Form No. 3374-955 Rev B Workman® HDX-D 汎 用 作 業 車 ( 荷 台 装着仕様車) 07385— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 07385 モ デ ル 番 号07385TC 07385TC— — シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 07387— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 07387 07387TC— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 07387TC 製品の登録は: www.Toro.com.
この機械は専門業務に従事するプロのオペレータが 運転操作することを前提として製造された作業用車 両です。各種の作業に必要な人や資材を運ぶため の車両として作られています。この車両が安全に 運ぶことのできる人間は、運転者およびその隣の 所定の座席に座る運転助手です。荷台は人を運ぶ のに適しておりません。 この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 図1 1.
目次 車両でトレーラを牽引する場合 ............ 油圧装置 .............................. 保守 ....................................... 推奨される定期整備作業 .................... 悪条件下での使用 ....................... 整備前に行う作業 .......................... 安全サポートの使い方 ................... フルサイズ荷台の取外し ................. フルサイズ荷台の取付け ................. ジャッキアップ......................... フードの外しかた ....................... 潤滑 ..................................... ベアリングとブッシュのグリスアッ プ .................................. エンジンの整備 ............................
安全について ワークマンに取り付け可能なアタッチメントのすべ てについて本書で解説することはできません。ア タッチメントを取り付けて使用するときには、その 装置の オペレーターズマニュアル にも十分目を通 マニ ュ ア ル は 必 ず お 読 み く だ さ い 。 してください。マ この機械はSAE J2258規格に適合しています。 この機械の運転、管理、保守に関わる方々は、以下 のような安全関連規格・規則についての知識をお 持ちになると有利です(下記住所に英語資料を請 求することができる)。 事故を防止するため、以下に示す安全上の注意を必 ずお守りください: • 引火性および可燃性液体の取り扱い規則: 管理者の責任 ANSI/NFPA 30 • オペレータに対して適切な訓練を行い、 オペ レーターズマニュアル 、エンジンマニュアル、 • National Fire Protection Association: および機体に貼付されているステッカーの内容 を熟知させてください。 • 特殊な場所(例えば斜面)のための作業手順や 安全確認規則をきちんと作成し、全員がそれを 守って作業を行うよ
• 作業区域には人、特に子供やペット、を近づけ • • • • • – 油圧昇降レバーが中央位置になっているのを 必ず確認しておくこと。 ないように注意してください。 作業前には、車体やアタッチメントの各部を必 ず点検してください。異常がある場合は使用を 中 止 し て く だ さ い 。 必ず、使用する前に修理や 調整を行って問題を解決しておいてください。 ディーゼル燃料は引火性が非常に高いので、取 り扱いには十分注意してください。 – 燃料は認可された容器に保管する。 – エンジン回転中や停止直後に燃料タンクのふ たを開けない。 – 燃料取り扱い中は禁煙を厳守する。 – 給油は屋外で行い、タンクの天井(給油口の 根元) から約 2.
• • • • がいないことを十分に確認する。後退時は 速度を落とす。 – 道路付近で作業するときや道路を横断すると きは周囲の交通に注意する。歩行者や他の車 両に対し、常に道を譲る心掛けをもつ。本機 は行動や高速道路を走行するための車両では ない。 右左折などの進路表示は常に早めに 行い、他車の注意を喚起すること。その他交 通ルールを守って運転する。 – 爆発性のチリやガスが空気中に含まれている 所では絶対に運転しない。爆発性の物質が空 気中に存在する所では本機の電気系統や排気 系統からの火花が爆発を引き起こす可能性 がある。 – 頭上の危険物に注意し、低く垂れ下がった木 の枝、門、歩道橋などの下を通り抜けるとき は安全を必ず確認してください。 – 安全に確信が持てない時は 作 業 を 中 止 して 責任者に報告し、その指示に従う。 エンジンの回転中や停止直後は、エンジン本 体、トランスアクスル、ラジエター、マフラー、 排気管などに触れると火傷の危険がありますか ら手を触れないでください。 万一、車体が異常な振動をした場合は、直ちに 車両を停止させ、エンジンを止め、機械の全動 作が停止するのを待ち、
• 左手の振動レベルの実測値 = 0.2 m/s2 全身 • 不確定値(K) = 0.5 m/s2 • 振動レベルの実測値 = 0.3 m/s2 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実施さ れています。 • 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実施さ れています。 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったもの は必ず新しいものに貼り替えてください。 93-9852 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 落下の危険: シリンダロックを装着すること。 115-7739 1. 115-2047 周囲の人が転落や衝突する危険 ― 人を乗せないこと。 1. 警告: 高温部に触れないこと。 115-2281 1. ヘッドライト 4. エンジン ― 作動 2. 警笛 5. エンジン ― 始動 3.
115-7740 1. 警告: トレーラの最大重量は 680 kg; トングの最大重量は 90 kg。 2. 警告: 牽引重量が 680 kg 以上の場合はトレーラ用ブレーキ が必要; トレーラの最大重量は 1591 kg、トレーラ用ブレーキ 付きの場合のトングの最大重量は 273 kg。 93-9084 1. 吊り上げポイント 2. ロープ掛けポイント 115-7723 1. 警告: 油圧オイルの圧力は 124 bar(1800 PSI)。 2. カップラ A 3. カップラ B 115-7746 1. 警告:講習を受けてから運転すること。 3. 火災の危険: 燃料補給前にエンジンを止めること。 2. 警告: 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジンを 停止し、キーを抜くこと。 4.
