Manual
ADAT サンプル・レートの選択
ADAT のダブル・サンプル・レート・フォーマットは自動検知され
ませんので、使用する場合には設定を手動で行なう必要があります。
ADAT ボタンを約 3 秒長押しすると、イエローの「x2」LED が点灯し、
ダブル・サンプル・レートに切り替わります。
5 — クロック・スタータス LED
選択したインプットのサンプルレートを表示します。イエローの
x2 LED が点灯している場合、44.1 LED はその倍の 88.2 kHz を、
48 LED は 96 kHz を示します。
6 — REF - レファレンス・ボタン
モニタリング・レベルのキャリブレーションは、スタジオ間の移動を
容易
にし、ラウドネス管理の際に誤って音をつぶしすぎてしまうミス
を防ぐことに貢献します。また、再生レベルを変更すると聴感上の
周波数バランスが変わることに連動してスペクトラル・ターゲットも
変わってしまうため、モニタリング・レベルをキャリブレーション
することにより、ミックス時の周波数バランスのばらつきを避ける
効果も得られます。
キャリブレーションには、通常
-20 dBFS RMS 等、特定のレベルの
ピンクノイズを使用します。
SPL メーターをスロー C ウェイティング
に設定して、スピーカー毎にリスニング・ポジションで特定の
SPL を
得られるようにレベルを設定します。設定は用途によって異なります
が、一般的には
70 〜 80 dB SPL あたりの数値が採用されています。
REF ボタンはスピーカーのシグナル・パスからロータリー・コント
ロール(
1)を外し、アナログ・スピーカーと ALT に接続された
スピーカーをプリセットされたゲインに設定します。
REF ボタンを押すと、メーターは一時的にスピーカー(L)とヘッド
ホン(
R)のプリセット・ゲインを表示し、その後に通常の動作に
戻ります。
アナログ
・スピーカーとヘッドホンのキャリブレーション
- REF をオフ(LED が消えている状態)にして、ロータリー・ノブ
とヘッドホン・レベル・コントロールでレベルを設定します。
- メーターが点滅するまで、REF ボタンを約 5 秒長押しします。
メーターの点滅が点灯に変わるまで
REF ボタンは押したままに
してください。
オペレーション
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