Form No. 3351-882 ® • Multi-Pro® 1250 ターフ・スプレーヤ Model No. 41165-Serial No. 240000401 and Up オペレーターズマニュアル www.Toro.
• 警告 ページ 運転操作 ............................................................................... 17 安全第一 ....................................................................... 17 制御装置 ....................................................................... 17 始動前の点検 ............................................................... 18 エンジンの始動手順 .................................................. 19 スプレーヤを運転する .............................................. 19 エンジンの停止手順 .........................................
はじめに 安全 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分 に理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故 や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されていま す。製品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意 を払っておりますが、この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示す 安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事項 は必ずお守りください。•これは「注意」、 「警告」、 「危険」など、人身の安全に関わる注意事項を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身 事故が発生することがあります。 整備について、また純正部品についてなど、分からない ことはお気軽に弊社代理店またはカスタマー・サービス におたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品 のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。モデ ル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置 は図1の通りです。 マルチプロの運転、管理、保守に関わる方々は、以下の ような安全関連規格・規則についての知識をお持ち
薬剤の安全管理 • 警告 受け、許可されている人以外には運転させないでくだ さい。肉体的、 精神的に十分な能力のない方には運 転させないでください。 • 農薬は人体や動植物、土壌などに危険を及ぼす場合 があるので取り扱いには十分注意すること。 • 本機は一人乗り車両であり オペレータ以外の乗員を 乗せることはできません。スプレーヤには絶対に人 を乗せないでください。 • 農薬を使う前に、農薬容器に張ってあるラベルを よく読んで理解する。取り扱い、使用、廃棄に関す るメーカーの指示を厳守する。 • アルコールや薬物を摂取した状態では絶対に運転し ないでください。医師の処方薬や市販の風邪薬でも 眠気を催すことがあります。 • スプレーを皮膚に直接付着させないように十分注 意する。万一皮膚などに付着した場合には真水と 洗剤で十分に洗い落とす。 • 疲れているときには運転しないでください。運転中も 定期的に休憩を取ってください。常に十分な注意力と 集中力を発揮できることが非常に重要です。 • 作業にあたっては保護めがね(ゴグル)など、メー カーが指定する安全対策を必ず実行してくださ い。 • 操
– ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守する。 電気系統や排気系統からの火花が爆発を引き起 こす可能性がある。爆発性のチリやガスが空気中 に含まれている所では絶対に運転しない。 – 給油は屋外で行い、給油の量はタンクの首の根元 より 25 mm程度下までとする(首の部分まで燃 料を入れない)。入れすぎないこと。 – 安全に確信が持てない時は 作業を中止 して責任 者に報告し、その指示に従う。 – こぼれたガソリンはふき取る。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本体やマフ ラーに触れないでください。これらの部分は高温に なっており、触れると火傷を負う危険があります。 運転中に • 警告 • • 万一、機体が異常な振動をした場合は、直ちにエンジ ンを停止し、機械の全動作が停止するのを待ち、それ から点検にかかってください。 破損部は必ず修理交 換してから作業を再開してください。 エンジンの排気ガスには致死性の有毒物質である一 酸化炭素が含まれている。 室内や換気の悪い場所でエンジンを運転してはなら ない。 • 運転席を離れる前に: A.
• 急斜面では絶対に横切り走行を行わないでくださ い。まっすぐ上るかまっすぐ下るか、迂回するしてくだ さい。 • 重い積荷を積んで走行しているときには、速度に注 意し、常に安全な停止距離を確保してください。急ブ レーキは絶対につつしみましょう。斜面ではより慎 重な運転を心がけましょう。 • 坂を登りきれないでエンストしたり、しそうになった りした時は、まず落ち着いてゆっくりとブレーキを踏 み、必ずバックで、 ゆっくりと下がってください。 • 重い物を積んでいるときは停止距離が長くなり転倒 しやすくなっていることを忘れないでください。 • 斜面を走行しながらの旋回は危険です。斜面でどうし ても旋回しなければいけないときは、十分に減速し、 慎重に操作してください。絶対に急旋回や小さなター ンをしないでください。 保守 • 許可を受けた有資格者以外には保守、修理、調整、 点検などの作業をさせないでください。 • 車両重量が大きいときは斜面での安定性が悪くなり ます。斜面では車両をなるべく軽くし、速度を落とし て運転してください。 • 整備・調整作業の前には、誤って他人がエンジンを始 動することのないよ
音圧 振動 この機械は、EC規則98/37に定める手順に則って同型 機で測定した結果、オペレータの耳の位置での最大音 圧レベルが 82 dBA 相当であることが確認されていま す。 この機械は、EC規則98/37に定める手順に則って同型 機で測定した結果、手・腕部の最大振動レベルが2.5 m/s2 であることが確認されています。 この機械は、EC規則98/37に定める手順に則って同型 機で測定した結果、全身の最大振動レベルが0.5 m/s2 であることが確認されています。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはが れたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 1 1 2 104-7628 1. オペレーターズマニュアルを読むこと 3 1 4 5 2 6 7 8 3 100-8470 100-8458 1. エンジン - 停止 1. 走行速度 2. エンジン - 作動 2. 低速走行にセットするにはアクセルの踏み込みを軽くして速度リ ミッタを上に引く。 3. エンジン - 始動 4.
1 2 1 3 4 4 4 5 5 5 2 6 9 7 12 10 13 3 11 8 1 3 16 14 8 15 17 18 4 19 7 7 8 100-8454 1. トランスミッションに関する情報はオペレーターズマニュアルを 参照のこと。 8 2. エンジンの始動手順;着席し、ブレーキを踏み、レンジ・セレクタ をニュートラルにしてキーを始動位置に回し、セレクタを希望の ギアに入れてブレーキから足を離し、駐車ブレーキを解除してア クセルを踏み込む。 100-8489 1. 左ブーム 10. 上げる 2. 中央ブーム 11. 下げる 3. 右ブーム 12. ロック 4. スプレー ON 13. ロック解除 5. スプレー OFF 14. ブーム下降 6. ポンプ 15. ブーム上昇 7. 16. 自動 17. 手動 ON 8. OFF 9. 散布水圧無段階調整 18. 19. 3.
