Reference Manual

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Loop - ルー
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メトロノームの使用についての追加情報
ループが録音されていメトロノーム ON たは SHH の状
態で再生を行うと、再生は次のビートから始まります。この場
合、LOOP ボタンの LED が一時的に点滅し、再生開始の待機状
態にあることを示します。
ループを録音してメトノームを ON また SHH に設定す
と、タップテンポを変更しようとしても「Loop Synched(ルー
プ同期中)と表示され、変更できません。これは、ディレイ
リズム・エフェクがループと同するのに必要動作です。
タップ・テンポの変更を可能にするには、メトロノームをオフ
にします。
メトロノームを使ってループを作成した後にメトロノームをオ
フにしてタップ・テンポを変更すると、メトロノームとループ
の同期が外れ、タイミングにずれが生じます。タップ・テン
を変更した後にループとタップ・テンポを再度同期させる手
は次の通りです。
メトロノームを OFF に設定します。
録音されている内容に合わせてテンポをタップします。
テンポが正確に合わない場合は、矢印ボタンで BPM を合
わせます(BPM 値を事前に覚えておくことが必要です)
メトロノームを ON または SHH に設定します。
再生ボタンをタップします。
次のビートから再生が始まります。
マルチトラック・ループの録音
本チャプターの「OVERDUB - オーバーダブ」セクションでは、
オーバーダブした内容は一つのループ内に収められると述べま
した。直近の録音はアンドゥできますが(UNDO - アンドゥ」
セクョン参照アンドゥは特定のテイクのをミュー
したりクリアすることはできません。
VoiceLive Touch 2 のループ・レイヤー機能を使うことで、より
柔軟にループを操作できます。6 のスロットに独立したルー
プ・レイヤーが用意されており、個別にクリア/アンドゥ/リ
バース等を行えます。全ループ・レイヤーは共通したループ長
となります。
最初のマルチトラック・ループの録音
まずは、基本ループを録音します。これがベースレイヤー
となり、全マルチトラック・ルーに共通したループ長を
定義ます。ループ長を変更すには、ループを消して再
度録音し直さなければなりませんERASE - ループのイレー
ス(消去)」セクション参照)
LOOP モード・ボタンをタップします。LOOP TOOLS ペー
が表示さた場合、LOOP モード・ボタンを度タ
して LOOP LAYERS ページを表示させます。