Form No. 3439-485 Rev A Workman® MDX-D 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 401380001 以 上 モ デ ル 番 号 07236—シ シリ ア ル 番 号 401380001 以 上 モ デ ル 番 号 07236TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 第 65号 号決議による警告 カリフォルニア州では、ディーゼルエン
目次 バッテリーの整備 ..........................................33 ヒューズの交換 .............................................34 ヘッドライトの整備 .........................................34 走行系統の整備 ................................................... 36 タイヤの保守 ................................................36 ステアリングとサスペンション関係部分を点検 する .........................................................36 前輪の整列調整 ...........................................37 トランスアクスルオイルの量を点検す る ............................................................
安全について • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 この機械は SAE J2258 (Nov 2016) 要求に準拠して 設計されています。 • ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて いない時は、運転しないでください。 • 作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づ けないでください。子供に運転させないでください。 • 整備や給油などを行う前には、必ず車両を停止さ せ、スイッチを切り、キーを抜き取ってください。 安全上の全般的な注意 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示す安全 上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は 必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危 険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示し ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大 な人身事故が発生する恐れがあります。 マシンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容
decal115-2412 115-2412 decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4. 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むことここに物を収納 しないこと。 警告 高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal115-7739 115-7739 1. 車体から振り落とされて大けがをする危険人を乗せないこと。 decal119-9727 119-9727 1. ホーン 警笛 7. 電源ソケット 2. アワーメータ 8. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 9. 衝突の危険公道上を走行しないこと。 3. ヘッドライト 4. エンジン 停止 10. 落下危険荷台に人を乗せないこと。 5. エンジン ON 11. 落下の危険子供に運転させないこと。 6. エンジン 始動 decal120-0627 120-0627 1.
decal120-4837 120-4837 2. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 アラーム/電源ソケット10 A 6. 荷台昇降15 A 3. エンジン10A 7. 後部昇降15 A 4. ヘッドライト10 A 8. ホーン 30A 1. 5. 車両本体ヒューズ15 A decal121-9775 121-9775 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み トレーニングを受けること。 4. 転倒の危険 斜面の走行は低速で行うこと旋回時は速度を落と すこと時速30km以上で運転しないこと荷物を積んでの走行や 不整地の走行は速度に十分注意して行うこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 転落の危険と手足の切断の危険荷台に人を載せて走行しな いこと関係者以外の同乗をさせないこと走行中は車外に手足 を出さないこと。 3. 火災の危険燃料補給前はエンジンを止めること。 decal136-1164 136-1164 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 数量 内容 用途 ハンドル カバー ワッシャ ½" 1 1 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ 必要なパーツはありません。 – バッテリーを接続するTCモデルのみ 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 1 ワッシャ ½" g033840 図3 1. 2. 3. 手順 1. ハンドルのハブにカバーがついている場合には、 これを取り外す図 3。 2.
2 バッテリーを接続する TC モ デ ル の み 必要なパーツはありません。 g228187 手順 図5 警告 バッテリーケーブルの接続手順を間違うとケーブ ルがショートを起こして火花が発生する。それに よって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る 恐れがある。 1. 絶縁カバープラスケーブル 2. マイナス–ケーブル黒 4. 3. マイナス端子 プラス端子に絶縁ゴムカバーを取り付ける。 注 絶縁ゴムカバーは、ショート防止用です。 • 必ず、バッテリーのマイナス 黒 ケーブルを外し てから、プラス 赤 ケーブルを外すこと。 5. マイナス黒ケーブルをバッテリーのマイナス 端子 に取り付けてボルトとナットで固定する。 • 接続する時は必ずプラス 赤 ケーブルから取り 付ける。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを合わせ る図 4。 7. バッテリーカバーを握り込んで、タブをバッテリー ベースに合わせ、力をゆるめるとカバーがセット される 図 4 。 1.
4 ブレーキの慣らし掛けを行う 必要なパーツはありません。 手順 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、使用前 にブレーキの「慣らし掛け」を行ってください。 1. フルスピードで走行してブレーキを掛け、タイヤを ロックさせないで急停車する。 2.
