Instruction Manual
4.2 ストローク調整
この調整は、インサートの変形を最適なものにするために必要
です。最適な調整を行うためには、実際の工作物と同じ厚さ、
同じ径の穴がある試験用プレートを使用することを推奨しま
す。
変形が不十分だと、インサートがアプリケーション内部で回転
します。変形が大きすぎると、ねじの歪みが生じ、ドライブス
クリューが破損する可能性があります。
ストローク調整は、リアハウジング (86) のねじ込み量で調整し
ます。ストロークを短くするには、ねじ込みます。ストローク
を長くするには、引き出しますが、ツールを分解する場合を除
き、完全に「ねじ込まれた」位置から5回転以上引き出さないで
ください。変形が最適な状態になるまで調整してください。
ストローク設定フィンガー (88) でリアハウジングをロックしま
す。
4.3 操作の基本原則
• ツールをエア供給に接続します。
• インサートを取り付け、ドライブスクリューの先端に差し込みます。弱い圧力でモーターが起動し、自動的に
インサートがノーズにねじ込まれて停止します。
• ファスナーをアプリケーションに正しく挿入します。
• トリガーを完全に押し下げます。この方法で、インサートをアプリケーションに入れることも、ドライブスク
リューから外すこともできます。
太字の項目番号は、一般組立図と部品表を参照してください(42-43ページ)。
注意 - インサートを無理に取り付けようとすると、本機やアプリケーションが損傷する原因になります。
Fig. 3
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