Instruction Manual

130 0456 705 0001 B19
7.
安全靴が損傷したり、適切に清掃し
なかったり、変形が生じたりした場
合は、保護機能が発揮されなくなる
おそれがあります。そうした状況で
は、着用者が引き続き最適な保護を
受けられるよう、安全靴を直ちに交
換してください。
安全靴にはメーカー名、公認機関、
該当する基準、分類、サイズ、製造
年月、メーカーのモデル名、CEマー
クが付いています。
分類の意味
安全靴の分類の仕様
(EN ISO 20345:2011、表20からの
抜粋)
SB: 基準に基づく基本要件を満た
す (例:爪先に保護用鋼板入り)
S1: SBと同一要件を満たし、さ
らにかかと部分が覆われており、
帯電防止機能を有し、かかと部分
が衝撃を吸収し、耐燃料性を有す
る。
S2: S1と同一要件を満たし、さ
らに靴上部の防水性と吸水性に関
する追加要件を満たす。
S3: S2と同一要件を満たし、さ
らに靴底が貫通防止/耐貫通性を
有する。
追加要件の意味 (記号) -
(EN ISO 17249:2013、表1および
EN ISO 20345:2011、表18から抜
粋)
P: 耐貫通性
C: 電気抵抗、導電性靴
A:. 電気抵抗、帯電防止靴
I: 非導電性靴
HI: 耐熱
CI: 耐寒
E: かかと部分に衝撃吸収能力を有
する
WR: 防水靴
M: 中足部が保護される
AN: 足首が保護され
WRU: 靴の上部が耐水性と耐吸水
性を有する
CR: 耐切断性(チェンソーによる
切断は対象外)
HRO: 靴底が耐熱性
FO: 靴底が耐燃料性
SRA: セラミックタイル/石鹸上
における耐滑性
SRB: 鋼板/グリセリン上におけ
る耐滑性
SRC: セラミックタイル/石鹸お
よび鋼板/グリセリン上における
耐滑性
耐貫通性 - 注意!
こうした安全靴の耐貫通性は、実験
室内で直径4.5 mmの試験用の標準
化された釘に1100 Nの力を加えて
判定しています。それよりも大きな
力またはより細い釘では、貫通する
危険が増す点に注意してください。
そうした状況では、他の予防策を検
討してください。
金属の貫通を防ぐ中敷のみを使用し
てください。
金属:耐貫通性には、尖った物体/
危険物の形状(直径、配置、鋭さ等)
によっては低下しにくい特徴があり