製品の概要 g033215 図6 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. ギアシフトセレクタ 2. 駐車ブレーキレバー 4. 牽引用トング 6. 燃料タンクのキャップ 10 7.
各部の名称と操作 駐車ブレーキレバー 駐車ブレーキレバーは左右の座席の間にあります 図 6 と図 7。エンジンを停止させたら、車体が不意に動き出 さないよう、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐車 ブレーキレバーを引き上げると駐車ブレーキがかかりま す。レバーを下げると駐車ブレーキが解除されます。 コントロールパネル ギアシフトセレクタ ギアシフトセレクタは左右の座席の間、駐車ブレーキレ バーの下にあります。ギアシフトセレクタには3つの位 置があります 前進、後退、ニュートラルです図 6。 注 どの位置でもエンジンの始動が可能です。 重要 ギア位置を変更するときには必ず車両を停車 してください。 ホーンボタン TC モ デ ル の み ホーンボタンはダッシュボードの左下コーナー部にあり ます図 8。押すと警笛が鳴ります。 g027586 図7 1. ハンドル 5. アクセルペダル 2. カップホルダー 6. 駐車ブレーキハンドルセン ターコンソール 3. 助手席用手すり 7. オペレーターズマニュアル 保管チューブ 4.
ライトスイッチ グが作動を開始します。グロープラグランプが消えた ら、キーを右側のSTART 位置まで回す。エンジンが始 動したらキーを左側の RUN 位置に回す ライトスイッチ図 8ヘッドライトの点灯と消灯を行いま す。スイッチを上にするとヘッドライトが点灯します。ス イッチを下にするとヘッドライトが消灯します。 キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止します アワーメータ 電源ソケット アワーメータは、左側コントロールパネルにあって本機 の稼働時間を積算表示します。図 8アワーメータは始 動スイッチをON位置に回すと始動し、エンジンが回転 している間作動を続けます。 電動アクセサリ用に電源ソケット図 8から12 Vの電源を とることができます。 バッテリー警告灯 燃料計図 9は機体左側、燃料タンクのキャップの横に あります。燃料タンクに残っている燃料の量を表示 します。 燃料計 バッテリー警告灯図 8は、エンジンを始動する時に数 秒間点灯し、その後、エンジンが回転中は消灯してい るのが正常です。エンジンが作動しているのランプが消 えない場合は、オルタネータ、バッテリーあるいは電気
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 590kg 定格容量平坦路面の場合 総重量 749kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.7kg とし、積載物、トレーラトン グ重量、トレーラの総重量、アクセサリの重量を含む 最大車両重量平坦地で 1,341 kg 上記重量を全て含む 最大積載量平坦路面の場合 567kg トレーラトング重量とトレーラの総重量を含む 牽引能力 標準ヒッチ トングの最大重量は 45 kgトレーラの最大重量は 363 kg ヘビーデューティーヒッチ トング重量は 45 kgトレーラの最大重量は 544kg 全幅: 150 cm 全長 299 cm 地上高 25.4 cm車両前部乗員や荷物を乗せない 18 cm車両後部乗員や荷物を乗せない ホイールベース 205.7 cm トレッドセンターライン間 124.5 cm 前 、120 cm 後 荷台長さ 116.8 cm 内法 132.7 cm 外側寸法 荷台幅 124.
