User`s guide

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(3)風量の設定
本装置は風量を3段階に切り替えることが可能です。本装置のヒータは常時通電型
であるため、風量を大きくすると温度が低下し、風量を小さくすると温度が上昇す
るという特性を持っています。
乾燥能力を上げたい場合、温風動作時の風量を大(H)での使用を推奨します。
ヒータ運転を停止した後3分間のファン回転が止まるまで、ブレー
カを落とさないでください。ブレーカを落とすとファンの回転が止
まり、ヒータの予熱で装置内が高温になり、装置故障の原因となり
ます。また、装置表面が高温になり火傷の危険があります。
誤ってブレーカを落としてしまった場合、または電源ケーブルが
抜けてしまった場合には、再度ブレーカを ON、電源スイッチを
ONにした後、FAN の風量を Hに設定して、5 分以上、装置冷却の
ための運転をしてください。
本装置の空気吸入部にゴミがつまると、装置内が高温になり故障
の原因となります。定期的に掃除をしてください。
注意
乾燥装置に座ったり、手をついて体重をかけないでください。
装置は人間の体重を支える強度を持っていません。
印刷物のプリント面に、操作する人間や本装置が触れないように、
ご注意ください。プリンタから排出されてきたプリントは完全に
乾いていないため、印刷画質が悪くなることがあります。
本装置とメディアを近づけすぎると、熱でメディアを痛めてしまうこ
とがあります。必ず 50mm 以上の距離を確保してご使用ください。
注 意