115-2282 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告: 可動部に近づかないこと; 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること。 3. 周囲の人間に打撲や手足の負傷の危険: 周囲に人を近づけないこと; 荷台に人を乗せないこと; 乗車中は手足を車両外に出さないこ と; シートベルトを着用し、手すりを握ること。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 警告: 高温部に触れない こと。 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4. 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 115-7813 1. 電源ソケット, 10A 5. 2. 電源スイッチ, 10A 6. ハザードランプ, 10A 7. 4WD、トランスミッション, 10A 3. 燃料ポンプ、速度規制ス イッチ, 10A 4. ホーン、電源ソケット, 15A ヘッドライト、ブレーキ, 15A 93-9879 1. 負荷が掛かっている危険: オペレーターズマニュアル を読 むこと 93-7814 115-7741 1. 1.
93-9850 1. 修理や改造をしないこと: オペレーターズマニュアル を読 むこと。 105-4215 1. 警告: 挟まれないように注意 106-7767 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと; 転倒注意; シートベルトを着用すること; 転倒方向と反対側に身体を そらすこと。 106-2353 電気ソケット 93-9899 1. 93-9899 1. 落下の危険 - シリンダロックを装着すること。 106-2355 1. 低速 2. 高速 3. トランスミッション: 高速運 転禁止 115-7756 1.
106-2377 1. ロック 2. 3. デファレンシャル・ロック ロック解除 8. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 9. シャフトに巻き込まれる危険: 周囲の人を十分に遠ざけること。 10. 油圧シリンダ:縮む 4. 油圧ロック 5. 入 6. PTO 11. 12. 油圧シリンダ:伸びる トランスミッション: 高速 13. トランスミッション: 低速 7. 14. 駐車ブレーキ 切 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 6. 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 5. バッテリーに人を近づけな いこと 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり オペレーターズマニュアル 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 1 1 1 1 6 ハンドル キャップ ワッシャ ROPSフレーム ボルト, 1/2 インチ 1 2 3 必要に応 じて 電解液 4 – 必要なパーツはありません。 用途 ハンドルを取り付ける ROPS(横転保護バー)を取り付けます。 バッテリー液を入れて充電する エンジンオイル、トランスアクスル/油圧オ イル、ブレーキオイルの量を点検する. その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 パーツマニュアル 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TCモ モデ ル の 場 合 の み ) ( TC この作業に必要なパーツ 1 図3 ハンドル 1. ハンドル 1 キャップ 2. ジャムナット 1 ワッシャ 手順 1.
リー液を入れて充電してください。比重 1.260 の バッテリー液を購入してください。 2 警告 ROPS を 取 り 付 け る TCモ モデ ル の 場 合 の み ) ( TC カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この作業に必要なパーツ 1 ROPSフレーム 6 ボルト, 1/2 インチ バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 手順 1. ROPSの両サイドを車両フレーム側面の取付け 穴に揃える(図 4)。 2. ROPSの両側をボルト(3本、1/2 インチ)でフ レームに固定し、85 ft-lb(115 N-m = 11.8 kg.
警告 4 充電中は爆発性のガスが発生する。 5. 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 液量を点検する 充電が終わったらチャージャをコンセントか ら抜き、バッテリー端子からはずす(図 6)。 必要なパーツはありません。 手順 図6 1. 6. バッテリー キャップを取る。補給リングの高さまで、各 セルにゆっくりとバッテリー液を補給する。 キャップを取り付ける。 重要 バッテリー液を入れすぎないようにして ください。バッテリー液があふれ出て機体に 触れると激しい腐食を起こします。 7. バッテリーケースにバッテリーを載せる; こ の時、バッテリー端子が車体の外側へ向くよ うにする。 8.
製品の概要 注意 ブレーキが磨耗したり調整が狂ったりすると人 身事故の原因となる。ブレーキペダルを一杯 に踏み込んだ時、ペダルと運転台の床との距 離 が 38 mm 以 下 と な る よ う な ら 調 整 ま た は 修 理が必要である。 各部の名称と操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 アクセルペダル ギアシフト・レバー アクセルペダル(図 7)はエンジンの回転数を変 化させるペダルで、トランスミッションにギアの 入った状態でアクセルを操作すると走行速度を変え ることができます。ペダルを踏み込むとエンジン の回転数が上がって走行速度が上がります。ペダ ルから足をはなすとエンジンの回転数が下がって 走行速度が下がります。 クラッチペダルを一杯に踏み込んでからシフトレ バー(図 8)を希望するギア位置にシフトします。 シフトパターンは下の図に示すとおりです。 図8 重要 前進から後退へ、あるいは後退から前進への 切り換えは、車両を完全に停止させて行なってくだ さい。これを守らないと、トランスアクスルが破損 するおそれがあります。 図7 1. アクセルペダル 2.
