Form No. 3371-220 Rev A Reelmaster ® 5610 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト用 03691— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 03691 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 モデル番号 シリアル番号 警告 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 1を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異常 を引き起こす物質とされています。 図1 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが装 着されていません。カリフォルニア州の森林地 帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する 場合には、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられています。他の国や地域にお いても、法令によりスパーク・アレスタの装着 が義務づけられている場合があります。 1.
目次 インタロックスイッチの動作を点検す る ...............................34 油圧バルブソレノイドの機能 ...........35 ヒント .............................35 保守 ...................................37 推奨される定期整備作業 ................37 始業点検表 .........................38 定期整備ステッカー ..................39 潤滑 .................................39 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ ...............................39 エンジンの整備 .......................41 エアクリーナの整備 ..................41 エンジンオイルとフィルタの整 備 ...............................41 スロットルの調整 ....................42 燃料系統の整備 .....
安全について ◊ ブレーキの不足; ◊ 機種選定の不適当; ◊ 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握 していなかった; ◊ ヒッチの取り付けや積荷の重量分配 の不適切。 • オペレータやユーザーは自分自身や他の安 全に責任があり、オペレータやユーザーの注 意によって事故を防止することができます。 この機械は、リアウェイトを搭載することに よ っ てCEN CEN安 安 全 規 格 EN836: 1997 1997、 、ISO ISO規 規 格 5395: 1990お およ び ANSI ANSI規 規格 B71.4-2004 B71.
• 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • エンジンを掛ける前には、アタッチメン トのクラッチをすべて外し、ギアシフトを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛けてく ださい。 • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜 面での作業には特に注意が必要です。転倒 を防ぐため: – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に 注意すること。 – 急な旋回をしないでください。バックす る時には安全に十分注意する。 – マニュアルに指示があれば、カウンタ バランス やホイールバランスを使用す ること。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠 らないようにしましょう。 • 道路付近で作業するときや道路を横断する ときは通行に注意しましょう。 • 移動走行を行うときはリールの回転を止め てください。 • アタッチメントを使用するときは、排出方 向に気を付け、人に向けないようにしてく ださい。また作業中は機械に人を近づけな いでください。 • ガードが破損したり、正しく取り付けられて いない状態のままで運転しないでください。 インタロック装
• 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあ るか点検を怠らないでください。消耗したり 破損した部品やステッカーは安全のため早期 に交換してください。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合 は屋外で作業を行ってください。 • 機械の調整中に指などを挟まれないように 十分注意してください。 • 複数のリールを持つ機械では、1つのリー ルを回転させると他のリールも回転する場合 がありますから注意してください。 • 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止 し、カッティングユニットを降下させ、駐車 ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取ってください。また、必ず機械各 部の動きが完全に停止したのを確認してか ら作業に掛かってください。 • 火災防止のため、カッティングユニットや 駆動部、マフラーの周囲に、草や木の葉、 ホコリなどが溜まらないようご注意くださ い。オイルや燃料がこぼれた場合はふきとっ てください。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの 力が掛かっている場合があります。取り外し には十分注意してください。 • 修理作業
• 斜面でエンストしたり、坂を登りきれなく なったりした時は、絶対にUターンしない でください。必ずバックで、ゆっくりと下 がって下さい。 • 人や動物が突然目の前に現れたら直ちにリー ル停止。注意力の分散、アップダウン、カッ ティングユニットから飛びだす異物など思わ ぬ危険があります。周囲に人がいなくなるま では作業を再開しないこと。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順 に則って実施されています。 保守整備と格納保管 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手 順に則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音 圧レベルが 84 dBA であることが確認されて います; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が含まれています。 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検し てください。油圧を掛ける前に、油圧ライン の接続やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手などを 近づけないでください。リークの点検には 新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直接 差し入れたりしない
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 108-5278 1. 参照: オペレーターズマニュアル 。 106-6754 1. 警告: 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの 危険:可動部に近づかないこと。 93-7272 1. ファンによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 110-0986 93–6696 1. 負荷が掛かっている危険 - オペレーターズマニュアル を 読むこと。 1. 駐車ブレーキの操作方法;ブレーキペダルと駐車ブレーキペ ダルを踏み込む 2. ブレーキの操作方法:ブレーキペダルを踏み込む 3. 前進走行;走行ペダルを踏み込む 4. リール回転許可モード 5. 移動走行モード 117–2385 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン: 予熱 4. エンジン: 停止 を読むこと 。 2. エンジン: 始動 110-0989 1.
