Manual
1 エフェクト・エディット/セレクト・ボタン
ボタンを一度押すと、エフェクトのエディット・モードに入ります。
ボタンを再度押 すと、エフェクト・タイプが順番に切り替わります。
ボタンを長押しすると、保存せずにエフェクト・エディット・モードを
終了します。
2 VARIATIONS - バリエーション・ボタン
エフェクト・タイプ毎に、4 つのバリエーションが保存できます。この
機能により、お気に入りの設定のリバーブを同じくお気に入りのコンプ
レッサーと組み合わせる、といった作業が素早く行なえます。
例
- COMP エディットを押し、コンプレッション・ブロックにアクセスし
ます。
- EDIT A 〜 D エンコーダーでコンプレッションの設定をエディットしま
す。
- VARIATION #1 ボタンを長押しして、この設定を「お気に入り」とし
て保存します。この時点では、プリセットは保存されておらず、この
設定を「お気に入り」として指定しているだけです。
- そのコンプレッションの設定を、別のプリセットで使用してみます。
まずは、別のプリセットを呼び出します。
- COMP を押し、VARIATION #1 ボタンを押します。
- これで、新しく呼び出したプリセットに「お気に入り」のコンプレッ
ション設定が反映されます。
VARIATION キー LED
VARIATION キーの LED の点灯は、そのキーにバリエーションの設定が
保存されていることを示します。
VARIATION の削除
いずれかの VARIATION キーを押しながら FACTORY DEFAULT(ファク
トリー・ディフォルト)ボタンを長押しします。キーに関連付けられて
いるバリエーションが削除されます。
3 Factory Default - ファクトリー・ディフォルト・ボタン
アルゴリズム毎に、標準的な設定が用意されています。このボタンを押す
ことにより、いつでも選択されているアルゴリズムをその標準的な設定に
復帰させることができます。
7
基本操作
例
コンプレッション/ EQ /モジュレーション/ディレイを組み合わせた
プリセットがあるとします。しかしながら、最後にリバーブを設定して
いる途中で設定を変え過ぎてしまったため、リバーブだけを標準的な設定
に戻したいとします。このような場合、Nova System では、他のプリ
セットに一度切り替えて、そちらのリバーブの設定をメモに取って元の
プリセットに戻す、といった面倒な作業は必要ありません。他のエフェ
クトはそのままに、リバーブだけを「ファクトリー・ディフォルト」、
すなわち TC エレクトロニックが推奨する標準的な設定に戻すことができ
ます。
- この場合はリバーブをエディットしている途中なので、REVERB EDIT
LED
が点灯しているはずです。
- FACTORY DEFAULT ボタンを押します。
エフェクトのサブ・タイプごとに、ファクトリー・ディフォルト
の設定が用意されています。
4 Edit A / B / C / D - エディット A / B / C / D エンコーダー
ノブの上に表示されているパラメータの値を変更します。
5 TUNE - チューナー表示
チューナー・モード時に、音程のシャープ/フラットさを示します。
6 STORE - ストア(保存)ボタン
プリセットは、「クイック・ストア」と「ノーマル・ストア」いずれかの
方法で保存できます。クイック・ストアは、プリセットに変更を加えた
後で、元のプリセットを上書きする形で同じプリセット番号に設定を保存
します。別のプリセット番号に設定を保存したり、プリセット名を変更
したい場合には、ノーマル・ストアを使用します。
クイック・ストア - STORE ボタンを 2 秒間長押しします。プリセット
は、元の場所に保存されます。
ファクトリー・プリセットに対してクイック・ストアを行なおう
とすると、ファクトリ−・プリセットは上書きできないために、
自動的にノーマル・ストアに切り替わります。
ノーマル・ストア - STORE ボタンを一度押します。










