Instruction Manual
0456 705 0001 M19 131
さい。感電リスクを完全に排除でき
ない場合は、他の保護策を講じてリ
スクを回避してください。そうした
保護策と下記の試験を作業場所にお
ける慣習的な事故防止プログラムの
一部に組み入れてください。
経験上、帯電を防止するためには、
製品と足の間の電気抵抗は、靴が寿
命に達するまでの間、1000 MΩ以
下になっていなければなりません。
250 Vまでの電圧で作動する電気機
器が故障した場合に生じる危険な感
電または火花に限定的な保護効果を
発揮させるために、新品の製品の抵
抗下限値として100 kΩの値が規定
されています。ただし、特定の状況
下では、安全靴は十分な保護効果を
発揮しないため、着用者は追加的な
保護策を講じる必要があります。
このモデルの安全靴の電気抵抗は、
曲げたり、汚れや水分が付着したり
すると大幅に低下するおそれがあり
ます。濡れた状態で着用すると、こ
の安全靴は本来の機能を発揮しなく
なります。そのため、電荷を放電さ
せる本来の機能を果たし、着用中に
保護効果を発揮することができるよ
う、製品の状態に関心を払う必要が
あります。こうした理由から、使用
者には必要に応じて電気抵抗のオン
サイト試験を定期的かつ頻繁に行う
ことをお勧めします。
分類 I の安全靴は、長時間の着用
中に水分を吸収することがあり、高
湿度下や濡れた状態では電気を通す
場合があります。靴底の素材が汚染
されたまま安全靴を着用する場合
は、危険なエリアに進入する前に毎
回安全靴の電気的な特性を試験する
必要があります。帯電防止靴を着用
するエリアでは、アース抵抗が安全
靴の保護機能を無効にしないことを
確認してください。
安全靴着用時は、標準的な靴下以外
の絶縁物を靴の中底と足の間に使用
しないでください。靴の中底と足の
間に中敷を使用する場合は、靴/中
敷の電気特性を試験してください。
中敷/アタッチメント
中敷/アタッチメントと共に製造さ
れ、それらが付属している安全靴
は、その状態で試験が行われている
ため、該当する基準の要件を満たし
ています。中敷を交換するときは、
安全靴メーカーが製造した同等品/
同一品と交換した場合に限り試験済
みの保護特性が発揮されます。
整形外科的に改良された安全靴と作
業靴は、メーカーが承認した整形外
科的な中敷と仕上材を使用してのみ
改良されたものです。
メーカーの整形外科的改良に関する
取扱説明書に従ってください。
注意! 同一でない中敷と交換する
と、安全靴は該当する基準の要件を
満たさなくなります。保護特性が低
下することがあります。
ゲートルや木登りスパイクといった
アタッチメントを使用しても、製品
の機能が損なわれることがありま
す。
上記の記載事項は、以下の製品に適
用されます(製品番号については、
本書の表紙裏の表1を参照):
1)= 爪先に鋼鉄が入った安全靴
2)= 爪先に鋼鉄が入り、靴底中央に
鋼鉄が入った安全靴
3)= 爪先に鋼鉄が入り、切断保護機
能を有するチェンソー用安全靴
4)= 爪先に鋼鉄が入り、切断保護機
能を有し、靴底中央に鋼鉄が入っ
たチェンソー用安全靴










