User Manual
日本語
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カメラスライドプレート(16)をカメラ、またはカメラの重心の下にある装着プレー
トに装着します。
パンブレーキ(10)とチルトブレーキ(12)のレバーを 時計回りに締めて 固定しま
す。
カメラを雲台上部のプラットフォームまで持って行き(Fig. 5)、
.(A)
スライドク
ランプ(13)の反対側にあるスライドプレート(16)の端がかみ合うようにしてから、
.(B)
スライドクランプ側カメラプレートの端を「カチャ!」という音と共にクラン
プがプレートをキャッチするまで押し下げます。(注意: しっかりクランプ部に装
着されたかを確認してください。ズレていたり、プレートが無い状態でキャッチされ
た状態の場合は、一度プレートリリースボタンを押して解除してから行ってくださ
い。)
ヘッドが動いてカメラが落下しないよう、パンバー(5)を保持してヘッドを安定
させながら、カメラの位置が決まったところでスライドプレートクランプ(13)を時
計回りに締めこんでカメラをヘッドに固定します。
カメラバランスの確認
ヘッドが完全バランスのとれた状態だと、ヘッドが対応するチルト角範囲のどの位置でも
バランスを取ることができるので、操作に必要な力も最小限ですみ、カメラマンは手を離し
て作業することさえも可能です。
バランス表(Fig. 8 ~ 11)に各ヴィジョン AS パン・チルトヘッド製品の荷重と重心高さの
バランス関係を示します。この表を参考に、任意のカメラ、レンズ、アクセサリーの組み
合わせに適したヘッドを選択できます。表内の色付きの領域は、各チルト角範囲においてバ
ランスを保つことができる、荷重と重心高さの関係を表しています。表の右へ進むにつれて
荷重が増え、バランスを保つにはチルト角度か重心高さを下げる必要があります。荷重と重
心の組み合わせが色付きの範囲外になる場合、バランスを取るには重量を減らすか重心高さ
を下げる必要があります。
ヘッドのバランスを取る前に、カメラ、レンズ、パンバー、アクセサリーをすべて装着し
ます。カメラやレンズを変える場合や、アクセサリーを増やす/減らす場合などは必ずヘッ
ドのバランスを取り直す必要があります。
警告! ブレーキレバーの操作は無理な負荷を加えず、手動で行います。










