Form No. 3389-795 Rev B GreensPro™ 1240 グリーン用ローラ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 44912—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 警告 カリフォルニア州 第 65号 号決議による警告 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、この製品に使 用されているエンジンの排気には発癌性 や先天性異常などの原因となる物質が含 まれているとされております。 図1 1.
目次 駆動チェーンの張りの点検と調整 ......................34 ブレーキの整備 .....................................................35 駐車ブレーキの点検と調整.................................35 保管 ...........................................................................36 安全について ............................................................. 4 安全な運転のために ............................................ 4 安全のためにトロからのお願い........................... 6 音力レベル........................................................... 7 音圧レベル.............................
安全について – 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握して いなかった。 道路付近で作業するときや道路を横断するとき は通行に注意しましょう。 この機械は、EN ISO 12100:2010 規格およびANSI B71.
• • • • • • • • • • • • • • い。ガソリンは極めて引火しやすく、またその 気化ガスは爆発性があります。 に大きな影響を与えます。段差や落ち込みのあ る場所では特に注意してください。 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブ を閉じておいてください。絶対に、火気の近く で燃料を保管したり、室内で燃料の抜き取りを 行ったりしないでください。 平らな場所に停車してください。必要に応じて 輪留めや駐車ブレーキを掛けてください。適切 な訓練を受けていない人には絶対に機械の整備 をさせないでください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確 実に支えてください。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が 掛かっている場合があります。取り外しには十 分注意してください。 作業中は絶対に人を近づけないでください。 ガードが破損したり、正しく取り付けられていな い状態のままで運転しないでください。すべての ガードが正しく作動する状態でお使いください。 エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジン の回転数を上げすぎたりしないでください。規 定以上の速度でエンジンを運転すると人身事
• • • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 火花や裸火を使用する屋内で本機を保管する場 合は、必ず燃料タンクを空にし、火元から十分 離してください。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避け てください。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。地 域によってはこれらの着用が義務付けられてい ますのでご注意ください。 場所などの周囲に、余分なグリス、草や木の葉、 ほこりなどが溜まらないようご注意ください。 • ガソリンの取り扱いには十分注意してくださ い。こぼれた燃料はふき取ってください。 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあるか 点検を怠らないでください。消耗したり破損し た部品やステッカーは安全のため早期に交換し てください。 • 運転には十分な注意が必要です転倒や暴走事故 を防止するために以下の点にご注意ください 機械を格納する際にはエンジンが十分冷えてい ることを確認し、また裸火の近くを避けて保 管してください。 • 火災防止のため、エンジンやマフラー、燃料保管 • – サンドトラップや溝・小川などに近づかな いこと • 燃料タンクの清掃な
音力レベル この機械は、音力レベルが 100 dBA であることが確 認されています ただしこの数値には不確定値K2 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、EN ISO 3744 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 87 dBA であることが確認されています ただ しこの数値には不確定値K3 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 11201 に定める 手順に則って実施されています。 聴覚保護具を着用すること. 振動レベル 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 4.3 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 3.4 m/s2 不確定値 K = 2.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 111–5650 1. 走行ペダル踏み込むと右へ移動 117–2718 104-7049 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 127–0392 111–5646 1. 1. ファン切傷や手足の切断の危険およびベルトによる巻き込み の危険手を近づけないこと すべての安全カバー類を正しく 取り付けておくこと。 警告 高温部分に近づかないこと。 127-5885 1. 111–5649 1. 走行ペダル踏み込むと左へ移動 8 ヒッチ解除—1)ラッチを下 げる 2) ヒッチを引き出す 2.
127–5832 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. 2. 警告 講習を受けてから運 転すること。 5. 3. 警告周囲に人を近づけな いこと。 1. 警告可動部に近づかない こと 全部のガードやシール 類を正しく取り付けて運転 すること。 131-6371 CE用 スリップしてコントロール不 能となる危険 段差や川か ら十分に離れて運転するこ と。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. 警告可動部に近づかない こと 全部のガードやシール 類を正しく取り付けて運転 すること。 2. 警告使用前に講習を受け ること。 5. 転倒の危険傾斜が15度を 超える斜面を横切らないこ と。 3. 警告周囲に人を近づけな いこと。 127-8010 130-8322 1. 2. ガソリンへのエタノール添 加は体積比で最大 10% E10 まで。 3. エタノールを 10% 以上含 むガソリン E10 は使用しな いこと。 1. テンションロッドのジャム ナットをゆるめる。 2. テンションナットで、スペー 4.