13 15 13 13 13 13 13 13 104-8939 1. エンジン・オイルの量(ディッ プスティック) 4. トランスアクスル/油圧オイ ル・フィルタ 8. ベルト(ステアリング用と駆 動用) 13. グリス 2. エンジン・オイルのフィルタ 5. 油圧オイル・ストレーナ 9. 燃料(無鉛ガソリン) 3. トランスアクスル/油圧オイ ル量(ディップスティック) 6. ギアボックスのオイル量 10. 燃料フィルタ 15. 整備作業前にマニュアルを 読むこと 7. 11. バッテリー 16. ポンプ ブレーキ・オイル 14. タイヤ空気圧 12. エア・クリーナ 2 1 1 2 3 106-5016 93-0688 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと 2. 感電危険 ― 頭上の電線に注意せよ 2. 劇薬による火傷や吸入による危険 ― 手、皮膚、目、鼻の保護をお こなうこと 3.
5 1 2 2 3 4 106-5051 1. 警告 ― オペレーターズマニュアルを読むこと;応急手当時の洗浄 にはきれいな真水を使用すること 100-8621 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと 2. 転倒危険 ― 凹凸地の走行や旋回時は減速すること 1 3. 最大荷重は 585 kg、乗員とアクセサリで 158 kg、車両重量 572 kg、車両総重量は 1589 kg 4. 転落および手足のけがの危険 ― 人を乗せないこと。手足を車両 外に出さないこと 5. エンジンの停止手順;ブレーキを踏み、レンジ・セレクタをニュー トラルにし、駐車ブレーキを掛け、ブレーキ・ペダルから足をはな し、キーを停止位置に回し、キーを抜き取る。 2 3 4 5 1 108-3312 106-5050 1. 警告 ― オペレーターズマニュアルを読むこと;タンクのすすぎに はきれいな真水を使用すること 10 1. 液晶スクリーン 4. 基本設定 2. 選択ダイヤル 5. 下げる 3. 上げる リセット 6.
仕様 注: 仕様および設計は予告なく変更される場合がありま す。 ベース重量 1 7 8 108-3307 2 9 3 10 4 11 5 6 12 13 108-3309 1. Total area(総面積) 2. ブーム選択 8. 幅 9. Distance(距離) 3. 速度 10. 速度の基本設定 4. 単位系 11. 区画別散布量 5. 単位を選択 12. 総散布量 6. 散布率 13. フローメータの基本設定 7. 標準スプレー・システム搭載 時重量(液剤とオペレータ を含まず) 806.5 kg 標準スプレー・システム搭載 時重量(液剤とオペレータ を含む) 1,532 kg 最大車両重量(平坦地で) 1,645 kg タンク容量(CE 規定の 5% オーバーフローを含む) 662 リットル 全幅(標準スプレー・システ ムを含まず) 142 cm 全長(標準スプレー・システ ムを含む) 305 cm 全高(標準スプレー・システ ムを搭載時のタンク上部ま での高さ) 95.
組み立て 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 スプレーヤはブーム・キットとノズルを付けなければ使用できません。代理店と相談の上、適切なキット類を取り付 けてください。ブームとノズルを取り付けたら、使用する前にブーム・バイパス・バルブの調整を行う必要があります; これはどのブームを OFF にしても単位面積あたりの散布量が変わらないようにするための調整です。25ページ、ブー ム・バイパス・バルブの調整を参照。 • • 注意 ブーム・キットとノズルを取り付けずにポンプを運転すると、バルブから薬剤が噴出して周囲 の人間に危険な被害を及ぼす恐れがある。 スプレーヤは、必ずブーム・キットとノズルを取り付けてから運転すること。 付属部品表 注: 組み立てに必要な部品がそろっているか以下の表で確認してください。 名称 数量 用途 90°フィッティング 1 クイック・カップラ 1 ホース・アダプタ 1 補給口ブラケット 1 フランジヘッド・ボルト、5/16 x 3/4 インチ 1 逆流防止ホース 1 スプレープロ・モニタ 1 スプレープロ用ステッカー 1 ブラケット
逆流防止補給口を取り付ける スプレープロのモニタを取り付け る 1. タンクに開けてあるネジ穴に合わせて補給口ブラケ ットをセットし、フランジヘッド・ボルト(5/16 x 3/4 インチ)で固定する(図2)。 1. モニタのブラケットをダッシュボードに取り付ける( 図3:フランジヘッド・ボルト(1/4 x 3/4)2本とフラン ジ・ナット(1/4)2本を使用)。 1 4 4 3 4 2 図2 3 1. 補給口ブラケット 2. タンクに開けてあるネジ穴 図3 3. フランジ・ボルト, 5/16 x 3/4. in 4. 90°エルボ・フィッティング 5. クイック・カップラ 6. ホース・アダプタ 7. 1. スプレープロ・モニタ 3. フランジヘッド・ボルト, 1/4 x 3/4 in 2. ブラケット 4. ノブ 2. キャリッジボルト、ゴム・ワッシャ、ノブ各2個を、図 3および4のように仮止めする。 逆流防止ホース 2.
参照。 補給するときは、ディップスティックで確認しな がら少量ずつ入れる。 入れすぎないこと。 1 4. ディップスティックをしっかり差し込んで終了。 2 タイヤ空気圧を点検する 8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧を点検し てください。 適正圧は 124 kPa(1.25 kg/cm2)です。 タイヤの磨耗状態や痛み具合の点検も行ってください。 図5 1. スプレーヤからのコネクタ 燃料を補給する 2. モニタからのコネクタ 運転の前に • 危険 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き 起こす。 エンジン・オイルを点検する • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で 行う。こぼれたガソリンはふき取る。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回運 転の前と後に必ずエンジン・オイルの量を確認してくだ さい。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補給する 時は、タンク上面から約2.