110-8921 110-8924 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読みトレーニングを受け ること 2. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと 3. 警告 ― 斜面に駐車しないこと;平らな場所で、駐車ブレーキ を掛け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止さ せ、マシンから離れる場合にはキーを抜き取ること 4. 転倒の危険 ― 旋回する時は速度を落とすこと;高速でターン しないこと;下り坂ではカッティングユニットを下降させること; ROPS(横転保護バー)とシートベルトを使うこと。 5. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと;このマシン を牽引しないこと 1. トラクションユニットの速度 2. 3. 低速 高速 110-9642 1. 負荷が掛かっている危険 - オペレーターズマニュアル を読 むこと 2.
117–0170 1. ヘッドライト 2. 入 3. PTO 4. 切 5. 高速 6. 無段階調整(スロットル) 7. 低速 8. カッティングユニット下降 9. カッティングユニット上昇 10. オペレーターズマニュアル を読むこと。 114–8891 1. 前リール回路コントロール 3. 刈り込みとバックラップ 5. 刈高 2. 後リール回路コントロール 4. オペレーターズマニュアル を読むこと 6.
7-0168 1. オペレーターズマニュアル を読むこと バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 6 7 8 数量 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を調整します。 必要なパーツはありません。 – ステップの高さを調整します。 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 前ホースガイド(右) 前ホースガイド(左) 1 1 カッティングユニットを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 リアウェイト(マシン構成により異なる) 9 用途 条件に よる リアウェイトを取り付ける(ご注文は Toro 代理店へ) フードラッチ・アセンブリ ワッシャ 1 1 フードにCE用のラッチを取り付ける カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットにキックスタンドを取 り付けます。 ゲージバー 1 ゲージバーは刈高の調整に使用します。 その他の付属品 内容 数量 オペレーターズマニュアル オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ CE
1. コントロールアームをリテーナブラケッ トに固定している2本のボルトをゆるめる (図 3)。 2 ステップの高さを調整する 必要なパーツはありません。 手順 オペレータが乗り降りしやすいように、ステッ プの高さを調整することができます。 1. ステップのブラケットをトラクションユニッ トのフレームに固定しているボルト2本を 外す(図 2)。 図3 1. コントロールアーム 2. リテーナブラケット 3. ボルト(2本) 2. コントロールアームを希望位置に動かし、 ボルトを締めて固定する。 4 図2 1. ステップ 2. カッティングユニットを取り付ける ステップのブラケット この作業に必要なパーツ 2. 希望の高さに合わせてステップをブラケッ トに付け直す。 3. 機体の反対側でも同じ作業を行う。 3 1 前ホースガイド(右) 1 前ホースガイド(左) 手順 1. 出荷用ブラケットからリールモータを取り 出す。 コントロールアームの位置を調 整する 2. 出荷用のブラケットを外して破棄する。 3.
図6 1. 反対側のキャリアフレーム タブ 2. ロッドブラケット D. カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを取り付け、キャリッジボルト2 本とナットで固定する(図 6)。 #4( (左 前 ) カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 重 要 #4 #5( (右 前 ) カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト で と 、 #5 は、ロッドブラケット取り付けナットを 使って、各ユニットのタブの前に、ホー スガイドを取り付ける。ホースガイド は、中央カッティングユニットに向かっ て傾斜するのが正しい。 図4 1. カウンタウェイト 5. どのカッティングユニットも、カッティン グユニットの右側にターフ補正スプリングを 取り付けて出荷している。ターフ補正スプリ ングは、リール駆動用モータを取り付ける側 に取り付ける必要がある。以下の要領で、 ターフ補正スプリングの位置換えを行う: A. カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを固定しているキャリッジボル ト2本を外す(図 5)。 図7 図5 1. ターフ補正スプリング 2. ロッドブラケット 3.
注 カッティングユニットをトラクション ユニットに取り付ける時には、ロッドブ ラケットの隣にあるスプリングロッド穴 にヘアピンコッターを、忘れずに取り付 けてください。トラクションユニットを 外している時は、必ずヘアピンコッター をロッドの端の穴に差し込んでおいてく ださい。 6. 全部の昇降アームを完全に下降させる。 7. 昇降アームのピボットヨークからスナッパ ピンとキャップを取る(図 9)。 A. 昇降アームのピボットシャフトを昇降 アームに固定しているリンチピンとワッ シャを外し、昇降アームからピボット シャフトを抜き出す(図 11)。 図 11 1. 昇降アームのピボットシャフトのリンチピンとワッシャ B. 昇降アームのヨークをキャリアフレーム のシャフトに通す(図 10)。 C. 昇降アームのシャフトを昇降アームに差 し込み、ワッシャとリンチピンで固定す る(図 11)。 10.キャリアフレームのシャフトと昇降アーム のヨークにキャップを通す。 図9 1. スナッパピン 2. 11.
