Technical Bulletin
COTB5--WW-JPN, Rev.3, 6/2015 6/7 ページ
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重要なケーブル使用温度定格
束線数とケーブルタイプの決定には、次の簡単な方程式が利用できます:
ケーブルの温度定格 ≥ 周囲の温度 + 束線ケーブルの上昇温度
したがって、ケーブル敷設場所の周囲温度、使用するケーブルタイプまたは束ねるケーブル数から予想されるケー
ブルの上昇温度、およびケーブルの最大使用温度を知る必要があります。パンドウイットのケーブルの多くは
75 ℃ の温度で動作させることが可能で、業界平均の 60 ℃ を上回っています (パンドウイットのカテゴリ 6A
MaTriX ケーブルは最大使用温度がすべて 75 ℃)。このため、ケーブル敷設場所の周囲温度に関して、より柔軟
な選択が可能になります。
PoE の配備
パンドウイットでは、冗長電源を二重に用意して電力供給元を多様化し、必要となるデータや電力の量が将来増
えても対応できるようにすることを推奨しています。具体的には、以下のとおりです:
電源が必要な機器ごとに 2 つのカテゴリ 6A ケーブルを接続する
接続元の配線エリアが互いに異なるカテゴリ 6A ケーブルを使用する
例えば、無線アクセスポイント技術は、ケーブル技術と比べてはるかに高速になっていますが、2017 年までには、
無線アクセスポイント技術の速度は、現在の倍の 7 Gbps になると予想されています。この傾向が続けば、無線
アクセスポイントは 2020 年までに 10 Gbps 超に対応することが必要になります。10GBASE-T をサポートす
るカテゴリ 6A ケーブルと 71 W の電力をサポートするカテゴリ 6A ケーブルの 2 つを使用すれば、将来予想
される無線技術データや所要電力を確実にサポートできる配線インフラストラクチャを構築できます。
推奨事項
新規の敷設ではカテゴリ 6A を使用することを推奨します。その理由は、カテゴリ 6A では 10GBASE-T という最
高速のデータレートをサポートできると同時に、現在または将来の Power over Ethernet の利用において、束ね
るケーブルの数が制限されないためです。
カテゴリ 6A 以外の異なるケーブルタイプを PoE のために使用する場合は、本書のガイドラインに従って束ね
るケーブルの数を削減し、より細いゲージケーブルを利用してください。これらの束線を組み合わせることで、同
じ数のケーブルを配線することができます。
また、配備する PoE デバイスごとに、2 本のケーブルを接続することを推奨します。