ブレーキ・オイルを点検する 重要: メタノール、メタノール添加ガソリン、10%以上 のエタノールを添加したガソリン、ガソリン添加物、ハイ オクガソリン、ホワイトガソリンなどは本機の燃料システ ムを損傷しますから絶対に使用しないでください。 ブレーキ・オイル・タンクに DOT 3 ブレーキ液を入れて 出荷しています。毎日の運転前に点検してください。 燃料を補給する 燃料タンク容量は約 21 リットルです。 注: 燃料タンクのキャップが燃料計になっています。時々 残量を点検してください。 1 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2. 燃料タンクのキャップ(図7)の周囲をきれいに拭 く。 1 図8 1. ブレーキ・オイルのタンク 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. タンクの FULL マークまでオイルが入っているのを 確認する(図9)。 1 図7 1. 燃料タンクのキャップ 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4. タンクの天井 (給油口の根元) から約 2.
トランスアクスル/油圧オイルを点 検する 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 真水タンクに水を入れる 誤って薬液を目や皮膚に付けてしまったときに直ちに洗 い流しができるよう、真水タンク(図11)が装備されてい ます。薬剤タンクに薬液を作る前に、必ず真水を用意し てください。 2. トランスアクスルのディップスティックを抜き、ウェス で一度きれいに拭く(図10)。 1 1 2 3 2 図10 1. ディップスティック 2. 補給口 重要: このオイルの点検や給油に際しては、内部に異 物を入れぬよう細心の注意を払ってください。 図11 1. 補給口キャップ 2. 真水タンク 3. コック コックのレバーをひねれば水が出ます。 3. ディップスティックを、チューブの根元までもう一度し っかりと差し込む。引き抜いて油量を点検する。 4. ディップスティックの平たい部分の一番上まで油量が あれば適正である。少なければ適正位置までオイル を補給する;37ページトランスアクスル/油圧オイル の交換を参照のこと。 5.
運転操作 駐車ブレーキ 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やステッ カーの表示内容を良く読んでください。オペレータや周 囲の人を事故から守る重要な情報が掲載されています。 運転席右側にある大きなレバーで操作します。 (図13) 車両から離れる時は、不意に走りださないように必ず駐 車ブレーキを掛けておいてください。レバーを後ろに引 き上げると駐車ブレーキがかかります。レバーを戻せば 解除されます。急な斜面に停車する場合には、駐車ブレ ーキを掛けた上で、谷側のタイヤに輪止めを掛けてくだ さい 1 制御装置 アクセル・ペダル アクセル・ペダル(図12)でスプレーヤの走行速度を変 えることができます。ペダルを踏み込むと走行速度が上 がります。ペダルから足を離すと走行速度が下がり、エ ンジンはアイドル回転となります。 2 図13 1.
始動スイッチ 速度リミッタのセット方法: 1. 希望する速度までアクセル・ペダルを踏み込む。 始動スイッチ(図15)はエンジンの始動と停止を行うス イッチで、3つの位置があります: Stop、Run、それに Start です。キーを右に回して Start 位置にするとスター タ・モータが作動してエンジンが始動し、その後キーか ら手を放すと、キーは自動的に Run 位置に動きます。 エ ンジンを停止するときはキーを Stop 位置に回します。 2. ボタンを押しながら、ノブを引き上げ、リミッタがアク セル・ペダルに当たったのが足に感じられたら、ボタ ンから指を離す(図14)。 3. 微調整は、ノブを回して行う。 4. 希望する速度にセットされたら、速度リミッタの根元 にあるロック・ダイヤル(図14)を右に回して設定を 固定する。ロックを解除する場合には、このダイヤル をゆるめる。 アワー・メータ 5.
始動前の点検 スプレーヤを運転する 毎日、作業前に以下の項目を点検してください。 1. ブレーキ・ペダルを踏み込む。 • タイヤ空気圧 2. ブレーキ・レバーを前に倒して解除する。 注: タイヤ空気圧は、普通の自動車より低く設定されて います;これは踏圧を減らし芝生の損傷を防止する ためです。 3. レンジ・セレクタを希望のレンジにセットする。 4. アクセルとブレーキで走行を調節する。 • 燃料、オイルなどの量を点検し、不足していれば適正 品を適正量まで補給する。 注: 車両の重量により停止速度が変わりますから注意し てください。 • ブレーキ・ペダルの作動を点検する。 • ヘッドライトが正常に作動することを確認する。 エンジンの停止手順 • ハンドルを左右一杯に切って応答を確認する。 1. ブレーキを踏み込む。 • オイル漏れや各部のゆるみなどの異常がないか点検 する。オイル漏れ、各部のゆるみなどの点検は必ずエ ンジンを停止し、機械の可動部がすべて完全に停止 している状態で行う。 2.
スプレーヤを搬送する場合 長距離を運ぶ場合にはトレーラを使用してください。ト レーラに車体をしっかりと固定してください。図17に、車 両前部のロープがけのポイントを示します。 1 1 図18 1 1. マスター・ブーム・スイッチ 図17 ブーム・スイッチ 1.
