Product Manual
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発光機のセットアップ
本体を、希望する高さの安定面または壁取付具、三脚に、水平(三脚取付部とゴム製の脚が下向き)に水平に備え
付けます。発光機はオンになると、水平か垂直か自動的に感知します。
電源のオン・オフ
電源ボタン(1)を押して、発光機をオンにします。
LED (2、4、5)が2秒間点灯します。液晶画面に最後に使用された勾配と、マスクモードとアンテナのシンボルが
表示されます。
メモ: 発光機は常に自動整準モードで起動し、600 rpm と最後に入力された勾配を表示します。
発光機の自動整準が終了すると、整準インジケータ(4)の点滅(毎秒)が止まります。発光機とリモートコントロール
の液晶画面の勾配の点滅も止まります。
発光機の自動整準が行われてから最初の5分間LEDライト(4)は点灯したままですが、その後は発光機の水平が
保たれる限り4秒ごとに点滅します。
勾配入力モードが有効になっていない場合は、上と右の矢印ボタンを同時に押す毎に、回転速度が300rpmと
600rpm、及び0rpm(GL422のみ)に切り替わります。
GL422に限り、回転速度0rpmでは、レーザ光は本体キーパッドの反対側で停止します。配管設置での使用時など、
左・右矢印ボタンを押すことで、レーザ光を視準ガイドに合わせて調整することができます。
メモ: 発光機が起動してから気温が5℃以上変化した場合には、気温の変化に対応するため発光機の整
準システムがリセットされます。リセットが行われている間は、勾配の表示が点滅し、回転が停止し、レー
ザ光は停止します。リセットが終了すると、新しい勾配を入力することができます。
メモ: 発光機を垂直に設置して起動するとロータが照準の中心に自動的に合わさります。液晶画面の上
下のボタン(∠)を使用して勾配を設定することができます。
発光機が自動整準範囲から外にある場合は、マニュアルインジケータと整準インジケータが同時に点滅して、警
告音を発します。その場合には、一旦電源をオフにして、本体を自動整準範囲内に設置し直してから、もう一度電
源オンにします。
メモ: 発光機が自動整準範囲外にあり、その状態が10分以上継続すると、自動的にオフになります。
機械高警告:
本体の水平状態が5分以上持続すると、機械高警告がオンになります。その後、本体の位置がずれた(三脚に何か
が当たったなど)ために再整準を行ったときに、レーザ光の高さに3 mm以上のずれが出た場合、機械高警告によ
り警告音を発し、赤いLEDを毎秒2回(マニュアルモードの2倍の速さ)点滅させ、かつレーザとロータを停止しま
す。機械高警告の状態では発光機とリモートコントロールの液晶画面に「HI」の文字と点滅する破線が表示され
ます。整準をやり直すには、一旦電源をオフにしてもう一度電源オンにします。
本体の整準が終了したら、基準とする最初の高さを確認します。
メモ: 機械高警告の状態は、リモートコントロールでスタンバイモードを有効あるいは無効にすること
によって停止することもできます。
レーザをオフにするには、もう一度電源ボタン(1)を押します。
GL422 の画面 GL412 の画面
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各部の名称
1 電 源 ボタン
2 バッテリL E D
3 オート・マ ニュアル 切り替えボタン
4 整準 LED
5 マニュアル・機械高警告 LED
6 上・下矢印(勾配設定)ボタン
7 左・右矢印(勾配設定)ボタン
8 液晶画面 (LCD)
9 ロータ(レーザ出射口)
10 サンシェード
11 視 準 ガ イド
12 勾配軸方向表示マーク
13 充電用ソケット
14 ハンドル
15 バッテリカバ ー
16 三脚取り付けねじ (5/8インチ取付けネジ穴)
17 ゴム製脚
18 警告説明ラベル
19 開口ラベル
発光機の使用方法
電源
バッテリ
警告
ニッケル水素バッテリには少量の有害物質が含まれることがあります。
• 初めて使用するときや、長い間使用しなかったときには、電池を充電してください。
• 充電には、メーカの指定する充電器を使用してください。
• バッテリを開けたり、火の中に投げ入れたり、ショートさせたりしないでください。発火や爆発、漏電、
発熱が起こり、怪我をする恐れがあります。
• 適用される法律や規則に従って廃棄してください。
• お子様の手の届かないところにバッテリを保管してください。万が一飲み込んでしまった場合には、
吐き出させようとせずに、至急医師に相談してください。
バッテリの 入 れ 方
バッテリカバーのふたを開けるには、中央のつまみを反時計方向に90度に回して外します。
バネ側に電池(または充電式バッテリパック)のマイナス極が向くように挿入します。ふたを元の位置に戻し、つま
みを時計方向に90度に回して締めます。
アルカリ乾電池は充電されません。本体内で充電できるのは、付属の充電式バッテリパックだけです。
その他の充電式バッテリは外部で別に充電する必要があります。
バッテリの 充 電
このレーザ製品には、充電式ニッケル水素バッテリが付属品として含まれます。
メ モ: バッテリLEDがバッテリのおおよその残量を示します。
バッテリの電圧が3.8~4.0ボ ルトに なるとLEDが点滅します。
バッテリの電圧が3.8ボルト未満になるとLEDが点灯します。
空のバッテリを充電するには約10時間必要です。
充電を行うには、充電器のプラグを本体の充電用ソケットに差し込みます。
新品または長い間使用していなかった充電式バッテリがその能力を最大限まで発揮できるようになるには、充電
・放 電 を 5回ほど経過する必要があります。
バッテリの充電は温度が10°C~40°Cのときにだけ行ってください。 それより高い温度のときに充電するとバ
ッテリを損傷する恐れがあります。それより低い温度のときに充電すると、充電に時間がかかりかつ充電能力
を低下させることがあり、それによって性能損失や耐久度の低下を招くことがあります。
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