運転操作 毎日の整備作業を実施する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 毎日の運転前に、保守 (ページ 22)に記載されている 「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。 運転の前に タイヤ空気圧を点検する 運転前の安全確認 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 安全上の全般的な注意 • • 子供、講習を受けていない大人、安全運転に必 要な身体的能力を持たない人などには、絶対に運 転させないでください。地域によっては機械のオペ レータに年齢制限を設けていることがありますので ご注意ください。オーナーは、オペレータ全員にト レーニングを受講させる責任があります。 重要 ただし、タイヤメーカーが指定している最大値 タ イヤ側面に記載されています を超えないでください。 注 適性空気圧は、車両に積載する重量によって変 わります。 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告 表示などに十分慣れ、安全に運転できるようにな りましょう。 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離
燃料を補給する 新車の慣らし運転 セタン価 40 以上の、新しいきれいなディーゼル燃料を 使用してください。燃料の劣化を防止するため、30日 間程度で使いきれる量を購入するようにしてください。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 100 時間—慣らし運転 のためのガイドライン 新しい車両の性能がフルに発揮され永くお使いいだけ るよう、以下のガイドラインを守ってください。 • ブレーキの慣らし掛けができていることを確認する4 ブレーキの慣らし掛けを行う (ページ 8)を参照。 • エンジンオイルその他の液類の量を定期的に点検 する。車両そのものや、車両を構成している機器 が過熱していないか注意を払う。 • エンジンが冷えている時には、始動後 15 秒間程度 のウォームアップを行う。 気温が -7°C 以上では夏用燃料2号軽油を使用します が、気温が -7°C 以下の季節には冬用燃料1号軽油ま たは1号と2号の混合を使用してください。低温下で冬 用ディーゼル燃料を使うと、発火点や流動点が下がっ てエンジンが始動しやすくなるばかりでなく、燃料の成 分分離ワックス状物質の沈殿によるフィルタの目詰まり を防止
• • • • • • • • • • • • • • また、荷台からはみ出すように積載した場合も、 車両の安定性が損なわれます。定格重量以上に 積載しないでください。 車両に固定するのが難しいものを搭載している時 はハンドリング、ブレーキング、車両の安定性に 影響が出ます。車体に固定できない資材を搬送し ている時は、ハンドル操作とブレーキ操作に注意 してください。 不整地、ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴 の近くなど路面が一定でない場所では必ず減速して ください。また、そのような場所を走行する場合に は、積荷を減らしてください。車体が揺れると重心 が移動し、運転が不安定になります。 車両を始動する前に、トランスミッションがニュート ラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを 確認し、運転席に着席してください。 運転中は必ず全員が着席してください可能な限り 両手でハンドルを握り、助手席の人は必ず手すり を握ってください。また、手足を車外に出さないよ うにしてください。 運転は良好な視界のもとで行ってください。隠れた 穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害に 警戒を怠らないでく
なります。斜面で停止しなければならない場合に は、転倒の危険を避けるために急停止や急な速度 変更をしないでください。バックで斜面を下っている ときに急ブレーキを掛けないでください。後方に転 倒する危険があります。 1. 荷台の右側または左側でレバーを引き上げ、荷 台を持ち上げる図 13。 積荷の安全な積み下ろし • • • • 荷台に荷物を積んで運転するときや、トレーラなど の牽引を行う場合、またこれらを同時に行う場合 には、定格総積載重量GWVを守ってください仕 様 (ページ 13)を参照。 また、荷物は荷台に均等に積んで、車両の安定 性を確保してください。 ダンプする時には、後方に人がいないことを確認 してください。 斜面を横切るように駐車した状態では、ダンプ操作 をしないでください。重心の急変により車両が転倒 する危険があります。 g014860 図 13 荷台の操作 荷台を上げる 1. レバー 2. プロップロッド 2. 警告 3.
テールゲートの開け方 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. テールゲートのバックパネルについているフィン ガープルを持ち上げる図 15。 g024491 図 16 1. テールゲートを 45°程度の 角度にする。 2. この位置から、テールゲー トを数回揺らす。 3. 3. 蝶番部 この位置から、テールゲートを小刻みに前後に振 るように数回往復させる図 16。 注 この動作によって蝶番部分からさらに砂など が除去されます。 g024490 4. テールゲートを元のように開いて、蝶番部分に砂 などが残っていないかチェックする。 5. 蝶番部分に残っている砂などが完全になくなるま で、ステップ 1 - 4 を繰り返す。 6. テールゲートを立てて閉じ、ロックフランジテール ゲート側がテールゲートポケット荷台側と面一に なるようにする図 15。 図 15 1. テールゲートフランジ荷台 3. 持ち上げ部フィンガープル 2. ロックフランジテールゲート 4. 後方に倒す 3.