127–5867 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 127–5884 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. 1)ヒッチを持ち上げ 2)ラッチレバーを外し 3)ヒッチを降ろし 4) ヒッチが嵌るまでペダルを踏み込み5)ロックピンを取り付ける. 2.
131-0440 1. 駐車ブレーキ 入 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 移動用タイヤ 2 移動用タイヤを取り付けます。. 2 ヒッチアセンブリ ボルトM10 x 100mm ワッシャ M10 ナット M10 ボルトM12 x 100mm ワッシャ M12 ナット M12 スペーサ・ワッシャない場合もある 1 1 2 1 1 2 1 2 ヒッチアセンブリを取り付けます。 警告表示ステッカー 1 警告ステッカーの貼り替えを行います。 必要なパーツはありません。 – パレットから機体を下ろします。.
2. クレートから、注意深く出荷用ブラケットを 取り外す。 3. ラグナットを使って、移動走行用タイヤをホ イールハブに取り付ける。ラグナットは手締 めすること。 注 ラグナットは、ステップ 2 の終了後にト ルク締めする。 タイヤ空気圧を、 69 kPa0.7 kg/cm2= 10 psiに 調整する。 4. 2 ヒッチアセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ヒッチアセンブリ 1 ボルト M10 x 100mm 2 ワッシャ M10 1 ナット M10 1 ボルト M12 x 100mm 2 ワッシャ M12 1 ナット M12 2 スペーサ・ワッシャない場合もある 図4 1. ヒッチ 5. ワッシャM12, 2枚 2. 3. ヒッチピボットブラケット ワッシャM10, 2枚 6. 7. ボルト M12 ナット M12 4. ボルト M10 8. ナット M10 手順 1.
3. ラッチレバーがスライドディテントから外れ るまで、ヒッチアセンブリを押し上げる図 6。 移動用タイヤのラグナットを 108 N·m 11.1 kg.m=80 ft-lbにトルク締めする。 7. 3 警告ステッカーの貼り替え この作業に必要なパーツ 警告表示ステッカー 1 手順 欧州 CE 基準に適合させる必要がある場合には、警 告ステッカーP/N 131-5832を、P/N 127-6371 の上か ら貼り付けます。 図6 1. ラッチレバー 4. ヒッチを引き降ろす。 5. ヒッチペダルを踏んで、ヒッチをロックする 図 7。 4 パレットから機体を下ろす 必要なパーツはありません。 手順 1. パレットのヒッチ側の端にはめ込んである角 材を取り除く。 1 1 G024330 図8 1. 2 2. G024197 6. ヒッチペダル 2. パレットの端に、板を何枚か敷く。 注 板の高さが、パレットの高さよりも少し低 くなるようにする。クレートの両側や端の部分 から取り外した木材を使ってかまいません。 図7 1. 角材 ロッキングピン 3.
製品の概要 重要 ローラをパレットに接触させると機体 が床の上に落ちるので、接触させないように 注意すること。 残っている梱包材をすべて除去する。 4. 5 機体のグリスアップ この作業に必要なパーツ – 潤滑剤 別途入手のこと 手順 機械がその性能を正しく発揮できるように、使用を 開始する前に、各部の潤滑を行ってください潤滑 (ページ 27)を参照。この作業を怠るとマシンに急激 な磨耗が発生しますから注意してください。 図9 1. 2. ヒッチロックレバー ヒッチのラッチ 7. チルト調整ペダル 8. 座席調整レバー 3. 油圧オイルタンク 9. アワーメータ 4. 駐車ブレーキ 10. ラッチレバー 5. ステアリングハンドル 11. ヒッチペダル 6. 走行ペダル 12. ヒッチアセンブリ 2 3 4 1 G019903 5 図 10 15 1. 2. 点火プラグ マフラー 3. エアクリーナ 4. リコイルスタータ 5.
