Form No. 3372-157 Rev B Workman® MDX-D 汎 用 作 業 車 07359— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 07359 07359TC— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 07359TC G014966 製品の登録は: www.Toro.com.
この機械は専門業務に従事するプロのオペレータが 運転操作することを前提として製造された作業用車 両です。各種の作業に必要な人や資材を運ぶため の車両として作られています。この車両が安全に 運ぶことのできる人間は、運転者およびその隣の 所定の座席に座る運転助手です。荷台は人を運ぶ のに適しておりません。 この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 図1 1.
目次 ヘッドライトの交換 ..................... バッテリーの整備 ....................... 走行系統の整備 ............................ ニュートラルの点検と整備 ............... タイヤの点検 .......................... 前輪のトーインとキャンバの調整 .......... 一次走行クラッチの点検 ................. 一次走行クラッチの整備 ................. トランスアクスルオイルの交換 ............ 冷却系統の整備 ............................ エンジン冷却部の清掃 ................... ラジエター液の補給 ..................... ブレーキの整備 ............................ ブレーキの点検......................... ブレーキオイル量の点検 ................. 駐車ブレーキの調整 ..................
安全について 本機はオフ・ロードでの使用を前提として製造され た作業用特殊車両であり、。通常の乗用車やトラッ クとは異なる運転特性を有しておりますので、十分 に練習して運転感覚に慣れてください。 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、以 下に示す安全上の注意や安全注意標識のついている 警 遵守事項は必ずお守りください。これは 注 意 、警 危険 など、人身の安全に関わる注意事項を示し 告 、危 ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重 大な人身事故が発生することがあります。 ワークマンに取り付け可能なアタッチメントのすべ てについて本書で解説することはできません。ア タッチメントを取り付けて使用するときには、その 装置の オペレーターズマニュアル にも十分目を通 マニ ュ ア ル は 必 ず お 読 み く だ さ い 。 してください。マ 事故を防止するため、以下に示す安全上の注意を必 ずお守りください: この機械はSAE J2258規格に適合しています。 ワークマンの運転、管理、保守に関わる方々は、以 下のような安全関連規格・規則について
• 安全メガネ、安全靴、長ズボンおよびヘルメッ • • • • • • – 始動キーを START 位置に回す。 • 運転には十分な注意が必要です。安全への注意 がおろそかになると、転倒など思わぬ事故とな り、けがや死亡など重大な結果を招きます。運 転は常に慎重に。転倒や暴走事故を防止するた めに以下の点にご注意ください: – バンカーや川、減速ランプ、不案内な場所な どでは必ず減速し、安全距離を取り、十分な 注意をはらう。 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を怠らな いでください。 – 急な斜面を走行する場合には安全に特に注意 する。斜面では通常はまっすぐに上るか下る かする。小さな旋回をする時や斜面で旋回 を行う時には必ず減速する。斜面での旋回は 可能な限り避ける。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状 態などでの運転には十二分の注意を払う。満 載状態では停止時間が長くなることを忘れず に。斜面の上り下りに入る前にシフトダウン しておくこと。 – 荷台に積み込む時は、荷重が均等になるよう に分散させること。荷物が荷台からはみ出る 場合には特に注意が必要。また、重心が偏っ ていて荷台の中心
クセサリを使用すると危険な場合があります。 機体の改造を行うと、機械の挙動や性能、耐久 性などが変化し、そのために事故が起きる可能 性があります。このような使い方をすると Toro® の製品保証が適用されなくなります。 – 頭上の危険物に注意し、低く垂れ下がった木 の枝、門、歩道橋などの下を通り抜けるとき は安全を必ず確認してください。 – 安全に確信が持てない時は 作 業 を 中 止 して 責任者に報告し、その指示に従う。 • Toro® 社の了承なく本機を改造しないでくだ • エンジンの回転中や停止直後は、エンジン本 さい。お問い合わせはすべてこちらへ:The Toro® Company, Commercial Division, Vehicle Engineering Dept., 8111 Lyndale Ave. So., Bloomington, Minnesota 55420–1196.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったもの は必ず新しいものに貼り替えてください。 104-6581 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 火災の危険: 燃料補給前にエンジンを止めること。 3. 警告:講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険: 斜面を走る時や旋回する時は速度を落として慎重に運転すること。大量の荷物または重い荷物を積んでいる時、凹 凸の激しい場所では最高速度26km/h 以下で走行すること。 5. 転落や手足の負傷の危険: 荷台に人を乗せないこと。手足を車両外に出さないこと 119-9727 1. 2. ホーン(警笛) アワーメータ 3. ヘッドライト 4. 7. 電源ソケット 8. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと。 エンジン:停止 9. 10. 5. エンジン: ON 11. 6. エンジン:始動 99-7345 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 表面が熱い・火傷の危険: 近づかないこと。 3.
