Manual
概要
VoiceLive 2 は、ハーモニーを生成する際にギターのコードを検出できる
だけでなく、ギタリスト用の次の機能を搭載しています
:
o
ギター用エフェクト:コンプレッション/ EQ /モジュレーション/
リバーブ
o ギター・ミックスのメイン・アウトプットへのルーティング
o クロマチック・チューナー
このセクションは、すでに「クイックスタート」セクションの設定を
お済ませで、
PA またはヘッドフォンから良好なレベルで声の出力を
得られることを前提に解説を進めます。
アコースティック・ギター
前述「クイックスタート」セクションの指示に従い、ピックアップ
内蔵のアコースティック・ギターの出力から
VoiceLive 2 の GUITAR IN
(ギター・イン)端子にケーブルを接続します。アウトプットからは
ヴォイスとギターのミックスが聴こえるはずです。
ギターとヴォイスのバランスを調節するには、
HOME ボタンが点灯
していることを確認してから、
3 つめの MIX/EDIT ノブを回します。MIX
(ミックス)スクリーンが表示され、ギターのレベルを調節できます。
GUITAR FX(ギター・エフェクト)ボタンが点灯していない場合は
ボタンを押して点灯させます。ギターのサウンドにデフォルトの
エフェクトを施します。ギター・エフェクトのスタイルとオン/オフ
の状態は、プリセットを変更しても変わりません。
この状態でハーモニー・プリセットを試すと、ギターの演奏内容に
連動してハーモニーが変わります。サウンドの整ったリード・ヴォー
カル、ハーモニー・ヴォーカル、そしてギターが同時に
PA システム
またはヘッドフォンから聴こえるはずです。
エレクトリック・ギター
エレクトリック・ギターの出力から VoiceLive 2 の GUITAR IN(ギター・
イン)端子にケーブルを接続します。
VoiceLive 2 の GUITAR THRU
(ギター・スルー)端子から最初のギター・エフェクト(またはアン
プ)のインプットに別のケーブルを接続します。ギター・アンプの
ボリュームを適切なレベルに調節します。
GUITAR THRU 端子にジャックを挿すと、ギターの信号は VoiceLive 2
の内部ミキサーとエフェクトから外されます。
VoiceLive 2 の出力先のギター・アンプまたは PA からバズ・ノイズが
聴こえる場合は、
GND LFT(Ground Lift = グラウンド・リフト)ボタン
を押してみてください。
ギタリスト/シンガーのための VoiceLive 2
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