各部の名称と操作 します。ペダルの踏み込みを大きくするほど走行 速度が大きくなります。 注 エンジン各部の詳細については、エンジンのオペ レーターズマニュアルを参照のこと。 注 走行方向を変えるときに、急にペダルを踏みかえ ないようにしてください。走行系統に大きな負担が かかり、これを繰り返すと走行系統が早期に破損す る恐れがあります。ペダルの踏込はゆっくりとス ムースに行うようにすれば、ターフを傷つけること もなく、また走行系統も保護することができます。 法面で使用する場合には、走行力を確実に発揮で きるよう、駆動ローラが谷側にくる向きで運転し てください。これを怠ると、ターフを傷つける可 能性があります。 駐車ブレーキ エンジンを始動するためには駐車ブレーキを掛け ることが必要です。駐車ブレーキレバー 図 11を後 ろに引くとブレーキがかかります。レバーを前に 倒すと解除となります。 ヒッチアセンブリ ヒッチアセンブリ図 9は、機体を牽引するためのもの で、移動用のタイヤを上下させる機能があります。 座席調整レバー 運転席はオペレータの身長に合わせて前後の位置調 整ができます。座席調整レバー図
仕様 位置に戻してください。エンジンが既に温まって いる時や、外気温が高い時にはチョークを使用し ないでください。 重量 313kg 長さ 136 cm 幅 122 cm 高さ 107 cm 最高速度 12.8 km/h@ 3600 rpm アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリ がそろっており、マシンの機能をさらに広げること ができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、 または代理店へお問い合わせください弊社のウェブ サイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメン トとアクセサリをご覧になることができます。 せっかく手に入れた大切な機械を守り、確かな性能 を維持するために、交換部品はトロの純正部品をご 使用ください。純正パーツは、トロが設計・指定 した、完成品に使用されているものと全く同じ、 信頼性の高い部品です。確かな安心のために、ト ロの純正にこだわってください。 1 2 3 G019815 図 13 1. チョークレバー 2. 燃料バルブ 3.
運転操作 燃料を補給する • 機械の性能を最も良く発揮させるために、オク タン価87以上の、きれいで新しい購入後30日以 内無鉛ガソリンを使ってくださいオクタン価評 価法は(R+M)/2 を採用。 • このマニュアルを読み終わるまでは、グリーン ズローラを運転しないこと。 エタノールエタノールを添加10% までしたガソ リン、MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソ リン15% までを使用することが可能です。エタ ノールとMTBEとは別々の物質です。エタノール 添加ガソリン15% 添加=E15は使用できません。 絶 対 に 使 用 し て は い け な い も の エタノール含有 率が 10% を超えるガソリンたとえば E15含有率 15%、E20含有率 20%、E85含有率 85% 。これら の燃料を使用した場合には性能が十分に発揮さ れず、エンジンに損傷が発生する恐れがあり、 仮にそのようなトラブルが発生しても製品保証 の対象とはなりません。 • 使用 で き ま せ メタノールを含有するガソリンは使 ん。 車両を使用するための準備 • 冬越 し さ せ 燃料タンクや保管容器でガソリ
危険 ガソリンは非常に引火 爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補 下の 給 す る 時 は 、 タ ン ク 上 面 か ら 約 25 mm下 レベルを超えて給油しない。これは、温度 が上昇して燃料が膨張したときにあふれな いように空間を確保するためである。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 図 14 1.
重要 レバーが上位置に戻ること、ヒッチとヒッチア センブリが結合していることを確認してください。 さないでください。どちらもロープやスター タ内部の破損の原因となります。 7. エンジンが始動したら、チョークを OFF 位 置に戻す。 8. ローラの性能を十分に発揮させるため、スロッ トルはFAST 位置にセットする。 エンジンの停止手順 1. 作業終了後は、走行ペダルをニュートラル位 置に戻して駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンをアイドリングにセットし、10-20 秒間そのまま待つ。 3. ON/OFF スイッチを OFF にする。 4. 燃料バルブを閉にする。 安全インタロックシステムの動作 を確認する 注意 インタロック・スイッチは安全装置であり これ を取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 図 15 重要 インタロック装置が、以下に説明する通りに 正常に作動しない場合には、すぐに弊社正規代理 店に修理を依頼してください。 1.