1. ヘアピンコッターがスプリングロッドの後 の穴に差し込まれていることを必ず確認し おいてください(図 14)。 14.リールモータのOリングにオイルを塗りつ け、モータのフランジに取り付ける。 15.モータを手に持ち、右回りにひねってモー タのフランジをボルトから逃がしながら、 キャップスクリュにモータをセットする (図 13)。モータを左回りにひねって、ボル トにフランジをしっかりと掛け、ボルトを締 めてモータを固定する。 重要 リールモータのホースがねじれたり、 折れたり、はさまれたりしないように注意 してください。 図 14 1. ターフ補正スプリング 2. ヘアピンコッター 3. 4. スプリングロッド 六角ナット 2. スプリングロッド前部の6角ナットを締め て、スプリング(圧縮状態)の長さが15.9 cm になるようにする(図 14)。 注 凹凸の激しい場所を刈るときには、スプ リングの長さを 13 mm 短くしてください。 地表追従性が若干下がります。 図 13 1. リール駆動モータ 2.
6 リアウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 条件に よる リアウェイト(マシン構成により異なる) 手順 本機は、リアウェイト及び/又は後タイヤに 40 kg の塩化カルシウムを充填することにより、 CEN 規格 EN 836:1997、ISO 規格 5395:1990、及び ANSI B71.
図 15 1. 2. 走行マニホルド スペーサ 3. 4. ボルト ワッシャ 5. ウェイト 6. 7. キャリッジボルト ナット • 走行マニホルドをバンパーの下に固定しているボルト、ワッシャ、ナット(各3個)を外 す(図 15a)。 • 定められた数のウェイトバンバーの上および/または下にセットする。 • 先ほど取り外したボルト、ワッシャ、ナット(各3個)を使ってウェイトと走行マニホルドを、 バンパーに固定する(図 15b)。 下 側 に 取り付ける場合には、スペーサを使用しな 注 2 個以上のウェイトをバンパーの下 い(図 15c)。 • キャリッジボルトとナット(各2本)を使って、ウェイトの外側の端部をバンパーに固定す る(図 15c)。 7 CE用 用の ラ ッ チ を 取 り 付 け フ ー ド に CE る この作業に必要なパーツ 1 フードラッチ・アセンブリ 1 ワッシャ 手順 1. ラッチを外してフードを開ける。 図 16 2. フードの左側についているゴム製のハトメ を取り外す(図 16)。 1.
3. フードラッチ・アセンブリからナットを取り 外す(図 17)。 図 17 1. 2. フードラッチ ナット 3. 4. ゴムワッシャ 金属ワッシャ 図 18 4. フードの外側から、ラッチのフック側をフー ドの穴に通す。ゴム製のシールワッシャが、 フードの外側に付くようにすること。 1. カッティングユニットのキックスタンド スタンドを立てたら、スナッパピンでキック スタンドをチェーンブラケットに固定します (図 19)。 5.
製品の概要 9 ゲージバーを使う この作業に必要なパーツ 1 ゲージバー 手順 ゲージバーは刈高の調整に使用します。カッ ティングユニットの調整に関する詳細はカッ ティングユニットのオペレーターズマニュアル を参照してください(図 20)。 図 21 1. 2. エンジンフード 横転保護バー(ROPS) 5. 6. ハンドル 座席 3. 4. 運転席 コントロールアーム 7. 前カッティングユニット 8. 後カッティングユニット 各部の名称と操作 座席調整ノブ 座席調整レバー(図 22)は、運転席の前後位 置の調整を行います。座席調整ノブは、オペ レータの体重に合わせて調整を行います。調整 のできたところで体重ゲージインジケータに表 示が出ます。身長調整ノブは、オペレータの身 長に合わせて調整を行います。 図 20 1. ゲージバー 4. 2. 3. 刈高調整ネジ ナット 5. グルーマ搭載時の刈高調 整に使う穴 使用しない穴 図 22 1. 体重調整ゲージ 3. 身長調整ノブ 2. 体重調整ノブ 4.
