Instruction Manual

6. ファイナルドラブユニットにデフケースとアジャスト
シムを組み込み、ベアリングキャップをつけ
ボルトを締める
※リヤのみ
【Torque Specs】
88~98N・m (9.0~9.9kg・m)
ベアリングキャップに記した合いマークを確認して下さい。
【BNR34 アクティブLSD車の場合】
サイドベアリングアジャストシムとピストンベアリングを
キャリヤケースに組込み、OリングをアクチュエーターASSY
に取り付け後、ボルトを締めてください。
【Torque Specs】
40~49N・m (4.0~5.0kg・m)
7. 各部の調整を行
① コンパニオンフランジを20回以上回転させた後、トータル
プリロードを基準値内であるか測定する。
【Torque Specs】
Front: 0.8~2.1N・m (0.08~0.21kg・m)
Rear : 1.5~2.1N・m (0.15~0.21kg・m)
基準値を外れた場合は調整してください。
② ダイヤルゲージをドライブギヤの歯に当て、バック
ラッシュが基準値内であるか測定する。
合いマーク
(
ペイント)
プリロードゲージ
ダイヤルゲージ
シム
5
ラッシュが基準値内であるか測定する。
【基準値】 Front: 0.10~0.20mm
Rear : 0.13~0.18mm
基準値を外れた場合は調整してください。
③ ドライブギアの歯に光明丹を薄く塗り、ドライブギアと
ドライブピニオンを回転させて右図の歯当たりである
ことを確認する。
基準値を外れた場合は調整してください。
〔基準を外れた場合の調整方法〕
・プリロードが大きい場合・・・・・・・
サイドベアリングアジャストシムを左右とも薄くする。
・プリロードが小さい場合・・・・・・・
サイドベアリングアジャストシムを左右とも厚くする。
・バックラッシュが大きい場合・・・・
Front: サイドベアリングアジャストシムを左右とも薄くする
リヤ:サイドベアリングアジャストシムの左側を厚く、右側を左の同量薄くする。
・バックラッシュが小さい場合・・・・
Front: サイドベアリングアジャストシムを左右とも厚くする
リヤ:サイドベアリングアジャストシムの右側を厚く、左側を右の同量薄くする。
フロント右側サイド ベアリング プリロード調整用シム
0.80
1.15
38453-03V62
38453-03V61
38453-03V60
1.10
1.05
0.40
0.35
38453-03V65
厚さ(mm) 部品番号
38453-03V64
38453-03V63
0.60
0.55
0.50
0.45
厚さ(mm) 部品番号
38453-03V74
38453-03V73
38453-03V72
厚さ(mm) 部品番号
1.00
0.95
0.75
38453-03V71
38453-03V68
38453-03V67
38453-03V66
0.70
0.65
38453-03V76
38453-03V75
38453-03V70
38453-03V69
0.90
0.85
ダイヤルゲージ
バック側
ドライブ側
基準状態
5