Owner manual

Table Of Contents
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スタッドボルト取り付け
ブロックのネジ山の深さにバラツキがある為、スタッドボルト先端が底突きしない場合があります。
タップにて修正を行ってください。
スタッドボルトおよび、ブロックのねじ部はきれいに清掃してください。また、スタッドボルトのねじ部に
ネジロック剤を塗布してください。
規定トルクでの締め付け後、ナットを取り外す際にスタッドボルトが動かないよう、十分に注意して
作業してください。スタッドボルトが動いたときは、作業をやり直してください。
スタッドボルトの締め付けトルクが規定通り行われないと、シリンダーブロックのひずみが変化し、
スタッドボルト本来の機能が発揮できないことがあるため、必ず規定トルクで締め付けてください。
ナットの脱着には16ミリの工具が必要です。
付属のナットをダブルナットとして
付属のナットをダブル スタッドボルトの上側ねじ部に固定する。
ナットとして使用する
ルクレンチを用いて締め付ける。
スタッドボル
ネジロック剤塗
ダブルナットを取り外す。
ナット締め付け
角度レンチ指定箇所は必ず使用する。 耐熱潤滑剤塗布箇所
かじりを防ぎ、適正な締め付けトルクで締め付けるため、
ナットの座面および、ねじ部には耐熱潤滑剤を塗布する。
ガスケット装着時、ガスケットのシート部及びボアグロメット
部に打痕、傷などを付けないようにしてください。
ガスケット装着時、シリンダーヘッド下面及び、シリンダー
ブロック上面をきれいに清掃し、水、油及び異物の付着の
ないようにしてください。また、ボア内は十分にエアブロー
してください。
左図の番号順に締め付けを行う。
1回目 番号順に29.4N・m(3kgm)で
締め付ける。
2回目 番号順に107.8N・m(11kgm)で
締め付ける。
番号の逆にトルクが0N・mになるまで
緩める。
1回目 番号順に29.4N・m(3kgm)で
締め付ける。
2回目 番号順に85°~90°で角度
締めをする。
規定トルク 24.529.4Nm
(2.5kgm3.0kgm)
ナットを取り外すとき、絶対にス
タッドボルトを動かさない。動いた
場合は作業をやり直す
座面
ねじ部
フロント