Operator's Manual
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5.前Aアームを所望位置に回し(以下の注を参照)、乗
車高さ調整ボルトを取り付ける(図33)。
注:Aアームはゴム製で、一本ごとに反発率がそれぞれ異
なり、製造時には各アームの反発率に合わせて調整を
行っています。通常は調整ボルトを2番〜4番の穴に
入れており(図34)、左側(運転席側)と右側(助手
席側)でボルト位置が違っていても異常ではありませ
ん。Aアームがかしいで見えるようなら一つ上の穴
(図34)への入れ替え調整が必要です。穴を一つ入れ
替えるごとに車輪位置で約19 mm高さが変わります。
重量物を載せたり重いアタッチメントを取り付けたり
する場合にもこの調整が必要となります。
6.調整ボルトを 183−224N.m(18.6 ー 22.8 kg/cm
2
)にト
ルク締めする。
7.リミットボルトを元通りに取り付ける(図33)。
注:ボルトを取り付ける側の車輪を接地させる必要がある
かもしれません。
8.センタリング ボルトを325−393N.m(18.6ー40kg/cm
2
)
にトルク締めする。
9.乗車高さが適正値となっているか確認する。
前輪のトーイン
100運転時間ごと又は1年に1回のうち早く到達したほう
の時期に点検を行ってください。
トーインの適正値は、以下の条件で3〜16mm です。
●
タイヤ空気圧が0.84kg/cm
2
●
トーイン測定前に乗車高さが正しい事を確認しておく
●
前進後退を数回繰り返して Aフレームをリラックス
させる
●
前輪をまっすぐ前に向け運転席に人(体重 79〜 102kg)
を乗せてトーインを測る
注:測定場所まで運転手が運転し、そのまま計測を行うと
良いでしょう。
重量物を積載して使用することが多い車両ではトーインを
大きめの推奨値に設定してください。ほとんど重量物を積
載しない車両ではトーインを小さめの推奨値に設定してく
ださい。
1.フロントサスペンションが正しく調整されていること
を確認する。32ページ「フロントサスペンションの調
整」を参照のこと。必要に応じてこの調整を行う。
2.前輪の前と後ろの車軸の高さの位置で、左右のタイヤ
の中央線間距離を測る(図35)。タイヤの後ろで測定
を行うには整列ゲージや専用ゲージが必要となる。同
じゲージを使ってタイヤの前後位置での測定を正確に
行う(図35)。
図34
1.左側A アーム
図33
1.リミットボルト 3.乗車高さ調整ボルト
2.センタリングボルト
2
1
2
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