• また、切り換えは平らな場所で行なってくださ い。 • クラッチペダルを一杯に踏み込みます。 • レバーを前一杯に動かすとハイレンジ、後ろ一 杯に動かすとローレンジです。 High は荷物をあまり積まない状態、乾いた路面、 高速での走行のためのレンジです。 Low は低速度で走行するためのレンジです。このレ ンジは、通常よりも大きなパワーやコントロールを 必要とする時のためのレンジです。たとえば、急斜 面、悪路、重い荷物を搭載しているときでエンジン を高速回転させる必要があるとき(液剤や砂など の散布)に使用します。 図9 1. ギアシフト・レバー 4. 油圧昇降ロック 2. 駐車ブレーキ 5. デファレンシャル・ロック 3. 油圧昇降レバー 6.
アワーメータ 充電インジケータ 本機の稼働時間を積算表示します。このアワーメー タ(図 10)は始動スイッチをON位置にすると始動 し、エンジンが回転している間作動を続けます。 バッテリーが放電しているときに点灯します。走行 中にこのランプが点灯した場合には、車両を停止 させ、エンジンを止めて原因を調べてください; オルタネータベルトが切れているなどの場合があ ります。 (図 10).
座席調整レバー 運転しやすい位置に前後調整することができます (図 13)。 図 11 1. エンジンの速度 図 13 2. PTO速度 540 RPMに必要 な回転数は 3,300 RPM 1.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止 し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜いておくこ と。荷台の下で作業するときは荷台もアタッ チメントも空にする。また、必ず油圧シリン ダを一杯に伸ばし、安全サポートで固定して おくこと。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 エンジンオイルを点検する最もよいタイミング は、その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷 えているうちです。既にエンジンを始動してしまっ た場合には、一旦エンジンを停止し、オイルが戻っ てくるまで約 10 分間程度待ってください。油量 がディップスティックのADDマークにある場合は、 入れ す ぎ な い FULLマークまで補給してください。入 こ と 。 オイル量が FULL とADD の中間の時は、オイ ルを補給する必要はありません。 図 15 1. 4.
• 燃料と直接接触する部材、すなわちシール、 警告 ホース、ガスケットなどの経時劣化が早まる可能 性がありますから、適切に点検してください。 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また気化したガソリンに長期間ふれると身体に 重篤な症状や疾病を引き起こす。 • ガソリンのガスを長時間吸い込むのは避け ること。 • ノズルやタンク、コンディショナー注入口 には顔を近づけないこと。 • 目や皮膚に燃料が付着しないようにするこ と。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからし ばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こ す可能性があります。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、 代理店にお問い合わせください。 1. 燃料タンクのキャップの周囲をきれいに拭く。 2.
トランスアクスルには Dexron III ATF オイルを使 用しています。初めて使用する前および 8 運転時 間ごとに量を点検してください。容量 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップ を開けると、高温高圧の冷却液が吹き出し てやけどを負う恐れがある。 ト ラ ン ス ア ク ス ル の 容 量 : 7 リットル • ラジエターキャップは開けないこと。 1. 平らな場所に駐車する。 15分 分ぐ • ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15 らい待ってからキャップを開けるよう にすること。 2. ディップスティック取り付け部の周辺をきれ いにぬぐう(図 18)。 • キャップを開けるときはウェスなどを 使い、高温の水蒸気を逃がしながら ゆっくりと開けること。 • ラジエターの液量は、ラジエター本体 でなく冷却液タンクで点検すること。 2. 冷却液タンクで、液量を点検する(図 17)。 補給口の首の根元まであれば適正である。 1 図 18 1. ディップスティック 3.
1. 平らな場所に駐車する。 2. デファレンシャルの側面についている補給・ 点検プラグの周囲をきれいに拭く(図 20)。 図 19 1. キャップ 2. 補給口の首からディップスティック(図 19) を抜き、ウ ェスできれいに拭う。もう一度首 に差し込んで引き抜き、オイルの量を点検す る。2本のマークの間にあれば適正である。 3. 油量が少なければ上マークまで補給する。 ハ イ・フロー油圧オイルとフィルタの交換(TC モデルのみ) (ページ 52)を参照。 4. ディップスティックとキャップを取り付ける。 5. エンジンを掛け、アタッチメントを ON にす る。約 2 分間運転し、システム内のエアを パージする。エンジンとアタッチメントを止 め、オイル漏れがないか点検する。 図 20 1. 重 要 ハ イ フ ロ ー 油 圧 装 置 を ON に す る 前 に 車 両を始動させておく必要があります。 補給・点検プラグ 2. ドレンプラグ 3.
図 21 1. 空気圧不足のタイヤ 図 23 1. 図 22は空気圧過多で生じる磨耗の例です。 3. ブレーキオイルのタンク 液量が不足している場合には、まず補給口周 辺をきれいに拭き、キャップをはずして、適 入れ す ぎ な い こ と 。 正量まで液を補給する。入 注 フードを外すと機械前方からタンクに手が届きま す(図 24)。 図 22 1. 空気圧が高すぎるタイヤ ブレーキオイルを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—ブレーキオイ ルの量を点検する。 1000運転時間ごと/2年ごと (いずれか早く到 達した方)—ブレーキオイルを交換する。 ブレーキオイル・タンクに DOT 3 ブレーキ液を入 れて出荷しています。初めて使用する前および 8 運転時間ごとに量を点検してください。 ブレーキオイル・タンクはダッシュボードの下に あります。 1. 平らな場所に駐車する。 2. タンクの FULL マークまでオイルが入っている のを確認する(図 23)。 図 24 1.