移動走行を行うとき 1. 機体を牽引車両のところまで移動させる。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンのスロットルをアイドリングにセッ トし、10-20秒間そのまま待つ。 C. ヒッチペダルを踏んで、ヒッチをロック する 図 18 。 4. ON/OFF スイッチを OFF にする。 5. 燃料バルブを閉にする。 6. 以下の手順で機体の移動用車輪を降ろす A. ラッチレバーがスライドディテントから 外れるまで、ヒッチアセンブリを押し上 げる 図 16 。 1 2 G024197 図 18 1. ヒッチペダル 1. 図 16 ラッチレバー B. D. 7. ラッチレバーが自由にスライドする高さま で、レバーを上げ、ヒッチを引き降ろす。 2. ロッキングピン ロッキングピンを入れる図 18。 以下の手順で機体のローラを降ろす A. ロッキングピンを抜き取る図 19。 1 2 G024199 図 19 1. 図 17 ロッキングピン B. 21 2.
C. ヒッチのラッチを押し下げて、ヒッチを 外す 図 19 。 3. 運転席とハンドルを、操作しやすい位置に調 整します。 D. ヒッチを上げて図 20、ラッチのレバーを スライドディテントにロックする図 16。 4. 駐車ブレーキを解除する。 5. ハンドルをしっかりと握り、左右の走行ペダ ルのどちらか進みたい側のペダルをゆっくり と踏み込んでください。 注 ペダルの踏み込みを大きくするほど走行速 度は大きくなります。 6.
ヒント • 法面で使用する場合には、走行力を確実に発揮 できるよう、駆動ローラが谷側にくる向きで運 転してください。これを怠ると、ターフを傷つ ける可能性があります。 • 適切なローリングを続けられるよう、時々ロー ラにたまったごみを取り除いてください。 23
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 5 時間 • 駆動チェーンの張りを点検し、必要に応じて調整を行う。 • ボルト、ナット、フィッティング類にゆるみがないか点検し、必要な締め付けを行う。 使用開始後最初の 20 時間 • エンジンオイルを交換する。 • 油圧オイルとフィルタを交換する。 使用するごとまたは毎日 使用後毎回 • 安全インタロックシステムの動作を確認します。 • 駆動ローラベアリングとステアリングヘッドのピボット部のベアリングを潤滑する (洗浄 後はすぐに行う。) • ピボットポイントを潤滑する。 • 走行チェーンを潤滑する。 • エンジンオイルの量を点検する。 • エアクリーナを点検する。 • 油圧オイルの量を点検する。 • 駆動チェーンの張りを点検し、必要に応じて調整を行う。 • 駐車ブレーキが確実に掛かっていることを確認する。 • ボルト、ナット、フィッティング類にゆるみがないか点検し、必要な締め付けを行う。 • 燃料タンクの燃料残量を確認する。 • 機体についたごみ(特にエンジンまわり)をきれいに取り除く。 50運転時間ごと • エアクリ
警告 人体に危険を及ぼす物質を乱雑に取り扱うと、人身事故を引き起こす恐れがある。 • 化学薬品を使用する時は、容器についているラベルをよく読むこと。 • 身体を保護するために防具を身につけた上で、薬品を注意深く扱う。 以下の液体は危険な物質とされている。 物質名 危険の程度 ガソリンについて 低 潤滑油 低 油圧作動液 低 グリス 低 • 上に揚げられた液体を取り扱う場合には、保護めがねと手袋を着用し、液体をこぼさないように 注意することが望ましい。 • また、皮膚についた場合には、石鹸と水で十分に洗い流すこと。 • 目に入らないように十分注意すること万一目に入った場合には流水で十分に洗い、違和感が残る場合に は直ちに医師の診断を受けること。 • 飲まないこと万一飲み込んでしまった場合には直ちに医師の診察を受けること。 • ピンホールのような場所や、わずかな割れなどから噴出している油圧作動液は皮膚を貫通して体内に侵 入する危険がある。どんな液体であれ、万一体内に入ったら、直ちに専門医 の治療を受けること。 • リーク個所の探索は必ず紙やボール紙を使って行うこと
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 ピボットジョイントの動作確認 燃料残量 エンジン・オイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 エアフィルタを点検する。 インタロックシステムを点検する。 冷却フィンの汚れ具合を点検する。 エンジンからの異常音がないか点検する。 ホースに破損がないか点検する。 オイル漏れなどがないか点検する。 グリス注入部やピボット部全部をグリスアップし、駆 動チェーンを潤滑する。 タイヤ空気圧を点検する。 塗装傷のタッチアップを行う。 26 水 木 金 土 日
潤滑 整備前に行う作業 整備作業や修理作業によっては、その内容をオー ナー自身の施設で確認していただくことになりま す。 駆動ローラベアリングとステアリン グヘッドの潤滑 機体を傾け過ぎないようにしてください。機体を傾 けると、エンジンオイルが燃焼室内部に侵入した り、油圧オイルがオイルタンク上部のキャップから 漏れ出したりする恐れがあります。このような漏れ によって万一故障が発生すると修理に多額の費用が かかることが考えられますので、どうしても必要な 場合以外には機体を傾けないでください。機体底部 の整備・修理を行う場合には、機体をホイストや小 型クレーンで吊り上げてください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 洗浄後はすぐ に行う。 グ リ ス の 種 類 汎用リチウム系グリス 1. 異物を押し込んでしまわないよう、周囲をき れいに拭く 2.