チルト調整ペダル を踏み込むと後退です。走行速度はペダルの踏 み込み具合で調整します。スロットルが FAST 位置にあり負荷が掛かっていない状態でペダル を一杯に踏み込むと最高速度となります。 ハンドルを手前に寄せたい場合には、ペダル (図 23)を踏みこみ、ステアリングタワーを 手前に引き寄せ、ちょうど良い位置になった ら、ペダルから足を離します。 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位 置に戻り、走行を停止します。 スロットルコントロール スロットルコントロール(図 24)を前に倒す とエンジン回転速度が速くなり、後ろに引く と遅くなります。 5 6 7 8 4 9 10 3 2 図 23 1. 走行ペダル 4. ブレーキペダル 2. 3. 刈り込み速度リミッタ スペーサ 5. 駐車ブレーキ 6.
エンジン冷却液温度計 通常の運転状態では、温度計(図 24)の表示は 緑色の範囲になります。表示が黄色や赤色の領 域になったら、冷却系統を点検してください。 故障診断ランプ マシンに異常が検出された場合にも点灯しま す。 図 25 ジョイスティック(カッティングユニット操作 レバー) 1. 2.
図 27 1. 油圧フィルタの目詰まりインジケータ 燃料計 図 29 燃料計(図 28)は、燃料タンクに残っている 燃料の量を表示します。 1. ヘッドライトスイッチ 電源ソケット 電源ソケットから、電動機器用に12 Vの電源を とることができます(図 30)。 図 28 1. 燃料タンクのキャップ 2. 燃料計 図 30 1.
仕様 運転操作 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 仕様 移動走行時の幅: 233 cm 刈幅 254 cm 長さ 282 cm 高さ(ROPSを含まない) 160 cm 純重量 903 kg エンジン クボタ 44.2 hp(ターボ) 燃料タンク容量 51 リ ッ ト ル 移動走行速度 0~16 km/h 刈込速度 0~13 km/h 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には、必ずカッティング ユニットを床まで降下させ、駐車ブレーキを 掛け、キーを抜き取っておくこと。 エンジンオイルの量を点検する エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量 を確認してください。 油量は約 5.
ルの不足も、エンジンの不調や故障の原 因となります。 6. オイルキャップとディップスティックを取 り付け、フードを閉じる。 冷却系統を点検する 通気スクリーン、オイルクーラ、ラジエター 正面にたまっているごみを毎日清掃してく ださい。非常にホコリの多い条件で使用し ているときには、より頻繁に清掃してくだ さい。「冷却系統の保守」の「冷却部の清 掃」冷却系統の整備 (ページ 46)を参照して ください。 ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコー ル不凍液の50/50 混合液です。毎日、エンジ ンを掛ける前に、補助タンクにある冷却液の 量を点検してください。冷却システムの容量 は 9.5 リットルです。 図 31 1. ディップスティック 4. ディップスティックをもう一度引き抜い て、オイルの量を点検する。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してや けどを負う恐れがある。 FULL マークまであればよい。 5.
警告 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また気化した燃料に長期間ふれると身体に重 篤な症状や疾病を引き起こす。 • 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。 • ノズルや容器の口に顔を近づけない。 • 燃料蒸気が目や肌に触れないようにする バイオディーゼル燃料対応 この機械はバイオディーゼル燃料を混合した B20燃料(バイオディーゼル燃料が20%、通常 軽油が80%)を使用することができます。た だし、通常軽油は硫黄分の少ない、または極 微量のものを使ってください。以下の注意を 守ってお使いください。 • バイオディーゼル成分が ASTM D6751 また は EN 14214 に適合していること。 • 混合後の成分構成が ASTM D975 または EN 590 に適合していること。 • バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷 める可能性がある。 • 寒い地方ではB5(バイオディーゼル燃料 が5%)またはそれ以下の製品を使用する こと。 • 時間経過による劣化がありうるので、シー ル部分、ホース、ガスケットなど燃料に直 接接する部分をまめに点検すること。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてか らし
油圧オイルを点検する 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリン に引火する危険がある。発火したり爆発した りすると、やけどや火災などを引き起こす。 • 燃料容器は車から十分に離し、地面に直 接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には大型タンクのノズル からでなく、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなけれ ばならない場合には、ノズルを燃料タンク の口に常時接触させた状態で給油を行う。 油圧オイルタンクに約 30 リットルの高品質 油圧オイルを満たして出荷しています。初め ての運転の前に必ず油量を確認し、その後は 毎日点検してください。推奨オイルの銘柄を 以下に示します: Toroオ オー ル シ ー ズ ン 用 プ レ ミ ア ム 油 圧 オ イ ル を販売していま Toro す(19 リットル缶また
剤は、生分解オイルには使用できません。生 分解オイルには食用色素をお使いください。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、エンジンを停止させる。 2. 機体右側から油圧オイルタンクのカバーを 開ける(図 35)。 図 36 1. 油圧オイルタンクのキャップ 4. 補給口の首からディップスティックを抜 き、きれいなウェスでていねいに拭う。も う一度首に差し込んで引き抜き、オイルの 量を点検する。オイルの量が、ディップス ティックのマークから 6 mm 以内にあれば 適正である。入れすぎはよくない。 5. 不足であれば、適正量まで補給する。 6.
