User manual

5 システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド 117
ロードに使用するメモリの削
LOAD_MEMORY_MB オプションを設定すると、ロードや他の同様の操作に使
用するヒープメモリ量を制限できます詳細については「ロド、挿入、
更新、同期、削除のためのメモリ」(106 ページ ) を参照してください。
ロードのためのブロッキング係数の調整
BLOCK FACTOR を使用して、フラット・ファイルからロードする場合の I/O
を減らします。LOAD コマンドの BLOCK FACTOR オプションにより、入
ファイルの作成時に使用したブロッキング係数 ( ブロックあたりのレコード数 )
を指定します。デフォルトの BLOCK FACTOR 10,000 です。
このロード・オプションの構文は、次のとおりです。
BLOCK FACTOR = integer
BLOCK FACTOR を決定するときは、次のガイドラインに従ってください。
record size * BLOCK FACTOR = memory required
このオプションを使用するには、バッファのメモリ以外に追加メモリが必要と
なります。使用可能なメモリが大量にある場合、または同時にアクティブに
なっているユーザが 1 人のみの場合は、BLOCK FACTOR の値を大きくするこ
とによって、ロード・パフォーマンスを向上できます。
ユーザが多数存在する場合の最適
Sybase IQ で処理できるユーザ接続の最大数は、32 ビット・プラットフォーム
(Linux Windows 2000/2003/XP) では 20064 ビット・プラットフォーム (Sun
SolarisHP-UX ItaniumAIX) では 1,000 です。64 ビット・システムでこの
ような多数のユーザをサポートするには、オペレーティングシステムのパラ
メータと start_asiq サーバパラメータの両方を調整する必要があります。
奨事項については、これ以降の各項と『Sybase IQ インストールおよび設定ガ
イド』を参照してください。
ユーザが多数存在する場合の Sybase IQ コマンド・ライン・オプションの変更
次の start_asiq のスイッチは、ユーザ数が多い場合の処理に影響を与えます。
-gm #_connections_to_support
-iqgovern #_ ACTIVE_ queries_to_support
-gn #_Catalog_Store_front_end_threads
-c Catalog_Store_cache_size
-ch size
-cl size