DJ コントローラー DDJ-SB http://pioneerdj.com/support/ 上記のPioneer DJサポートサイトでは、困ったときのよくある質問やソフトウェアの情報など、 より快適に製品をお使 いいただくための各種情報やサービスを提供しております。 http://serato.com/ 最新版のSerato DJ IntroソフトウェアはSerato.
もくじ 本書の見かた ! ! ! ! このたびは、パイオニア製品をお買い上げいただきまして、まこと にありがとうございます。 この冊子と「ご使用の前に ( 重要 )/ クイックスタートガイド」はど ちらも必ずお読みください。両方とも、この製品の使用前にご理解 いただくべき重要事項が含まれています。 Serato DJ Intro のソフトウェアマニュアルの入手方法について は、「マニュアルを入手する」(p.
はじめに はじめに 本機の特長 HIGH SOUND QUALITY 本機は、高い操作性で多くのプロ DJ から高い評価を得ている当社 DJ 機器と Serato 社製 DJ ソフトウェア「Serato DJ Intro」を組み合わ せたオールインワン DJ システムです。 本機は、大型のボディにスクラッチ演奏に最適な「BIG JOG」や、た たくおよび連打などのダイナミックなアクションで楽曲にアレンジを 加えられる「パフォーマンスパッド」を搭載することで、 「Serato DJ Intro」の各機能を直感的、かつ確実に操作できます。 また、サウンドカード ( オーディオインターフェース ) を内蔵している ので、複雑な配線や設定は不要で、すぐに DJ プレイを始められます。 パイオニア製 DJ ハードウェアで培った音質技術を継承し、クラス最高 レベルの音質を実現しています。 「BIG JOG」 スムーズな操作性の大型 JOG を搭載しています。アナログターンテー ブル感覚でスクラッチ演奏をお楽しみいただけます。 「PERFORMANCE PADS」 「Serato DJ Intro」に搭載されて
Serato DJ Intro ソフトウェアについて Serato DJ Intro は Serato 社製の DJ ソフトウェアです。このソフト ウェアをインストールしたコンピューターと本機を接続して DJ プレ イを楽しむことができます。 最低動作環境 対応 OS CPU および必要メモリー ® Mac OS X:10.8、10.7、 Intel プロセッサ、Core™ Duo 1.6 GHz 以上 10.6 1 GB 以上の RAM ® Windows: Windows 7 (SP1)、 Intel プロセッサ、Core™ 2 Duo 2.0 GHz 以上 Windows Vista (SP1) 1 GB 以上の RAM その他 光学ドライブ CD-ROM の読み込みが可能な光ディスクドライブ USB ポート コンピューターと本機を接続するために USB2.0 ポートが必要です。 ディスプレイ解像度 1 024 x 768 以上の解像度 インターネット接続 ! ! ! ! ! 「Serato.
8 ログインする 登録した E-mail アドレスおよびパスワードを入力し、「Serato.
バッファサイズは、Serato DJ Intro ソフトウェアの [SETUP] メニュー 内の [USB BUFFER SIZE (LATENCY)] での設定値が優先されます ( デ フォルト設定は 512 samples/10 ms になっています )。 ! DJ ソフトウェア側の設定方法の詳細については、Serato DJ Intro のソフトウェアマニュアルをご覧ください。 ! [ バッファサイズ ] または [ カーネルバッファ数 ] の数値を大きくす ると、音声データの脱落 ( 音とぎれ ) などが生じにくくなりますが、 音声データの伝送遅延 ( レイテンシー ) によるタイムラグが増大し ます。 デフォルト設定で音切れが発生している場合 1 [ D DJ_SB ASIO 設定ユーティリティ ] を起動して [ カーネルバッファ数 ] を [4] に変更する 2 Serato DJ Intro ソフトウェアの [USB BUFFER SIZE (LATENCY)] を音切れが発生しない最小のバッファサイズ に設定する デフォルト設定で音切れが発生していない場合 1 Serato D
接続および各部の名称 2 MIC 端子 機器の接続や変更は、必ず USB ケーブルを抜いてからしてください。 USB ケーブルは必ず本製品に付属のものをお使いください。 接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。 本機は USB バスパワーで電源が供給されます。USB ケーブルで本機 とコンピューターを接続するだけで使用できます。 ! 本機を接続するコンピューターは、AC 電源に接続してください。 ! USB ハブは使えません。 ! 以下のような場合は、電源が不足して本機が USB バスパワーで動 作しないことがあります。 — コンピューター本体の U SB ポートの電源供給能力が不足して いる。 — コンピューターに他の USB 機器を接続している。 — インピーダンスが 32 W より小さいヘッドホンを接続してい る。 — ステレオフォーンジャックとステレオミニフォーンジャックの 両方にヘッドホンを同時に接続している。 — [HEADPHONES] 端子にモノラルジャックを接続している。 マイクを接続します。 3 HEADPHONES 端子 ヘッドホンを接続します。 ステレオフォーンプラグ