• ラジエターの前面を点検する。ラジエタース • • • • からスムーズに足をはなす。この操作を繰り 返して希望の走行速度まで加速する。 クリーンを清掃する。 ブレーキペダルの作動を点検する。 ヘッドライトおよびホーンが正常に作動する ことを確認する。 ハンドルを左右一杯に切って応答を確認する。 エンジンを止め、機械の可動部が全て完全に停 止するのを待って、オイル漏れや各部のゆるみ など他に不具合がないか点検する。 重要 前進から後退へ、あるいはその逆に切り 換える場合には、必ず車両を完全に停止させ て行なってください。 注 長時間にわたってエンジンをアイドリング させないでください。 エンジンの回転数が 3600 rpm の時の各ギアで の走行速度は以下の表の通りです。 上記のうち一つでも異常があれば、作業に出発す る前に整備士や上司にその旨を伝えてください。 現場により、上記以外の項目の点検を指示される こともあります。 エンジンの始動手順 1. 2. 3.
運転の特性 をロックさせないで急停車する。これを10回繰り 返すが、ブレーキがオーバーヒートしないよう に次の停止まで1分間の間隔を空けること。車両 に 454 kg を積載しておくと最も効果的である。 ワークマンは安全を念頭に設計製造されています。 安定性の良い4輪車両です。また、ハンドル、ブ レーキ、クラッチ、アクセル、ギアシフトなども自 動車タイプの分かりやすい運転システムとなってい ます。しかし、あくまでも作業用車両であり、通 常の乗用車とは違うことを忘れないでください。 本機はオフロードでの使用を前提として製造され た作業用特殊車両です。 • 意識的に速度を変えながら走行する。長時間のア イドリングはしない。急発進や急停止をしない。 • エンジンオイルの初期交換は不要。初期オイル には通常のエンジンオイルを使用している。 • 初期整備については「保守」の章を参照する。 警告 インタロックシステムの点検 この車両はオフロード専用車両であり、公道 や高速道路の走行を前提とした設計製造をお こなっておりません。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 インタロックシステムは、クラッチ
ます。木の枝、フェンス、針金、他の車両、切り 株、溝、サンドバンカー、小川など公園やゴルフ 場で普通に見かけるものが全て重大事故の原因に なります。 暗くなったら、特に不案内な場所で暗くなったら、 運転を控えてください。どうしても暗い場所で運転 しなければならない場合は必ずヘッドライトを点灯 させ、安全に十分注意してください。場合によって は補助ライトを取り付けてください。 同乗者について 人を乗せるときは、常にその人の安全が十分確保 されているのを確認してください。運転手以外の 人間には車の動きが予測できにくく、警戒動作も 遅れがちになりますから、速度は控えめに、ハン ドル操作も控えめにしましょう。 図 26 1.
斜面 ブレーキ操作 障害物の近くでは減速すべきです。これにより、停 止や回避のための余裕が生まれます。万一実際にぶ つかれば、機材を損傷してしまいます。 さらには ご自身や周囲の人にけが等を負わせることにもなり かねません。停止や旋回は車両総重量と大きな関 係があります。積載重量が大きいときには停止も 旋回も難しくなります。 積載重量が大きいほど停 止に掛かる時間が長くなります。 警告 斜面での転倒事故は重大な人身事故に直結す る。 • 急斜面に乗り入れないこと。 • 坂を登りきれない時は絶対にUターンしよ うとしない。 荷台を取り付けていない、アタッチメントを取り付 けているなどの場合も、制動特性が変化します。 急ブレーキを掛けると、前輪がロックするよりも 先に後輪がロックし、車両が制御できなくなる危 険があります。荷台を取り付けていない時や、ア タッチメントを取り付けている場合は、通常よりも スピードを落とすのが賢明です。 • シフトを「後退」に切り換え、必ずバック でゆっくりまっすぐに坂を下りること。 • ブレーキだけに頼ってニュートラルギアで 坂を下りてはいけない。 • 斜面を横切って運転しな
積荷の安全な積み下ろし 荷台は荷物専用のスペースです。人を乗せないで ください。 乗員や積荷の重量や積載方法によって車両の重心は 変化し、それによって運転感覚も変わります。 暴 走して人身事故を起こすといった悲劇を防止するた めに、以下の注意をお守りください。 デファレンシャル・ロックの使用 デファレンシャル・ロックは、後輪のデファレン シャルギアをロックすることによって走行力を高め るものです。ぬれた芝面などの滑りやすい場所で重 量物を運ぶ時や、斜面を登る時、砂地を走行する 時などにデファレンシャルロックが威力を発揮し ます。しかし、この機能はあくまでも限られた状 況で一時的に使用するための機能です。既にお話 した斜面での安全上の注意や重い荷物を運搬する 時の注意を怠ってはいけません。 車両ラベルに記載された限度を超えて荷物を積ま ないでください。 警告 ダンプレバーを下げると、エンジン停止中でも 荷台は降下する。エンジンを切っても降下動作 は 止まらない。荷台を上昇位置に保持してお くときは、万一のことを考えて、必ず安全サ ポートでシリンダを支えておくこと。 デファレンシャルロックを掛けると左
警告 斜面での転倒事故は重大な人身事故に直結す る。 4輪駆動車では牽引力 がアップするが、同時 に、旋回ができないほど急 な斜面などにも登 れるようになるなど、潜在的な 危険性も大き くなる。4輪 駆動車を運転する時には、急な 斜面で無理をしな いよう特に注意すること。 長距離を移送する場合 図 28 長距離を運ぶ場合にはトレーラを使用してくださ い。必ず確実に固定して輸送してください。 ロー プがけのポイントについては 図 27 と 図 28 を参 照してください。 1. アクスル(車軸) 2.