106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 警告: 高温部に触れない こと。 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4. 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 99-7952 1. 2. チョーク 後退 3. ニュートラル 4. 前進 115-7739 1. 周囲の人が転落や衝突する危険: 人を乗せないこと。 99-7350 1. トングの最大重量は 23 kg;トレーラの最大重量は 181 kg 106-5976 1. 冷却液の噴出に注意 3. 警告: 高温部に触れない こと。 2. 爆発の危険: オペレーター ズマニュアル を読むこと 4. 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 117-4955 8 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと; 運転席では シートベルトを着用すること; 車体を傾けないこと。 2.
120-0627 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険:可動部に近づか ないこと; 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り 付けておくこと。 120-4837 1. 2. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 アラーム/電源ソケット, 10 A 3. エンジン, 10A 4. ヘッドライト, 10 A 5. 本体ヒューズ, 15 A 6. 荷台昇降, 15 A 7. 8. 後部昇降, 15 A ホーン, 30A 115-2412 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 ハンドル 1 ハンドルを取り付ける(モデル 07359TC のみ) 2 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ 安全講習資料 登録カード PDI(納品前検査票) 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 図3 手順 1. 2. 3. 4. 注 この作業はモデル 07359TC のみに必要な作業 です。 1. ハンドルのセンターカバーを止めつけている タブ(耳)を外す。カバーを取り外す。 2. ハンドルシャフトからナットとワッシャを外 す。 3. ハンドルとワッシャを順に取り付ける。 車両 が真っ直ぐ前進する時にハンドルが正面を向 く(スポークがT字になる)ようにハンドル の位置を調整する。 4.
2 マニュアルを読み安全トレーニン グ資料を見る この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 安全講習資料 1 登録カード 1 PDI(納品前検査票) 1 品質検査証明書 2 キー 手順 • オペレーターズマニュアル と エンジンマニュア ル をよく読んでください。 • 安全講習資料を見る。 • 登録カードに記入する。 • 納品前検査証明書の必要個所にご記入ください。 • 品質検査証明書 をご確認ください。 11
製品の概要 2 3 1 5 6 4 G014967 7 図4 1. フードストラップ 3. 荷台 5. 燃料キャップ 2. 駐車ブレーキ 4. 荷台のラッチ解放レバー 6. ギアシフト・セレクタ 各部の名称と操作 7. 牽引用トング 上がります。踏み込みをゆるめると走行速度が下が ます。最高速度(前進時)は 26 km/h です。 ブレーキペダル 速度を下げたり停止するのに使用します(図 5)。 注意 ブレーキが磨耗したり調整が狂ったりすると 人身事故の原因となります。 ブレーキ・ペダルを一杯に踏み込んだ時、ペダ ル と 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る ようなら調整または修理が必要です。 駐車ブレーキ 図5 1. ブレーキペダル 5. 2. 駐車ブレーキセンター・コン ソール 6. 3. ハンドル 7. 4.