エンジンの整備 リンケージ・ピボットポイントの潤滑 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンオイル 作業後に機体を洗浄したら、ピボット部にはSAE 30 エンジンオイルかスプレー式の潤滑剤を塗布また は吹き付けする。 ク ラ ン ク ケ ー ス の オ イ ル 容 量 0.
注 エンジンオイルが不足した状態で運転している と、走行方向を変えるときや、法面での登りや下り でエンジンが突然停止するなどのトラブルが発生 する可能性があります。 エンジンオイルの交換 1 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 20 時間—エンジンオイ ルを交換する。 100運転時間ごと—エンジンオイルを交換す る。 2 1. エンジンを数分間運転してオイルを温め、エ ンジンを停止する。 2. 機体を移動用車輪で支える。 3. 機体のエンジン側が床に近づくように機体を 傾け、持ち上げた側を確実に支える。 4. エンジンのドレンバルブに、排出用のホース を接続する 図 28 。 5. ホースの出口側を、廃油受け容器に入れる図 28 。 G024013 図 26 1. 3. 4. オイルフィルタのキャップ/ ディップスティック 2. 給油ポート オイルフィルタのキャップ/ディップスティッ クを左に回して抜きとる。 ディップスティックをウェスできれいに拭き、 もう一度差し込む。 1 2 3 4 5 6 注 ディップスティックはねじ込まずに差し 込む。 5.
7. オイルが完全に抜けたら、ドレンバルブを右 に 1/4 回転させて閉じる図 28。 8. 排出用に取り付けたホースを外し、こぼれた オイルをきれいにぬぐう。 9. 所定のエンジンオイルを入れる エンジンオイ ル (ページ 28)を参照。 10. 抜き取ったオイルは適切に処分する。処分は 地域の法律や規則に従って行う。 エアクリーナの整備 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日—エアクリーナ を点検する。 50運転時間ごと—エアクリーナを清掃する。 ほこりの多い環境で使用するときは整備間 隔を短くする 300運転時間ごと—ペーパーエレメントを交 換する。 1. 点火プラグついている点火ケーブルを取り外 す。 2. エアクリーナカバーをエアクリーナ本体に固定 している蝶ナットを取り、カバーを外す図 29。 図 29 1. 蝶ナット 4. ペーパー・エレメント 2. 3. エアクリーナのカバー 蝶ナット 5. スポンジ 6. ガスケット 3. カバーを丁寧に清掃する。 4. エアフィルタの蝶ナットを取り、フィルタを 外す 図 29 。 5.
重要 汚れその他の不具合のある点火プラグ は交換してください。点火プラグにサンドブ ラストをかけたり、ナイフ状のもので削った り ワイヤブラシで清掃したりしないでくだ さい。破片がシリンダ内に落ちてエンジンを 損傷します。 注 ウェスにはさんだ状態で軽く押して乾 かす。ひねるとスポンジが破れるので注 意する。 C. きれいなエンジンオイルに十分ひたして 引き上げる。 注 スポンジを軽く押さえて余分なオイル を落とすとともにオイルを全体に行き渡 らせる。スポンジエレメントは必ずオイ ルをしみこませる。 8. 3. エアギャップを 0.7-0.8 mm に調整する 図 31 。 1 2 3 4 ペーパエレメントは、硬い表面に打ちつける ようにしてほこりを叩き落す。 注 ブラシでこすってほこりを落とさないこ と。圧縮空気で吹かないこと。ブラシはよごれ をフィルタの繊維の中押し込んでしまうし、 圧縮空気はペーパーフィルタを破損させる。 9.