レーキ、車軸、トランスアクスル、モータ、ハン ドル機構、サスペンション、ボディー構造、タイ ヤ等を破損する場合もあります。 荷台を下げたり、リアヒッチを下げたりする位 置で、クイックカップラ「B」に油圧が掛かりま す:また、クイックカップラ「A」からの戻りオ イルはバルブに戻った後にオイル溜めに戻りま す。この位置は連続して使用する位置ではなく、 レバーから手を離すとOFFに戻ります。また、こ の位置で一時的にレバーを保持し、その後に手 を離すとクイックカップラ「B」にオイルが流れ て、リアヒッチに下向きの押圧が掛かります。 手を離してもヒッチへの押圧が保持されます。 重要 駆動系統の保護のためローレンジで運転し てください。 第五ホイール式のアタッチメント(フェアウェイ・ エアレータなど)では、必ずホイリー・バー(第五 ホイール・キットに付属)を取り付け、トレーラ側 が急停止した場合でも前輪が浮いてしまわないよ うにします。 重要 油圧シリンダを取り付けた状態でレバーを 「下降」位置に保持すると、オイルがリリーフ バルブへ抜け、油圧システムが損傷する可能性 があります。 • ON 位置 油圧装置 エ
2. カチッと音がするまでカップラにホースニッ プルを差し込みます。 注 外部装置をクイックカップラに接続する場合に は、その装置のどちら側から油圧をかけることが 必要なのかを確認し、そちらの側をカップラB に 接続します; クイックカップラB は、レバーを前 に倒した時と ON 位置に固定したときに油圧が掛 かる側です。 クイックカップラの外し方 注 アタッチメントとエンジンを停止させた状態 で、油圧昇降レバーを数回前後に動かし、内部の 圧力を解放するとクイックカップラが外しやすく なります。 1. カップラについているロッキング・リングを 後ろに引きます。 2.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • 前輪と後輪のホイールナットをトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータ・ベルトの状態と張りを点検する。 使用開始後最初の 10 時間 • • • • • 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • エンジンバルブのクリアランスを調整する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • • • 前輪と後輪のホイールナットをトルク締めする。 シフトケーブルの調整状態を点検する。 駐車ブレーキの調整状態を点検する。 油圧フィルタを交換する。 ハイ・フロー油圧オイルのフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 エンジンオイルを点検する 冷却液の量を点検する。 トランスアクスル/油圧オイルの量を点検する。 ハイフロー油圧オイルの量を点検する(TC モデルのみ)。 タイヤ空気圧を点検する。 ブレーキオイルの量を点検する。 インタロックシステムの動作を点検する。 エアフィルタの整備時期インジケータの表示をチェックする。 水セパレータの水抜きと異物の除去。
整備間隔 整備手順 800運転時間ごと • • • • フロント・デファレンシャルのオイルを交換する。 油圧オイルを交換しストレーナを清掃する。 油圧フィルタを交換する。 ハイ・フロー油圧オイルとフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 1000運転時間ごと • ブレーキオイルを交換する。 • 燃料タンクの内部を清掃する。 • 冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液に交換する。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 危険 許可を受けた有資格者以外には保守、修理、調整、点検などの作業をさせないでください。 作業場には危険物を置かぬようにし、また、防火機 器を備えること。 燃料やバッテリー液、オ イルなどの点検に裸火を使用しないこと。ガソリンや溶剤を使ってパーツ(部品)を洗浄する 時には必ず密閉型の洗浄容器を使うこと。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 悪条件下での使用 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行って ください: •
整備前に行う作業 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。万 一の人身事故を未然に防止するため、必ず以下の注 意を厳守してください。 警告 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止 し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜いておくこ と。荷台の下で作業するときは荷台もアタッ チメントも空にする。また、必ず油圧シリン ダを一杯に伸ばし、安全サポートで固定して おくこと。 安全サポートの使い方 図 31 重要 サポートの取り付け・取り外しは必ず荷台外 側から行う。 1. 荷台を上げ、シリンダが完全に伸びたのを確 認する。 2. ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート(安全サポート)を 取り外す(図 30)。 1. 安全サポート 2. シリンダバレル 4. 3. 荷台 タンクを上げての作業が終了したら、安全サ ポートを取り外して元の位置(ROPS パネル後 ろ保管用ブラケット)に収納する。 注意 安全サポートをシリンダに取り付けたまま で荷台を下げようとしないこと。 フルサイズ荷台の取外し 図 30 1. 3.
図 33 図 32 1. 荷台取り付けプレート 4. 2. シリンダロッドの端部 5. 3. クレビスピン 3. リンチピン 後ろのスロット(フルサイズ 荷台用) 6. 前のスロット(2/3 荷台用) ピボットブラケットをフレームに固定してい るリンチピンとクレビスピンを外す(図 32)。 5. 荷台を外す。 荷台の左後ろ角 車体フレーム(チャネル鋼 材) 3. ピボットプレート 4. 5. クレビスピン リンチピン 注意 シリンダロッドの端部を荷台取り付けプレー トのスロットに固定しているクレビスピンを 外す(図 32). 4. 1. 2. フルサイズ荷台は約147.5 kg の重量があり、一 人で作業することは不可能である。必ず 2 人ま たは 3 人で行なうか、ホイストを使うこと。 注 スペーサブラケットとウェアブロック(図 34) はキャリッジボルトで固定しますが、このボルトは 必ず頭を機械内側に向けてください。 注意 フ ル サ イ ズ 荷 台 は 約 147.