2 ロータリーセレクター 回す: ライブラリや crates パネルのカーソルが、上下に移動します。 押す: カーソルの位置が、crates パネル内にあるときは、カーソルがラ イブラリへ移動します。 ロータリーセレクターを押すたびに、crates パネルとライブラリ の間でカーソルが移動します。 [Files] パネル内のカーソルが下位階層へ移動します。 3 BACK (PANEL) ボタン 3 KEY LOCK (TEMPO RANGE) ボタン 押す: キーロック機能をオン / オフします。 キーロック機能がオンのとき、[TEMPO] スライダーで再生速度を変 えても音程は変わりません。 ! 音声をデジタル加工するため音質が悪くなります。 [SHIFT] + 押す: 押すたびに [TEMPO] スライダーの可変範囲が切り換わります。 [±8%] 押す: カーソル位置が、crates パネル内にあるときは、subcrates を開 くか、または閉じます。 カーソル位置がライブラリ内にあるときは、crates パネルへ移動 します。 [Files] パネル内のカーソルが上位階層へ移動します。 4
! ! [SHIFT] + 押す: ライブラリの中の1つ前のトラックをロードします。 ( プレビアス トラック ) ! 現在の再生位置がトラックの先頭でないときは、トラックの先 頭に戻ります。 c SYNC (OFF) ボタン 押す: となりのデッキのトラックのテンポ ( ピッチ ) に自動で合わせるこ とができます。 4 チャンネルフェーダー 動かす: 各チャンネルから出力される音声レベルを調整します。 [SHIFT] + 動かす: Serato DJ チャンネルフェーダースタート機能を使います。 5 FILTER FADE ボタン フィルターフェード機能をオン / オフします。 = 「フィルターフェードを使う」(p.
操作する ( 基本編 ) 接続する 4 本機とコンピューターを USB ケーブルで接続する 1 どちらかの [HEADPHONES] 端子にヘッドホンを接続する MASTER OUT R L USB 0 コンピューター 0 ヘッドホン ! 2 [MASTER OUT] 端子にパワーアンプやパワードスピー カーなどの機器を接続する MASTER OUT R L R L パワーアンプ、パワードスピーカーなど 0 ! 入出力端子の接続についての詳細は、「接続する」(p.
システムを起動する Serato DJ Intro を起動する 操作する ( 基本編 ) Windows のとき Windows の [ スタート ] メニューから、[ すべてのプログラム ] > [Serato] > [DJ Intro] > [Serato DJ Intro] のアイコンをクリックする Mac OS X のとき Finder で [ アプリケーション ] フォルダーを開いてから、[Serato DJ Intro] のアイコンをクリックする Serato DJ Intro ソフトウェア起動直後のコンピューター画面 A C Serato DJ Intro ソフトウェアに楽曲をロードしたときのコンピューター画面 A B A C A デッキ部 ロードされたトラックの曲名、アーティスト名、BPM などのトラック情報や全体波形などを表示します。 B ウェーブフォームディスプレイ ロードされたトラックの波形を表示します。 C ブラウザー部 ライブラリの中の楽曲や複数の楽曲をまとめて保存した crate を表示します。 本書は、本機のハードウェアとしての機能を中心に説明
楽曲をインポートする 以下では、楽曲をインポートする代表的な操作方法について説明します。 ! Serato DJ Intro ソフトウェアでは、さまざまなインポート方法があります。詳細については、Serato DJ Intro のソフトウェアマニュアルを ご覧ください。 ! すでに Serato 社の DJ ソフトウェア (Scratch Live、ITCH、Serato DJ) をお使いのお客様で、楽曲ライブラリを作成されている場合は、以 前作成した楽曲ライブラリをそのまま使うことができます。 1 Serato DJ Intro ソフトウェア画面の [Files] キーをクリックして [Files] パネルを開く お使いのコンピューターおよびコンピューターに接続されている周辺機器の中身が [Files] パネルに表示されます。 2 [Files] パネル内でライブラリに加えたい楽曲が含まれているフォルダーをクリックして選択する 3 Serato DJ Intro ソフトウェアの画面上で、選択したフォルダーを crates パネルにドラッグ & ドロップする crate が作成され、ライブラリに楽曲が追
