB Dynamics 1 Gain= 0.0 dB to +8dB Knee= Hard to 5 (soft) Key In: Self Pre EQ/Self Post EQ/Mix Out21-24 Ch1-STIN8R (8ch block) Parameter Frequency= 20 Hz to 20 kHz Releace= 48 kHz: 5 msec to 42.3 sec 44.1 kHz: 6 msec to 46.
Pin Assignment 4 9 14 15 20 7 13 19 6 12 18 23 1 2 3 8 11 2 1 5 1 10 16 17 22 3 8 5 21 15 DC POWER INPUT 11 10 9 9 GPI 6 METER (CL3/CL1 only) Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name 1 +24V 13 GND 1 GPO1 9 GPO2 1 RESET 6 +3.3LD 2 +24V 14 GND 2 GPO3 10 GPO4 2 SDA 7 +3.
48 :True# O: Yes X: No Mode 2: OMNI ON, MONO Mode 4: OMNI OFF, MONO Mode 1: OMNI ON, POLY Mode 3: OMNI OFF, POLY Aux Messages Effect Control *1 Bulk Dump/Request and Parameter Change/Request. *2 MMC X X X X O O X X X X X X :All Sound Off :Reset All Cntrls :Local ON/OFF :All Notes OFF :Active Sense :Reset IDI Implementation Chart Recorder Control Assignable Bank Select Data Entry NRPN LSB,MSB Assignable Cntrl Notes O X X X :Clock :Commands X O X System Real Time X X X O *1,*2 :Song Pos.
ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.