車両の停止手順 重要 斜面で停止するときは、ブレーキで完全停止 後、駐車ブレーキを掛けて車両を固定してください。ア クセルペダルで車両を斜面に停止させておくと車両が 破損する恐れがあります。 1. アクセルペダルから足を離す。 2. ゆっくりとブレーキペダルを踏み込んでブレーキを 掛けて車両を完全に停止させる。 • 可能な限り、積荷はロープで縛るなどして荷台に確 実に固定してください。 • 大きなタンクに液体を入れて運ぶとき例えば薬剤散 布の場合などは、上り坂や下り坂に特にご注意く ださい。また走行速度を急に変えない、急発進・ 急ブレーキをしないでください。 荷台の容量は 0.37 m3 です。荷物の種類によっては 荷台に一杯に積むと積載オーバーになりますから注 意が必要です。 注 停止距離は積荷や走行速度などの条件に よって異なります。 積荷の種類と重量との関係については以下の表を参 照してください エンジンの停止手順 密度 荷台の最大積載量 平坦路面の場合 砂利, 乾燥 1,522 kg/m3 (43.
• 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 • 摩耗、破損したり読めなくなったステッカーは交換 してください。 トレーラへの積み込み • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • マシンをトレーラやトラックに積み込む際には、機体 と同じ幅のある歩み板を使用してください。 • 車体が落下しないように確実に固定してください。 g312722 図 18 ロープがけポイントについては図 17 と 図 18 を参照 してください。 1.
必ず積載重量の60をトレーラの前側に振り分けてくださ い。 これにより、ヒッチプレートに掛かる負荷がトレー ラの総重量グロスの約10となります。 牽引するときには、ある程度の重量物を必ず荷台に積 載してブレーキ性能を確保してください。但し車両総重 量やトング総重量を超えないでください。 トレーラを牽引した状態で斜面に駐車しないでください。 どうしても斜面に駐車する必要がある場合には、駐車 ブレーキを掛け、トレーラに車止めをかけてください。 21
保守 保守作業時の安全確保 • • • • • • • • • • • • • • • • • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – トランスミッションをニュートラルにセットする。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – 荷台を降下させる。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ 調整、整備、清掃、格納などは、車両が十分に冷 えてから行ってください。 機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタン ドで機体を確実に支えてください。 また、荷台を上げて作業する場合には、かならず 荷台安全サポートで荷台を固定してください。 整備中に、車両搭載のバッテリーを充電しないで ください。 ねじ類は十分に締めつけ、常に機械全体の安全を 心掛けてください。 火災防止のため、車両に、余分なグリス、草や木 の葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。 可能な限り、車両を稼働させながらの整備はしない でください。可動部に近づかないでください。 動作させながら調整を行わなければならない時は、 手足や頭や衣服を可動部に近
推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • 走行ベルトの状態を点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルを交換する。 • エンジンオイルフィルタの交換を行う。 • エンジンバルブのすきまを調整する。 使用開始後最初の 100 時間 • 慣らし運転のためのガイドライン 使用するごとまたは毎日 • シートベルトに摩耗や破損がないか点検してください。正常に機能しないシートベル トは交換してください。 • タイヤ空気圧を点検する。 • エンジンオイルの量を点検する。 • ギアシフトの操作を点検する。 • 走行用一次クラッチの清掃と潤滑を行う。 • 冷却液の量を点検する。 • ブレーキオイルの量を点検する。 初めてエンジンを作動させる前に、ブレーキオ イルの量を点検する。 • マシンを洗浄する。 100運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 • エアフィルタの交換。 エアフィルタがひどく汚れていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 • タイヤとリムの状態を点検する。 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • ステ
警告 適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を 起こす恐れがある。 マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。 注意 許可を受けた有資格者以外には保守、修理、調整、点検などの作業をさせないでください。 • 作業場には危険物を置かぬようにし、また、防火機 器を備えること。燃料やバッテリー液、オイルな どの点検に裸火を使用しないこと。 • ガソリンや溶剤を使ってパーツ 部品 を洗浄する時には必ず密閉型の洗浄容器を使うこと。 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備を行う前には、エンジンを止め、キーをスイッチから抜き取ること。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの 操作。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点 検する。 トランスアクスルオイルの 量を点検する。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点