• 車両前部をジャッキアップする時は必ず 5×10 レビスピンとリンチピン(各2個)を取り付 ける(図 34)。 3. cm 程度の木片等をジャッキとフレームの間に かませる。 荷台を下げた状態のまま、各シリンダロッド 端部を荷台取り付けプレートのスロットに固 定する; クレビスピンとリンチピンを使用。 クレビスピンは荷台の外側から差し込み、リ ンチピンが荷台の外側に向いているようにす る(図 34)。後ろ側のスロットはフルサイズ 荷台の取付け用で、前側のスロットは2/3荷 台の取付け用。 • 車両前部のジャッキポイントは前中央のフレー ムサポート(図 35)、後部のジャッキポイント はアクスル下(図 36)にある。 注 エンジンを掛けてシリンダを伸縮させない 指を と穴の位置が揃わないことがあります。指 はさまないように注意してください! 注 使っていない穴をボルトとナットでふさ いでおくと、組立て時の間違いを防ぐことが できます。 4. 5.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと (過酷な条件で使用 している場合はより頻繁な潤滑が 必要) 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2汎用 リチウム系グリスを注入します。 グリスアップ箇所は以下の通りです: • ボールジョイント(4)、タイロッド(2)、 ピボットマウント(2)、ステアリングシリン ダ(2)(図 38) • スプリングタワー(2)(図 39) • クラッチ(1)、アクセル(1)、ブレーキ(1) (図 40) • Uジョイント(18)、4輪駆動シャフト(3)(図 図 37 1. 41) フード 2. フードの下側を手前に持ち上げてから下に 引っ張り、上側の取り付けタブをフレームの 穴から外す(図 37)。 3. フードの上側を手前に倒し、ヘッドライトか らワイヤコネクタを抜く(図 37)。 4. フードを外す。 重要 ドライブシャフトとユニバーサルシャフト・ ベアリングのクロス部分では、4つのカップ全部 からグリスがはみ出てくるまでグリスを入れてく ださい。 フードの取り付け方法は以下の通りです: 1.
図 40 図 39 図 41 38
エンジンの整備 ボディの側面にフィルタをぶつけないように 注意すること。 エアクリーナの整備 注 1次フィルタは清掃しないでください。 5. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エアフィルタ の整備時期インジケータの表示を チェックする。 重要 安全フィルタは絶対に洗わないでくだ さい。安全フィルタが汚れている場合には、 1次フィルタが破損していますから両方の フィルタを新しいものに交換してください。 25運転時間ごと 600運転時間ごと—安全エアフィルタを交換す る。 (ちりやほこりの多い環境で使用してい る場合はより頻繁に) 定期的にエアクリーナとホースアセンブリを点検 し、エンジンの保護と寿命の安定をはかってくださ い。エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな 傷がないか点検してください。ボディーが破損し ている場合は交換してください。 6. フィルタの外側から照明を当てて新しいフィ ルタの内側を点検し、傷などがないか確認す る。フィルタに穴があいているとその部分が 明るく見える。破れや油汚れ、ゴムシールの 傷がないか点検する。破損しているフィルタ は交換する。 7.
燃料系統の整備 燃料ラインとその接続 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれか早 く到達した方) 1000運転時間ごと/2年ごと (いずれか早く 到達した方) 燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出ていない か点検を行ってください。 水セパレータ・燃料フィルタの整備 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜き 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータ の水抜きと異物の除去。 図 44 1. エンジンオイルのフィルタ 4. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイ ルを塗って取り付 ける。 5. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで 手で回して取り付け、そこから更に1/2~2/3 締め す ぎ な い よ う に 注 意 回転増し締めする。締 すること。 6. クランクケースにオイルを入れる; エンジン オイルの量を点検する (ページ 19)を参照。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく (図 45)。 2. キャニスタ下部のドレンプラグをゆるめて水 や異物を流し出す。 図 45 1. 3.
5. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ 込み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 6. キャニスタ下部のドレンプラグを締める。 電気系統の整備 ヒューズ ヒューズはダッシュパネル中央の下にあります(図 46と図 47)。 図 46 1. ヒューズ 図 47 41 1. 4WD、トランスミッション, 10A 5. 2. 6. 電動燃料噴射、電気始動, 25A ホーンと電源ソケット, 15A 3. ハザード, 10A 燃料ポンプと速度規制ス イッチ, 10A 7. スイッチ付き電源, 10A 4. ライトとブレーキ, 15A 8.