燃料系統からのエア抜き 以下の場合には、エンジンを始動する前に燃 料システムのエア抜きを実施する必要があり ます: • 新車を初めて始動する時 • 燃料切れでエンジンが停止した後に再始 動する時 • 燃料系統の整備作業、例えばフィルタ交 換、セパレータの洗浄などを行った後 危険 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災など を引き起こす。 図 37 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 1. • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 2.5 cm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 ブリードネジ 4. 始動キーを ON 位置に回す。電動燃料ポン プが作動を開始し、エア抜きネジの周囲か らエアが漏れ出てくるのが確認される。ネ ジの周囲から泡立たない燃料が出てくるよ うになるまで、キーを ON 位置に保持して おく。 5.
自動タイマーが作動して、約6秒間の予熱が 行われる。 3. グローランプが消えたら、キーをSTART位 置に回す。 (運転席の下に搭載されています)を正しく 設定しておく必要があります。調整は以下の 手順で行います: 1. カッティングユニットを希望の刈高にセッ トする。 スタータモータは15秒間以上連続で作動さ せないようにすること。エンジンが始動し たら、キーから手を離す。予熱が不足して いる場合には、キーを一旦 OFF 位置に戻 し、もう一度 On/Preheat 位置に回す。必 要に応じてこの操作を繰り返す。 4. エンジンが温まるまで、低速で暖機運転 する。 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度 を決める。 3. ステッカー 110–0996(図 39)上のグラフを 使って、適切なリール速度の設定を行う。 リールの速度を設定するには、ノブ (図 38)を回して、ノブの矢印を、所定の 番号に合わせます。 エンジンの停止手順 1.
昇降アームのカウンタバランス を調整する 凹凸の激しいターフで一定の刈高にカット、 サッチが厚くたまっているターフで削らない ように刈るなど、様々なターフ条件に合わせ て、後カッティングユニットの昇降アームに ついているカウンタバランスを調整すること ができます。 調整は、カウンタバランスのスプリングの設定 位置(全部で4ヶ所あります)を変更するこ とによって行います。位置を1つずらすごと に、カッティングユニットに掛かる圧力が 2.3 kg 増加または減少します。カウンタバランス を完全になくしたい場合には、スプリングを スプリングアクチュエータの後側にセット(4 番目の位置)します。 図 40 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを下降させ、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 1. スプリング 2. スプリングアクチュエータ 3. 穴 4. スプリングアクチュエータを希望する穴に 取り付け、ロックナットで固定する。 2.
図 42 図 41 1. スイッチ 2. 1. 昇降アームのセンサー バイパスバルブ 2. エンジンを掛ける時にはバルブを元通り に閉める。但し、5-8 ft-lb(7~11 Nm = 0.7~1.1kg.m)以上のトルクで締め付けな いよう注意すること。 緊急時の牽引移動 緊急時には、油圧ポンプについているバイパス バルブを開いて本機を前進方向に牽引または押 して移動することができます。 重要 バイパスバルブを開いたままでエンジ ンを回転させるとトランスミッションが オーバーヒートします。 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3 ~ 5 km/h と し て ください。これ以上の速度ではトランスミッ ション機器に損傷を与える危険があります。本 機を押して或いは引いて移動させる場合には、 必ずバイパスバルブを開く必要があります。 ジャッキアップ・ポイント 注 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 • 前:各前輪の内側、アクスルチューブの下 にある四角いパッド(図 43) 1.
ロープ掛けのポイント スイッチをONにすると診断ランプが3秒間点灯 し、その後に消灯します。マシンの作動が停止 すると、ランプが点灯し、キーを他の位置に回 すまでこの状態が続きます。電子コントローラ が電気系に異常を発見すると、診断ランプは 点滅します。故障状態が解消し、キーを OFF 位置に戻すと、ランプは消灯してシステムは 自動的にリセットされます。 • 前:各前輪の内側、アクスルチューブの下 にある四角いパッド(図 44) 図 44 1. 車両前部のロープ掛けポイント • 後:車両の左右側それぞれの後フレーム (図 45) 図 46 1. 故障診断ランプ ランプの点滅は以下のどちらかを知らせてい ます: • 出力回路の1つがショートしている。 • 出力回路の1つが断線している。 このような場合には、診断ディスプレイを使っ て異常のある出力回路を探します;「インタ ロックスイッチの点検」の項(このページ) を参照してください。 始動スイッチをON位置にしても診断ランプが 点灯しない時は、電子コントローラが作動し ていないことを示しています。考えられる原 因としては: 図 45 1.
