Quick Start Guide
4 THRUST BQ500/BQ250
クイックスタ ートガ イド
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THRUST BQ500/BQ250 コントロール
(1) INPUT - インプット 標準 ¼" ジ ャ ッ ク の 入 力 端 子 で す 。ベ ー ス
アンプの入 力部はいずれの形式のピックアップにも対応でき
る 設 計となってい ま す。
(2) GAIN - ゲイン・スイッチ 使用するピックアップのタイプに合わ
せます。アクティブ・ピックアップは 通 常パッシブよりも出 力
が高いため、ピックアップの種 類に応じて GAIN スイッ チ を 選
択します。お使いのベースがバッテリーを使用するタイプの
場合は、アクティブピックアップです - そうでない場合は、
パッシ ブ ピックアップ で す。
(3) GAIN / CLIP - ゲイン・ノブ/クリップ LED インプット・ゲイン
は、入力段をオーバーロードしない範囲でできるだけ高く
設 定 し ま す 。ベ ー ス を 接 続 し 、演 奏 し な が ら PEAK LED が稀
に点灯するまで GAIN ノ ブ を 上 げ ま す 。こ こ か ら 、LED が点
灯しなくなるまで若干ゲインを下げます。ゲインを設定した
ら、MASTER ボリューム・ノブで音量を調節します。
(4) THRUST( ス ラ ス ト )ス イ ッ チ THRUST スイッ チ の 位 置 を 上 側
にすると、THRUST コンプレッション が 有 効になります。
(5) THRESH(スレッショルド)LED ベース信号がコンプレッション
のしきい値 (スレッショルド) を超え、THRUST コンプレッショ
ンが有効になると、THRESH LED が点 灯しま す。
(6) THRUST( ス ラ ス ト )ノ ブ THRUST ノブを時計 回りに回す
と、THRUST コンプレッションエフェクトの音 色の太さおよびサ
ステイン が 増 加します。
(7) トーンコントロール BQ250/BQ500 には 4 つ のトーンコントロ ー
ル が ありま す: BASS (低域) 、LO-MID (中低域) 、HI-MID (中高域)
、そ し て TREBLE (高域) です。これらのツマミを回すことで生じ
る音 の 変 化 を注 意 深くお 聞 きになり、4 つのベース周波数域を
把握していただくことで、望む音作りが容易になります。
(8) MASTER - マスター・レベル・ノブ アンプ全体の出力レベルを
調節します。ヘッドフォン・アウトのレベルも同時に調節され
ます。
(9) MAINS IN / ON - 電源入力/電源スイッチ 本機はスイッチモー
ド・パワーサプライを搭載しており、100 ~ 240 ボ ルトで 作 動
します。PA 等の接続機器とベース・コンボの間で電圧差が生
じるのを避けるために、電源のグラウンド・ピンは常時正し
く結線されている状態にしてください。
(10) SPEAKER OUT - スピーカー・アウト BQ250/BQ500 をキャビ ネット
に接 続するためのスピコン型の出力端子です。接続には適切
なゲージのスピーカー・ケーブルをご使 用ください。楽器用
ケーブル は 絶 対 に使 用しな いでください 。
BQ250/BQ500 の場合、キャビネットの構成が最小負荷 4 Ωに
なるようにしてください 。次のようなコンフィギュレーション
を 使 用 で きま す:
• 2 x 8 (パラレル)
• 1 x 4
(11) AUX IN - AUX イン AUX 用 の ス テ レ オ・ イ ン プ ッ ト で す 。こ こ に
入 力した信号は 、BQ250/BQ500 のアウトプットから出力されま
す。個人練 習時の楽曲確 認やメトロノーム/リズムマシンの
接 続に使 用できます。付属のミニジャック- ミニジャック・ケ
ー ブ ル を 使 え ば 、リ ハ ー サ ル で iPod® 等 のミュージックプレイ
ヤー を 使 用 できます。
(12) ヘ ッ ド フ ォ ン・ア ウ ト (ミュート型 ) ヘッドフォン 用 の ⁄" ミニジ
ャ ッ ク 端 子 で す 。こ の ス タ ジ オ・ ク オ リ テ ィ の ヘ ッ ド フ ォ ン・ア
ンプは、出力に微 量のスピーカー・フィルターが加えられてお
り 、ヘ ッ ド フ ォ ン を 装 着 し な が ら の 演 奏 時 に も 違 和 感 の な い
サウンドを実現します。ヘッドフォン・アウトからは AUX IN イ
ンプット・ジャックの信号も出力され 、ミュージックプレイヤ
ーやコンピュータのサウンドカード等からのバッキング・トラ
ッ ク を 伴 奏 に 演 奏 で き ま す 。自 宅 で の 個 人 練 習 や 本 番 前 の
パートの 最 終 チェックなどに便 利 です。
(13) PRE/POST EQ - プ リ/ ポ スト EQ ボタンバランス・アウトプットか
ら出 力 する信 号 の 種 類を指 定しま す。
• PRE (プリ) の設定では EQ の前、
• POST (ポスト) の設定では後の信号が出力されます。
(14) BALANCED OUTPUT - バランス・アウトプットライブ時にライン出
力を PA に送る、またはスタジオでレコーディング機器に接
続 する時 に使 用しま す。
プロテクション(保護)モード
本製品は、アンプ本体と使用者を守るための高度な保護システムを搭載しています。通常、これらの機能が稼働するのは極度に過酷な
環境下に限られます。
本体の冷却グリッドは、絶 対に塞がないでください。換 気が不足すると、アンプの温 度が 過 度に高まる可能性があります。
本機はインテリジェントな保護システムを搭載しており、本体の扱いを誤った場合や過酷な環境で生じうる誤動作や故障を可能な限り
防ぎます。アンプリファーがプロテクションモードに切り替わると、スピーカー出力がミュートされます。
プロテクション・モード稼働の原因
• スピーカー・アウトプット側で回路のショートが生じた
• 使用環境の温度が高すぎる
• 正常な換気が行えない
• 接 続 先のスピーカーの インピー ダンスが 4 Ω を下回っている
プロテクション・モードに入るとスピーカー出力はミュートされ、ショートによるスピーカーの破 損を防ごうとします。
バランス・アウトは音を通し続けます。
プロテクション・モード稼働後の対策
1. 本体が熱を持っていて自動的に復帰しない場合は、アンプの電源を落とし、1 分 間 待ちま す。十 分な 換 気 を確 保します。
2. 破 損 ケーブル は ショートの原 因 に なります。スピーカ ー ケーブル の 破 損 が ないか 確 認しま す。
3. アンプの電源を再度投入します。上記の手順で問題が解決しない場合は、精査のためアンプリファーを正規サービスセンターまでお
送りください 。
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THRUST BQ500/BQ250 はじめに