散布率ロック・キー ブーム・バルブ 運転席右側、コントロール・パネルにあるスイッチです( 図19)。左に回すと散布率の変更ができなくなりますの で、うっかり調整スイッチに触れても安全です。右に回す とロックが解除されます。 各ブームをオン・オフ制御するバルブです(図20)。ブー ムを取り付けていない時や、ブームから散布できないよ うにする時には、バルブについているコネクタを外して バルブ上部についているノブを手で右に回して ON、左 に回して OFF とします。 ブーム昇降スイッチ、ソニックブーム・スイッチ、 ブーム・バイパス・バルブ 泡マーカー・スイッチ設置場所 ブームの一部が OFF になったときに余剰となる液剤を タンクに逃がすためのバルブです。このバルブを調整し て、どのブームを OFF にしても水圧が変化しないように します。25ページ、ブーム・バイパス・バルブの調整を参 照。 電動式ブーム昇降装置、ソニックブーム、泡マーカーを 搭載する場合に、各スイッチを取り付ける場所です。各 取り付け位置はプラスチック製の打ち抜きフタでふさい であります。 レート制御バルブ 攪拌コントロール・バル
ポンプ タンクの前方に近い右側にあります(図22)。 1 1 2 図24 1. タンクのふた 2. 逆流防止補給口 1 タンクの前方にあり、ネジ付きのフィッティングと90度の 鋸歯フィッティングがついており、ここにホースをつない でタンクの中に水を入れます(図24)。この補給口にホ ースをつないで水を入れれば、タンク内の薬剤が水道な どに逆流することはありません。 図22 1. ポンプ 2.
すすぎタンク メイン・タンクの右前に付いています(図26)。オプショ ンのリンス・キットを搭載すると、このタンクからの水を 使って自動的にタンク内部を洗浄します。 1 図26 1. すすぎタンク(オプションのリンス・キットで使用) スプレープロ™モニタ スプレープロのモニタは走行速度や散布率など、スプ レー作業に関連するデータを表示します。散布率の制 御を行う装置ではありません。モニタは、液晶ディスプレ イ、選択ダイヤルと、基本設定を行うための4つのボタ ンで構成されています(図27)。 US English CE マーク 図27 1. 液晶スクリーン 6. 基本設定用ボタン;上げる 11. 単位を選択 16. 速度の基本設定 2. 選択ダイヤル 7. 12. 散布率 17. 区画別散布量 Total area(総面積) 3. 基本設定用ボタン;リセット 8. ブーム選択 13. 区画別面積 18. 総散布量 4. 基本設定用ボタン;基本設定 9. 14. 幅 19. フローメータの基本設定 5. 基本設定用ボタン;下げる 10. 単位系 15.
選択ダイヤル 基本設定ボタン 以下の選択ができます: モニタには以下のボタンがついています: • Total area(総面積) • リセット 散布総量、区画別散布量、距離、散布総量、区画別 散布量の表示を0 に戻します。 散布した総面積を積算表示します。表示単位は、 USではエーカー、SIではヘクタール、TURFでは平方 フィートです。リセット・キャリブレーションボタンで リセットすることができます。 • 基本設定 基本設定(キャリブレーション)モードと通常モード を切り替えます。 • 速度 走行速度を表示します;SI(国際単位系)が選択され ているときには km/h 表示、それ以外の単位系では マイル/h 表示となります。 • 下げる 基本設定を行っている時、表示されている数値を減 少させます。 • 単位系 • 上げる 以下の単位系から選択可能です: 基本設定を行っている時、表示されている数値を増 加させます。 – US(米国式ヤードポンド系) – SI(メートル系) スプレープロ・モニタの基本設定 – TURF(米国式ヤードポンド系で1000平方フィー ト当たりの量で表示
8. 他のブームについても、上記手順 4~7 を行う。 8. モニタに表示されている液量と実際にタンクに入れ た水量を比較する。 9. 赤いランプが消えるまで 基本設定 ボタンを押し続け る。車両を運転して基本設定モードを終了させること もできます。 • 水量がまったく同じであれば精度調整は不要であ る。 • 水量に差がある場合には、以下の調整を行う。 単位系を変更する 9. モニタの表示を散布総量にセットし、キャリブレーシ ョンボタンを押しつづけ、CAL HOLDの表示が現れ て赤ランプが点灯するのを確認する。 出荷時の設定はヤードポンド法(US)です。必要に応じ てメートル法(SI)やターフ慣用法(TURF)に変更可能 です。 この状態では、モニタの表示は、フローメータの基準 値の表示と総流量の表示が交互に表示されるように なる。 1. スプレーヤを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2. マスター・スプレー・レバーを OFF 位置にする。モニタ に HOLD という表示が出る。 10.
5. レンジ・セレクタを ニュートラル にセットする。 10. 走行を開始して150 mのコースの終点まで走る。ス タートラインまでに一定速度まで加速し、以後、ゴー ルを通過するまでブレーキを掛けたり停止したりし ない。スタートライン通過時にマスター・ブーム・スイ ッチで散布を開始する。 6. アクセルを踏み込み、ニュートラル・エンジン・コント ロールを ON にする。 7. ポンプのスイッチを ON にしてポンプを作動させる。 8. ブーム・スイッチ3本全部とマスター・スイッチを ON にする。 11.ゴールライン通過と同時にマスター・ブーム・スイッチ を Off として散布を停止する。 9. 散布率調整ノブを操作して、水圧計の読みが使用 しているノズルの標準水圧になるようにする(3.5 kg/cm2 で使用するノズルが多い)。 12. モニタに表示された距離を読む。 • 表示が 150 m であれば精度調整は不要であ る。 10. 水圧計の読みを確認・記録する。 • 表示が 150 m でない場合には、以下の調整を行 う。 11.