故 障 診 断 用 ACE デ ィ ス プ レ イ このマシンでは、電子コントローラがほとんど の機械機能を制御しています。コントローラ は、入力側のスイッチ(シートスイッチや始 動スイッチなど)が果たすべき機能をチェッ クし、それに基づいて出力回路を操作し、機 械の運転に必要なソレノイドやリレーを作動 させます。 コントローラが機械を制御するためには、各 入力・出力スイッチが正しく接続・機能して いる必要があります。 図 47 故障診断用ACEディスプレイは、この機能(電 気系)をチェックする装置です。 1. ワイヤハーネスとコネクタ 4. ハーネスのコネクタに付いているループ バックコネクタを注意深く外す。 5.
してください。また、スイッチの機能そのもの に異常がないかどうか点検してください。 出力に異常がないのに正常に動かない場合は電 気系には問題がなく、それ以外(油圧系)に 問題の原因があると考えられます。必要な修 理を行ってください。 で対応するLEDの点灯・消灯を確認する。各 スイッチについて何度か繰り返し、動作不 良がないことを確認する。 9.
芝刈り エンジンを始動し、スロットルをFAST 位置と してエンジンの回転を最高にします。リール回 転スイッチを「回転」にし、ジョイスティッ クでカッティングユニットの制御を行います (前ユニットは後ユニットより早く降下してき ます。)走行ペダルを前進側に踏み込めば刈 り込みが始まります。 注 高負荷で運転した後は、エンジンを停止さ せる前に5 分間程度のアイドリング時間をとっ てください。これを怠るとターボチャージャに トラブルが発生する場合があります。 移動走行 芝刈りが終ったらリール回転スイッチを「停 止」とし、カッティングユニットを上昇させて から移動を開始します。刈り込み/移動走行切 り替えレバーを移動走行にセットしてくださ い。狭い場所を通り抜ける時、カッティングユ ニットをぶつけて損傷しないよう十分注意して ください。斜面の通行には最大の注意を払っ てください。また、転倒事故を防止するため に、法面での速度の出しすぎや急旋回に十分 注意してください。下り坂ではハンドリング を安定させるためにカッティングユニットを 下降させてください。 36
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットを70~90 ft-lb.(95~122 N.m = 9.7~12.4 kg.m)にトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットを70~90 ft-lb.(95~122 N.m = 9.7~12.4 kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検 燃料・水セパレータの水抜き エアフィルタのインジケータの表示。 ラジエターとスクリーンの汚れ。 エンジンからの異常音。 1 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検 エアフィルタのインジケータの表示2 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 リールとベッドナイフの摺り合わせ 刈高の調整の点検 グリスアップ必要個所の点検 3 塗装傷のタッチアップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. エンジンを始動し、オイルが通常の作動温度に達した状態で点検する。 3.
定期整備ステッカー 図 49 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 潤滑 • 昇降アームのシリンダ(各アームに2ヶ所) (図 51) ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 50運 通常の使用では50 50運転 時 間 ご と に一般用2号リ チウムグリスによる潤滑を行います。車体を水 直 ち にグリ 洗いしたときは整備間隔に関係なく直 スアップしてください。 図 51 グリスアップ箇所は以下の通りです: • ポンプ駆動シャフトのUジョイント(3ヶ 所)(図 50) 図 50 39
• 昇降アームのピボット(各アームに1ヶ所) (図 51) • カッティングユニットのキャリアフレーム とピボット(各2)(図 52) • アクスルのステアリングピボット(1ヶ所) (図 55) 図 55 • ステアリングシリンダのボールジョイント (2ヶ所)(図 56) 図 52 • 昇降アームのピボット(各アームに1ヶ所) (図 53) 図 56 図 53 • ブレーキペダル(1ヶ所)(図 57)。 • 後アクスルのタイロッド(2ヶ所)(図 54) G011615 図 57 図 54 40
エンジンの整備 破損 し て い る フ ィ ル タ 密着部に注意する。破 は 使 用 し な い 。 フィルタをボディー内部に しっかり取り付ける。エレメントの外側のリ ムをしっかり押さえて確実にボ ディーに密 フィ ル タ の 真 ん 中 の 柔 ら か い 部 着させる。フ 分を持たないこと。 エアクリーナの整備 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がない か点検してください。破損していれば交換して ください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 エアクリーナの整備はインジケータ(図 58) が赤色になってから行ってください。早めに整 備を行っても意味がありません。むしろフィル タを外したときにエンジン内部に異物を入れて しまう危険が大きくなります。 重要 本体とカバーがシールでしっかり密着して いるのを確認してください。 1. エアクリーナのカバーをボディーに固定し ているラッチを外す(図 58)。 図 59 1. 2. 3. エアクリーナのカバー エアクリーナのフィルタ エアクリーナのインジケータ 4.
