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世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクをもたらすか
どうかを評価するために、これまで20年以上にわたって多数の
研究が行われてきました。今日まで、携帯電話使用によって生じ
るとされる、いかなる健康影響も確立されていません。』と表明し
ています。
また、SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりたい場合
は、下記のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
(http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/index.htm)
一般社団法人電波産業会のホームページ
(http://www.arib-emf.org/01denpa/denpa02-02.html)
電波ばく露の影響に関する情報として、欧州における基準および
米国連邦通信委員会(FCC)の基準を掲載しています。詳細は「欧
州における電波ばく露の影響に関する情報」、「米国連邦通信委員
会(FCC)の電波ばく露の影響に関する情報」をご参照ください。
「欧州における電波ばく露の影響に関する情報」
本携帯電話機【503SH】は、国際的ガイドラインが定める電波の
許容値を超えないことが確認されています。このガイドライン
は、独立した科学機関である国際非電離放射線防護委員会
(ICNIRP)が策定したものであり、その許容値は、使用者の年齢や
健康状態にかかわらず十分に安全な値となっています。携帯電話
機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率(SAR:
SpecificAbsorptionRate)という単位を用いて測定します。携
帯機器におけるSARの許容値は2W/kgで、本携帯電話機の側頭
部におけるSARの最大値は0.545W/kg、本書に記述する所定の
方 法(
☞
64ページ ※3)で使用した場合のSARの最大値は
0.625W/kgです。
「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影響に関する情
報」
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定期的かつ周
到に科学的研究を行った結果策定された基準に基づいています。
この許容値は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全
な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率
(SAR:SpecificAbsorptionRate)という単位を用いて測定し
ます。FCCで定められているSARの許容値は、1.6W/kgとなっ
ています。
測定試験は機種ごとにFCCが定めた位置で実施され、本携帯電話
機の側頭部におけるSARの最大値は0.66W/kg、下記のとおり
に従って身体に装着した場合のSARの最大値は1.13W/kgで
す。
身体装着の場合:この携帯電話機【503SH】では、一般的な携帯電
話の装着法として身体から1.0センチに距離を保ち携帯電話機の
背面を身体に向ける位置で測定試験を実施しています。FCCの
電波ばく露要件を満たすためには、身体から1.0センチの距離に
携帯電話を固定できる装身具を使用し、ベルトクリップやホルス
ターなどには金属部品の含まれていないものを選んでください。
上記の条件に該当しない装身具は、FCCの定めるSAR許容値を
満たさない場合もあるので使用を避けてください。
比吸収率(SAR)に関するさらに詳しい情報をお知りになりたい
場合は下記のホームページを参照してください。
FCCRadioFrequencySafety(英文のみ)
(http://transition.fcc.gov/oet/rfsafety/)
世界保健機関は、携帯機器の使用に関して、現在の科学情報では
人体への悪影響は確認されていないと表明しています。また、電
波の影響を抑えたい場合には、通話時間を短くすること、または
携帯電話機を頭部や身体から離して使用することが出来るハン
ズフリー用機器の利用を推奨しています。さらに詳しい情報をお
知りになりたい場合には世界保健機関のホームページをご参照
ください。
世界保健機関(英文のみ)
(http://www.who.int/emf)
SoftBankスマートフォン各機種の電波比吸収率(SAR)一覧
はこちら
(http://www.softbank.jp/mobile/support/sar/)