Owner manual
Table Of Contents

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スタッドボルト取り付け
注 意
■ ブロックのネジ山の深さにバラツキがある為、スタッドボルト先端が底突きしない場合があります。
タップにて修正を行ってください。
■ スタッドボルトおよび、ブロックのねじ部はきれいに清掃してください。また、スタッドボルトのねじ部に
ネジロック剤を塗布してください。
■ 規定トルクでの締め付け後、ナットを取り外す際にスタッドボルトが動かないよう、十分に注意して
作業してください。スタッドボルトが動いたときは、作業をやり直してください。
■ スタッドボルトの締め付けトルクが規定通り行われないと、シリンダーブロックのひずみが変化し、
スタッドボルト本来の機能が発揮できないことがあるため、必ず規定トルクで締め付けてください。
■ ナットの脱着には16ミリの工具が必要です。
① 付属のナットをダブルナットとして
付属のナットをダブル スタッドボルトの上側ねじ部に固定する。
ナットとして使用する
② トルクレンチを用いて締め付ける。
スタッドボルト
ネジロック剤塗布
③ ダブルナットを取り外す。
ナット締め付け
注 意
■ 角度レンチ指定箇所は必ず使用する。 耐熱潤滑剤塗布箇所
■ かじりを防ぎ、適正な締め付けトルクで締め付けるため、
ナットの座面および、ねじ部には耐熱潤滑剤を塗布する。
■ ガスケット装着時、ガスケットのシート部及びボアグロメット
部に打痕、傷などを付けないようにしてください。
■ ガスケット装着時、シリンダーヘッド下面及び、シリンダー
ブロック上面をきれいに清掃し、水、油及び異物の付着の
ないようにしてください。また、ボア内は十分にエアブロー
してください。
左図の番号順に締め付けを行う。
① 1回目 番号順に29.4N・m(3kgm)で
締め付ける。
②
2回目 番号順に107.8N・m(11kgm)で
締め付ける。
③
番号の逆にトルクが0N・mになるまで
緩める。
④ 1回目 番号順に29.4N・m(3kgm)で
締め付ける。
⑤ 2回目 番号順に85°~90°で角度
締めをする。
規定トルク 24.5~29.4N・m
(2.5kgm~3.0kgm)
ナットを取り外すとき、絶対にス
タッドボルトを動かさない。動いた
場合は作業をやり直す
座面
ねじ部
フロント
⑮
⑫ ⑧ ④ ②
⑥ ⑩ ⑭
⑰
⑯
⑬ ⑨ ⑤ ① ③ ⑦ ⑪