スロットルの調整 1. スロットルレバーを前に倒し、コントロー ルアームのスロットの前端から 3 mm ぐら い手前の位置にセットする。 2. 燃料噴射ポンプのレバーの隣にあるスロット ルケーブルのコネクタをゆるめる(図 62)。 図 60 1. オイルドレンバルブ 2. オイルが抜けたらドレンプラグを取り付け る。 図 62 3. オイルフィルタ(図 61)を外す。 1. スロットルケーブルのピボッ ト 2. インジェクションポンプのレ バーアーム 3. ハイアイドルストップ 4. スロットルケーブルのコネ クタ 3. インジェクションポンプレバーのアームを ハイアイドルストップに当てる(図 62)。 4. スロットルケーブルを引いてたるみをなく した状態にし、スロットルケーブルコネクタ を締め付ける。 注 締めるとき、ケーブルコネクタが、燃料 噴射ポンプレバーのアーム上で自由に回転で きることを確認してください。 5. 運転中にスロットルの設定が変ってしまう 場合には、スロットルレバーにケーブルを固 定しているロックナットの締め付けトルクを 強くしてください。 図 61 1.
燃料系統の整備 危険 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 2.5 cm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 図 63 1. 燃料フィルタ・水セパレータ • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 4. フィルタ容器を外して取り付け部をきれい に拭く。 5. ガスケットに薄くオイルを塗る。 燃料タンクの内部清掃 6. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ 込み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 7.
電気系統の整備 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業 を行う時には、バッテリーから2本のケーブルを 両方とも、電子コントロール・モジュールからの ワイヤハーネスを2本とも、そしてオルタネータ からのターミナルコネクタを外してください。 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 50運転時間ごと 図 64 1. 警告 燃料インジェクタ カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 2. 始動キーを ON 位置に回し、接続部から流 れ出る燃料が泡立たなくなるのを待つ。エ アが抜けて燃料のみが流れ出てくるように なったらキーをOFFに戻す。 3. パイプをしっかり締め付ける。 4.
走行系統の整備 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルから足をはなしても本機が動きだす ようでしたら調整が必要です。調整が必要な場 合は、以下の要領で行います: 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを下降させ、エンジンを停止させる。 2. 機体前部をジャッキアップして前タイヤを床 から浮かす。落下事故防止のために、ジャッ キスタンドや支持ブロックなどを使って機 体をサポートする。 図 65 1. ヒューズブロック 注 4WD モデルでは後輪も浮かせてください。 3. ハイドロスタットの右側にあるトラクショ ン調整カムのロックナットをゆるめる (図 67)。 図 66 図 67 1. ロックナット 2. トラクション調整カム 警告 トラクション調整カムの最終調整は、エン ジンを回転させながら行う必要がある。危 険を伴う作業であるから、 マフラーなどの高温部分や回転部、可動部に 顔や手足を近づけぬよう十分注意すること。 4. エンジンを始動し、車輪の回転が止まると ころまでカムを回す。 5.