救援バッテリーによるエンジンの 始動 バッテリー(あがっている方のバッテリー) に直結するのでなく、エンジンまたはフレー ムに接続する。但しエンジンの燃料供給部に 接続しないこと。 警告 バッテリー連結によるエンジン始動は危険を伴 う作業である。人身事故や電気系統の破損を防 止するために、以下の注意を守って行うこと: • 救援用のバッテリーの電圧がDC 15 V を超え ないことを確認する; これ以上の電圧では ワークマン側の電気系統が破損する。 • 凍結したバッテリーには絶対に接続しては ならない。作業中に破裂や爆発を起こす危 険がある。 • バッテリーの取り扱いに関する通常の注意 事項を守って作業を行うこと。 • 救援車とワークマンを直接接触させないよ う十分 注意すること。 図 49 • バッテリーケーブルの極性を間違えて接続 すると電気系統の破壊や人身事故などを起 こす可能性があるので注意すること。 1. 1. バッテリーカバーを握り込んで、タブをバッ テリーベースから外す。バッテリーベースか らバッテリーを取り外す(図 48)。 バッテリー 4.
走行系統の整備 危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 フロント・デファレンシャルのオイ ルの交換(4輪駆動モデルのみ) • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止して、 駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 2.
2. シフトケーブルをトランスアクスルのシフト アームに固定しているクレビスピンを取る (図 51)。 図 52 図 51 1. 2. 3. 4. シフトアーム(1速・後退) シフトアーム(2速・3速) 3. シフトアーム(ハイ・ロー) クレビスのジャムナットをゆるめて、各クレ ビスを調整する; トランスアクスルのシフ トアームの穴の前と後ろでケーブルの遊びが 等しくなるようにする(前後それぞれの方向 でトランスアクスルレバーの遊びを吸収する ように)。 クレビスのジャムナットをゆるめて、クレビ スの穴とトランスアクスルブラケットの穴を 揃える。 3. 2. トランスアクスル・ブラケット 4. 0.25-1.5 mmの隙間 スプリング 3. スプリングのフックとトランスアクスルのレ バーの穴の外縁との間が 0.25-1.5 mm になる よう、ジャムナットで調整する。 4.
図 54 1. 空気圧が高すぎるタイヤ 図 56 前輪の整列の点検 1. 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと (いずれか早 く到達した方) 1. タイヤをまっすぐ前に向ける。 2. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測る(アクスルの高さ位置で計測)(図 55)。前後での計測値の差が 0±3 mm の範囲 内であれば適切である。タイヤを90度回し、 同じように計測して再確認する。 重要 計測はタイヤの同じ位置で行ってくださ い。車両は平らな場所に停めること、またタ イヤはまっすぐ前に向けること。 図 55 1. 機体正面 2. タイヤの前後差が 0 ± 3 mm 3. 3. 中心線から中心線までの 距離 中心線から中心線までの距離は以下の手順で 調整します: A. タイロッドの中心についているジャムナッ トをゆるめる(図 56)。 45 タイロッド 2. ジャムナット B. タイロッドを回して前タイヤを内向き方 向または外向き方向に動かし、タイヤの中 央線間距離が所定の値になるようにする。 C.
冷却系統の整備 エンジンの冷却液の交換 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと/2年ごと (いずれか 早く到達した方) 冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 (ほこりの多 い環境で使用している場合はより 頻繁な清掃が必要。) 1. エンジンを停止させる。エンジンの周囲を丁 寧に清掃する。 2. ラジエタースクリーンのラッチを外して、ラ ジエター前面から外す(図 57)。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 荷台装着車の場合は荷台を上げ、サポートを 取り付けて、荷台を固定する。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップ を開けると、高温高圧の冷却液が吹き出し てやけどを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを 開けないこと。 15分 分ぐ • ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15 らい待ってからキャップを開けるよう にすること。 • キャップを開けるときはウェスなどを 使い、高温の水蒸気を逃がしながら ゆっくりと開けること。 図 57 1. 2. 3. ラジエタースクリーン ラッチ 3.
13. 1 G019522 図 60 1. 冷却液タンクのキャップ 5. 下側のラジエターホースを外して、冷却液を 容器に回収する。冷却液が抜けたら下側のラ ジエターホースを接続する。 6. 水ポンプ上部についているエア抜きネジ(図 61)を開く。 図 61 1. ブリードネジ 7. 冷却液ドレンプラグ(エンジン下)を開き、 冷却液を容器に受ける。冷却液が抜けたらド レンプラグを取り付ける。 8. 水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合 液をゆっくりと注入する。 9. エンジンを始動し、アイドリングさせる。 10. ラジエター液を一杯にして、キャップを閉め る。 11. 冷却液タンクにも冷却液を補給する;補給口の 入れ す ぎ な い こ と 。 首の根元まで補給する。入 補助タンクのキャップを取り付けて終了。 12.
ブレーキの整備 ブレーキペダルの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 駐車ブレーキの調整 注 前のフードを外すと調整作業がやりやすくなり ます。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 1. 200運転時間ごと 1. 駐車ブレーキレバーのゴム製グリップをはず す(図 62)。 マスターシリンダ・ヨークをブレーキペダル のピボットに固定しているコッターピンとク レビスピンを取る(図 64)。 図 62 1. 駐車ブレーキレバー 2. 図 64 グリップ 1. マスターシリンダのヨーク 2. ブレーキペダルのピボット 2. ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ネジをゆるめる(図 63)。 2. 3. ノブを回し、20-22 kg程度の力でブレーキを 作動させられるように調整する。 ブレーキペダル(図 65)を持ち上げてフレー ムに接触させる。 3. ヨークをマスターシリンダ・シャフトに固定 しているジャムナットをゆるめる(図 64)。 4.