点検項目 第週 月 火 水 木 土 金 日 マシンを洗浄する。 塗装傷のタッチアップを行 う。 特殊な使用条件下で使用する場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください 砂漠、荒れ地での使用 酷寒地 気温10℃以下 での使用 トレーラ作業 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 建設現場での使用 泥地、砂地、濡れた場所など車体が汚れる場所で長時間の作業を行った後は、以下を行ってください – 使用が終わったらできるだけすぐにブレーキの洗浄と点検を行ってください。 これにより無用な摩耗を防 止することができる。 – 水または水と刺激の少ない洗剤で車体を洗浄する。 • • • • • • 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用しないでください。 整備前に行う作業 ス ル に ジ ャ ッ キ を 掛 け 、 25 mm 程 度 ジ ャ ッ キ ア ッ プ してください。 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。けが や死亡事故を防止するために以下の点にご注意ください 車両前部のジャッキアップポイン
潤滑 グリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3. はみ出したグリスは表面からきれいにふき取る。 g312722 図 20 1. 車体後部のジャッキアップ位置 グリスフィッティングの位置は、コントロールアームの内 側端部、タイロッドのボールジョイント、コントロール アームの外側端部です図 22と図 23。 フードへのアクセス フードを上げる 1. フードの両側についているゴム製ラッチのハンド ルを上げる 図 21 。 g033044 図 22 g312721 図 21 2. フードを上げる。 g033217 図 23 フードを閉じる 1. フードを静かにもとに戻す。 2.
前ホイールベアリングのグリ スアップ 4. ハブからダストキャップを取る図 26。 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 2. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 24 。 g033048 図 26 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. 3. タブワッシャ 6. スピンドルナット ナットリテーナ ダストキャップ 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 26。 6. スピンドルからスピンドルナットを外し、スピン ドルからハブローラアセンブリを取り出す 図 26 と 図 27 。 g033046 図 24 1. ハブ 2. 車輪 3. 3.
ハブとロータを取り付ける ホイールベアリングのグリスアップ 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 28 。 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 29。 g033051 g033050 図 29 図 28 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 3. 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 2. ハブから、シール、内側のベアリングを外す図 28 。 2. 3. シールをきれいに拭いて摩耗や破損がないか 点検する。 ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 29。 3. スピンドルに外側ベアリングを取り付けてレース にはめる 図 29 。 4. スピンドルにタブワッシャを取り付ける図 29。 5.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 9. コッターピン ナットリテーナ 3. 11. マシンの反対側のハブとロータについても 1から 10 の作業を行う。 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 注 ほこりのひどい場所で使用している場合は整備間 隔を短くする。 コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 30。 ハブにダストキャップを取り付ける図 30。 • 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタがひどく汚れ ていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 ダストキャップ 10. オイル量の点検やオイルの補給を行う時は必ずエ ンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから作業に移る。 エアフィルタの整備 g033054 図 30 1. 2. • エアフィルタの点検 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エアフィルタのボディにリーク原因となりそうな傷 がないか点検する図 31。 ブレーキとホイールを取り付ける 1.
• エレメントがきれいな場合は、元通りに取り 付ける。 エンジンオイルについて • エレメントが破損している場合は、新しいもの に交換する エアフィルタの交換 (ページ 30) を参照。 注 ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁な オイル交換が必要です。 注 使用済みのオイルやフィルタはリサイクルセンターに 持ち込むなど適切な方法で処分してください。。 エアフィルタの交換 1. エアフィルタのエレメントを外す。 エンジンオイルの仕様 2. 新しいフィルタの場合は出荷中の傷がないか点 検する。 オ イ ル の タ イ プ 洗浄性オイルAPI 規格 CH-4, CI-4, CJ-4 またはそれ以上 注 特にフィルタの密着部に注意する。 ク ラ ン ク ケ ー ス の オ イ ル 量 1.4 リットルフィルタ交換時 重要 破損しているフィルタを使用しないでくださ 粘 度 下の表を参照してください。 い。 3.
