Manual
インプット/アウトプット/コントロール類
Flashback Triple Delay 日本語マニュアル - Japanese Manual – 2014-10-14 24
TAP - タップ・フットスイッチ
タップ・テンポは、拍に合わせてフットスイッチを踏
むことでディレイのテンポを設定する機能です。TIME
ノブによるディレイ・タイム設定の代わりに行えます。
タップ・テンポを行うには、楽曲のテンポに合わせて
四分音符の間隔で TA P フットスイッチを数回踏みます。
設定したテンプは、アクティブなディレイ・エンジン
全てに適用されます。
タップ・テンポで指定したテンポを微調整するには、
単純に再度タップを行います。
テンポの指定と表示は、サブディビジョン(符割)セ
レクター・ノブで指定した音符がベースとなります。
サブディビジョン(符割)セレクター・ノブを四分音
符に設定した状態でフットスイットを一秒に 2 回タッ
プすると、ディレイ成分が反復する速度は 120 bpm(一
秒に 2 回)となります。ここでサブディビジョン(符割)
セレクター・ノブを八分音符に変更すると、ディレイ
成分が反復する速度は一秒に 4 回となります。3つの
ディレイ・エンジンにそれぞれ異なる符割を与えるこ
とで、様々なエフェクトを得られます。
TIME ノブと TAP フットスイッチは、同じパラメーター
(=ディレイ・タイム)を変更します。片方を変更すると、
もう片方でなされた設定は更新されます。
TAP フットスイッチ LED は、ディレイ 1 / 2 / 3 セレ
クター・スイッチで選択されているディレイ・エンジ
ンの現行テンポで常時点滅します。
ディレイ・タイプ
ディレイ・タイプの選択は、ディレイ・タイプ・セレ
クターで行います。クラシックなテープ・ディレイか
らクリーンな TC 2290 のサウンドまで、様々な種類の
ディレイが用意されています。
Tape - テープ
テープ・エコーのなめらかなサウンドを好きではない、
という人はまずいないでしょう。 TAPE は、メロウで
揺らぎをもった汎用性の高いサウンドを奏でます。
Tube - チューブ
古いチューブのテープ・エコーを再現します。ディレ
イ成分に微量な歪み成分が加わり、TAPE より一段と
ウォームなサウンドが得られます。
Space - スペース
スペイシーで甘美なサウンドで知られる代表的なテー
プ・エコーの質感を尊重したディレイです。
Analog - アナログ
ディレイ成分が徐々に霧の彼方に消え去っていくよう
な、ヴィンテージ・アナログ BBD ディレイの魅力を再
現します。
Analog w/mod - アナログ
(モジュレーション付)
ANALOG タイプのディレイ成分にモジュレーションを
付加し、昔ながらの豪華絢爛なディレイがサウンドに
華を与えます。
Reverse - リバース
パートを録音、テープをひっくり返して、再生。 ジミ
ヘンドリックスを筆頭に、昔から数多くの名ギタリス
トたちがそうして逆再生サウンドを作り上げてきまし
た。古くさいギミックだと思われたとしても、リバー