Owner's manual
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QuickSetup ウィザードがまだ起動していない場合は、Windows デスクトップの [スタート] メニューから、[プログ
ラム
]、[WatchGuard]、[QuickSetup Wizard] の順にクリックして起動します。このガイドの手順 1 で選択した設定
および手順
2 で作成した表を参照しながら、QuickSetup ウィザードのメッセージに従って情報を入力します。次の
点に注意してください。
■
IP アドレス入力
IP アドレスを入力する際には、数字、ピリオド、
およびスラッシュを続けて入力してください。入力
箇所を移動する際に
Tab キーや矢印キーを使用しな
いでください。
■
ルーティングされていないセカンダリー・
ネットワーク
QuickSetup ウィザードの [I have an additional non-
routed network behind my Firebox]
というチェック
ボックスは、手順
2 のネットワーク構成表に入力し
た内部インターフェイスのセカンダリー・ネット
ワークを示しています。
WatchGuard QuickSetup ウィザードで [Firebox Basic Configuration Complete] ダイアログ・ボックスが表示され
たら、
Firebox のインストールは完了です。
Firebox®X のネットワークへの
配置
Firebox X は次のプロパティを持つ基本ファイアウォール
として使用できまるようになりました。
■
すべての送信トラフィックが許可されます。
■
QuickSetup ウィザードでサーバーを指定していない場
合は、すべての着信トラフィックがブロックされます。
■
ログは、管理ステーションにある WatchGuard セキュ
リティ・イベント・プロセッサーに送信されます。
Firebox X をネットワークに配置します。
■
Firebox を設置する場所に置きます。
■
Firebox をネットワークに接続します。
注
: 図 8 に示したようなネットワーク配置エラーが
起こらないように注意してください。
■
Firebox の内部インターフェイスまたはオプション・
インターフェイスの背後に接続されているすべての
デスクトップについて、ディフォルト・ゲートウェイの
設定を変更します。
6
内部
イン タ ー
フェイ ス
オプション・
イン タ ー フェ イス
ルーター
ネットワーク配 置エラー
イン タ ー ネ ット
NO!
NO!
NO!
外部
イン タ ー
フェイ ス
警告 !
図 8
Firebox の各インターフェイスを、同じハブまたは
スイッチに接続するなど、相互に接続しないよう
に注意してください。この接続は「ループ設定」
と呼ばれ、これを行うと
Firebox が使用できなく
なり、すべてのファイアウォール機能が回避され
てしまいます。
重要
QuickSetup ウィザードを使用して作成した設定
ファイルは基本設定です。セキュリティ・ポリシーに応じて
設定ファイルを作成する必要があります。設定ファイルを
作成するには、『
User Guide』の『Getting Started』のセク
ションを参照してください。
■
パスフレーズ
パスフレーズは
7 文字以上必要で、大文字と小文字を
区別します。文字、数字、および特殊文字を組み合わ
せて入力することができます。
2 種類のパスフレー
ズを作成します。ステータス・パスフレーズは、
Firebox への読み取り専用接続に使用します。設定パス
フレーズは、
Firebox への読み書き接続に使用します。