g027838 図 34 1. g016858 エンジンオイルのフィルタ 2. ドレンプラグ 図 33 1. 補給口キャップ 2. 8. ディップスティック ドレンプラグを抜く(図 34)。 注 オイルが完全に抜けるのを待つ。 6. ディップスティックを抜いて、付いているオイル をふき取る。 7. ディップスティックを、チューブの根元までもう一 度完全に差し込む図 33。 8. ディップスティックを引き抜いて油量を点検する。 注 補給するときはディップスティックで確認しな 入れ す ぎ な い よ がら少量ずつ入れてください。入 うに注意してください。 9. 10. 9. ドレンプラグとシール図 34を元通りに取り付け、 45-53 N·m4.6-5.4 kg.m = 33-39 ft-lbにトルク締 めする。 10. 給油口からディップスティックのFull 位置まで補 給する。 11.
5. 所定のエンジンオイルを入れる図 32。 6. エンジンを始動し、オイル漏れがないか、しばら く点検する。 7. エンジンを停止させ、オイル量を調べる。 燃料系統の整備 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 注 必要に応じ、ディップスティックの ”FULL”マー クに達するまで補給口からオイルを補給する 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. キーを OFF 位置にして抜き取る。 3. 燃料フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。 4. ブラケットからフィルタねじ式を外す図 35。 g017504 図 35 1. 5.
電気系統の整備 1. バッテリーカバーを両側からを押すようにしてバッ テリー上部からカバーを外す (図 36)。 電気系統に関する安全確保 • • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 バッテリーの整備 バ ッ テ リ ー の 電 圧 12 V、冷間クランキング電流 300 A @ -18 °C 。 • バッテリーはいつもきれいに、またフル充電状態に 保持してください。 • 端子部に腐食が発生した場合には、重曹水水 重 曹 で清掃します。 • 清掃後は、腐食防止のためにバッテリー端子にワ セリンなどを塗布してください。 g024429 図 36 1.
バッテリーの取り付け 1. ヒューズの交換 バッテリートレイにバッテリー載せる図 36。 全部で7本のヒューズを使用しています。ヒューズは フードの下に取り付けてあります図 37。 注 バッテリーのプラス端子とマイナス端子が図 36のように整列するように取り付けること。 2. 3. バッテリークランプ、キャリッジボルト、ロックナッ トを使って、バッテリーをバッテリートレイに固定 する 図 36 。 バッテリーケーブルを接続する バッテリーを接続 する (ページ 34)を参照。 バッテリーを接続する 1. バッテリーのプラス+ケーブルをバッテリーのプラ ス端子に接続する図 36。 2. バッテリーのマイナス-ケーブルをバッテリーのマ イナス端子に接続する図 36。 3.
ヘッドライトの交換 注意 電球は使用中に高温となる。高温の電球に触れ ると手などに火傷を負う危険がある。 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 33)を参照。 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いには十 分注意すること。 2. フードを開ける フードを上げる (ページ 26)を参 照。 3. ランプアセンブリのコネクタから、ハーネス用の コネクタを外す図 39。 仕様 パーツカタログ を参照。 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 33)を参照。 2. フードを開ける。 3. ヘッドライトハウジングの裏側からきているランプ アセンブリ用ハーネスコネクタを外す図 38。 g036873 図 39 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ランプアセンブリ 3. 調整ねじ 6. ハーネスの電気コネクタ 4. g036872 図 38 1. ヘッドライトハウジング 2. ランプアセンブリ 3.
走行系統の整備 ヘッドライトの調整 ヘッドライトアセンブリの交換や取り外しを行った場合 には、以下の手順でヘッドライトの向きの調整を行っ てください。 1. キーを ON 位置に回してヘッドライトを点灯させ る。 2. ヘッドライトアセンブリの裏側部分にある調整ねじ 図 39を回してヘッドライトアセンブリの角度を変 えてビームの方向を調整する。 タイヤの保守 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 2. ホイールナットを 108-122 N·m9.7-12.5 kg.