エンジン温度警告灯 重要 ギア位置を変更するときには必ず車両を停 車してください。 エンジンがオーバーヒートすると点灯します (図 6)。エンジンを止め、各部が冷えるのを待 つ。そして冷却液の量と、ファンベルト、水ポンプ ベルトを点検してください。必要に応じて冷却液を 補給し、ベルトがスリップしている場合には調整 または交換してください。問題が解決しない場合 には、代理店へご連絡ください。 始動スイッチ 始動スイッチ(図 6)はエンジンの始動と停止を行 うスイッチで、3つの位置があります: OFF, ON, STARTの 3 位置です。キーを右に回してSTART位置に すると、グロープラグが作動を開始します。グロー プラグランプが消えたら、キーを左側へ、 ON 位 置まで回します。キーを OFF 位置に回せばエンジ ンは停止します。車両から離れるときは、キー抜き 取ってください。 1 2 4 3 6 5 グロープラグ・インジケータ グロープラグ・インジケータランプ(図 6)は、グ ロープラグが作動中に点灯します。 7 ライトスイッチ ヘッドライトの点灯と消灯を行います。押すとライ トが
手すりと腰部ガード 2 1 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュパネル の右側と各座席の外側についています(図 8)。 G009193 図8 1. 助手席用腰部ガード 2. 助手席用手すり 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 590 kg 定格容量(平坦路面の場合) 総重量 749 kg(オペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.7 kg とし、積載物、トレーラトング 重量、トレーラの総重量、アクセサリの重量を含む) 最大車両重量(平坦地で) 1,341 kg(上記重量を全て含む) 最大積載量(平坦路面の場合) 567 kg (トレーラトング重量とトレーラの総重量を含む) 牽引能力 標準ヒッチ トングの最大重量は 23 kg;トレーラの最大重量は 181 kg ヘビーデューティー・ヒッチ トングの最大重量は 45 kg;トレーラの最大重量は 363 kg 全幅: 150 cm 全長 299 cm 地上高 25.
運転操作 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やス テッカーの表示内容を良く読んでください。この機 械についてよく知っておくことがあなた自身や周囲 の人を事故から守ることにつながります。 始動前の点検 毎日、運転前に以下の項目を点検してください。 • タイヤ空気圧。 2 注 タイヤ空気圧は、普通の自動車より低く設定 されています;これは踏圧を減らし芝生の損傷 を防止するためです。 G016858 図9 1. • 燃料、オイルなどの量を点検し、不足していれ 補給口キャップ 2. ディップスティック ば適正品を適正量まで補給する。 3. ディップスティックを抜き取り、付いている オイルをウェスで拭きとる。 4.
従って重い貨物を積んで速度を上げて走行する場合 には高めの空気圧を選定してください。 ただし規 定圧を超えないよう注意してください。 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリンに 引火する危険がある。発火したり爆発したりす ると、やけどや火災などを引き起こす。 • 燃料容器は車から十分に離し、地面に直接 置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器に燃料を補給しな い。車両のカーペットやプラスチック製の 床材などが絶縁体となって静電気の逃げ場 がなくなるので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には大型タンクのノズル からでなく、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなけれ ばならない場合には、ノズルを燃料タンク の口に常時接触させた状態で給油を行う。 燃料を補給する セタン価 40 以上の、新しいきれいなディーゼル 燃料を使用してください。燃料の劣化を防止する ため、30日間程度で使いきれる量を購入するよう にしてください。 気温が -7℃ 以上では夏用燃料(2
トランスミッションオイルの量を点 検する 荷台の操作 荷台を上げる 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 警告 トランスアクスルのオイル量は、点検穴の下の縁 まであるのが適正(図 11)。少なければ適正位 置までオイルを補給する;「保守」の「走行系統 の整備」の「トランスアクスルオイルの交換」を 参照のこと。 荷台を上昇させたままで走行すると転倒の危険 が増大する。 また、荷台を上昇させたままで 走行すると荷台が破壊される危険もある。 • 運転する時は必ず荷台を下げておくこと。 • ダンプ操作をした後は必ず荷台を下げる習 慣をつけること。 注意 荷台の後部に積荷が集中していると、ラッチを 開けた際に荷台が急に開いて周囲の人間が怪 我をする恐れがある。 図 11 1. 点検穴 • 積荷はでき限り荷台の中央に載せる。 • ラッチを開放する際には、荷台を手でしっ かりと押さえ、荷台に寄りかかっている人 間や荷台のすぐ後ろに人がいないことを確 認する。 エンジンの始動手順 1.
