Manual
はじめに
RH450 はインテリジェントな保護システムを内蔵しており、本体の扱いを誤った
場合や過酷な環境で生じうる誤動作や故障を可能な限り防ぎます。
General Protection Mode - 一般プロテクション(保護)モード
RH450 ディスプレイ上 に「P」と表示される場合は、本 体がプロテクション
(保護)モードに入ったことを示します。
何らかの理由で回路ショートが生じると、本体はプロテクション・モードに切り
替わります。プロテクション・モードに入るとスピーカー出力はミュートされ、
ショートによるスピーカーの破損を防ごうとします。バランス・アウト、デジ
タル・アウト、エフェクト・ループは音を通し続けます。
問題を解決するには、まずは
RH450 の電源を落とし、1 分間待ちます。再度電源
を投入しても「
P」と表示され続ける場合は、認定サービスセンターに連絡して、
本体の点検を依頼してください。
Heat Protection Mode - ヒート・プロテクション・モード
RH450 ディスプレイ上に「H」と表示される場合は、本体が過熱してヒート・
プロテクション(熱保護)モードに入ったことを示します。この状態が生じる
のは稀ですが、次の過酷な環境下で生じることがあります。
a) 使用環境が過度に高気温の場合、または正しく換気が行なわれていない場合。
b) キャビネット、またはキャビネットの組み合わせは 4 オーム以上の負荷となる
必要があります。
RS キャビネットを使用する場合は、最大 3 台を接続でき
ます。例えば、
2 オーム(またはそれ以下)のスピーカー構成で長時間に
わたって大音量を鳴らした場合、アンプは過熱してヒート・プロテクション・
モードに入ります。
いずれの
場合にも、次の処置を講じてください。
- アンプの電源を落とします。
- 問題の原因を解決します。
- アンプが冷却するまで数分の時間を与えます。
- 再度アンプの電源を投入します。
付録
17