• 注意 薬剤の散布 • 重要: タンク内部の薬剤の分散溶解を常に確実に維 持するために、タンク内部に薬液がある間は常時攪拌を 行ってください。攪拌を行うためにはエンジンが作動( アイドル以上の速度で回転)し、さらにポンプが作動し ている必要があります。停車中に攪拌を行う場合には、 ニュートラル・エンジン・コントロールを使用してくださ い(駐車ブレーキをかけ、レンジ・セレクタをニュートラ ルにし、アクセルを踏み込んで、コントロール・スイッチを 入れる)。 農薬は人体に危険を及ぼす恐れがある。 • 農薬を使う前に、農薬容器に張ってあるラベル をよく読み、メーカーの指示を全て守って使用す る。 • スプレーを皮膚に付けない。万一付着した場合に は真水と洗剤で十分に洗い落とす。 • 作業にあたっては保護ゴーグルなど、メーカーが指 定する安全対策を必ず実行する。 注: 以下の手順は、タンクに薬剤を 手順が終わりから、 ポンプが ON 状態であることを前提として記述していま す。 タンクに液剤を作る 重要: 使用する薬剤がヴィトン(Viton)と共用可能な 製品であることを確認してください。 (共用できな
作業後の洗浄 重要: 作業終了後は毎回必ずスプレーヤを洗浄してく ださい。これを怠ると、内部に残留している薬剤が固ま ってラインの詰まりやポンプの異常の原因となります。 注: オプションのリンス・キットを搭載するとこの洗浄作 業を自動化することができます。 1. 停車し、駐車ブレーキを掛け、レンジ・セレクタを ニ ュートラル にセットし、エンジンを停止させる。 2. タンク・ドレン・ノブを操作して残っている薬液を全部 排出し、地域の法律や規則、メーカーの指示に従っ て適切に処分する。 3. タンクに少なくとも 190 リットルの水を入れてふたを 閉める。 注: 必要に応じて洗浄剤や中和剤を使用してください。 ただし、最後のすすぎは真水で行ってください。 4. エンジンを掛ける。 5. レンジ・セレクタをニュートラルとし、アクセルを一杯 に踏み込んで、ニュートラル・エンジン・コントロール を ON にする。 6. 攪拌バルブを ON にセットする。 7. ポンプのスイッチを ON にし、散布率ノブで水圧を 上げる。 8. マスター・スプレー・レバーと各ブーム・レバーを ON 位 置にして放水を開始する。 9.
保守 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨定期整備一覧表 重要: エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 定期整備間隔 最初の 8 運転時間後 8 運転時間 25 運転時間 50 運転時間 整備内容 • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 • 油圧フィルタを交換する。 • 走行ベルトの張りを点検する。 • ステアリング・ポンプのベルトを点検する。 • エンジン・オイルの量を点検する。 • タイヤ空気圧を点検する。 • 取水部ストレーナを清掃する。3 • エア・クリーナのスポンジを洗浄しオイルを含ませる。2 • バッテリー液の量を点検する。 • バッテリー・ケーブルの接続状態の点検を点検する。 • 取水部ストレーナを清掃する。 • 50運転時間でエンジン・オイルの初回交換を行う。 • エンジン・オイルを交換する(合成オイルを含む)。1 • エンジン・オイルのフィルタを交換する。 • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • 燃料フィルタを清掃する。 • ブレーキを点検する。 • エンジンの回転
定期整備間隔 400運転時間または1年間 800運転時間または1年間 整備内容 • ポンプ・ドライブのギア・オイルを交換する。 • 一次走行クラッチの清掃と潤滑を行う。 • 燃料ラインを点検する。 • Toroサービス・ディーラーに依頼してポンプとバルブの点検を受け、必要な 部品交換を行う。 • エンジンの年間整備項目を実施する: エンジンマニュアルを参照。 • ポンプのダイヤフラムを点検し、必要に応じて交換する。 • 圧力ダンプナを点検し、必要に応じて交換する。 • ポンプのチェック・バルブを点検し、必要に応じて交換する。 • バルブ・アセンブリのOリングを点検し、必要に応じて交換する。 • トランスアクスル/油圧オイルを交換する。 • 油圧フィルタを交換する。 負荷が大きいときや高温下で使用しているときには間隔を短くする。 ホコリの多い環境で使用しているときには間隔を短くする。 3 水和剤を使用しているときには間隔を短くする。 1 2 30
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 週 月 火 水 木 ブレーキと駐車ブレーキの作動状態 ギア・シフト/ニュートラルの操作 燃料残量 エンジン・オイルの量 トランスアクスル・オイルの量 エア・クリーナのフィルタ エンジンの冷却フィン エンジンからの異常音 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧 オイル漏れなど 計器類の動作 アクセルの作動状態 取水部ストレーナ トーインの点検 グリスアップ1 塗装傷のタッチアップ 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 1 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 31 金 土 日
• • 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを外しておくこ と。点火コードが絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 スプレーヤのジャッキアップ 車体後部のジャッキアップ・ポイントは後フレームサポー トのアングル溶接部の間(図30)です。 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、車両後 部をジャッキアップする必要があります;後アクスルに ジャッキを掛け、25 mm 程度ジャッキアップしてくださ い。 • • 危険 1 1 ジャッキアップされている車体は不安定であり、外れ ると下にいる人間に怪我を負わせる危険が高い。 図30 • ジャッキアップした状態ではエンジンを始動しな い。 1.
スポンジ・エレメントとペーパー・エレメントの 取り外し 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止し、キ ーを抜き取る。 1 2. 運転席背後のラッチを外して座席を前に倒す。 3. エア・クリーナを外したときエンジン内部に異物が入 らないよう、周辺をきれいに拭く(図31)。 図32 1. スポンジ・エレメント 2. 2 オイル 5. エレメントを軽く絞ってオイルを全体にゆきわたらせ る。 1 4 ペーパー・エレメントの点検 3 7 ペーパー・エレメントが破れていないか、オイルが付着し ていないか、ゴム・シールが破損していないか(図33)な どを点検してください。汚れたり破損したりしているエレ メントは交換してください。 5 6 重要: ペーパー・エレメントは水や石油などで洗った り、エア吹きしたりしないでください。 8 図31 1. エア・クリーナのカバー 5. スポンジ・エレメント 2. ノブ 6. ペーパー・エレメント 3. カバー・ナット 7. ゴム製シール 4. カバー エア・クリーナのベース 8. 1 2 4.