荷台を下げる 警告 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟ま れると大けがをする。 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部 分を近づけないよう十分注意すること。 プロップ・ロッドを固定スロットから外し、ラッチ が掛かるまで荷台を下げて固定する。 図 14 荷台のラッチの調整 1. 荷台のラッチが確実にはまらない(走行すると上下 に振動する)場合には、ラッチのポストを調節し てください。 1.
荷台に搭載できる目安(平 坦路面の場合) 1. 駆動ベルトを外す;「保守」の「ベルトの整 備」の「走行ベルトの交換」の項を参照。 砂利, 乾燥 荷台に3/4(おおよそ) 2. 砂利, ぬれた状態 荷台に1/2(おおよそ) 前フレームのトングにロープなどの牽引索を 取り付ける(図 16)。 3. シフトをニュートラルにセットし、駐車ブ レーキを解除する。 資材名 砂, 乾燥 荷 台 に 3/4 砂, ぬれた状態 荷 台 に 1/2 木材 満タン バーク 満タン 土嚢 荷台に3/4(おおよそ) 長距離を移送する場合 長距離を運ぶ場合にはトレーラを使用してくださ い。 必ず確実に固定して輸送してください。 ロー プがけのポイントについては図 15 と 図 16 を参 照してください。 図 16 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • 走行ベルトの状態を点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 50運転時間ごと 100運転時間ごと • • • • • • • エンジンオイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 トランスミッションオイルの量を点検。 ギアシフトの操作を点検する。 走行用一次クラッチの清掃と潤滑を行う。 冷却液の量を点検する。 ブレーキオイルの量を点検する。 • バッテリーケーブルの接続、磨耗状態、痛み具合の点検を行う。 • バッテリー液の量を点検する。 • • • • • • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う. ニュートラル位置の点検を行う。 タイヤの状態と磨耗程度を点検する。 ホイールナットを80-90 ft-lb (108-122 N-m=11-12 kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態 ギアシフト/ニュートラルの 操作 燃料残量を点検する。 オイルの量を点検する。 トランスアクスルオイルの量 を点検する。 エア・フィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンからの異常音がな いか点検する。 運転操作時の異常音。 クラッチの動作を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 オイル類が漏れていないか 点検する。 計器類の動作を確認する。 アクセルペダルの作動状態 を確認する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップ修理 を行う。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 警告 整備作業の中には荷台を外して行わなければならないものがある。 上昇させた荷台が万一落下すると、人身事故となる。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にし、必ず安全サポートで固定
整備前に行う作業 特殊な使用条件化で使用する場 合の保守整備について 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔 を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行って ください: 図 17 • 砂漠、荒れ地での作業 1. 車体前部のジャッキアップ・ポイント • 酷寒地(気温10℃以下)での作業 • トレーラ作業 • 使用時間が極端に短い場合(一回の使用時間が 5 分間に満たないような場合) • 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 • 建設現場での使用 • 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場 図 18 合は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。 こ れにより無用な摩耗を防止することができる。 1. • 重量物を運んだり悪条件下での作業が多い場合 には、グリスアップを毎日行い、エア・クリーナ を毎日点検する。 車体後部のジャッキアップ・ポイント フードへのアクセス ジャッキアップ 1.