燃料系統の整備 異物収集カップの清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—異物収集カップを清掃 してください。 危険 ガソリンは非常に引火 爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 図 32 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補 下の 給 す る 時 は 、 タ ン ク 上 面 か ら 約 25 mm下 レベルを超えて給油しない。これは、温度 が上昇して燃料が膨張したときにあふれな いように空間を確保するためである。 • • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である
走行系統の整備 低流 動 点 ア ン チ ウ ェ ア 油 圧 作 動 液 , ISO 高 粘 度 イ ン デ ッ ク ス /低 VG 46 物性 油圧オイルの点検と交換 油圧系統には、高品質の油圧オイルを満たした状態 初め て の 運 転 の 前 に 必 ず 油 量 を で出荷しています。初 確認し、その後は毎日点検してください。 注 油圧駆動システムに対する作業は、必ずエンジン を停止し油圧系統内部の油圧が下がるのを待って 行ってください。油圧系統に対する作業が終了した ならば、必ず油圧ラインおよび油圧ホースに問題が なく、それぞれが確実に接続されていることを確認 し、それからエンジンを始動するようにしてくださ い。傷んでいるホースは必ず交換し、ゆるんでいる カップリングなどは必ず修正してください。 粘度, ASTM D445 cSt @ 40°C 44 48 cSt @ 100°C 7.9 9.
1 1 2 3 G024238 図 35 1. G024014 オイルフィルタ 図 34 1. 2. 4. タンクのキャップ 点検窓 3. タンクドレン オイルの量が不足している場合は、タンク上 部にある補給口のキャップ図 34を取ってオイ ルを補給する。 5. キャップを取り付ける。 6. こぼれた燃料はふき取る。 7. 座席を元に戻してラッチを掛ける。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 20 時間—油圧オイルと フィルタを交換する。 800運転時間ごと/2年ごと いずれか早く到達し た方—油圧オイルとフィルタを交換する。 重 要 必 ず 、 Toro プ レ ミ ア ム ・ オ ー ル シ ー ズ ン 油 また は 同 等 品 を 使 用 し て く だ 圧 作 動 液 ISO VG 46ま さい。他のオイルを使用するとシステムを損傷す る可能性があります。 トランスミッション側面にあるドレンプラグ を抜いてオイルを抜く図 34。 3. オイルが完全に抜けたら、ドレンプラグを取 り付ける。 4. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐ う。 5.
ブレーキの整備 注 駆動チェーンの張りが正しく調整されているの に走行方向を変えるとガチャガチャ音が出る場合 や、張りが正しいのに運転中にチェーンが接触する 場合は、チェーンが使用限度を超えて伸びた状態 になっています。 駐車ブレーキの点検と調整 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 走行チェーンは後カバーの下にあり、アイドラアー ムについているアイドラスプロケットによってテン ションを掛けています。チェーンが伸びてきた場 合には、このアームでテンションを調整すること ができます。 駐車ブレーキが確実に掛かっていることを確認す る。 以下の手順で駐車ブレーキを調整する 1. カバーを外して、わきに置く カバーを外す (ページ 27)を参照。 • ブレーキを強くするにはブレーキロックナット を締め付ける 図 37。 2.
保管 1. 機体各部特にローラとエンジン部分に付着し ている泥や刈りカスをきれいに落とす。特に エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン部分 やブロアハウジングを丁寧に清掃する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでくださ い。エンジン部に大量の水を掛けないように 注意してください。 2. 長期間90日間以上にわたって保管する場合に は燃料タンクのガソリンにスタビライザコン ディショナを添加する。 A. エンジンをかけて、コンディショナ入り のガソリンを各部に循環させる5分間。 B. エンジンを停止してガソリンを抜き取る。 またはガソリンがなくなるまで運転する。 C. エンジンを再度始動するチョークを引い て始動し自然に停止するまで運転する。 チョークを引いて始動し、完全に始動で きなくなるまでこれを続ける。 D. 抜き取った燃料は地域の法律などに従っ て適切に処分する。廃油などはそれぞれの 地域の法律などに従って適正に処分する。 3.
メモ 37
メモ 38
米国外のディストリビュータ一覧表 国 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. Maruyama Mfg. Co. Inc. Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間*のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 • 外的な要因によって生じた損害。外