4. カバーとノブとを取り付ける(図31)。 1 5. 座席を元に戻してラッチを掛ける。 エンジン・オイルについて エンジン・オイルとフィルタは 100 運転時間ごとに交換 します。 タイプ:洗浄性オイル(API 等級 SG または SHクラス) クランクケースの容量:フィルタ共 2.0リットル 粘度: 以下の表を参照のこと 図34 1. オイル・ドレン・プラグ この表の粘度のオイルを使用 6. オイルが完全に抜けたら、プラグを元通りに取り付 け、13.6 N.m(1.4 kg.m)にトルク締めする。 7. 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な方 法で処分する。 8. 所要量の約 80% のオイルを補給口(図35)から入れ る。 エンジン・オイルの交換 1. エンジンを始動し、5分間程度運転する。これにより オイルが温まって排出しやすくなる。 2. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止し、キ ーを抜き取る。 1 3.
エンジン・オイル・フィルタの交換 1. エンジンからオイルを抜く;34ページのエンジン・オ イルの交換手順1~7を参照。 2. 古いフィルタを外す(図36)。 図37 1 2 図36 1. オイルフィルタ 2. フィルタのアダプタ 3. フィルタ・アダプタのガスケットの表面をきれいに拭く (図36)。 図38 各側に4ヶ所 4. 新しいフィルタのガスケットにオイルを薄く塗る(図 36)。 5. アダプタに新しいフィルタを取り付ける。ガスケット がアダプタに当たるまで手でねじ込み、そこから更に 1/2 回転増し締めする(図36)。 6. クランクケースに新しいオイルを入れる;34ページの エンジン・オイルの交換 手順7~10を参照。 7. 古いフィルタはリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 スプレーヤのグリスアップ 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達した 方の時期に、全部のベアリングとブッシュのグリスアップ を行います。グリスの種類: No.2汎用リチウム系グリス 1.
図40 各側に5ヶ所 図43 燃料フィルタの交換 燃料フィルタは100運転時間ごとに交換してください。 1. 駐車ブレーキを掛け、ポンプとエンジンを停止し、キ ーを抜き取る。 2. 運転席背後のラッチを外して座席を前に倒す。 3. フィルタを固定しているホースを外したときにホース から燃料がこぼれないように入口側と出口側のホー スにクランプを掛ける。 4. フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 図41 5. 古いフィルタのクランプ(図44)をゆるめて脇に寄せ る。 6. ホースからフィルタを抜き取る。 1 2 3 4 図44 図42 1. ホース・クランプ 3. フィルタ 2. 燃料ライン 4. 燃料の流れ方向を示す矢印 7.
トランスアクスル/油圧オイルの 交換 10. ドレン・プラグを取り付け、締め付ける。 11.給油口から約7.1 リットルのオイル(Dextron III ATF)を入れる。 800運転時間ごとにオイルとフィルタを交換し、ストレー ナを清掃してください。 重要: 指定された銘柄のオイル以外は使用しない でください。他のオイルを使用するとシステムを損傷 する可能性があります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 12. エンジンを始動させて運転を行い、オイルをシステ ム全体に行き渡らせる。オイルの量を点検し、必要に 応じて補給する。 2. ドレン・プラグの下にオイルを受ける容器をおく。 3. 油圧オイル・タンクの側面にあるドレン・バルブをゆる め、流れ出すオイルを容器に受ける。 油圧フィルタの交換 1 8運転時間で初回交換を行い、その後は800運転時間ご とに交換してください。 TORO純正フィルタ(P/N 54-0110)をご使用ください。 重要: 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の 保証が適用されなくなる場合があります。 1.
8. エンジンを始動して約2分間運転し、システム内のエ アをパージする。エンジンを停止し、タンクの油量を 点検し、オイル漏れがないか調べる。 • ブレーキ・プレートなどに磨耗や変形が発生してい ないか点検する。変形を発見した場合は、該当部品 を交換する。 ポンプ・ドライブのギア・オイルの 交換 駐車ブレーキの調整 最初の50運転時間で初回交換を行い、以後は400運転 時間ごとに交換します。 1. ブレーキ・レバーに調整ノブを固定している固定ネ ジをゆるめる。 200運転時間ごとに点検・調整してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2 3 2. ドレン・プラグの下にオイルを受ける容器をおく。 2 1 1 図49 1. 駐車ブレーキ・レバー 2. ノブ 3 3. 固定ネジ 2. ノブを回し、15~20 kg程度の力でブレーキを作動 させられるように調整する。 図48 1. ポンプ・ドライブのギア・ボックス 3. ドレン・プラグ 2. 補給管 3. 固定ネジを締める。 3.
走行ベルトの整備 6 1 走行ベルトの点検 5 4 初日の運転終了後に初回点検を行い、その後は200 運 転時間ごとに点検を行ってください。 2 1. 平らな場所に停車し、駐車ブレーキを掛け、レンジ ・セレクタをニュートラルにセットし、ポンプとエンジ ンを止停止させる。 2 52 インチ (132 cm) 5 2. ベルトを手で回転させながら磨耗や破損がないかを 点検する。必要に応じてベルトを交換する。 図50 1 1. タイヤのセンターライン(後) 2 3 2. タイヤのセンターライン(前) 4 3. アクスルのセンターライン 4. 測定具 5. アクスルのセンターラインの地上高 6. 15 cm の直定規 5. 前後の測定値の差が所定範囲にない場合、タイロ ッド両端のジャム・ナットを外して調整を行う(図 51)。 1 2 図52 1 1. 走行ベルト 2. ベルト・ガイド(写真では1個だけ見えている) 3. 1次クラッチ 4. 2次クラッチ 駆動ベルトの交換 1. 二次クラッチの近くにある2つのベルト・ガイド(図 52)をゆるめる。 図51 1.
