Instruction manual
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TTL撮影
TTLモードでは、被写体が適正露出になるように、フラッシュの発光量をカメラが制御します。
◆ カメラ、使用レンズ、撮影モード、測光モードの組み合わせにより、その機能が異なります。《表
A
》を参照
してください。
◆ F3シリーズ、FM10、New FM2、FE10ではTTL調光はできません。
①カメラの撮影モードをセットします。カメラによって撮影モードのセット
方法が異なりますので、ご使用のカメラの説明書をご覧ください。
②フラッシュの電源を入れます。
③MODEボタンでTTL BLまたはTTLを選択します。
ۋデジタル一眼レフカメラの場合は、必ずTTL BLを選択してください。ご
使用のカメラによって、i-TTL、もしくはD-TTL調光方式で制御されます。
どちらの場合も液晶パネルに”
d
”の文字が表示されます。
ۋF6、F5、F4、F100、F90X/F90/F80シリーズ、F70D、F-801S、F-801、
U、プロネア600iの場合はTTL/BLまたはTTLを選択します。
上記以外のカメラの場合はTTLを選択します。
④被写体にピントを合わせます。
⑤
充電が完了したのを確認してから、シャッターボタンを押して撮影します。
ۋ
光量が不足しているおそれがある場合は、発光直後にフラッシュの液晶パネルの
TTL/BL
または
TTL
表示が
5
秒間点滅しま
す。その時には、撮影距離、絞り値、調光範囲を再確認し、被写体に近づくなどして撮影し直してください。
ۋ充電が完了すると、ファインダー内にフラッシュマークが点灯します。充電が完了していないと、シャッター
はフラッシュ無しの状態で適正露出となるように、スローシャッターとなりますので、ご注意ください。
《表
A
》
カメラ
レンズ
撮影モード
測光モード
調光機能
備 考
Dタイプレンズ
全モード
全モード
3D-マルチBL調光
Dタイプ以外の
AFレンズ
全モード
全モード
マルチBL調光
F6 F5
F100
F90X
シ リ ー ズ
゙
F90
シ リ ー ズ ゙
F80
シ リ ー ズ ゙
F70D
CPU
内蔵以外のレンズ
A/M
中央部重点測光
スポット測光
簡易TTL-BL調光
TTL調光に切換可能。
F5、F100、F80シリーズがスポ
ット測光の場合は、常にTTL調
光。
マルチパターン測光
TTL-BL調光
CPU内蔵レンズ
全モード
中央部重点測光
スポット測光
簡易TTL-BL調光
F4
シ リ ー ズ
F-801S
F-801
U
プロネア
600i
CPU
内蔵以外のレンズ
A/M
中央部重点測光
スポット測光
簡易TTL-BL調光
TTL調光に切換可能。
F4シリーズのみ、F3用AFレンズ、
Ai-S、Ai、シリーズEレンズでも
TTL-BL調光可能。
F4がスポット測光の場合は、常
にTTL調光。
プロネア
600i
の撮影モードが
M
の場
合は、常に
TTL
調光。また、簡易
TTL-BL
調光は使用不可。
マルチパターン測光
TTL-BL調光
CPU内蔵レンズ
全モード
中央部重点測光
スポット測光
簡易TTL-BL調光
F-601
F-601M
CPU
内蔵以外のレンズ
A/M
中央部重点測光
スポット測光
簡易TTL-BL調光
F-601Mでスポット測光は使用不
可。
CPU内蔵レンズ
P/S
A/M
TTL-BL調光
撮影モードがMの場合は、簡易
TTL-BL調光
F60D
F50D
F-401X
CPU
内蔵以外のレンズ
M
簡易TTL-BL調光
P
TTLプログラム
フラッシュ
CPU内蔵レンズ、
Ai-S
、
Ai
、
シリーズ
E、
F3AF用レンズ
A/M
TTL調光
F-501
F-301
上記以外のレンズ
A/M
TTL調光
P/S
TTLプログラム
フラッシュ
CPU内蔵レンズ
A/M
TTL調光
F-401S
F-401
CPU
内蔵以外のレンズ
M
TTL調光
FA, FE2
FG, F3
CPU内蔵レンズ
CPU
内蔵以外のレンズ
A/M
TTL調光
ۋ デジタル一眼レフカメラの場合、ご使用のレンズタイプや撮影モード等の組合わせによる機能の変化は、F5、