User Manual
日本語
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パンバー (5) を操作してヘッドを前後に傾けます。 ヘッドを傾けても、カメラの位置
がキープされてバランスが取れるようになるまで、重量バランスノブ(3)を時計回
りに回して強めます。
+90° ~ -90° の前後最大チルト角度でカメラの位置がキープされ完全バランスが取
れるまでこの手順を繰り返します。
完全バランスが取れている状態でも、不意にカメラが動かないように、操作されない
時には必ずチルトブレーキ ( 12 ) をかけてください。
パンブレーキとチルトブレーキをかける
パン軸、チルト軸のブレーキを使用することで、ヘッドを自在な位置で固定することができ
ます。パンブレーキ(10)とチルトブレーキ(12)はヘッドの左側に配置されています。
ブレーキをかけるには:
ブレーキレバーが止まるまで時計回りに回します。
ブレーキを外すには:
ブレーキレバーが止まるまで 反時計回りに回します。
パンドラッグとチルトドラッグをかける
流体抗力システムが組み込まれたパン/チルト構造により、カメラは両軸上で滑らかに動き
ます。チルトドラッグノブ(11)はヘッドの左側、パンドラッグノブ(7)はヘッド後部、雲
台の下に配置されています。
チルトドラッグを増やすには:
チルトドラッグノブ(11)を時計回り(下方向)に回します。
注: 荷重が重く重心が高い場合は、最大チルト角は 90° 未満になります (バランス表:
Fig. 8 ~ 11 参照)。
警告! ドラッグ代わりにブレーキを使用しないでください。ヘッドを破損する恐れがあり
ます。
ブレーキを使用していないときは、完全に解除した状態でご使用ください。
警告! ブレーキレバーは無理やり回さず、手動で固定します。
注: パンドラッグの設定はホイップパン機能に影響しません。
警告! ヘッドを長期間使用しない場合は、ドラッグ部品の摩耗を抑えるためにドラッグを
緩めてください。










