Operation Manual
雪崩発生
もし、グループの他のメンバーが埋まっていなくて、チームでの能率的な捜索と救助活動が可能であれば
埋没者を救出できる確率は高くなります。雪崩発生直後の最も大切なことは、周囲のメンバーに警報を発
し、落ち着いて冷静に観察することです。
埋没者捜索
シグナルサーチ(目+耳、ビーコン)
クロスサーチ(最初の信号より捜索開始)
ファインサーチ(5m以内まで近づく
ピンポインティング(規則的なプロービング)
掘り出し : 埋没者のエアポケットに気を付けな
がら掘り出します。
ファ ース ト エ イド : 口・鼻の気道確保。体温が
奪われない様に寒さ対策。
救助
冷静に落ち着き、状況を判断します :
他 に危 険 はありませんか?
埋没者数は何人ですか?
捜索エリアを決定します!
救助要請の電話をかけて下さい(最大2分):
電話が通じなければ付近にいる人か山小屋
に連絡を依頼します。
ディスプレイの 表
示、雪崩の状況(
雪面)を共にチェッ
クする
1
2
3
4
5
6
シグナルサーチ ファインサーチ ピンポインティング コースサーチ
捜索スピード 捜索結果の精度
サーチモード | シグナルサーチ
メインスイッチをSEARCH(受信/捜索)モードにセットします。
雪崩のコースを観察し、犠牲者が雪崩に遭遇した地点(1)と
消失点(2)をできるだけ正確に特定して下さい。これらのポイ
ントの延長が雪崩の方向(3)を示します。この左右が第一の捜
索エリアになります。
1 雪崩との遭遇点
2 消失点
3 雪崩の方向
あなたは現在、初期捜索を開始しました。ピープスDSP PRO/
DSP SPORTは、円形の受信範囲を持って最初の信号の方向
と距離を表示します。同時に最大の受信範囲の中にある全て
の埋没者の信号を受信します。最初の信号を受信するために、
限定された捜索エリアに沿って指定された捜索幅で素早く行
動します。DSP PROの場合で60m、DSP SPORTの場合で
50m が目安 です。
重 要! 全ての関係者(観察者を含む)がビーコンを捜索(受信)モードに切り替えなければなりません。
あらゆる電子機器(携帯電話、ラジオ等)の電源を切り、金属製の製品を捜索する付近から取り除きます。
スキ ーによる捜 索 単独での捜索 複数での捜索
d = 捜索幅
1
3
2
06/15 ||
06/15 189188
DEENESFRITCZSKSIRUJP