潤滑 エンジンの整備 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達 した方の時期に、全部のベアリングとブッシュのグ リスアップを行います。 悪条件下で作業を行って いる場合には整備間隔を短くしてください。 エアクリーナの整備 エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷がな いか点検してください。ボディーが破損している場 合は交換してください。 グリスの種類: No.2リチウム系汎用グリス 本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを 確認してください。 グリスアップ エアクリーナのフィルタ: 100 運転時間ごとに点 検し、200 運転時間で交換、悪条件下では間隔を短 くします。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く。 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
2. フィルタをボディ内部にしっかり取り付ける。 エレメントの外側のリムをしっかり押さえて 確実にボディに密着させる。フィルタの真ん 中の柔らかい部分を持たないこと。 3. カバーについている異物逃がしポートを清掃 する(図 22)。カバーについているゴム製の アウトレットバルブを外し、内部を清掃して 元通りに取り付ける。 4. アウトレットバルブが下向き(後ろから見た とき、時計の5:00と7:00の間になるように) カバーを取り付ける。 1. 2. 3. 4. 5.
4. ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で 回して取り付け、そこから更に1/2回転増し締 締め す ぎ な い よ う に 注 意 す る こ と 。 めする。締 燃料系統の整備 5. 適切な種類の新しいオイルをエンジンに入れ る。 燃料ラインとその接続の点検 6. エンジンを始動し、オイル漏れがないか、し ばらく点検する。 7. 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 400 運転時間ごと又は1年に1回のうち早い方の時 期に点検を行ってください。劣化・破損状況やゆる みが発生していないかを調べてください。 エンジンを停止し、タンクの油量を点検し、 必要に応じて補給する。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 燃料フィルタは 800 運転時間ごとまたは1年のうち 早く到達した方の時期に交換を行ってください。 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 3. ブラケットからフィルタ(ねじ式)を外す (図 25)。 1 G017504 図 25 1. 4.
電気系統の整備 電球の交換 注意 ヒューズの交換 ハロゲン電球は使用中に高温となる。 高温の電 球に触れると手などに火傷を負う危険がある。 全部で7本のヒューズを使用しています。ヒュー ズはダッシュボードの下の運転席側に取り付けて あります(図 26)。 アラーム/電源ソケット 10 A エンジン 10 A ヘッドライト 10 A 本体用ヒューズ 15 A 昇降用 15 A 後部リフト 15 A ホーン(警笛) 30 A 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いに は十分注意すること。 注意 電球の表面を少しでも汚すと電球の破損や破裂 の原因となり、一旦そのような事故が起こる と安全上非常に問題である。 電球を取り扱う際には、透明の石英ガラス部分 に直接手を触れないように、ペーパータオルな どを使い、ベース部分を持つこと。 仕様: パーツカタログ を参照。 G017195 図 26 1. ヒューズブロック 2. アース端子ブロック 3. ペダルアセンブリ 1.
2 バッテリーはいつもきれいに、またフル充電状態に 保持してください。バッテリーやバッテリー・ボッ クスはペーパータオルで清掃します。端子部に腐食 が発生した場合には、重曹水(水4:重曹1)で清 掃する。清掃後は、腐食防止のためにバッテリー端 子にワセリンなどを塗布してください。 G009198 1 6 電圧: 12 V, 冷間クランキング電流 540 A @ (-18°C) バッテリーの取り外し 3 5 4 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 キーをOFF位置に回して抜き取る。 2. バッテリーは、機体右側、助手席の後ろにあ る。バッテリーカバーを取り外す。 3. バッテリー端子からマイナス・ケーブル(黒) を外す。 図 27 1. ヘッドライト 4. ヘッドライトの電気コード ハーネス接続部 2. 取り付け穴 3. ヘッドライト・アセンブリ 5. 6. スピードクリップ 平ワッシャ 3. 4.
バッテリーの取り付け 重要 バッテリー液を入れすぎないようにして ください。バッテリー液があふれ出て機体に 触れると激しい腐食を起こします。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 1. バッテリー端子が車両に背を向けるようにし てバッテリーをボックスに置く。 2. バッテリー押さえを取り付け、先ほど取り外 したねじ類を使って固定する。 バッテリーを充電する 重要 バッテリーは常時フル充電状態に維持してく だ さ い ( こ の と き 電 解 液 の 比 重 は 1.260 に な り ま す)。特に氷点下で保管する場合にはこのことを 守ってください。 重要 バッテリーは、バッテリー押さえで常に 確実に固定しておくこと。 3. 4. 赤いプラスケーブルをバッテリーの(+)端 子に、黒いマイナスケーブル(-)をバッテ リーの(-)端子に取り付ける。プラス端子 にゴムカバーを取り付ける。 1. 車体からバッテリーを外す;「バッテリーの 取り外し」を参照。 2.
