User Manual

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TASCAM US-20x20
動作モードについて
フロントパネルのMODE ボタンを押して、使用する動作モードを
切り換えます。
現在、動作中の動作モードのMODEインジケーターが点灯します。
本機は、次の3つの動作モードで動作します。
0
MIC PRE
本機がマイクプリアンプとして動作します。
0
AUDIO I/F
本機がオーディオインターフェースとして動作します。
0
MIXER
本機がデジタルミキサーとして動作します。
マイクプリアンプとして使うには
1.
フロントパネルのMODEボタンを押して、本機の動作モード
を「MIC PRE」に設定します。
Settings Panel 上部の《Mode》表示部に《MIC PRE》
表示されます。
2.
Settings Panel 《OUTPUT SETTING》タブをクリッ
クし、《OUTPUT SETTING》タブ画面を表示します。
メモ
本機の動作モードがMIC PRE」のときは《OUTPUT
SETTING》タブ画面の設定はできません。
オーディオインターフェースとして使うには
1.
フロントパネルのMODEボタンを押して、本機の動作モード
を「AUDIO I/F」に設定します。
Settings Panel 上 《Mode》 表示部に《AUDIO
INTERFACE》が表示されます。
2.
Settings Panel 《OUTPUT SETTING》タブをクリッ
クし、《OUTPUT SETTING》タブ画面を表示します。
3.
《OUTPUT SETTING》タブ画面の出力信号選択部をクリッ
クし、各出力端子へ出力する信号を設定します。
選択肢: MASTER L MASTER R、AUX 1 4、
COMPUTER 1 COMPUTER 20
4.
手順3. で設定した接続先が《OUTPUT SETTING》タブ
画面の接続状態表示部に表示されます。
デジタルミキサーとして使うには
1.
フロントパネルのMODEボタンを押して、本機の動作モード
を「MIXER」に設定します。
Settings Panel 上 部 《Mode》 表示部に《DIGITAL
MIXER》が表示されます。
2.
Settings Panel 《OUTPUT SETTING》タブをクリッ
クし、《OUTPUT SETTING》タブ画面を表示します。
3.
《OUTPUT SETTING》タブ画面の出力信号選択部をクリッ
クし、各出力端子へ出力する信号を設定します。
選択肢: MASTER L MASTER R、AUX 1 4
4.
手順3. で設定した接続先が《OUTPUT SETTING》タブ
画面の接続状態表示部に表示されます。
サンプリング周波数の変更方法
マイクプリアンプモード時およびデジタルミキサーモード
時の場合
以下の設定方法で、マイクプリアンプモード時およびデジタルミキ
サーモード時のサンプリング周波数を変更することができます(初
期値:44.1kHz)
Windows
《コントロールパネル》w《サウンド》画面w《スピーカー
TASCAM US-20x20》w《プロパティ (p)ww《US-
20x20のプロパティ》《詳細》タブ画面 w《既定の形式》で変更。
Mac
《アプリケーション》フォルダー w《ユーティリティ》フォル
ダー w《オーディオMIDI設定》w《オーディオ装置》画面
w《US-20x20》w《フォーマット》で変更。
メモ
マイクプリアンプモード時およびデジタルミキサーモード時
サンプリング周波数は、DAWソフトウェアからも変更すること
もが可能です。
オーディオインターフェースモード時の場合
DAWソフトウェアで設定してください。
マイクプリアンプモード時の入力/出力チャンネル
マイクプリアンプモードでは、入力チャンネルに対応して出力チャ
ンネルが下記のように固定されます。
サンプリング周波数:44.1k/48kHz時の入力/出力チャンネル
入力 出力
MIC/INST IN1 LINE OUT 1
MIC/INST IN2 LINE OUT 2
MIC/LINE IN3 LINE OUT 3
MIC/LINE IN4 LINE OUT 4
MIC/LINE IN5 LINE OUT 5
MIC/LINE IN6 LINE OUT 6
MIC/LINE IN7 LINE OUT 7
MIC/LINE IN8 LINE OUT 8
MIC/INST IN1-2 + MIC/LINE IN3-8* OPTICAL OUT
MIC/INST IN1-2 COAXIAL OUT
MIC/INST IN1-2 LINE OUT 9-10
サンプリング周波数の設定により、入力が可能なチャンネル数
が異なります。詳細については、リファレンスマニュアルの「第
7 動作モード」の「マイクプリアンプモード時の入力/出力
チャンネル」をご参照ください。
各チャンネルの出力レベルは、各チャンネルのゲインつまみを使っ
て調節できます。
メモ
工場出荷時はLINE OUT1-2 つまみが最小に設定されているた
め、LINE OUT1-2 端子から信号が出力されません。マイクプ
アンプモードで使用する場合は、LINE OUT1-2 つまみを最
大に設定してください。