Alter Ego V2

メンテナンス
Alter Ego Vintage Echo V2 日本語マニュアル - Japanese Manual - 2014-09-20 20
トゥルー・バイパスとバッファー・
バイパスの切り替え
トゥルー・バイパスとバッファー・バイパス
トゥルー・バイパス:
ハードウェア的にバイパスを行い、ペダルをバイパス
した際に信号に一切影響を与えません。本ペダルの工
場出荷時には、この設定になっています。
少数のペダルを使用していて、ペダルの前後の配線も
短距離の場合に適しています。
バッファー・バイパス:
ギターから一つ目のペダルまでに長いケーブルを使
用する
多くのペダルを使用する
エフェクトボードからアンプまでに長いケーブルを
使用する
といった場合は、通常、最初と最後のペダルのバッ
ファーを有効にすることで最善のパフォーマンスが得
られます。
トゥルー・バイパスとバッファー・バイパスの違いを
聞き分けられるかどうかというのは、数えきれない要
素が絡みます。アクティブとパッシブ・ピックアップ
シングルコイルとハムバッカー、ケーブルのクオリ
ティー、アンプ・インピーダンス等、セットアップ全
体の多くの要素が様々な形で相互に影響を与え合うた
、一律な答えは存在せず、状況によって聞き分けら
れる場合もそうでない場合も存在します。
一番頼りになるのは自分の耳となりますので、ご使用
のセットアップに適した設定を探し当ててください。
バイパス・モードの設定手順は次の通りです。
ケーブル類を外し、本体を裏返します。
バックプレートのネジを外すと、左上の角に小さい
DIP スイッチが 2 つ見えます。
上の DIP スイッチDC 9V コネクターに近い方)は、
トゥルーバイパス(デフォルト設定)とバッファー
バイパスの切替スイッチです。
DIP スイッチのポジションを変えることで、バイパ
ス・モードが切り替わります。
バックプレートを戻します。
キルドライ・オン/オフ
キルドライはペダルのアウトプットから原音を取り除
きます。この設定は、通常ペダルをパラレル・エフェ
クト・ループで使用する際に選択します。
キルドライの設定手順は次の通りです。
ケーブル類を外し、本体を裏返します。
バックプレートのネジを外すと、左上の角に小さい
DIP スイッチが 2 つ見えます。
下の DIP スイッチDC 9V コネクターから遠い方)が、
キルドライのオン/オフ切替スイッチです。
キルドライは、バッファー・バイパス時(上のボタン
を右に設定している場合)のみの選択肢です。バッ
ファー・モードの切替手順に関しては「トゥルー・バ
イパスとバッファー・バイパスの切り替え」の記述を
ご確認ください。トゥルー・バイパス時にキルドライ
を設定することはできません。
トゥルー・バイパス
バッファー・バイパス
キルドライ・オフ
キルドライ・オン