前輪の整列調整 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—前輪のキャンバとトーイ ンの点検を行う。 キャンバとトーインの調整の準備 g313199 1. タイヤの空気圧を点検し、前輪の空気圧が0.8 bar0.84 kg/cm2 = 12 psiに調整されていること を確認する。 2. 運転席に人を着席させるか、運転士の平均的な 体重と同じ重さのおもりを運転席に載せるかす る。運転席に着席した人または運転士代わりの おもりは、以下の調整作業中、ずっと運転席に いる必要がある。 3. 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバッ クさせた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻 す。これにより、サスペンションが通常の作動状 態にセットされる。 図 40 1. ハンドルを直進位置にした ときの状態 2.
トランスアクスルオイルの量を 点検する 前輪のトーインの調整 重要 トーインの調整を行う前に、キャンバがニュートラ ル ゼロに近いほど良い になっていることを確認してくだ ペー ジ 37)を を参 照 。 さ い キ ャ ン バ の 調 整 (ペ 1. 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 前輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測る計測はアクスルの高さで行う(図 43)。 オ イ ル の タ イ プ SAE 10W30 API 規格 SJ またはそ れ以上 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 点検穴についているボルトを外す図 45。 注 トランスアクスルのオイル量は、点検穴の下 の縁まであるのが適正です。 g009235 図 43 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 2. 3. アクスルのセンターライン g002082 図 45 1. 前後の測定値の差が所定範囲0-6 mmにならない 場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット をゆるめて調整を行う図 44。 3.
3. ドレンプラグの下に、容量2リットル以上の大きさ のオイル受け容器をおく。 4. 補給プラグを左に回して抜きとる図 46。 注 この位置で、機体が前にも後ろにも動き出さ ないことを確認する。動き出す場合、ニュートラ ルブラケットをニュートラル位置まで手で動かし て修正する。 注 外した補給プラグとガスケットは、ステップ 8で 取り付けるので捨てないこと。 5. ドレンプラグを左に回して抜きとる図 46。 注 外したドレンプラグとガスケットは、ステップ 6 で取り付けるので捨てないこと。 注 トランスアクスルからオイルが完全に抜ける のを待つ。 6. ガスケットとドレンプラグを元通りに取り付ける 図 46 。 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 7. 補給プラグ穴から、オイル溜め図 47に、所定 のトランスミッションオイル約 1.4 リットルを入れ る。これで補給口のねじ山の下位置までオイル が入る 図 46 。 g002093 図 48 1. 3. ニュートラルブラケット 2.
一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—一次走行クラッチを清掃 するほこりの多い場所で使用する場 合はよりひんぱんに。 注 クラッチを汚れたままにして運転を続けると内部部品 が早く消耗してしまいます。 g002094 図 49 1. 2. 3. 6. ニュートラルブラケット 引っ張る 4. 0.76-1.5 mm のすき間 5. 悪 い 例 すきまが 0.76-1.52 mm になるように調整する 必要がある。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上昇させて固定する。 3. クラッチカバーを固定しているフランジヘッドボ ルト 6本 を外す。 4.
冷却系統の整備 ラジエターの整備 冷却系統に関する安全確保 冷却液の量を点検する。 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 冷却水には、エチレングリコールと水の 50/50 混合 液をご使用ください。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近づけな いように注意すること。 • 保守作業を行う前にエンジンを停止し、キーを抜 き取っておくこと。 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2. ラジエターの補助タンクのキャップを取る図 51。 3.
補給口のキャップを元通りにはめ、補助タンクの キャップを開ける図 51。 ブレーキの整備 注 絶対に両方のキャップを同時に解放しないでく ださいタンクへの適切な補給ができません。 ブレーキの点検 4. 補給管の根元まで冷却液を補充する。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 5. 補助タンクのキャップを元通りに取り付け、こぼ れた液をふき取る。 重要 ブレーキは極めて重要な安全装置です。十分 な機能と安全性を確保するために、所定期間ごとに 入念に点検してください。 • ブレーキライニングが磨耗や破損していないか点検 する。ライニングブレーキパッドの厚みが 1.6 mm 以下となっている場合には、ブレーキライニング を交換する。 • ブレーキプレートなどに磨耗や変形が発生してい ないか点検する。変形しているものは交換して ください。 • ブレーキオイルの量を点検する ブレーキオイル量 の点検 (ページ 42)を参照。 3.