トラックを再生して音声を出力する 2 [f] ボタンを押してトラックを再生する 以下では、チャンネル 1 の音声を出力する方法を例にして説明します。 ! [MASTER OUT] 端子に接続している機器 ( パワーアンプ、パワー ドスピーカーなど ) のボリュームを適切に設定してください。ボ リュームを上げすぎると大音量で音声が出力されますのでご注意 ください。 0 操作する ( 基本編 ) ミキサー部 HI MIN MIN MAX MID BACK 4 CUE PANEL MIN MAX MIN LOW MASTER LEVEL L a MIN MAX MIN 0 FILTER FI HEADPHONES MIX b 5 LPF HPF CUE MASTER LPF HEADPHONES LEVEL CUE 6 C MIN MAX ヘッドホンで音声をモニターする 7 以下のように、ツマミなどの位置を設定してください FILTER FADE 8 4 [MASTER LEVEL] ツマミを回して、スピーカーの音声レ ベルを調整す
操作する ( 応用編 ) これ以降の操作説明の記載では、Serato DJ Intro のソフトウェアマ ニュアルで説明されていない、本機と Serato DJ Intro を組み合わ せたときの特有な機能について説明しています。 1 [MANUAL LOOP] モードボタンを押す [MANUAL LOOP] モードボタンが点灯し、マニュアルループモードに 切り換わります。 2 再生中にパフォーマンスパッド 1 を押して、ループイン ポイントを設定する パフォーマンスパッドを使う DDJ-SB のパフォーマンスパッドでは、4 つのモードがあります。 ループ イン パッドモード 「ホットキュー」、「オートループ」、「マニュアルループ」および「サン プラー」をコントロールします。 そ れ ぞ れ の 機 能 は パ ッ ド モ ー ド ボ タ ン ( [ HOT CUE] モ ー ド ボ タ ン、[AUTO LOOP] モードボタン、[MANUAL LOOP] モードボタン、 [SAMPLER] モードボタン ) で切り換えます。 ホットキューを設定した位置から瞬時に再生できます。 ! ホットキュ
4 エフェクト 1 ボタンを押して、1 番目のエフェクトをオ ンにする エフェクトを使う Serato DJ Intro には FX1 と FX2 の 2 つのエフェクトユニットがあ ります。それぞれのユニットで、エフェクトユニットあたり 3 つのエ フェクトが選択できます。 エフェクトユニット FX1 はデッキ 1 に、エフェクトユニット FX2 は デッキ 2 に適用されます。 Serato DJ Intro のエフェクトユニットの画面表示 1 2 3 4 1 1 1 3 4 3 4 3 4 2 エフェクトの種類が表示されます。 エフェクト時間が表示されます。 エフェクトのオン / オフが表示されます。 エフェクトのレベルが表示されます。 本機のエフェクトレベルツマミは、Serato DJ Intro の 3 つのエフェ クトのレベルを同時にコントロールします。 本機を使って最大 3 つのエフェクトを、同時にコントロールできます。 FX1 5 エフェクト 1 ボタンを押して、1 番目のエフェクトをオ フする 3 つのエフェクトを同時に操作する 以下に示すように、同時に3つのエ
5 エフェクト 2 ボタンを押して、2 番目のエフェクトをオ ンにする 1 番目のエフェクトと 2 番目のエフェクトが、同時にオンの状態にな ります。 6 エフェクトレベルツマミを操作して、エフェクトレベル を調整する エフェクトレベルツマミを、さらに右に少しずつ回しながら、エフェク トレベルを上げていきます。 この操作では、1 番目のエフェクトと 2 番目のエフェクトの両方が有 効です。 7 エフェクト 3 ボタンを押して、3 番目のエフェクトをオ ンにする 3 つのエフェクトが、同時にオン状態になります。 Serato DJ Intro の画面上のエフェクトレベルツマミの位置と本機の エフェクトレベルツマミの位置が一致すると、エフェクト時間が調整で きるようになります。 ! エフェクト時間:[1/2] 9 エフェクトをオフにする エフェクト 1 ボタンを押して、1 番目のエフェクトをオフにします。 エフェクト 2 ボタンを押して、2 番目のエフェクトをオフにします。 エフェクト 3 ボタンを押して、3 番目のエフェクトをオフにします。 ! 複数のエフェクトをオンにするときは、それぞれのエフェ
1 デッキ 1 とデッキ 2 でトラックを再生する 2 [FILTER FADE] ボタンを押す ボタンが点滅し、フィルターフェードをオンに設定します。 フィルターフェードをオンに設定しているときは、フィルターツマミの 操作は無効です。 3 クロスフェーダーを左端から右端へ、または右端から左 端へ動かす 操作する ( 応用編 ) デッキ 1 のトラックからデッキ 2 のトラックへミックスするときは、 左端から右端へ動かします。 デッキ 2 のトラックからデッキ 1 のトラックへミックスするときは、 右端から左端へ動かします。 4 もう一度、[FILTER FADE] ボタンを押す ボタンが点灯し、フィルターフェードをオフに設定します。 フィルターフェードをオンに設定しているときに、フィルターツマミ を操作したときは、フィルターフェードをオフに設定したときのフィル ターツマミ位置が設定されます。 マイクの音声をミックスする ワイヤレスマイク等の出力レベルの高い機器を接続したとき、マイク音 声が歪む場合があります。出力レベル切り換えやゲイン調整ができる場 合は、本機のマイク端子に入力される信号レベル
