User Manual

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燃圧調整・漏れ点検
燃圧は必ず基準値に合わせてください。
燃料噴射はインテークマニホールドに行われるため、燃圧が一定では負圧によって燃料噴射に差が出ます。
(負圧高→燃料噴射増  負圧低→燃料噴射少) そこでレギュレーターがインテークマニホールド圧に
感応し、燃圧を適正値(燃圧がマニホールド圧力に対し約3.0kg/cm
2
高)に調整しています。
組付時の燃圧調整を上記の基準で設置すれば、走行時は過給圧に応じて、レギュレータが適正値に
調整します。
インジェクターには製造メーカーの耐シール保証圧(4.5kg/cm
2
)があります。
インジェクターのシール部に保証圧以上の圧力がかかると、ガソリンが漏れる恐れがあるため、
燃圧が最も高くなる最大過給時に、この保証圧を超えないように設定してください。
燃圧アダプターに燃圧計を接続して
ください。
レギュレーターのロックナットを緩め、
調整ボルトを25mmくらいまで緩めて
ください。
ガソリン漏れ点検(1回目)を実施して
ください。
キースイッチをONにして、ガソリン
の漏れが無いことを確認してくだ
さい。(エンジンはかけない)
エンジンを始動してください
プラグ
燃圧計
レギュレーター
25mm
調整ボルト
ロックナット