注 ノブを一杯まで回してもブレーキを掛けるのに 必要な力が 133-156 N13.6-15.9 kg = 30-35 lbfに ならない場合は、ブレーキケーブルの調整を 行ってください ブレーキケーブルの調整 (ページ 43)を参照。 4. 固定ねじを締め、ゴム製グリップを取り付ける 図 54 。 ブレーキケーブルの調整 g002136 図 53 1. 6. ブレーキオイルのタンク 2. 1. 駐車ブレーキレバーのグリップを外す図 54。 2. 駐車ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめ図 54、駐車ブレーキを解除し て、ブレーキ調整ノブをゆるめる。 3. 機体の下側で、駐車ブレーキケーブルのねじ 山付きアジャスタの後ジャムナッ トを4回転ゆる める 図 55 。 最低ライン 量が不足している場合には、以下の作業を行う A. ウェスでタンクのキャップの周囲をきれいに 拭いてキャップ外す図 52。 B. 最低ラインより上まで DOT 3 ブレーキ液を 補給する 図 53 。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意し てください。 C. 7.
ベルトの整備 うに調整することができない場合には、以下 を行う A. ブレーキケーブルのねじ山付きアジャスタ の後ナッ ト図 55を1回転ゆるめる。 B. 前側ジャムナットを締める図 55。 C. ブレーキを掛けるのに必要な力が 133-156 N13.6-15.9 kg = 30-35 lbfとな るようにノブ図 54を回して調整する。 D. 走行ベルトの整備 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと ステップA-Cを最大あと3回まで繰り返し て、ブレーキに必要な力を133-156 N 13.6-15.9 kg = 30-35 lbfに調整する。 注 上記のいずれの方法でも駐車ブレーキ ケーブルの調整を適切にできない場合には、 ブレーキパッドが摩耗していないか点検して ください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える。 3. トランスミッションをニュートラルにセットする。 4.
ベルトプルバンバーを点検する シ ャ ー シ の 保 守 注 ベルトプルバンバーは、通常は点検の必要はなく、 振動トラブル、リビルト、エンジンマウントの破損などが あった場合に点検します。 荷台のラッチの整列調整 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 ベルトプルバンバー図 57に 2.3 mm の隙間があい ている必要があります。 近す ぎ る と、ベルトの バンパーがエンジンブラケットに近 遠す ぎ る と、エンジンに危険なスト 振動が過大になり遠 レスが掛かります。 1. ラッチポストの端についているロックナットをゆる める 図 58 。 隙間の調整は、ブラケットをフレームに固定している フランジヘッドボルト3本をゆるめてブラケットをずらし て行う。 隙間が正しく調整できたら、フランジヘッドボルト3本を 締め付ける。 g002181 図 58 g017511 図 57 1. エンジンブラケット 3. ブラケット 2. バンパー 4.
洗浄 保管 車体を清掃する 格納保管時の安全 マシンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離れ る。調整、整備、清掃、格納などは、車両が十 分に冷えてから行ってください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—マシンを洗浄す る。 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 • 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 重要 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力洗浄機 を使うと、電装部の損傷、ステッカー類の剥がれ、潤 滑部のグリス落ちなどを起こす可能性があります。ま た、コントロールパネル、エンジン、バッテリー付近に 大量の水をかけないようにしてください。 マシンの保管 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—通常ブレーキと駐車ブ レーキを点検する。 400運転時間ごと—ブレーキシューが磨耗してい ないかブレーキを目視点検する。 使用
た バ ッ テ リ ー は 周 囲 温 度 約 4°C で ほ ぼ 50 日 間 電圧を保持します。保管場所の気温がそれより も高い場合には 30 日ごとに再充電してください。 13. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 14. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 注 ペイントは代理店で入手することができる。 15. 汚れていない乾燥した場所で保管する。 16.
メモ
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