走行系統の整備 ニュートラルの点検と整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 定期整備を行う時やエンジンの故障診断を行う時に は、トランスアクスルをニュートラルにシフトして おく必要があります(図 28)。トランスアクスルを ニュートラル位置にするにはシフトレバーを操作し ます。以下の操作を行って、ニュートラルでシフト レバーが正常に機能することを確認してください: 1. シフトレバーをニュートラル位置にする。 2. ニュートラルブラケットがニュートラル位置 (シフトブラケットの下にあるケーブル取り付 けブラケットと面一になっている)ことを確 認する(図 28)。この位置で、車両が前にも 後ろにも動き出さないことを確認する。動き 出す場合、ニュートラルブラケットをニュー トラル位置まで手で動かして修正する。 図 29 1. 2. ニュートラルブラケット 引っ張る 3. ケーブルカバー 6. 4. 0.76-1.52 mm のすきま 5. 不適:調節して 0.76-1.
前輪のトーインとキャンバの調整 タイヤの下部における測定値が上部における 測定値よりも 2.3 mm 大きければ適正である。 左右の前輪の測定をすべて終えてから調整を 行う。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと (いずれか早 く到達した方)—前輪のトーインと キャンバの点検を行う 調整の必要なタイヤそれぞれについて、以下 の手順を全部行う: 重 要 ト ロ 社 代 理 店 か ら 特 殊 工 具 (TORO6010 TORO6010) )を購 入してください。 A. 特殊工具 TORO6010 を使って、ショックア ブソーバのカラーを回転させてスプリン グの長さを変更する(図 31)。 トーインは 0-6 mm、キャンバは 0+1/2 度、すなわ ち、以下の条件において、車輪のリムの下部が上部 よりも 2.3 mm 内側に傾いているのが適正である: • タイヤの空気圧を点検し、前輪の空気圧がが 12 psi (82kPa=0.
注 残っているごみは、速乾性のクリーナなど で取り除くようにしてください。 G009235 1 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—一次走行クラッチを清 掃する(ほこりのひどい場所で使 用する場合はよりひんぱんに)。 2 注 クラッチを汚れたままにして運転を続けると内部 部品が早く消耗してしまいます。 3 図 32 1. タイヤのセンターライン; 後 側 2. タイヤのセンターライン; 前 側 4. 3. アクスルのセンターライン 1. エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐車ブ レーキを掛ける。 2. 荷台を上昇・固定する。 3. クラッチカバーを固定しているフランジヘッ ドボルト 6本 を外す。カバー、スペーサ、ス プリングは脇において置く(図 34)。 前後の測定値の差が所定範囲(0~6 mm)にな らない場合は、タイロッド両端のジャムナッ トをゆるめて調整を行う(図 33)。 1 2 3 4 5 G017170 図 34 図 33 1. 5. ジャムナット 2. タイロッド 1. クラッチシャフト 4.
1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 キーをOFF位置に回して抜き取る。 2. オイル槽の右側にあるドレン・プラグを外し (図 35)、流れ出すオイルを容器に受ける。 オイルが全部流れ出たらプラグを元通りに取 り付ける。 冷却系統の整備 エンジン冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 100運転時間ごとに、エンジン周囲の掃除を行って ください;非常にほこりの多い場所で作業をする場 合には清掃間隔を短くしてください。 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど 適切な方法で処分する。 重要 エンジンの清掃に圧力洗浄器を使うと燃料系 統に水が混入する恐れがありますから、絶対に使 用しないでください。 ラジエター液の補給 初めて入れる/内部洗浄後に入れる 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと/2年ごと (いずれか 早く到達した方) 図 35 1. 3. ドレンプラグ 2. 点検穴 注 冷却水には、エチレングリコールと水の 50/50 混合液をご使用ください。 オイル槽(図 36)に約 1.