6. エンジンを止める。ジャッキスタンドをは ずし、機体を床に下ろす。 冷却系統の整備 7. 試験運転で調整を確認する。 冷却部の清掃 後輪のトーインの調整 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 100運転時間ごと 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前に向 ける。 2年ごと 2. 各タイロッド(図 68)の端についている ジャムナットをゆるめる。 吸気スクリーン、オイルクーラ、ラジエターは 毎日清掃してください(悪条件下で使用してい る場合はより頻繁に)。 注 タイロッド外側に溝が切ってあるところ のネジは左ネジですから注意してください。 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. エンジン部を丁寧に清掃する。 3. クランプをゆるめ、後スクリーンを開く (図 69)。 図 68 1. 2. ジャムナット タイロッド 3. レンチ用のスロット 3. レンチ用スロットを利用して、タイロッド を回転させる。 図 69 4.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 ブレーキペダルの遊びが25 mm以上となったり、 ブレーキの効きが悪いと感じられるようになっ たら、調整を行ってください。遊びとは、ブ レーキペダルを踏み込んでから抵抗を感じるま でのペダルの行きしろを言います。 注 調整の前と後に、ホイールモータのバック ラッシュ(ギアのガタ)を利用してドラムを前 後にゆすり、ドラムが何にも接触していないこ とを確認してください。 1. 遊びを減らす(ブレーキを締める)には、 ブレーキケーブルのネジ山の前ナットをゆる め、後ろのナットを締める (図 72)。 図 70 1. オイルクーラ 2. オイルクーラのラッチ 6. オイルクーラとラジエターの裏表を(図 71) 圧縮空気で丁寧に清掃する。 図 72 1. ブレーキケーブル 2. 前ナット 2. 後ろナットを締めてケーブルを後ろへ引 く;ホイールがロックするまでの行きしろが 12.7 mm~19 mm になるように調整する。 3. 前ナットを締め、左右のケーブルが同じよ うに動作することを確認する。 駐車ブレーキの調整 図 71 1.
ベルトの整備 初日の運転が終了したらオルタネータベルトの 状態と張りの点検調整を行い、その後は100運 転時間ごとに点検調整します。 オルタネータベルトのテンション 調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 100運転時間ごと 1. フードを開ける。 図 73 1. ブレーキケーブル 3. 駐車ブレーキのツメ 2. ネジ(2本) 4. ブレーキの戻り止め 2. オルタネータ側プーリとクランクシャフト 側プーリ間の中央部(図 74)でベルトを指で 10 kg程度の力で押して点検する。 2. ブレーキのツメが戻り止めに完全に掛か るまで駐車ブレーキペダルを前に踏み込む (図 73). 3. ネジを 2 本とも締めて調整を固定する。 4. ブレーキペダルを踏み込んで駐車ブレーキ を解除する。 5. 試運転で調整の確認を行い、必要に応じて 再調整する。 図 74 1. 2. ブレース オルタネータベルト 3. ピボットボルト ベルトのたわみが 10 mm 程度あれば適正と する。たわみの量が適正でない場合は手順 3 へ進む。適正であれば調整は不要である。 3.
油圧系統の整備 重要 入れすぎないように注意すること。 油圧オイルの交換 油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 2年ごと 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと インジケータに油圧オイルフィルタの交換時期 が表示されます(図 76)。エンジン回転中に このインジケータを点検したとき、表示が緑 色の領域にあれば交換は不要です。表示が赤 色の領域に入ったら、油圧フィルタを交換し てください。 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換しま す。オイルが汚染されてしまった場合は油圧系 統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代 理店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳 液状になったり黒ずんだ色になったりします。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. タンク(図 75)の下についているフィッ ティングの下に、オイルを受ける大型の容器 を置く。 図 76 1. 油圧フィルタの目詰まりインジケータ 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機 器の保証が適用されなくなる場合があります。 1.
警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。 図 78 1. 油圧フィルタ 油圧システムのテストポート 3. フィルタを外す。 油圧回路の油圧試験を実施できるように、テス トポートがあります必要に応じToro 代理店に ご相談ください。 4. 新しいフィルタのガスケットに油圧オイル を薄く塗る。 5. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 前油圧チューブについているテストポート (図 79)は、走行回路の故障探究用です。 6. ガスケットが取り付け部に当るまでフィル タを手でねじ込み、そこからさらに1/2回 転締め付ける。 7.
カッティングユニットの保守 カッティングユニットのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 図 80 1. 注 バックラップの時は、前3ユニット、後2ユ ニットがそれぞれ共に回転します。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、エンジンを停止して、駐車 ブレーキを掛け、リール回転スイッチを回 転禁止位置とする。 2. 運転席を上げてリールコントロールを露出 させる。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃を バックラップ用に設定する;カッティングユ ニットのオペレーターズマニュアルを参照。 4.
保管 6. バックラップスイッチで前のカッティング ユニット又は後ろのカッティングユニット、 あるいは両方を選択する(図 82)。 トラクションユニットの整備 危険 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する全部のタイヤ空気 圧を 83~103 kPa(0.8~1.0 kg/cm2)に調 整する。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをか け、タッチアップする。金属部の変形を修 理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う: A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部に Grafo 112X スキンオーバーグリス(Toro P/N 505-47)またはワセリンを塗る。 D.
図面 油 圧 回 路 図 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 55
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