ステアリング・ポンプ・ベルトの調整 • • 危険 初日の運転終了後に初回点検を行い、その後は100 運 転時間ごとに点検を行ってください。スパンの中央部を 上から 22 N(2.5 kg)程度の力で押したときに 5 mm 程度のたわみが出るのが適正です。 ジャッキアップされている車体は不安定であり、外れ ると下にいる人間に怪我を負わせる危険が高い。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジ ンを停止し、キーを抜き取る。 • 車両から降りる時は必ずキーを抜いておく。 • ジャッキアップした状態ではエンジンを始動しな い。 • ジャッキアップした車両には輪止めを掛ける。 2. ポンプ固定ボルト(図53)をゆるめる。 1 3. タンクの前壁の下にあるホース(図54)を外す。 2 3 2 1 3 図54 1. クラッチ・カバー 図53 2. ホース 1. ステアリング・ポンプのベルト 3. 防熱シールド 2. ステアリング・ポンプ 3. ステアリング・ポンプの取り付けボルト 4. クラッチ・カバーのボルト(3本)を外してカバーを取 る(図55)。 3.
• 注意 • 2 クラッチ内部にたまっているホコリが宙に舞って眼を 傷めたり、喉に入って呼吸困難を起こす可能性があ る。 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用して作業す ること。 6. 図53で○で囲んで表示している部分の可動部に潤滑 剤(Toro潤滑スプレー;代理店で購入可能)をスプレ ーする。 1 図57 1. 点火ワイヤ 2. 点火プラグ 点火プラグの点検 1. 中央の電極部(図58)を観察する。薄茶色や灰色に なっていれば正常に燃焼している。碍子が黒くなって いるのは不完全燃焼である(エア・クリーナの汚れが 原因であることが多い)。 重要: 点火プラグは清掃しないでください。黒い付 着物、電極の磨耗、油状の被膜、欠けなどが見られた ら新しいものと交換してください。 図56 7. クラッチ・カバーを元通りに取り付けてボルト(3 本)で固定する。 2 すきまゲージでエア・ギャップの点検を行い、隙間の 大きさが適切でなければ側面の電極を注意深く曲げ て調整する(図58)。 8.
ヒューズの交換 重要: スプレーヤのエンジンは、押しがけをしないで ください。 全部で2本のヒューズを使用し、2本の未使用スロットが あります。ヒューズは運転席下(図59)に取り付けてあ ります。 主回路 30 A 液剤散布回路 10 A 未使用 20 A 未使用 30 A バッテリーはいつもきれいに、またフル充電状態に保持 してください。バッテリーやバッテリー・ボックスはペー パータオルで清掃します。端子部に腐食が発生した場合 には、重曹水(水4:重曹1)で清掃します。清掃後は、 腐食防止のためにバッテリー端子にワセリンなどを塗布 してください。 電圧: 12 V, 冷間クランキング電流 280 A @(-32°C) バッテリーの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. バッテリー・ボックスのノブ(図60)をゆるめ、カバー を外す。 1 1 1 1 1 1 2 図56 1. 主回路 3. 未使用の 20 A 2. 液剤散布回路 4. 未使用の 30 A 図60 1. ノブ 2.
• 警告 • • 危険 • 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が 含まれている。 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触 れるとショートを起こして火花が発生する。それによ って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れが ある。 • 電解液を飲まないこと、また、電解液を皮膚や目 や衣服に付けないよう十分注意すること。安全ゴ ーグルとゴム手袋で目と手を保護すること。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、 端子と金属部を接触させないように注意する。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず 十分な量の真水を用意しておくこと。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 • バッテリー押さえは必ず取り付ける。 バッテリー液の補充 5. バッテリー端子からプラス・ケーブル(赤)を外す。 6. バッテリーを取り出す。 バッテリー液の補充は運転前に行うのが最も効果的で す。運転中に水と電解液がよく混合します。 バッテリーを取り付ける 1. バッテリー上面をペーパー・タオルできれいに拭く。 1.
バッテリーの保管 本機を30日間以上にわたって格納保管する場合には、 バッテリーを機体から外して充電してください。充電終 了後は、機体に取り付けて保存しても、機体から外した ままで保存しても構いません。機体に取り付けて保存す る場合は、ケーブルを外しておいてください。温度が高 いとバッテリーは早く放電しますので、涼しい場所を選 んで保管してください。バッテリーを凍結させないため には、完全充電しておくことが大切です。 1 2 取水部ストレーナの清掃 3 この作業は毎日行います。水和剤を使用しているとき は、タンクに液剤を準備するごとにストレーナを洗浄し てください。 1. タンク上部の太いホースについている赤いフィッティ ングからリテーナを外す。 1 図59 1. リテーナ・キャップ 3. フローメータのボディー 2. パドルホイール・アセンブリ 3. ボディーから、パドルホイール・アセンブリを丁寧に 取り出す。 4. 分解ができたら、ぬるま湯および必要に応じて洗剤 や柔らかいブラシを使用して、メータとパドル・ホイ ールを丁寧に洗浄する。特に金属粉を入念に除去す る。 図61 1.
格納保管 E. エンジンのチョークを引く。 F. 始動できなくなるまでエンジンの始動・運転を続 ける。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプと エンジンを停止し、キーを抜き取る。 G. 抜き取った燃料は地域の法律などに従って適切に 処分する。適切なリサイクル処置を講ずる。 2. エンジンや冷却フィンをふくめた車両の外側全体を 洗浄する。 重要: コンディショナ入りのガソリンでも90日間以 上の保存はしないでください。 重要: 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。た だし高圧洗浄器は使用しないでください。高圧の水で洗 浄すると電気系統やグリス部へ水が浸入する恐れがあ ります。また、コントロール・パネルやヘッドライド、エン ジン、バッテリー部に大量の水をかけないようにしてく ださい。 11.車体から点火プラグを外す;41ページの 点火プラグ の取り外し を参照。 12. 点火プラグの取り付け穴から、エンジン・オイルをシ リンダ内にスプーン2杯程度流し込む。 13. スタータ・モータを使ってクランクを回転させて内部 にオイルを十分に行き渡らせる。 3.