3. 4. 補給口のキャップを元通りにはめ、補助タン クのキャップを開ける(図 37)。 ブレーキの整備 注 絶対に両方のキャップを同時に開けない でください。タンク内部や補給そのものに悪 影響が出ます。 ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 入れ す 補給管の根元まで冷却液を補充する。入 ぎ な い こ と 。 補助タンクのキャップを元通り に取り付け、こぼれた液をふき取る。 ブレーキは極めて重要な安全装置です。他の安全装 置と同様、定期的に入念に点検してください。100 運転時間ごとに以下の点検を行ってください。 • ブレーキ・シューが磨耗や破損していないか点検 ラジエターの点検と冷却液の補充 する。ライニング(パッド)の厚みが 1.6 mm以 下となっている場合には、シューを交換する。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 • ブレーキプレートなどに磨耗や変形が発生して 注 冷却水には、エチレングリコールと水の 50/50 混合液をご使用ください。 1.
ベルトの整備 駐車ブレーキの調整 200運転時間ごとに駐車ブレーキの調整を確認し てください。 1. 駐車ブレーキのゴム・カバーを外す。 2. ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ネジをゆるめる(図 39)。 走行ベルトの整備 新しいベルトに交換した場合には、しばらくの間な らし期間が必要です。これは、通常通りの運転を行 うことで2運転時間以内で終了します。 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 注 ニュートラル(アイドリング)中でも車両が動 き出す場合には、クラッチが汚れている可能性が あります。 1. 平らな場所に駐車し、ニュートラルにシフト し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止 し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える。 3. ベルト(図 40)を手で回転させながら磨耗や 破損がないかを点検する。必要に応じてベル トを交換する。 図 39 1. 駐車ブレーキ・レバー 2. ノブ 3. 4. 3.
洗浄 ベルト・プルバンバー(図 41)に 2.2 mm の隙間が あいている必要があります。バンバーとエンジンブ ラケットとの隙間が小さすぎると異常な振動を起こ します。遠すぎるとベルトがエンジンに対して危険 なストレスとなります。隙間の調整は、ブラケッ トをフレームに固定しているフランジヘッドボル ト(3本)をゆるめてブラケットをずらして行う。 隙間が正しく調整できたら、フランジヘッドボル ト(3本を締め付ける) 洗車について 必要に応じて洗車してください。 柔らかい布など を使い、水または水と洗剤で洗浄します。 たわ し等を使用すると車体表面のツヤがなくなる場合 があります。 1 重要 圧力洗浄機を使っての清掃は避けてくださ い。電装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こ りやすくなります。 また、コントロールパネル、 エンジン、バッテリー付近に大量の水をかけない ようにしてください。 2 G01751 1 3 4 図 41 1. 2. エンジンブラケット バンパー 3. ブラケット 4.
保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロ アハウジングを含めた車両全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでくだ さい。高圧の水で洗浄すると電気系統やグリ ス部へ水が浸入する恐れがあります。また、 コントロールパネルやヘッドライド、エンジ ン、バッテリー部に大量の水をかけないよう にしてください。 3. ブレーキの点検を行う;「保守」の章の「ブ レーキの保守」の項を参照。 4. エアクリーナの整備を行う;「保守」の章の 「エンジンの保守」の「エアクリーナの整 備」を参照。 5. グリスアップを行う; 「保守」の章の「潤 滑」の項を参照。 6. エンジンオイルを交換する;「保守」の章の 「エンジンの保守」の「エンジンオイルの交 換」を参照。 7. タイヤ空気圧を点検する;「タイヤ空気圧を 点検する」を参照。 8. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄する。 9.
図面 G017169 電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 38
メモ: 39
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