ユーティリティーモード 以下の設定を変更することができます。 ! チャンネルフェーダースタート設定 ! デモモード設定 ! ジョグダイヤルの MIDI メッセージの送信間隔の設定 ユーティリティーモードを起動する DJアプリケーションを起動したままユーティリティーモードを起 動させると、設定する状態が正しく表示されない場合があります。 1 コンピューター上のDJアプリケーションを終了させる 2 USB ケーブルを本体から抜く 本機の電源をオフにします。 ! コンピューターに差してある USB ケーブルは、差したままにして ください。 3 左側のデッキのパフォーマンスパッド 1 ボタンとパ フォーマンスパッド 4 ボタンの両方を押しながら、USB ケーブルを本体に接続する 本機はジョグダイヤルの MIDI メッセージの送信間隔を調整するモード を備えています。 本機から送信される、ジョグダイヤルの MIDI メッセージの送信間隔が 短い場合、お使いのコンピューターの OS やスペックによってはジョグ ダイヤルが正しく動作しないことがあります。そのような場合は以下の 手順に従って MIDI メッセージの
その他 故障かな?と思ったら ! ! 故障かな?と思ったら、下記の項目および Pioneer DJ サポートサイトへアクセスして、[DDJ-SB] の [ よくある質問 ] を確認してください。 また、本機と接続している機器もあわせて確認してください。それでも正常に動作しないときは、22 ページの「保証とアフターサービス」を お読みのうえ、販売店にお問い合わせください。 静電気など、外部からの影響により本機が正常に動作しないことがあります。このようなときは、電源をオフにしてから 1 分後に再度電源をオ ンにすることで正常に動作することがあります。 ここを確認してください 対応の仕方 電源が入らない。 付属の USB ケーブルが正しく接続されています か? 付属の USB ケーブルを正しく接続してください。 接続されているコンピューターの USB ポートか らの給電が不足していませんか ? 十分な給電ができる USB ポートに接続してください。 DJ プレイに使用しない機器が別の USB ポートに接続されている場合は、それ らも抜いて電力を確保してください。 その他 こんなときは 接続先の
こんなときは ここを確認してください Serato DJ Intro の動作が不安定に なる。 ソフトウェアのバージョンは最新になっています Serato DJ Intro の無料アップデートをウェブサイトよりダウンロードできま か? す。最新のバージョンをご利用ください。 (4 ページ ) 対応の仕方 Serato DJ Intro 以外のソフトウェアを同時使用 コンピューターの負荷を減らすために、他のアプリケーションを終了してくだ していませんか? さい。 それでも不安定な状態が続く場合は、ワイヤレスネットワークなどの無線接続、 ウィルス対策ソフト、スクリーン・セーバー、省電力モードなどを無効にして みてください。 コンピューターに他の USB 機器を接続していま せんか? 他の USB 機器をコンピューターから外してください。 他の USB オーディオデバイスと同時にコンピューターに接続すると、正常に 動作および認識されないことがあります。 USB ハブを使っていませんか? USB ハブは使えません。コンピューターと本機を付属の USB ケーブルで直接 接続してください。 本機が接続さ
他の D J ソフトウェアのコントローラー として使用する 本機は、ボタンやツマミなどの操作情報を汎用の MI DI 形式でも出力 します。MIDI 対応の DJ ソフトウェアをインストールしたコンピュー ターと USB ケーブルを使って接続すると、本機で DJ ソフトウェアを 操作できます。また、コンピューターで再生している音楽ファイルの音 声を本機から出力できます。 Serato DJ Intro ソフトウェア以外の DJ ソフトウェアを操作するコン トローラーとして使用するときは、DJ ソフトウェアのオーディオおよ び MIDI に関する設定もしてください。 ! 詳しくは、お使いの DJ ソフトウェアの取扱説明書をご覧ください。 MIDI メッセージについて ( 著作権等 ) 本ソフトウェアに関する著作権その他一切の知的財産権は、当社あるい はその関連会社に帰属します。本ソフトウェアは、著作権法及び国際条 約の規定により保護されています。 ( 保証及び技術サポートの否認 ) 本ソフトウェア及びそれに付随する一切の資料等は、あくまで「現状の まま」提供されます。当社は、お客様や第三者に対して、こ
保証とアフターサービス 商標および登録商標について Pioneer はパイオニア株式会社の登録商標です。 Microsoft, Windows および Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商 標です。 ! Mac OS、iTunes、および Finder は、米国および他の国々で登録 された Apple Inc.