Quick Start Guide
10 PCI 5DC IW / PCI 6DC IW / QCI 6DC IW
クイックス タートガイド
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インストール
スピーカーの配 線をフレームに接 続し、取り付けクランプを収 納
すると、フレームを壁に取り付けることができます。
1. スピーカーの配線を引っ掛けたり挟んだりしないように注意し
ながら、フレームを壁の開口部に押し込みます (図 8)。
2. フレームの内 側に手を 伸 ばし、取り付けクランプを「クランプ」
位置まで回転させます。この位置で、開口部の背面にクランプ
力を加えることができます (図 9 および 10) 。フ レ ー ム を 押 し
込み、各クランプを締めて、フレームが所定の位置に固定され
るようにします (図 11)。
3. スピーカーワイヤーがフレームまたは壁の開口部の内側に固定
されていることを確認します。これにより、操作中にガタガタ音
がしたり、スピーカーコーンに触れたりしないようにします。
ペインティング
1. スピーカーフレームを塗料、ほこり、破 片から保護するために、
塗料マスクが付属しています。フレームを取り付けた後、壁をペ
イントして仕上げることができます。
2. ペイントマスクをフレームに押し込み、磁石で固定します (図 12)。
これは、壁とフレームの周囲がペイントされている間、およびスピ
ーカーを設置する準備ができるまで、そのままにしておきます。
3. スピーカーの金属製の穴あきグリルにスプレーすることを強く
お 勧 めします。これ により、穴の 詰 まりを防ぐことが で きます。
ブラシでペイントすることが唯一のオプションである場合、ペイ
ントを何回か薄く塗ると、厚く塗りすぎた場合よりも優れた仕
上 がりになります。
スピーカーアセンブリの取り付け
1. 壁とフレーム が 塗 装されたら、フレームからペイントマスクを取
り外します。再塗装のために再度必要になった場合に備えて、
安 全 な 場 所 に保 管してください 。
2. スピーカーアセンブリを斜めに持ち、その下端にある 2 つの突
出したタブをフレームの2つの 対 応 するスロットに 取り付けま す
(図 13)。
3. スピーカ ーアセンブリを上 に傾 け、2 つの 留め 具をカチッと 所 定
の位置に収まるまで内側に押して、フレームに固定します。
4. スピーカーは 、フレームに 取り付けると、スピーカーの配 線に自
動 的 に 接 続 され ま す。
5. スピーカーアセンブリの 取り外しは 、2 つの留め具を半回転未満
回してから、アセンブリをフレームから傾けて、配 線を外すこと
によって 行 わ れ ま す。
システムテスト
1. ボリュームコントロールを最低に設定してアンプの電源を入れ
ます。適 切な 信 号 源を 選 択し、ゆっくりと音 量を下げ ま す。スピ
ーカーが 正しく機能し、同相であることを確認します。そうでな
い場合は、アンプの電源を切り、接続を再確認します。
2. HFスイッチ に は 3つの位置があり、0 dB は フ ラ ットで す 。部 屋 の
位置や音響条 件に合わせて、必要に応じて調整してください
(図 14) 。( QCI 6DC IWで は 使 用 で き ま せ ん )。
3. 設置中に破 片やケーブルによって引き起こされるブーンという音
やガタガタ音がないことを確認するために注意深く耳を傾けて
ください。
グリルの取り付け
1. グリルをフレームに押し込み、磁石で固定します(図 15)。
2. グリルを取り外すには、開いたペーパークリップまたは同様の長
さの 硬 いワ イヤー を 角 の 近くの 2 つの穴に通し、静かに引っ張り
ます。グリルはぴったりとフィットするように設計されているた
め 、メ ッ シ ュ の 歪 み を 避 け る た め に 慎 重 に 引 っ 張 っ て 、各 コ ー ナ
ーにワイヤーを順 番に 挿入します。
図 8. フレームを壁に取り付ける
図 10. クランプ位置に移動した取り付けクランプ 図 11. 壁 にしっかりと固 定され たフレーム
図 9. 取り付け位置からの取り付けクランプの調整
図 13. スピーカーアセンブリをフレームに取り付ける
図 14. HF スイッチ の 位 置
図 12. フレームへのペイントマスクの追加
HF Switch
+1.5 dB
0 dB
+3 dB
Push
図 15. グリルの取り付け