故障探究 エンジンと車両の故障探究 症状 考えられる原因 対策 スタータがクランキングしない。 1. レンジ・セレクタがニュートラル に入っていない。 1. ブレーキを踏み込み、レンジ・セレ クタをニュートラルにする。 2. 配線のゆるみ、腐食など。 2. 配線を点検修正する。 3. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、 など。 3. ヒューズを点検交換する。 4. バッテリーが上がっている。 4. バッテリーを充電または交換す る。 5. 安全装置の故障。 5. 代理店に連絡する。 6. スタータやスタータソレノイドの 故障。 6. 代理店に連絡する。 7. エンジン内部の焼き付き。 7. 代理店に連絡する。 クランキングするが始動しない。 1. ガス欠。 始動するがすぐ止まる。 1. 良質の燃料を補給する。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗 悪。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれい な燃料を入れる。 3. 燃料ラインが詰まっている。 3. 洗浄または交換する。 4. 点火コードが外れている。 4. コードを正しく取り付ける。 5.
症状 考えられる原因 対策 始動するがノッキングを起こした り着火不良である。 1. 燃料に水が混入または燃料が粗 悪。 1. 燃料タンク内部を清掃してきれい な燃料を入れる。 2. 点火コードがゆるい。 2. コードを正しく取り付ける。 3. 点火プラグの損傷。 3. コードを正しく取り付ける。 4. 配線のゆるみなど。 4. 配線の接続状態を点検修正する。 5. エンジンのオーバーヒート。 5. 参照;エンジンのオーバーヒート アイドリングできない。 1. 燃料タンクの通気口が詰まってい 1. 燃料キャップを交換する。 る。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗 悪。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれい な燃料を入れる。 3. 点火プラグの損傷。 3. コードを正しく取り付ける。 4. キャブレターのアイドル流路が詰 まっている。 4. 代理店に連絡する。 5. アイドル調整ネジの調整ミス。 5. 代理店に連絡する。 6. 燃料ポンプの故障。 6. 代理店に連絡する。 7. 圧縮不良 7. 代理店に連絡する。 8.
症状 考えられる原因 対策 エンジンが咳き込むあるいは止 まって前進後退できない、または 速度がでない。 1. 駐車ブレーキが掛かっている。 1. 駐車ブレーキを解除する。 前進も後退もできない。 1. レンジ・セレクタがニュートラル になっている。 1. ブレーキを踏み込み、レンジ・セレ クタを適正ギアにセットする。 2. 駐車ブレーキが解除されていな い。 2. 駐車ブレーキを解除またはリンク を修正。 3. トランスミッションの故障。 3. 代理店に連絡する。 4. コントロール・リンクの調整不 良。 4. 代理店に連絡する。 5. 駆動シャフトかハブのキーが破 損。 5. 代理店に連絡する。 1. エンジン固定ボルトがゆるい。 1. ボルトを締め付ける。 2. エンジン自体のトラブル。 2.
散布システムの故障探究 症状 考えられる原因 対策 ブームから散布しない。 1. 手動でバルブを操作。配線を外 して接点部の点検清掃をする。 1. 手動でバルブを操作。配線を外 して接点部の点検清掃をする。 2. ヒューズを点検し必要に応じて 交換する。 2. ヒューズを点検し必要に応じて 交換する。 3. ホースが折れている。 3. ホースを修正交換する。 4. ブーム・バイパス・バルブの調整 不良。 4. 正しく調整する。 5. ブーム・バルブの破損。 5. 代理店に連絡する。 6. 電気系統の故障。 6. 代理店に連絡する。 散布がとまらない。 バルブの破損 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジ ンを切る。ブーム・バルブ下部の リテーナを取り、内部のモータと ステムを取り出す。部品を点検し 不良品を交換する。 ブーム・バルブから液洩れする。 1. Oリングの劣化 1. 散布中止、ポンプを止め、エンジ ンを切る。バルブを取り出してO リングを交換。 ブームを ON にすると水圧が下 がる。 1. ブーム・バイパス・バルブの調整 不良。 1.
症状 考えられる原因 対策 面積表示が不正確。 1. 散布幅の入力が正しくない。 1. 正しいブーム長さを入力する。 2. 速度の基本設定値入力が正しく ない。 2. 速度センサーの基本設定を行 う。 3. 速度センサーの破損。 3. 代理店に連絡する。 1. 速度の基本設定値入力が正しく ない。 1. 速度センサーの基本設定を行 う。 2. 速度センサーの破損。 2. 代理店に連絡する。 1. モニタ・ケーブルのゆるみ。 1. ケーブルを正しく接続する。 2. フローメータの汚れや詰まり。 2. フローメータを洗浄する。 3. フローメータの基本設定が正し くない。 3. フローメータの基本設定を行 う。 4. フローメータの故障。 4. 代理店に連絡する。 1. フローメータの汚れや詰まり。 1. フローメータを洗浄する。 2. フローメータの基本設定が正し くない。 2. フローメータの基本設定を行 う。 3. フローメータの故障。 3. 代理店に連絡する。 散布率モードにすると6553.5と表示 される。 1.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両 社の合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材 質上または製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時 間のうちいずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で 実施いたします。この品質保証の対象となった場合には、弊 社は無料で「製品」の修理を行います。この無償修理には、診 断、作業工賃、部品代、運賃が含まれます。保証は「製品」が 納品された時点から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した 弊社代理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、 お客様から連絡をして頂くことが必要です。 • 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天候、格 納条件、汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加 剤の使用などが含まれます。 • 通常の使用にともなう「汚れや傷」。通常の使用に伴う「 汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装