ベルトの整備 制御系統の整備 ベルトの調整 アクセルペダルの調整 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止して、 駐車ブレーキを掛ける。 2. ペダル中央部を 11.3 kg の力で踏んだとき に、ペダルと床のすきまが 2.54~6.35 mm と なるようにアクセル・ケーブル(図 67)の ボール・ジョイントを調整する(図 68)。 ロックナットを締めつける。 オルタネータベルトの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間—オルタネー タ・ベルトの状態と張りを点検す る。 200運転時間ごと—オルタネータ・ベルトの状 態と張りを点検する。 1. 荷台装着車の場合は荷台を上げ、伸ばした昇 降シリンダにサポートを取り付けて、荷台を 固定する。 2.
図 69 1. 2. クラッチケーブル ジャムナット 3. リターンスプリング 4. ボールジョイント 図 71 注 さらに調整が必要な場合は、ボールジョイ ントを外して回しても構いません。 1. クラッチケーブルのロッド の端部 3. ロッド端部のジャムナット 2. クラッチレバーからリターンスプリングを外 す。 2. クラッチペダル 4. 平行 3. ジャムナットまたはボールジョイントを調整 する; 1.8 kgの力でクラッチペダルを踏んだ 時にペダルの裏面の下端が床のダイヤモンド 柄の頂部から 9.5 ± 0.3 cm になるように する(図 70)。 注 クラッチの遊びは絶対に 19 mm よりも小さ くしないでください。 速度表示単位の切替え スピードメータの表示単位をMPH(マイル毎時)か らKPH(km毎時)に、またKPHからMPHに、切り替え ることができます。 図 70 1. クラッチペダル 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止して、 駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 2.
油圧系統の整備 5. ストレーナを取り付ける。 6. 油圧オイルの交換とストレーナ の清掃 ストレーナに接続する油圧ホースと 90°ィッ ティングも元通りの向きに取り付ける。 7. ドレンプラグを取り付け、締め付ける。 8. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止して、 駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンクの側面にあるドレンバルブ をゆるめ、流れ出すオイルを容器に受ける (図 72)。 給油口から、約 7 リットルのオイル(Dexron III ATF)を入れる。 トランスアクスル/油圧 オイルの量を点検する (ページ 21)を参照。 9.
ハイ・フロー油圧オイルとフィルタ の 交 換 ( TC モ デ ル の み ) 注 オイルを抜かずにフィルタのみを交換す る場合には、フィルタに入るラインに栓をし てください。 2. 新しいフィルタのガスケットをオイルで湿し、 ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で 回し入れる。その状態からさらに 3/4 回転締 め付ける。これでフィルタは十分に密着する。 3. ハイ・フロー油圧オイルタンクには約 15 リットル の高品質油圧オイルを満たして出荷しています。使 用可能な油圧オイルは以下の通りです。 油圧オイルタンクに約 15 リットルの油圧オ イルを入れる。 4. オ ー ル シ ー ズ ン 用 Toro プ レ ミ ア ム 油 圧 オ イ ルを 販売しています(19 リットル缶または 208 リッ トル缶)。パーツカタログまたは代理店でパーツ 番号をご確認ください。 エンジンを始動させ、約 2 分間のアイドリン グを行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部 にたまっているエアを逃がす。エンジンを止 め、油量を再点検する。 5. オイルの量が適正であることを確認する。 6.
2. それぞれの車両で、クイックカップラ・ホース (2本)を、カップラブラケットのホースから 外す(図 75)。 G019543 1 図 77 1. 図 75 1. クイックカップラ・ホース A 2. クイック・カップラ・ホース B 3. 救援用ホース 5. 周囲から人を遠ざける。 6. 救援車のエンジンを始動し、油圧昇降レバー を「上昇」位置にすると、故障側の荷台が持 ち上がる。 7. 油圧レバーをニュートラル位置にしてレバー をロックする。 8. 伸ばした昇降シリンダに、荷台の安全サポート を取り付ける。 安全サポートの使い方 (ペー ジ 34)を参照。 注 両方の車両のアタッチメントとエンジンを 停止させた状態で、油圧昇降レバーを数回前 後に動かし、内部の圧力を解放するとクイッ クカップラが外しやすくなります。 故障しているワークマンのカップラ・ホース に、救援用ホースをつなぐ(図 76)。使用し ないフィッティングにはキャップをかぶせて おく。 9.
保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロ アハウジングをふくめた車両全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでくだ さい。高圧の水で洗浄すると電気系統やグリ ス部へ水が浸入する恐れがあります。また、 コントロールパネルやヘッドライド、エンジ ン、バッテリー部に大量の水をかけないよう にしてください。 3. ブレーキを点検する; ブレーキオイルを点検 する (ページ 23)を参照。 4. エアクリーナの整備を行う; エアクリーナの 整備 (ページ 39)を参照。 5. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を 防水テープでふさぐ。 6. マシンのグリスアップを行ってください。 7. エンジンオイルを交換する; エンジンオイル とフィルタの交換 (ページ 39)を参照。 8. 燃料タンクから燃料を抜き取り、きれいな燃 料で内部を洗浄する。 9. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 10.
図面 油 圧 回 路 図 (Rev. B) ハ イ フ ロ ー 油 圧 回 路 図 ( TC モ デ ル ) (Rev.
G01951 1 電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 57
メモ: 58
メモ: 59
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